【アンサングシンデレラ】原作ネタバレ!1巻~5巻25話まで全話網羅

実写ドラマ化される「アンサングシンデレラ」の原作である漫画の1巻から5巻まで、全話まとめて紹介したいと思います。

この漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」は、病院で起こる様々なことや、薬局、ドラッグストアなど薬を扱い、薬剤師がいる様々な現場の声、物語が登場します。

これまで、医療と言えば病院だけの話でしたが、病院以外の話も出てくるし、まだまだ新米な薬剤師の物語なので、物語を見ながらこちらも学べるところが良いです。

そんな漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」について紹介していきます。



漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・1巻のネタバレはこちらから

・2巻のネタバレはこちらから

・3巻のネタバレはこちらから

・4巻のネタバレはこちらから

・5巻のネタバレはこちらから

・ドラマキャスト情報はこちらから

・ドラマ全話のあらすじネタバレはこちらから

・ドラマ最終回結末についてはこちらから

漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」のあらすじ

総合病院の薬剤師として働く、葵みどり・26歳。

医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、今日も彼女は患者の「当たり前の毎日」を守るため、院内を駆け回る!

称賛されなくてもあなたを支える医療ドラマ!

著者情報

■ 荒井ママレ

著作に『おもいでだま』全4巻、『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』全1巻(どちらも小学館刊)

■ 富野浩充

現役の病院薬剤師として勤務する傍ら、日経メディカルなどで記事を執筆している。

漫画「アンサングシンデレラ」1巻のネタバレ

【アンサングシンデレラ】原作ネタバレ!1巻~5巻25話まで全話網羅

1話、2話、3話、4話、5話を収録!

