【半沢直樹】特別総集編ネタバレ!第1シリーズの最終回結末をおさらい!

日曜劇場のドラマ「半沢直樹」の再放送である特別総集編の放送に伴い、「半沢直樹」第1シリーズの1話から最終回、最終話・結末までのあらすじやネタバレを紹介していきたいと思います。

半沢直樹はこれまで再放送されることはありませんでした。

しかし、続編が放送されることに伴い、特別総集編としての再放送と、TVerでの全話配信が行われることになりました。

それではTBSの日曜劇場枠の歴史に残る視聴率を叩き出した第1シリーズの「半沢直樹」について紹介していきたいと思います。



日曜劇場「半沢直樹」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・主要キャストはこちらから

・1話~5話のあらすじネタバレはこちらから

・1話~5話のネタバレはこちらから

・6話~10話最終回のあらすじネタバレはこちらから

・6話~10話最終回のネタバレはこちらから

日曜劇場「半沢直樹」の主要キャスト

半沢直樹 演:堺雅人

渡真利忍 演:及川光博

近藤直弼 演:滝藤賢一

中野渡謙 演:北大路欣也

大和田暁 演:香川照之

黒崎駿一 演:片岡愛之助

浅野匡 演:石丸幹二

東田満 演:宇梶剛士

日曜劇場「半沢直樹」1話のあらすじ・ネタバレ

東京中央銀行大阪西支店・融資課長の半沢直樹(堺雅人)は、バブル経済末期に銀行に入行したいわゆる「バブル入行組」。

それから20年ほど経過した現在、行内では業務の中心的役割を担う世代になっていた。

東京本店融資部に勤務する渡真利忍(及川光博)は、半沢と同期入行組であり、入行以来の親しい仲。

頻繁に助言をし、半沢をフォローし続ける。

一方家庭では、妻の花(上戸彩)が、文句を言いながらも明るく実直な性格で夫を支える。

そんな半沢に、ある日突然支店長の浅野(石丸幹二)から強引な指示が下り、西大阪スチールから5億円の融資契約を取り付けることになった。

しかも、新規の融資先にも関わらず条件は「無担保」。

この融資によって営業目標を達成した大阪西支店は、名誉ある最優良店舗賞を初受賞すことになった。

しかし、一見優良企業に見えた西大阪スチールは陰で莫大な負債を抱えており、それを隠すために行っていた粉飾決算が発覚。

融資からたった3か月後、西大阪スチールはあっけなく倒産した。

この結果、東京中央銀行は融資額5億円全額を騙し取られることになってしまった。

出世に執念を燃やす浅野支店長は、その全責任を半沢一人に負わせようと画策。

東京中央銀行で異例のスピード出世を果たし、常務にまで上り詰めた大和田(香川照之)にまで根回しをする。

東京中央銀行は、バブル期の膨大な不良債権に苦しんだ都市銀行が合併して出来上がった「メガバンク」。

行内には、合併後も「旧・産業中央銀行」出身者、「旧・東京第一銀行出身者」の派閥に分かれ、熾烈な権力争いを繰り返していた。

大和田常務は「旧・産業中央銀行」出身、浅野支店長も同行出身である。

そんな中にあって「旧・東京第一銀行出身者」の中野渡頭取(北大路欣也)は、行内融和を唱え、派閥対立を鎮めるために苦心していた。

融資失敗の責任に関して、東京本店に呼ばれ聞き取り調査に出席した半沢は、全責任を自らに負わせようとする上司たちに真っ向から反発し、取られた5億円を取り戻すと宣言する。

何故ならそれが、半沢がバンカーとして生き残るための、唯一の道だったからだ・・・。

日曜劇場「半沢直樹」2話のあらすじ・ネタバレ

半沢(堺雅人)の勤める東京中央銀行は、西大阪スチールへの融資で5億円の不良債権を抱え込むことになり、半沢は自身の命運を賭けて融資金の回収に動く。

そんな中、残された資料から同社の倒産が「計画倒産」であった疑いが浮上。

半沢は西大阪スチール倒産の影響で連鎖倒産を余儀なくされた竹下金属の社長、竹下清彦(赤井英和)に協力を仰ぎ、苦労の末、ついに東田社長(宇梶剛士)が海外に所有している時価5千万円の別荘の存在を突き止める。

しかしこの物件の存在には国税局もほぼ同時に気が付いており、資産差し押さえを巡って半沢と国税局査察部統括官の黒崎(片岡愛之助)との間で激しい攻防が繰り広げられる。

東田が隠す資産の行方は?

