「約束のネバーランド(約ネバ)」の最新話である181話最終回、最終話のネタバレを紹介していきたいと思います。
前回の180話では、鬼のボスはエマたち全員を人間の世界へ連れていくことを約束してくれたが、その代わりにエマを家族と別れさせることにした。
雪山にて倒れていたエマは、1人のおじいさんに助けられる。
おじいさんの住む家で目を覚ましたエマは、自分のことを全て忘れてしまっていた・・・。
鬼のボスは命ではなく、エマの中にある家族の記憶と、これからの繋がりをご褒美としてエマから奪い、エマもそれを了承していたのだった。
とにかくエマの体が無事なことに安心してくれるおじいさんは、春になるまではどうすることもできないから、ゆっくり休むように言ってくれた。
エマの首からはシリアルコードもなくなっていた・・・。
記憶が戻らないことは、エマは分かっていた。
しかし、エマはその事を悲観してはいない。
新しい自分として日々を生きることを、エマは決意していたのだった。
そして、エマは皆の夢も見なくなっていた。
そんなエマがおじいさんとようやく町に出られる日がやってきた。
買い物のために来た町で、エマははしゃぐ。
そのすぐそばには、エマを探すレイたちがいた・・・。
目次
「約束のネバーランド」のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
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「約束のネバーランド」最終話181話ネタバレ
食用児たちは必死にエマを探すも、手掛かり1つないまま2年の月日が過ぎた。
仲間内でもエマが本当に生きているのか疑う声も出つつあった。
世界中を探し、これ以上どこを探せばいいのかわからなくなった時、一人の食用児が人間の世界にも“禁止区域”があり、そこにエマがいる可能性があるのではないかと思いついた。
それを聞いたノーマンは、戦争や災害によって消滅した、今や“存在しない国”があることを思い出し、すぐに地図を広げ、捜索を始める。
食用児たちはあきらめずに世界各地を探し続けるが、なかなか見つからない・・・。
しかし、ある場所でいつもどおりエマを探している時、偶然エマは同じ場所にいた。
最初はお互い気づかずに離れてしまうが、レイだけが
「レイ、こっちだ」
という謎の声を聞いた気がして、慌ててエマのいる方を振り返る。
そしてその声を信じて一心不乱に駆け出すが、エマがいるお店の前を過ぎてしまう。
一方、エマは自分のペンダントがいつの間にかなくなっていることに気づき、店の外に出てみると、道に落ちているのを発見する。
ペンダントを拾って顔をあげると、信じられないような表情で自分を見下ろす青年たちがいた・・・。
それはレイとノーマン、食用児たちだった。
エマと食用児たちは、奇跡的に再会したのだった。
食用児たちは大喜びでエマに抱きつき、
「会いたかった・・・」
と声をかけるが、エマの様子がどこかおかしいことに気づく。
エマは、食用児たちが誰なのか分かっていなかった。
突然大勢に囲まれ、困惑しきっていた。
その反応を見た食用児たちは、
「もしかするとこの人はただのエマのそっくりさんではないか・・・」
と言うが、レイは間違いなくエマだと言い放つ。
そして絶望の顔で、エマの記憶を鬼が奪ったのだろう、と予測した。
それを聞いた食用児たちは、到底信じたくないという様子で、泣き叫びながらエマにすがりつく。
しかし誰が何を言おうが、エマはおびえるばかりだった。
記憶のないエマとしては、急に知らない人々が自分の知らない
「エマ」
という名前を呼び、泣き叫ぶ様子は恐怖と困惑でしかないだろう。
耐えられなくなったエマは、
「やめろ!」
と食用児を突き飛ばしてしまい、それを見た食用児たちは本当にエマには記憶が無いのだと悟る。
その様子を見ていたノーマンは
「記憶が無くても元気に生きていてくれてよかった」
と言いながら涙を流していた。
そしていまだに状況をよく分かっていないエマに対し、
・自分たちの近況
・明るい未来に向けてみんなで努力をしているということ
・今があるのは全てエマのおかげだということ
・でもやっぱり、エマと一緒に笑って過ごしたかった
ということを手を握り泣きながら伝える。
エマはこの状況がよくわからないはずなのに、涙を流していた。
自分でもなぜ涙が流れているのかはわからなかったが、なぜか温かい気持ちになり、胸が痛み、
「自分はずっとこの人たちに会いたかったのだ」
と感じた。
大粒の涙を流すエマに、食用児たちは泣き、笑いながら、
「俺たちもずっと会いたかったよ」
「記憶が無くても関係ない、これからは一緒に生きていこう」
と伝える。
エマは正体不明の懐かしさを感じながら、笑顔でそれを受け入れるのだった。
-完-
「約束のネバーランド」181話最終回の感想
まさか今週で約ネバ終わると思ってなかったから衝撃
— あやぴょん吉。 (@aypnkc_24) June 14, 2020
約ネバお、おわった…………………………………… 待ってもう1話くらい掘り下げて欲しかった……
— おれをころしてくれ (@eryo_sadaharu) June 14, 2020
今週のジャンプ読んできました!
うるティかわいぃんですけどー(≧∇≦)💗
約ネバ最終回呼んでみたんですけど、
なんか感動したっ🥺
そして最後の作者達のメッセージみんな約ネバ宛でぽすか先生、カイウ先生、幸せだねぇ😘💞— ペ♥コ (@PerhonaCorazon) June 14, 2020
約ネバ完結か。早いような気がする
全部伏線回収はできないだろうと考えてたけどあの方についても詳細は描かれなかったし。ムジカのこともそうだし物足りない感じはあったけども面白かった。
連載お疲れ様でした!!#約束のネバーランド— みぃたん@みるく隊・隊長🌈🍼ADHD (@miitann0713) June 14, 2020
読者は約ネバ完結で不安よな。
冨樫、動きます。#約ネバ完結— まらわし (@mahuteru303514) June 14, 2020
「約束のネバーランド」を振り返り!