・ドラマキャスト情報はこちらから

1話のネタバレ

主人公の葵みどり(26)は、総合病院に勤める新米薬剤師。

処方箋の内容に疑問があれば、処方した医師に問い合わせる疑義も重要な仕事だが、医師には嫌がられる。

みどりは医師に疎まれ患者には薬の窓口にしか見られない薬剤師という立場に疑問を感じることがある。

そんなみどりに先輩薬剤師の瀬野は、自分の立ち位置を決めてしまったら、そこから進めなくなると忠告する。

瀬野は医師や看護師からの信頼も厚く、みどりはいつか瀬野のような薬剤師になりたいと思っている。

そんな時、腰にヒビが入ってしまい、入院した患者・古賀に出会う。

真っ青な顔でうずくまっていた様子が気になるみどりは、病室までついて行くが、

「もうすぐ退院だから」

と追い払われてしまう。

そんなみどりを呼び止めたのは、その患者の妻だった。

調子が悪い時ほど無理をするから心配だという言葉にみどりは、担当医に血液検査を依頼する。

しかし、退院後別の病院でやれという担当医に、みどりは食い下がる。

そこへ瀬野も来て担当医を説得。

するとその様子を見ていた患者が現れ、

「実は体調に異変がある・・・」

と打ち明ける。

血液検査の結果、意外な事実が明らかになる。

血液検査の結果は、「テオフィリン中毒」だった。

喫煙者の古賀は、健康のことを考え途中で禁煙していた。

そのため、喫煙者の場合は喘息薬のテオフィリンが多めに処方されるから、中毒症状を起こしてしまっていたのだった。

2話のネタバレ

ある日、みどりはマイコプラズマにかかった男の子を連れた女性に出会う。

薬が苦いから・・・と全然飲んでもらえず、オレンジジュースに混ぜてみたりもするが、それでも飲んでもらえずに悩んでいた。

その様子に気づいたみどりは、休憩中の瀬野に代わりを頼んで服薬指導室へ連れていく。

オレンジジュースを混ぜたら余計に苦味が強くなることや、チョコアイスに混ぜると味が気にならないことなどを教え、男の子にも

「薬は味方」

と言って安心させる。

実は本来必要な小児科医の依頼なしに服薬指導をしたみどりだったが、トラブルにならずに済んだ裏には瀬野の計らいがあった。

3話のネタバレ

また別の日、アナフィラキシーショックの患者・峰田が救急で運ばれてくる。

アドレナリンを投与しても効果がなく、深刻な状況に立ち尽くすみどり。

そこで瀬野は急いで一緒に運ばれた友人のところに行き、何か薬を飲んでいなかったかを尋ねる。

実はその患者は降圧剤を服用していたため、アドレナリンが効かなかったのだ。

瀬野はグルカゴンを投与するよう叫ぶが、みどりは用意しておらず、慌てて取りに行く。

なんとか峰田は助かったものの、みどりは病室の近くのソファに座り込んで、涙するのだった。

4話のネタバレ

みどりは、瀬野と仲のいい救急の女性看護師の豊中を飲みに誘い、瀬野の過去を聞き出す。

瀬野が入ってきたばかりのころ切迫早産の患者が頭痛が気になるということで調べると、妊娠後期にロキソニンはダメなのに、ロキソニンが処方されていた。

処方内容がおかしい・・・と疑義を出す。

そして薬はカロナールに変更される。

処方したのは道場という研修医。

それから、患者からカロナールを飲んでも頭痛が治らないと言われる。

患者から

「張りやお腹の痛みもある・・・気持ち悪いし、目がちかちかする」

ということを聞いて、

「それは片頭痛じゃない可能性がありますよ」

と言う瀬野。

患者の血圧を測ると、血圧は170。

結果的に患者は「HELLP症候群」だった。

クセモノの産婦人科医の先生に

「勝手に患者に触んないでくれるかなぁ?医師免許持ってるんですかー?」

と嫌味を言われながらも

「患者を助けるために全員頑張ってる。あんた以外はな」

と返し、患者は無事に助かるのだった。

5話のネタバレ

1型糖尿病という子供がなりやすい糖尿病にかかった渡辺奈央ちゃん。

最近効き目が悪くて、別の薬に変えた方が良いかの相談を受ける。

奈央ちゃんは中1で3年前、小学生の時に糖尿病の1型を発症。

数値が悪くて一時的な入院中だった。

そして奈央ちゃんの病室には、14歳で同じ病気の森本優花ちゃんとの相部屋。

2人は仲が良さそう。

しかし、2人とも数値が安定しない。

看護師の話では、優花ちゃんは退院したがっているが、奈央ちゃんは全然そんなそぶりがないとのこと。

奈央ちゃんの母親は、病室で優花ちゃんと奈央ちゃんが仲良くしているのが気に入らない様子。

優花ちゃんはピアスの穴がたくさんあるような元気な子。

奈央ちゃんとは全然違うタイプだからこそ、母親は優花ちゃんから奈央ちゃんが悪い影響を受けるんじゃないかと思っているようだった。

そしてある時、奈央ちゃんは食前にインスリンを打ってしまい、低血糖で倒れてしまった。

みどりは、奈央ちゃんがわざと間違えてインスリンを打ったことを指摘し、

「ずっと入院している気なの?」

と尋ねると、奈央ちゃんは泣きだしてしまう。

実は、奈央ちゃんは病気のことを周囲に隠していた。

奈央ちゃんは、病院に入院していれば、病気のことを隠さずに普通に楽しく過ごせるから、病院での生活が良かったのだ。

優花ちゃんがみどりに

「インスリン打ってれば普通と変わらないなんて思ってる人たちにあたしたちの気持ちなんて分かんないよ」

と言った通り、患者の気持ちをそこまで汲み取れていなかったみどり。

結局奈央ちゃんは退院が決まり、みどりは、退院するその日まで積極的に奈央ちゃんと優花ちゃんに話しかけるのだった。

漫画「アンサングシンデレラ」2巻のネタバレ

【アンサングシンデレラ】原作ネタバレ!1巻~5巻25話まで全話網羅

6話、7話、8話、9話、10話を収録!

6話のネタバレ

みどりは大学時代の友人と飲み会。

仕事の話をしていた。

【黒須佑子】
製薬会社勤務MR(推定年収590万円)

【柿崎彩乃】
調剤薬局勤務(推定年収440万円)

【青木千尋】
調剤薬局併設ドラッグストア勤務(推定年収480万円)

【葵みどり】
総合病院勤務(推定年収380万円)