そして姿を消した東田と未樹(壇蜜)に先に辿り着くのは半沢か、それとも国税局の黒崎か!?

日曜劇場「半沢直樹」3話のあらすじ・ネタバレ

西大阪スチールへの融資で焦げ付いた5億円もの金額を、全額回収すべく奔走する半沢(堺雅人)だが、東田(宇梶剛士)が海外に所有する5千万円の別荘は差し押さえ寸前で国税局の黒崎(片岡愛之助)に横取りされる結果となってしまった。

そんな半沢を次に待ち受けていたのは、裁量臨店(さいりょうりんてん)と呼ばれる本部からの内部検査。

しかしその検査は、融資事故の全責任を半沢に押し付けようとする浅野支店長(石丸幹二)が意図的に仕組んだもので、浅野の息のかかった人事部の小木曽(緋田康人)を中心としたメンバーで構成されていた。

一方、半沢と共に東田の居場所を探し続ける竹下(赤井英和)は、東田が隠れ家に使っていたマンションの所有者・小村武彦(逢坂じゅん)を探し当てるが、小村は東田について一切口を開こうとしない。

そんな中、半沢を支える妻の花(上戸彩)は、大阪へとやってきた浅野支店長の妻・利恵(中島ひろ子)を歓迎する食事会に参加したことをきっかけに、利恵と懇意になる。

半沢は、妻の花にまで会社のことで気を使わせてしまっていることを詫びる。

裁量臨店は半沢たち融資課に不利な情報ばかりが噴出し、融資課一同は苦しい立場に追い込まれる。

そして5億円の融資事故の情報をマスコミにリークすることと引き換えに東田の潜伏先を突き止めた半沢は、東田、未樹と一緒にいる男の姿に衝撃を受けるのだった。

日曜劇場「半沢直樹」4話のあらすじ・ネタバレ

融資事故の情報をマスコミにリークすることと引き換えに、ついに東田(宇梶剛士)の潜伏先を突き止めた半沢(堺雅人)。

しかし、その場所に張り込んだ竹下(赤井英和)が送ってきた写真に、東田と一緒に写っていたのは何と浅野支店長(石丸幹二)だった。

調べると、東田と浅野支店長にはお互いを結び付ける過去があることが判明。

そこで半沢は、浅野が東田から何らかの見返りを得ていないか、その証拠を探し始めることに。

そんな中、花(上戸彩)は突然、アルバイトがしたいと言い出す。

以前していたフラワーデザイナーの仕事ではないし、何のために働くのか真意を図りかねた半沢は花に尋ねるが、花は答えようとしない。

その後、部下と策を練って浅野の金の流れを掴むことに成功した半沢は、鍵を握る東田の愛人・未樹(壇蜜)に接触。

東田の隠し資産について聞き出そうとするが、未樹はなかなか口を割らない。

しかし未樹が、「ネイルサロン」を開くのを目標にしていることが分かった半沢は、花に言われた“ふとした一言”をきっかけに、未樹に銀行から正式な融資を受けるよう提案し、その手助けをすると話す。

