【テセウスの船】10話最終回ネタバレ!犯人の過去と共通点・動機・結末

TBSの日曜劇場ドラマ「テセウスの船ネタバレSP」の10話最終回のあらすじ、ネタバレを紹介していきたいと思います。

9話では、12年前の音臼村の祭である事件が起きていました。

きのこ汁の中に毒きのこが混ざっていて、一人の女性が亡くなった・・・。

その女性というのが、徳本卓也(今野浩喜)の母親でした。

そして木下に穴を掘る徳本。

そんな徳本に「もうひと頑張りだ!」と声をかける井沢(六平直政)。

「あいつ図体デカイからな」

と言うも、それは文吾を元気づけるための準備でした。

イノシシを分けてもらって、イノシシ鍋を作っておりました。

そして心が校長(笹野高史)の元を訪れ、食中毒事件の事などを聞いたあと、校長と木村さつき(麻生祐未)のあの怪しい感じ・・・。

「ここにも来るとは」

というような事を校長は言っていました。

それでも何か知ってそうな雰囲気はありましたね。

12年前の事件の事なのか・・・。

文吾のワープロに加藤みきおが打ったと思われる犯行のテキストが入っていた。

そして、佐野家の裏庭に青酸カリを埋めたという文言が・・・。

掘り返してみると青酸カリが出てきた・・・。

これはいったいどういう事なのか・・・。

小藪さんに連行される時の文吾の意味深な表情・・・あれはいったい何を物語っているのか・・・。

文吾の顔から冷静さが無くなっていた気がします。

結局自分が犯人という事にされてしまったからなのか・・・それとも・・・?という展開でした。

それでは、9話はどのようになっていくのか、紹介していきたいと思います。



ドラマ「テセウスの船」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・1話のネタバレ、千夏ちゃんが選ばれた理由はこちら

・2話で三島明音が失踪した・選ばれた理由

・由紀ノートの行方と金丸が会った人物・突き落とした人物はこちら

・田中義男の死についてはこちら

・加藤みきおが襲われた理由、裏切りの切っ掛けはこちら

・文吾のワープロや裏庭の青酸カリの謎はこちら

・10話最終回のあらすじはこちら

・10話最終回のネタバレはこちら

・佐野文吾が自白した謎についてはこちら

・田中正志と加藤みきおの過去と共通点・動機・結末はこちら

ドラマ「テセウスの船」10話最終回のあらすじネタバレ

駐在所のワープロから犯行日記が、庭から青酸カリが発見されて逮捕されてしまった文吾(鈴木亮平)。

しかも・・・文吾は一連の事件の連続殺人の容疑を認め、自供する。

「俺が犯人だ」

心(竹内涼真)と和子(榮倉奈々)は文吾から「家族の縁を切る」と言われ、ショックを受ける。

すべては黒幕の仕掛けた罠なのか、それとも本当に文吾が殺人犯だったのか。

大きく揺れる心と家族。

バラバラになってしまった家族は最大のピンチをどう乗り越えるのか・・・?

そして、事件の真相を追う心の元に黒幕から最後のメッセージが届く。

それは、心に究極の選択を迫るものだった。

過去を変えて家族の未来を救うため、心はある決意をする。

やがて迎える黒幕との対峙。

そこで事件のすべての真相が明らかにされる。

心と家族の未来はどう変わるのか・・・?