MRの佑子は、勉強したり急な出張が入ったりすることもあると忙しいよう。

だけど自分が営業に向いてると思ってるし、頑張った分給料に返ってくるし、5年以内に絶対年収1000万いってみせる!とやる気だ。

調剤薬局勤務の彩乃は体力に自信がないし、定時で働けるから今の職場が合っているよう。

調剤薬局併設ドラッグストア勤務の千尋は、苦手な同僚がいるものの、産休中の待遇がすごく良くてと話す。

総合病院勤務のみどりは、「病院だと基本給にプラスして手当とかあるんじゃない?」と聞かれてこう答えた。

「医師・看護師みたいに病院近くの寮には入れないし、当直手当も5000円だしな~」

でもみどりは、尊敬できる先輩もいて今の病院に入れて良かったと思っている。

人それぞれだ。

翌日、刈谷さんチェックのもと棚卸が行われる。

病院で扱うすべての薬剤の在庫を把握するためだ。

棚卸を刈谷さんが仕切るようになってからは廃棄が減っていた。

刈谷さんはこの病院に来る前、大手の調剤薬局で店長をやっていたらしい。

「店長って出世コースじゃないですか・・・そこまでのキャリアでなんで病院に?」

「調剤薬局から病院への転職ってあんまりないよね。逆はよく聞くけど、店長クラスからだとお給料も下がるんじゃ・・・」

「何かトラブルで!?」

みどりはそんなことを考えていた。

薬の在庫に関しては、多めに置いておけば安心というものでもないらしい。

しかも刈谷さんは1錠1円まできっちりやる。

数日後、棚卸で在庫に大きな変動はなかったものの、コストを抑えられる部分について伝えられる。

各自使用状況の確認をするようにと。

そう言われたそばからみどりが担当する処方箋には、必要以上の薬の量が処方されていた。

みどりが電話で医師に確認するも

「患者さんの安全のため」

と言われてしまい悩んでしまう。

すると刈谷さんは

「・・・多い。やっぱりね」

「その厳然たる事実を今すぐ突きつけなさい」

とみどりに言いつけた。

医師のもとに行ったみどりは、ガイドラインのここに書いてあると説明しようとする。

だけど医師は聞かない。

「術後、ナーバスになってる患者さんを安心させてあげたいじゃないですか」

と言う医師に相槌しかうてなくなっていると

「そうやって今までの経験にすがって新しい情報を取り入れないから、薬の使用量がダントツで多いんですよ」

刈谷さんが後ろから来た。

「薬一つは大きな額ではありませんが、積み重なればそれなりになります」

「先生の知識やご経験はこの病院の財産ですが、適正量を見誤ることは健全な病院経営にも影を落とします」

「経営・・・って大げさな・・・」

そう言う医師に刈谷さんは続けて言った。

「経営が悪化すれば病院は潰れます」

「一番不利益を被るのは患者さんです」

「医薬品の管理を徹底し、患者さんのために最善の策を取り続けられるようにする」

「それも私たち病院薬剤師の仕事なんです」

医師のところから薬剤部へ戻る道、みどりは考えた。

「キャリア、収入、研究…働きやすさ、人間関係、やりがい…人にはそれぞれそこで働く理由がある」

「冷静沈着で合理的すぎると思てた人が、一番理屈ではない選択をしているのかもしれない」

7話のネタバレ

みどりは整形の入院患者さんの面談をすることになった。

持参薬の鑑別や、サプリメントなど健康食品の有無を確認するためだ。

患者の名前は新田奏佑さん。

明るい性格で、骨折で入院になった。

仕事帰りに透析を受けていて、仕事は小学校の先生。

みどりがお薬手帳と普段飲んでいる薬を確認しようとしたところ、紙袋いっぱいに入ったありえない量の薬が出てきた。

「これはヤバそうだぞ・・・」

薬を確認していく中でみどりが見つけたのは、おかしな調剤をされた薬だった。

「・・・新田さん、いつもこちらの薬局でお薬受け取られてますか?」

「仕事帰りに透析を受けてるんですけど、夜遅くまで開いてるのがそこだけなんで・・・」

薬剤師からの説明も、毎回ちゃんと受けていないようだった。

そんなありえない調剤をした薬剤師に怒ったみどりは、電話で確認することにした。

ナカノドラッグの小野塚!