未樹は戸惑いながらも半沢の提案を受け入れようとする。

未樹を東田から引き離して隠し口座の情報を聞き出そうとした半沢だが、またしても国税の黒崎(片岡愛之助)が半沢の前に立ちはだかる。

日曜劇場「半沢直樹」5話のあらすじ・ネタバレ

国税局に寝返った未樹(壇蜜)は黒崎(片岡愛之助)と取引をし、東田が自らに貢いだ店の開店資金の摘発を見逃してもらう代わりに、捜査への協力を約束する。

東田の潜伏先に捜査が入ると、未樹は東田から渡された印鑑や通帳を持ってベランダから逃走。

その後向かったのは、東田から指示された場所ではなく、近くで待機していた黒崎のもとであった。

一部始終を近くで見ていた竹下(赤井英和)は、「万事休すだ」と半沢(堺雅人)に伝える。

その直前半沢は、支店内の部下も同席する会議で浅野(石丸幹二)から実質的な出向の内示を言い渡されたばかりだった。

出向が決定的になるなかで、それでも半沢は最後の抵抗を試みる。

浅野との決着の行方は、そして最後に半沢がとった行動は・・・?

日曜劇場「半沢直樹」1~5話「オレたちバブル入行組」のネタバレ

【半沢直樹】特別総集編ネタバレ!第1シリーズの最終回結末をおさらい!

先ず、東田満(宇梶剛士)は自分の経営していた西大阪スチールに3年間の粉飾決算を続けさせ、計画倒産によって東京中央銀行から融資されていた5億を騙し取った。

大阪西支店長の浅野匡(石丸幹二)とはかつて同じ中学の同級生で、東田は浅野を「ターちゃん」と呼ぶほどの仲だった。

脱税によって得たものも含めて、12億もの不正資産を海外の銀行口座にプールしていた。

表向きは自己破産したにもかかわらず、隠し財産で贅沢な暮らしをしており、愛人の未樹(壇蜜)が勤務するクラブ「アルテミス」に入り浸り豪遊していた。

また、衰退していく日本に見切りをつけて、急速な経済成長が進むベトナム・ASEANでの新事業立ち上げを目論んでいた。

第一部のストーリーはそんな東田と隠し財産を差し押さえようとする半沢達との対決が軸となっています。

最後は半沢と未樹の結託により全財産を銀行に差し押さえられ一文無しとなってしまい、逆上して襲い掛かるが元剣道部の半沢にあっさり返り討ちにされる。

そして半沢から

「金さえあれば何でもできると思ったら大間違いだ。お前は社長の器じゃない」

と一喝され、自身が間もなく破滅することを悟り泣き崩れる。

その様子は彼を憎悪していた竹下(赤井英和)でさえも哀れに思う始末だった。

半沢に倍返しされる浅野匡(石丸幹二)のネタバレ

浅野匡は大阪西支店において、部下である半沢に対しては殊の他高圧的で傲慢な態度を取り、派閥の長である大和田には低姿勢で接する。

中学時代の同級生である東田と結託して西大阪スチールに5億の融資を騙し取られるよう仕組み、更にはその見返りとして融資した5億の内の5千万もの金を東田から受け取るという不正を働いた。

そして後に融資事故の件が知れ渡った際、最初は支店のために融資事故の責任を融資課長として全て背負うよう半沢に説得口調で頼んだが、半沢がそれに反発したため敵対する。

それ以降は行内で根回しするなどして半沢に様々な圧力をかけるようになり、半沢を出向に追い込もうとするが、藤沢未樹を味方につけた半沢が東田の隠し資産を探し当て見事に5億を回収、同時に不正の証拠を握られたことで形勢が逆転。

刑事告発も辞さない構えの半沢により、家庭や仕事上の立場まで崩壊寸前に追い込まれるが、その場へ来て事態を察した妻の利恵が半沢に懇願したことで、半沢から不正の件を見逃してもらう代わりに自分と部下を希望の部署へ異動させるという条件を提示されてそれを受け入れた。

そして第1話で交わしていた約束通り、半沢に土下座をして詫びた。

その後、取引に従い半沢ら融資課メンバー全員を希望の部署へ異動させたが、最終的には大和田にも切り捨てられる形で、出向取り消しとなった半沢の代わりとしてマニラの零細企業へ出向させられた。