「約束のネバーランド」とは孤児院で育てられた子ども達が過酷な運命に抗っていく物語。
白井先生の初連載作品で、出水先生にとっては6度目の連載作品。
タイトルは主人公たちのいる世界やストーリー展開を元につけられています。
原題は『ネバーランド』だったが、最終的に『約束の』が付け足されたそうです。
連載開始当初から反響が高く、いくつもの漫画賞を受賞している人気作品ですが、担当編集者は連載前から「20巻以内に終わる漫画」を目指していたという。
実際に、20巻で終了となりました。
作風としては、少年漫画らしく「友情、努力、勝利の物語」、「逆境モノ」であることにこだわり、初期構想で強かった「エロ・グロ・ナンセンス的なエグみ」は抑えられている。
絵柄は出水先生がジャンプに寄せようとしたが上手くいかなかったため、連載初期には出水先生が普段イラスト投稿サイトに上げるようなタッチで描かれていた。
しかし『ハイキュー』や『鬼滅の刃』など、同時期に連載されていた作品の影響で徐々に「ジャンプナイズ(ジャンプ化)」されていったそうです。
なお、本作について従来のジャンプ作品とは一線を画す作風であるとみなし、本作の台頭は『週刊少年ジャンプ』の読者層が変化していることの現われとも考えられます。
白井先生は、ジャンプのセオリーである「“友情、努力、勝利”に繋がっていくような話を、ちょっと違う角度から」描いているとしています。
担当編集者は、一見『ジャンプ』らしくない作風だが本質的には逆境や試練を努力・友情で乗り越え勝利をつかもうとする「『ジャンプ』らしい」活劇であると説明しています。
「約束のネバーランド」の世界観
物語は、主人公達が「鬼」と呼んでいる種族が運営する、人間を食用の家畜として飼育するグレイス=フィールド(GF)ハウスという農園(表向きは孤児院)から始まる。
時代設定は、物語が開始した時点で2045年となっており、農園内で得られる情報から少なくとも2015年までは外の世界で人間によって本が出版されていたこと、また外の世界にも鬼に食われない人間たちがいることが情報として出てきている。
ソンジュの話によると、かつての世界では農園は存在しておらず、鬼は人間を襲って食べる生活をしていたが、鬼に服する人間もいれば逆に鬼を憎み武装して食われた数以上の鬼を殺す人間達もいたとのこと。
終わりのない殺し合いと果てのない恐怖に互いが嫌気を指していた時に人間側から
「人間は鬼を狩らない、だから鬼も人間を狩らない。お互い世界を棲み分けよう」
という提案がなされた。この『約束』こそが全ての始まりで、これによって世界は人間の世界と鬼の世界の2つに切り分けられ、2つの世界は断絶することになった。
エマたちの先祖は、その時に鬼側の世界に置いて行かれた土産で、鬼は約束を守り農園で人間を管理、養殖を続けるようになった。
約束からおよそ1000年もの間、世界は特に変化が無く、互いの世界を行き来するのも不可能とのこと。
しかし、実際には一部の人間は人間の世界と鬼の世界を行き来しており、行き来の手段としてエレベーターが出てきている。
GFの所在地について詳細は不明だが、作中では北半球の中緯度地域であることが推測されている。
また、作中に出てくる世界地図は現実の物と同じであるが、ヨーロッパを中心に描かれており、ヨーロッパが舞台であることを窺わせる描写が多い。
また、作中では鬼の世界と人間の世界は断絶されているとのことだが、作中の舞台が地球であることと前述の暦が正しいことは判明している。
GF周辺には原生林が広がっているように見えるが、実際には吸血樹の群生地が広がり、農園の鬼から野良の下等種と呼ばれている知性に乏しい野生の鬼もいるなど、本来の地球の生態系には存在しない動植物が多数生息している。
ただし、全ての動植物がこのようなものではなく、普通の動植物も存在している。
B06-32地点の荒野の地下にはシェルター、A08-63地点の池の地下には大規模集落が存在する等、鬼の世界には脱走した食用児に向けての隠れ家や逃げ道もミネルヴァによって用意されている。
しかし、A08-63地点にある大規模集落は、弟であるピーターから危険視され、バイヨンにその存在を明かされ、農園には秘密の猟場として人間狩りが行われるようになった。
鬼の世界には鬼の町も存在しており、市場では人肉に限らず様々な食材が扱われている様子が窺える。
市場で購入できる人肉は量産農園産のもので、高級農園産の人肉は貴族など限られた層しか食べられないため、一般の市場には出回っていない。
また、農園では様々な機械類が見受けられるが、人間の技術の影響が及んでいないと思われる鬼の町では機械類は見受けられないなど、基本的に鬼の文明は人間より低い事が窺える。
人間農園は主に高級農園と量産農園に分類されているが、ラムダ7214といった試験農園が存在する等、詳細は不明だがどちらにも分類されない農園も幾らか存在するようである。
ジャンプの人気漫画が次々と終わっていきますね。
しかし、また面白い漫画が新たに出てくるのか!
これからもジャンプを、そして「約束のネバーランド」のアニメや映画を楽しみにしましょう!
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