電話でやりとりをし、少しづつ話を聞いていく。

だけど、いくら医師の指示でも薬剤師としてありえないことをする小野塚に、

「あなたも薬剤師ですよね!?」

みどりは声を荒げる。

「・・・そうですよね。医者には逆らえないのに責任だけ押し付けられる薬剤師ですよ」

小野塚は冷めたように言って電話を切った。

「なんだアイツはーっ!!」

怒るみどりに瀬野さんが言う。

「薬剤師だっていろんな人間がいるさ。個人だけじゃなくその職場全体が問題を抱えていることも多いしな」

それでもブツブツ言うみどりに、

「で、やるべき事は?」

みどりは新田さんに薬の説明をちゃんとすることにした。

そして薬局で薬の説明をちゃんとしてもらえていなかった新田さんに、

「気軽に相談できる薬剤師がいると助けになると思うんです。薬局をかかりつけの薬剤師のいるところに変えてみるとかー」

そう提案したが、遅くまでやってるところはあそこしかないと。

新田さんは1回4時間の透析のため、仕事を週3回早く帰らせてもらっている。

なので透析の翌日は仕事が溜まっていて、残業することが多い。

「仕事を辞めて治療しかない生活になってしまったら、何のために命をつないでいるのか・・・」

「だから仕事を優先したい。精一杯働いて生きていくための透析治療なんです」

新田さんはそう言った。

だからみどりは「薬剤師をもっと頼ってみて」と返す。

新田さんは夜ひとりで忙しそうな薬剤師に申し訳ないと言ったが、

「そこは仕事なので!遠慮なく!!」

とみどりは言った。

今はいいけど、退院後の新田さんのことを考えてみどりは心配になる。

やれることはやったのに、みどりは小野塚のいるナカノドラッグに来てしまった。

こそこそしていると声をかけられる。

小野塚だった。

みどりは退院後の新田さんの相談に乗ってもらえたらとお願いする。

そんなみどりに、小野塚は感じの悪い態度を取る。

夜に薬剤師のいる薬局はこの辺りではナカノドラッグだけ。

OTCの販売、明日の準備、薬歴の記録、レジ締め、レセコン、その他にもいろいろ。

薬剤師ひとり、ワンオペでやるには業務が多すぎるのだ。

「・・・病院の外でも、そっちの理想振りかざすんじゃねーよ」

みどりは何も言えなくなり、その場をあとにしたのだった・・・。

8話のネタバレ

みどりが帰った後、小野塚は調剤をしながら考えていた。

「俺だって・・・こんなはずじゃー・・・」

小野塚が入社したばかりの頃、新人紹介でこんなことを言った。

「ゆくゆくは認定薬剤師の資格を取って、地域に貢献できるようがんばります」

ナカノドラッグに就職したのも、給与面、シフトの柔軟さ、研修制度が充実している・・・。

ということの他に、病院と違って長くひとりの患者と関われると思ったからだった。

覚えることも多くて大変だった。

だけど医者の重複投薬を指摘し、処方の変更をしたら、お客さんから感謝されることもあった。

「あれは嬉しかったわー」

同僚とそんなことを話していた。

ある日、会社から調剤が24時間営業になると言われる。

小野塚のいるナカノドラッグの調剤は、最初から24時間営業ではなかったのだ。

みんな動揺していた。

そして更衣室で同僚が転職すると言った。

「最初から夜勤あったらここ就職してなかったと思うし・・・」

24時間営業になってから体がキツイ。

そんな中、インフルになった同僚の代わりに、明日夜勤に入ってくれと言われてしまう。

ここ最近、夜勤に多く入っているのに。

だけどその日、小野塚は勉強会に申し込んでいたため断りを入れたのだが・・・

「もっとこの店の一員ってこと自覚してくれないと!」

と言われてしまう。

「それにうちは給料いい方だし、夜勤多いとさらに結構いくでしょ?」

「若いうちから高い額もらえてる人がどれだけいるかなぁ」

人数の少ない職場。

増やしてくれと言っても一向に増えない。

それに夜勤ばかり・・・。

小野塚の目はどんどん冷めていった。

「もういいや・・・疲れた」

一方、今日のみどりはなんだか元気がない。

小野塚のことを考えて、やるせなくなり、どうしていいかわからなかったから。

そんなみどりに瀬野さんは言う。

「協力すべき相手だってこと忘れたらダメだ」