この一連の裏には株取引の失敗で重ねた5千万もの借金を返済する目的があり、これが東田との結託と全ての不始末を自分に従わない半沢に被せるという陰謀の根本だった。

本部では長年人事畑出身で人事部長時代には小木曽や定岡が部下であり、5億の融資事故に裁量臨店を仕掛けたりするなど人事権を持つ力は支店長になっても衰えていない様子。

家族に妻・利恵や2人の娘、息子がいる。

大阪西支店長時代は妻子を東京に残しての単身赴任だった。

出向が決まった後、妻にはまた一緒に暮らせてホッとしていると打ち明けられた。

出向先のマニラで働いていたが、利恵から会社を辞めて日本に戻りのんびり暮らさないかと言われ退社する。

退社後は利恵と二人で北関東の田舎町で暮らすことになる。

日曜劇場「半沢直樹」6話のあらすじ・ネタバレ

半沢(堺雅人)が東京中央銀行本部、営業第二部次長に栄転し、既に1年が経とうとしていた。

ある日、部長の内藤(吉田鋼太郎)に呼び出された半沢は、突如大きな仕事を背負わされることになる。

それは老舗ホテルである伊勢島ホテルの経営再建と、近く金融庁が東京中央銀行に対して行う「金融庁検査」への対応だった。

伊勢島ホテルは長く業績が低迷し、東京中央銀行が200億円の融資をしたばかりであったが、その直後、資金の運用失敗で120億もの損失が出ることが明るみになったばかりであった。

大阪で回収不能と思われた5億の不良債権を回収した半沢だが、120億となると次元が違う。

「自分には無理だ」と言う半沢に対して、この案件は頭取(北大路欣也)命令であると内藤は告げる。

早速再建のために奔走する半沢だが、今回の巨大案件には伊勢島ホテルの羽根専務(倍賞美津子)はじめ様々な立場の人間の様々な思惑が錯綜しており、早期に事態の収拾を図ることは不可能のように思われた。

日曜劇場「半沢直樹」7話のあらすじ・ネタバレ

金融庁検査への対応と伊勢島ホテルの経営再建という、2つの大きな課題を突きつけられた半沢(堺雅人)。

金融庁検査を先頭で率いるのは、何と大阪西支店へ国税局査察部統括官として査察に入り、半沢と凌ぎを削った黒崎(片岡愛之助)であった。

黒崎は国税局から金融庁に戻り、東京中央銀行に対する検査の主任検査官として任命されたのである。

半沢は、伊勢島ホテルが200億円の融資を得るために、資金運用による損失の事実を隠ぺいする工作を行ったことを突き止め、その黒幕を探し始める。同時に伊勢島ホテルを救い、東京中央銀行が金融庁検査で巨額の引当金を積むことを避けるために、伊勢島ホテルの聖域とも言われる領域に手を付けることを湯浅社長(駿河太郎)に進言する。

しかしそのためには、湯浅社長と対立する羽根専務(倍賞美津子)の圧力をかわし、羽根を新社長に据えようと画策するある人物と闘う必要があった・・・。

日曜劇場「半沢直樹」8話のあらすじ・ネタバレ

金融庁検査を乗り切るため、伊勢島ホテル社長の湯浅(駿河太郎)に、先代社長であり自身の父でもある会長の更迭と資産の売却をさせた半沢(堺雅人)。

これで伊勢島ホテルが出した120億円にも及ぶ運用損失の穴埋めが実現し、不良融資先として分類されるのを回避出来たかに思えた。

しかし金融庁検査の最中に、再建の柱ともなるITシステムを構築中の外注先、「ナルセン」が破綻するとの情報が黒崎(片岡愛之助)からもたらされた。

ナルセンが破綻すると、これまで費やしてきた110億円以上もの投資が損失となってしまい、伊勢島ホテルは再び窮地に追い込まれる。

事態を重く見た銀行幹部は、半沢を伊勢島ホテルの担当から外す方向で話を進めようとする。

食い下がる上司の内藤(吉田鋼太郎)に対し、大和田常務(香川照之)は本番の金融庁検査の前に模擬検査を行うことを提案。

大和田の息のかかった融資部の福山啓次郎(山田純大)を半沢の後任候補とし、模擬検査で一騎打ちをすることになった。

一方、出向先であるタミヤ電機の不正を追い続ける近藤(滝藤賢一)は、会社から他の会社へ不正に貸し付けられた3千万円の資金の行方を追ううちに、信じられない事実を目にすることになった・・・。