ドラマ「テセウスの船」10話最終回のネタバレ

最終回では色々な事がありました。

そして、今回の「テセウスの船」特別編では、未公開シーンも追加されます。

この記事は未公開シーンが追加される前、リアルタイム放送のネタバレになります。

リアルタイムで放送されていた当時、とにかくTwitterで言われていたのは

「だから単独行動するな!!」

の嵐でした。

結果的に、何故佐野文吾は自白したのか・・・というのは、犯人から家族を脅かすような脅迫があったからでした。

その事実が解ったのは、加藤みきおの行動によるものでした。

青酸カリによって意識を失っていた加藤みきおは意識を取り戻し、心の前に姿を現しました。

そして、何一つ真実にたどり着けない心に対して、みきおは言います。

そこで加藤みきおは、犯行動機を話し始めます。

全ては鈴のためだった。

加藤みきおは学校でイジメられていたけど、鈴が助けてくれた。

そして、助けてくれた鈴の事を守りたい・・・そう思い、鈴が頼りにしている佐野文吾が邪魔になった・・・。

しかし、加藤みきおは、心が未来に戻った時に手にしたレコーダーを聞き、未来の鈴の姿を知った・・・。

文吾が捕まる事によって、不幸になる鈴を見たくなかったから、加藤みきおは、佐野文吾の冤罪を晴らす気になった・・・と言って、これまで自分が犯してきた事を話し出す。

そして、未来の自分が言った言葉・・・あれ、良いよね。

と言って

 
「ジエンドー!!」
 

と叫びながら自殺を図る。

まさかの「ジエンドー!!パート2」にも驚愕でした!

しかし、この加藤みきおの発言を録音したレコーダーを、心は警察の元へ持って行き、無事に佐野文吾の無罪が確定しました。

そこから、12年前の音臼村祭の事で校長の息子の存在が気になり、校長を捜すも見つからない・・・。

ここで校長が黒幕なのか!?と一気に盛り上がるも、校長は東京へ息子に会いに行っていた。

そして、ついに黒幕と対峙する文吾。

黒幕・真犯人は、田中正志(せいや)でした!

12年前の音臼村祭のキノコ汁に毒キノコを入れたのは、田中正志の母親でした。

間違って入れただけなのかもしれない、母さんはキノコを入れただけなのに、文吾に逮捕された。

そして犯罪者の家族という事でイジメなどに遭い、家族は壊れていった・・・。

佐野文吾に復讐したい・・・その目的が加藤みきおと一致したから手を組んだ・・・という事でした。

そして、心は刺されてしまうのですが・・・そこから未来へ。

未来パートでは、心が由紀を家族に紹介するところから始まりました。

いつもと化粧が違い、若作りした由紀と心。

これは、恐らく田村心が過去に行ったあの時よりも若い設定ですね。

だから二人の感じが違う。

そしてまさかの慎吾の未来の姿がハライチの澤部佑さん。

そして疑問なのは、整形して貫地谷しほりだったはずの鈴が、また貫地谷しほりだった(笑)

しかし、心と由紀から産まれてくる子供に、未来という名前を提案した文吾。

これは田村心が残したタイムカプセルから知った事。

そして、この未来パートに移る時の文吾の「テセウスの船」についての語り。

これは、田村心が死んだ事を暗示していると思います。

田村心が生きていたら、この時代でも何処かで生きているのか?

