ドラマが遂に放送開始された漫画「私たちはどうかしている」の最新話62話のネタバレや感想を紹介していきたいと思います。
前回の61話では、椿は事件の当時を思い出していた。
血を流した父がお願いだと、自分の方へ手をのばす様子が浮かぶ七桜に一生消えない傷をつけたと考えていた・・・。
由香莉は多喜川のことなら自分が教えてやるという。
七桜は敵意を感じ取り、本人に訊くと応える。
由香莉は、そこ古くなってるから気をつけてと言って七桜を階段の上から突き落とした。
下にいた多喜川はその瞬間を目撃。
急ぎ七桜の元へ向かうのだった・・・という展開でした!
更に今回ご紹介する62話ではどのようにストーリーが進んでいくのか・・・。
漫画「私たちはどうかしている」をご覧くださいませ!
「私たちはどうかしている」のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!
「私たちはどうかしている」62話のネタバレ
気を失う七桜の名を呼び続ける多喜川。
階段の上にいた由香莉はその場から離れた。
城島が光月庵に戻り、七桜が階段から落ちたことが伝えられる。
七桜は頭を切って病院に行っていると城島がいうと、椿がどこの病院だと聞く。
多喜川が付き添い、入院になるかもしれないから荷物を取りに来たと城島の話を聞いた椿が光月庵を飛び出した。
待合室で座る多喜川の元に、頭部に包帯をまいた七桜が診察室から出てくる。
入院は?と聞くと、
「結果は異常なしで縫っただけだから入院はしなくても大丈夫」
と七桜は言う。
ホッとした顔で座り込む多喜川が「本当によかった・・・」と言った。
七桜は武六会のことを思い出し、戻らなきゃと動こうとするが、フラついてしまう。
多喜川は奉納の儀は少し遅れているから急いで行かなくても平気だと諭し、外のベンチで休むことにする七桜。
由香莉のことを謝る多喜川に、幼馴染なのかと聞く七桜。
家同士が親しく、家を背負う立場で近くにいただけでそれ以上のことはないと真剣な顔の多喜川。
七桜は逃げずに向き合わなきゃと渡された手紙を取り出し、
「これが本当にママの手紙なの?」
と質問する。
向かい合う二人の近くの自販機で、子供に何が飲みたい?と聞いている大人がいた。
子供はうまく言葉を話せず、それを見て、ゆっくりでいいからねと語りかける大人の姿を見ながら、ずっとあの子と同じだったと多喜川。
周りからバカだと思われちゃいけない、がっかりさせちゃいけない、と思う内にどんどん言葉がでなくなっていく幼い多喜川。
薫の母は言葉を出せない多喜川を自分のせいだと責め、夫がよその女のところへ通うのも自分のせいだと責める姿を見て、
「違う!」
と言いたいのに言えない多喜川。
もどかしい思いを抱えたまま、成長した多喜川が父とともに光月庵に行ったとき、「何がいい?」と聞かれる。
大福に目が行ったが、
「飴」
と答えてしまう多喜川。
大福は食べるときに着物が汚れるし、とあきらめていると、
「本当は何が好きなの?」
と聞かれる。
百合子が多喜川に微笑みかけ、なんでもあるから好きなものを教えてほしいな、好きなものを好きって言えないのはさみしいよねと言った。
大福と答えると、おまけと懐紙に包んだ大福を手渡す百合子。
「懐紙に包んで食べれば着物も汚れないよ」
と言われた多喜川。
今まで誰にも言えなかったのにと思いながら大福を食べた多喜川は
「おいしい!」
と言った。
よかったと言った百合子が私もうれしいと笑う。
その言葉に救われた多喜川は思ったことを言葉にしていい、誰も困らない、がっかりされないんだと気付いた。
「初恋だったんだよ」
と今の多喜川が言う。
「中学生が相手にされないとわかっていても、憧れて、百合子の温かさが好きだった」