日曜劇場「半沢直樹」9話のあらすじ・ネタバレ

近藤(滝藤賢一)が知ることになったタミヤ電機を舞台にした迂回融資事件。

タミヤ電機を隠れ蓑にし、3千万円もの融資を受けていたのは、何と大和田常務(香川照之)の妻・棚橋貴子(相築あきこ)が経営する会社だった。

半沢(堺雅人)は大和田に突きつける証拠として、田宮社長(前川泰之)の証言を取るよう近藤に依頼をする。

一方の金融庁検査では二日後に迫った最終聞き取り調査を前に、半沢は驚きの秘策を用意し、湯浅社長(駿河太郎)の説得を試みることに。

しかしその内容は、100年以上続く歴史ある伊勢島ホテルにとっては、あまりに大きな決断であった。

そんな中、近藤はついに田宮社長の証言を取ることに成功。

半沢たちが大和田常務を追い詰めるのに十分な証拠であったが、合流を待つ半沢と渡真利のところへ、近藤は一向に現れない。

近藤の身に一体何が起こったのか・・・。

日曜劇場「半沢直樹」10話最終回のあらすじ・ネタバレ

近藤(滝藤賢一)は、大和田常務(香川照之)から提案された取引に応じ、手に入れた田宮社長(前川泰之)の証言を表に出さないという決断をした。

その結果、半沢(堺雅人)が大和田を追い詰めるために取締役会に提出する予定であった資料は、不正の事実を決定的にする重要な証拠がない不完全なものとなってしまう。

そんな中、渡真利(及川光博)は人事部の後輩からの極秘情報によって、近藤が銀行に戻って来るとの情報を掴む。

何が起きたかを察した半沢は、なかなか行方が分からない近藤の携帯電話にメッセージを吹き込む形で、いつもの剣道場でずっと待ち続けると伝える。

大和田常務の不正を明らかにする取締役会が開かれようとしていた矢先、今度は内藤(吉田鋼太郎)から、金融庁から頭取宛に

「金融庁検査における半沢次長の検査受け入れ態度に問題あり」

との書面が送られてきたことを聞かされる。

取締役会では、半沢が訴える不正問題と同時に、半沢の処分案も議題に上がることが分かった。

半沢にとって不利な状況が積み重なる中、ついに運命の取締役会が開かれる・・・。

日曜劇場「半沢直樹」6話~10話最終回「オレたち花のバブル組」のネタバレ

【半沢直樹】特別総集編ネタバレ!第1シリーズの最終回結末をおさらい!

先ず、近藤直弼(滝藤賢一)は産業中央銀行に入行し、半沢・渡真利よりもトップクラスで課長代理として出世したが秋葉原東口支店時代の上司・小木曽支店長から融資ノルマ達成の極度のストレスを与え続けられた結果(パワハラ)、統合失調症を患い、半年間休職した。

その後、出向先でも当初は銀行の融資を得るための道具として扱われ、再び精神を病みそうになったが、半沢との剣道の手合わせなどを通じ本来の自分を取り戻し、職場での自分の地位の確立に成功。

しかし今度は業務の過程で会社の粉飾に気付いてしまい、会社の浄化のため社長や部下の経理課長と対立する事になる。

このため、一時は会社中から疎まれた挙げ句、別の会社へ出向させられる危機を迎えたが、粘り強く社長と経理課長を説得させた末、大和田常務指導による迂回融資を突き止めて会社の浄化に成功し、半沢に大和田への強力な攻撃材料を与える事になった。

しかし、それを阻止しようとする大和田の「本部復帰を条件に迂回融資に関するタミヤ電機社長の証言などの資料を渡す」という取引を家族などの事を考えた末に受け入れてしまった。