しかし、死んでしまったと思います。

由紀との結婚の報告に来たのは、過去のパートで和子のお腹の中に居た佐野心です。

何はともあれ、全てを知っているのは文吾だけ。

そんな文吾を見ると・・・泣けます・・・。

あと、加藤みきおが・・・っていうか木村みきおが未来でピンピンしているのは、やはり年齢的に犯罪で裁けなかったから・・・という感じですね。

笑顔の木村みきおと、木村さつき、おしゃえなカフェに似つかわしくない?芋羊羹・・・食べてみたい・・・。

佐野文吾が自白をした事について

それでは、ここでは何故佐野文吾が自白をしたのかや、犯人である田中正志や加藤みきおの内面についてネタバレしていきたいと思います。

これは、Paraviで限定配信されている「犯人の日記後編」を見れば解ります。

佐野文吾が逮捕させた田中正志は、佐野文吾を脅し、自白を引き出そうとする。

サラダ記念日の特定の文字に印をつけて

「家族・み・な・殺し」

と読ませました。

望みが絶たれ絶望する田村心たち・・・。

あとは、確実に佐野文吾が死刑になるのを見届けるだけだったが、目を覚ました加藤みきおが動き出す。

加藤みきおの裏切り

加藤みきおと田中正志は、佐野文吾を消したいという同じ想いで計画を進めてきた。

田中正志の目的は「佐野文吾への復讐」

しかし、加藤みきおが求めているものはずっと変わらず、ただ一つだった。

佐野鈴の笑顔を守るために、自分の証言を録音し、自ら青酸カリを飲み、自殺を図る加藤みきお。

 
「ジエンドォォォォーーーー!!!!!(過去ver)」
 

佐野文吾が背負うはずの全ての罪を、加藤みきおが自供してしまったことで、佐野文吾は釈放されてしまう。

「みきおが余計なことをしてくれた」

「でも 佐野文吾には絶対に殺人犯になってもらおう」

「まずは息子を追っ払って一人にさせる」

田中正志と佐野文吾の対峙

佐野文吾を殺人犯にするために、最後の計画が動き始める。

田村心を手紙で誘き出し、狙い通りに一人で出て行くと、仙南署
にニセの通報を入れる田中正志。

一人になった佐野文吾を待ち受ける。

最後の計画は、自分自身を殺させることで

“殺人犯・佐野文吾”

を生み出す事だった。

「母さん もうすぐそっちに行くよ」

「これで終わりだ 佐野文吾は殺人犯になる」

「本当の苦しみを 教えてやる」

佐野文吾を殺人犯にするという田中正志の計画は、果たされることはありませんでした・・・。

田中正志と加藤みきおの過去と共通点・動機・結末

今回の「テセウスの船」のParavi限定配信が何故よかったのか・・・それでは尺の問題や演出の問題で描かれなかった犯人である加藤みきおと田中正志の内面が見えたのが良かったですね。

やはり、犯行を行う人間の内面というのは興味深いものがありますし、しかも加藤みきおは小学生です。

そんな子供がこんな犯行を行う・・・というのはどういう事なのか・・・。

加藤みきおも田中正志も、結果的に犯行の根幹にあったのは「イジメ」だったと思います。

田中正志の場合は、殺人犯の子供という事でイジメられてしまったし、妹もそれを苦に自殺をしてしまった・・・。

色々な悲劇がありました。

しかし、行動力、実行力はなかったから、田中正志は実行力がある加藤みきおと組んで、自分の思惑を遂行させたのでしょう。

実行力がないからこそ、良心の呵責があったからこそ、自分の父である田中義男を自分の手で殺す事が出来なかった。

加藤みきおはこの事を

「自分でやればいいのに」

と言っていましたが、自分ではできなかったんですね。

その行動力がなかった。

だからこそ、殺人すら行動してしまう、ストッパーが飛んでる加藤みきおを使った・・・。

このドラマ「テセウスの船」はパラビ版も観ないと、ここまでの満足度は生まれませんね。

ここまでの状況があまり見えてこないからです。

もし、「テセウスの船」のこれから発売されるDVDにパラビの内容も含まれるなら・・・買っちゃおうかな・・・なんて思わせるくらい、心に残る作品だった・・・と思います!

ドラマ「テセウスの船」10話最終回の主要キャスト

田村心 演:竹内涼真

1989年(平成元年)に発生した「音臼小無差別大量殺人事件」の犯人・佐野文吾の息子。

加害者家族として世間の厳しい非難を浴び続け、教師になるという夢もあきらめて隠れるように生きてきた。

唯一の味方である妻の強い訴えで、父親と過去の事件に向き合うことを決意。

ある日、音臼村の事件現場を訪れると突然、濃い霧に飲み込まれ、事件直前の30年前にタイムスリップしてしまう。

佐野文吾 演:鈴木亮平

心の父親。音臼村の駐在警察官だったが、1989年に発生した「音臼小無差別殺人事件」の犯人として逮捕される。

その後、死刑判決が確定したが、一貫して無罪を主張し続けている。

殺人犯として逮捕されるまでは、村民から慕われ頼りにされる警察官で、家族も大切にしている良き父親だった。

田中正志 演:せいや

村の名士の息子。

体の不自由な父親の介護のため、音臼村へ通っている。

加藤みきお 演:柴崎楓雅

佐野鈴の同級生。

佐野鈴に特別な想いを寄せ、何らかの目的をもって行動している。

ドラマ「テセウスの船」ネタバレSPを楽しもう!

既にドラマを見ている人も、まだ見ていない人も、今回のドラマ「テセウスの船ネタバレSP」で再び楽しみましょう!!

放送が終わったら、ParaviかDVDなどのソフトですね!

殺人事件が起こるドラマですが、家族の絆を見ることが出来ます。

温かい家族、気持ちを感じながら楽しみましょう!

最終回の未公開シーンが楽しみ!

 
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