と語った。
あの手紙は嘘じゃない、百合子が書いたものだと多喜川。
父は百合子の御菓子が本当に好きで、特別贔屓にしてて百合子も頼りにしていたと明かす。
百合子が逮捕されたときも、父がすぐに弁護士を依頼し、その弁護士づてにあの手紙を預かったと説明した。
「子供に渡してほしい、でも成人してからにしてほしい、父から言われていたが、百合子を思い出すのが怖くてなかなか実行できずにいた」
と話す多喜川。
でも中身が気になって封を開けたら何もやっていないと書かれていた。
百合子は無実で、あの女将の陰謀だったと理解した多喜川は、百合子無念を晴らすにはどうしたらいい?と考えて、七桜を利用することにした。
俯き、
「本当にごめん」
と謝る多喜川は、ずっとそばにいると言いながら、知られるのが怖かったと手で顔を覆う。
一緒にいてほしかったのは僕のほうだと思う多喜川。
七桜は百合子が捕まった後、親戚が口をそろえて百合子のことを怖い、恐ろしいと言う。
誰も本当のままを覚えてない、と自分の服をつかむ幼い七桜。
優しかったんだよ、笑うと顔がくしゃっとなって抱っこされるとほんのりあんの香りがして、と母に抱きしめられた時のことを思い出す七桜。
顔を覆ったままの多喜川を見て、私と同じ思いを持つ人と抱きしめる七桜。
その様子を物陰から椿が見ていた。
二人から背を向けて椿は歩き出した。
武六会では光月庵の御菓子が出されていた。
白い花衣に金箔の御菓子を前に美しいと声を漏らす。
いただきますと全員が御菓子を口に運ぶと、生地がふわふわで白あんの風味がいい、気品を感じる見た目だわと高評価だった。
こんな御菓子を作れるなんて思わなかった、光月庵の未来は明るいかもしれないと話しているのを聞いた由香莉は待ってくださいと口をはさむ。
「今は2月なのに桜の御菓子なんて邪道だ、和菓子はそのときの季節を大事にするもの」
と訴える由香莉。
たしかにという空気になったところに、江戸彼岸ですと答える声がした。
そこには正座をして手をつく椿がいて、早咲きの桜ですと言った。
店主に代わって御菓子の説明に参りましたと椿が挨拶をすると江戸彼岸の説明を始めた。
特別寿命が長い江戸彼岸は武六会の繁栄を末永く願う御菓子ですと締めくくった。
「奉納の儀にふさわしい、神前に供えられると聞き、当主がいないのは責任がなさすぎる」
と食い下がる由香莉。
「光月庵の和菓子に魅力を感じない、旅館で出しているが別のお店にするか考えている」
と話す由香莉に、
「とんだいいがかりだな」
と言う椿。
「うちの当主がここにいないことを一番よく知っているんじゃないか」
と言いながら、由香莉に詰め寄った椿は
「うちの大事な当主に何をしたんだ?七桜になにをしたんだ」
と静かに問い詰める。
どういうことですかと周りに聞かれて言葉に詰まる由香莉。
そこに私の不注意で階段から落ちたんです、と包帯を巻いた七桜が現れた。
七桜は大事な奉納の儀の最中に席を外したことを謝った。
由香莉の前で、私にチャンスをくださいと告げる七桜。
「納得するお菓子を光月庵は作ります」
と七桜は頭をさげた。
※続きの63話のネタバレは下記記事からどうぞ!
【私たちはどうかしている】63話ネタバレ!最新話で由香莉は七桜と椿に?
「私たちはどうかしている」62話の感想
今回の62話では多喜川のことが分かりましたね!
多喜川の初恋・・・。
そんな多喜川の気持ちから、七桜にたいしてあんな行動に出たんですね。
ここからいったい七桜は、光月庵は、椿は、多喜川はどこへ向かっていくのか!
次の63話を楽しみにしましょう!
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