翌日、近藤は半沢に詫び、半沢達も彼の家族達の事を考えた行動に理解を示し不問とした。

その後は大和田の失脚を狙う半沢達と共に大和田を追い込む資料集めに奔走する。

半沢に倍返しされる大和田暁(香川照之)のネタバレ

最年少で常務取締役に抜擢された出世頭で、派閥意識が強く、駆け引きに長けているが常に冷静で、これまで目にかけてきた部下であっても切り捨てる時は容赦がない。

かつて半沢ネジへの融資の打ち切りを宣告し、慎之助(笑福亭鶴瓶)が自殺するきっかけを作った張本人であり、更にそれは半沢ネジの取引先だった駒田工業倒産の損失を避けるため、わざと彼に情報を伝えず自宅を担保にさせるよう仕向けるための策略であった。

旧産業中央の巣窟「京橋支店」では支店長を務めるなど重要ポストを歴任。

大和田派の浅野が支店長を務める大阪西支店で起こった5億の融資事故の報告を受けてその過程で半沢の存在を知り、「旧産業中央銀行出身の優秀な男」として彼に興味を持ち、5億の回収に奔走する半沢を庇う働きを見せた。

そして半沢が最終的に5億の回収に成功したため、半沢の脅しを受けた支店長の浅野からの依頼で半沢を東京本部第二営業部の次長として栄転させ、後に半沢を自分の派閥に取り込むべく、誘いまで掛けていた。

その一方で、旧東京第一銀行出身の現頭取である中野渡を追い落として次期頭取となる目論みの為、伊勢島ホテルの羽根専務と結託してホテルに不正融資を実行させ、金融庁検査を間近に控えた東京中央銀行に200億もの損失が出るよう仕組んだ。

しかし同時に、頭取からの指名で伊勢島ホテルの担当となり、その不正の事実を嗅ぎ付けた半沢から宣戦布告されたことで遂に彼と敵対。

金融庁検査を乗り切ることを名目に羽根専務をホテルの社長にして、それに反対する担当の半沢を更迭・出向することで彼を担当に任命した中野渡頭取も引責失脚させる策略を巡らすが、半沢の尽力により伊勢島ホテルの経営再建が成功したことで失敗。

更には近藤の働き掛けにより、自身が近藤の出向先であるタミヤ電機を利用して妻の貴子が経営する会社へ迂回融資していた件の証言を取られ一時は窮地に陥るが、それを伏せるため事前に近藤と接触し、タミヤ電機社長の迂回融資に関する証言の報告書を自分に渡すことを条件に、東京中央銀行の希望するポストに戻すという提案で懐柔した。

しかし、取締役会での半沢の追及と岸川(森田順平)の土壇場での裏切りによって、難題となっていた伊勢島ホテルへの融資問題の黒幕だったことが露見したばかりか、タミヤ電機を通じて迂回融資していた事実まで明らかになってしまう。

更には、第6話で交わしていた約束を理由に半沢から土下座するよう迫られ、取締役たちの前で部下である半沢に土下座をした。

不正が露見したことで、重く厳しい処分が待っているものと思われたが、中野渡(北大路欣也)から言い渡された処分は、平取締役への降格という異例の軽さだった。

行内融和を目指す中野渡が、旧産業中央銀行系の有力派閥のトップである大和田に恩を着せて、大和田派を自らの勢力に取り込むために手心を加えたのだろうと見られ、これによって二度と中野渡に逆らえなくなったのだった。

日曜劇場「半沢直樹」の結末ネタバレ

大和田常務と伊勢島ホテルの経営再建問題を発端に衝突し、取締役会で100倍返しに成功。

その目覚ましい功績から昇進間違いなしと思われていたが、中野渡頭取から東京セントラル証券への出向を命じられてしまうのだった。

そして、「半沢直樹」は続編へ続きます。

続編の内容は「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」です。

日曜劇場「半沢直樹」続編を楽しみにしましょう!

 
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