「そのうち近くの薬局と勉強会やるのもいいかもな」

「今度の症例報告会で合同勉強会も発表してみ」

それから2週間後、新田さんの退院の日が決まった。

みどりは新田さんのために、お薬カレンダーのプレゼントを用意する。

羽倉に協力してもらい、お見舞いに来た新田さんの同僚の先生たちに頼んで、生徒たちが作ったオリジナルカレンダーだ。

そして退院当日。

そのカレンダーを渡すと、新田さんは唇を噛みしめ

「僕・・・これ宝物にしますっ・・・」

と涙を流した。

そのとき、瀬野さんはナカノドラッグに小野塚をたずねに行っていた。

症例報告会への誘いだ。

「そんなに俺のこと何もやらないダメ薬剤師扱いしたいのかよ!こっちだって余裕ない中真っ当に仕事して・・・」

声を荒げた小野塚に瀬野さんは言った。

「ソレ勘違い」

瀬野はみどりが患者のためを思って行動し、失敗して委縮する姿を見たくなかった。

「別にきみのためじゃないよ。きみが何に不満持ってる知らないけど、自分で動くしかないんじゃないの?」

そして、カレンダーを受け取った新田さんは

「いつもの薬局の薬剤師さんにも自慢しなきゃ」

と嬉しそうに言った。

後日、症例報告会でみどりが発表していると小野塚が来た。

「もっと病院と薬局で連携しやすい環境づくりをするべきではないでしょうか」

「患者さんにとって、私たちは同じ「薬剤師」です」

みどりはそう発表したあと小野塚を真っすぐ見た。

すぐに変えられるものじゃない。

そんなことはわかってる。

そう思う小野塚だったが、退院した新田さんが薬局に訪れたとき、少し穏やかな表情をしていた。

9話のネタバレ

“接遇委員会”

病院の職員の身だしなみや振る舞い、院内の清潔感など、病院全体のマナー向上を目的とした組織。

今日は接遇委員会のラウンドが行われている。

委員長であるオペ室看護師長の伊吹響子と、みどりの同期の看護師・松永。

松永さんはマニュアル一辺倒な感じがするタイプだ。

その二人が、職員の身だしなみのチェックのため院内を巡回していた。

その噂を聞いて、みどりは看護師に

「今日くらいはおだんごの主張弱めとけば?」

と提案されるが、実はみどりのおだんご頭にはこだわりがあった。

みどりのところにも接遇委員の二人が来る。

そして案の定、おだんご頭のことを松永さんに指摘される。

そこでみどりは言った。

「私は薬剤師です。でも患者さんには認知されにくい存在なんです」

「患者さんと接する機会は少ないけど、話したいことは山ほどあります」

「「おだんご頭の薬に詳しい女の人」そうやって覚えてもらって、気軽に声をかけてもらう・・・その手段のひとつなんです」

みどりなりに考えた、患者さんとの接し方だった。

でも松永さんは、“それは体のいい言い訳”と言う。

今はネットで病院も評価される時代。

みどり一人の行いによって、病院全体の評価を落としかねないと。

「コミュニケーションを外見に頼ろうっていうのが間違いでしょう。もっと接遇スキルを磨く努力をすべきです」

そんな風に言われ、みどりと松永さんは言い合いになってしまう。

そのとき、

「葵さんの考え、私は素晴らしいと思いますよ」

と接遇委員長の伊吹さんが言った。

「大きな組織に囚われて、それぞれができることを失う必要はないのよ」

伊吹さんに諭され、松永さんはみどりに謝り、みどりも意地になってしまったと松永さんに謝った。

もちろん松永さんの言ったことも間違ってはいない。

「院内は常に慌ただしく、目の前の仕事に追われてしまう。どうしても様々な面でおろそかになる部分が出てくる」

「それを放置してしまうと、組織全体の意識が低下しかねません」

「委員会が存在するのも、患者さんのためでもあり、ここで働くスタッフのためでもあるんです」

伊吹さんはみどりに言った。

後日、みどりは松永さんと院内ですれ違ったときに

「定期的に靴洗ってくださいね!」

と言われるのであった。

10話のネタバレ

丸岡さんは漫画を描きながら働いている。

でも短期バイト扱い。

そして奥さんは妊娠中だ。

奥さんは家でデジタルの在宅アシスタントをしている。

せっかくスキルあるんだからと、デジタルで漫画のアシスタントをすることを勧めるも、

「・・・アシはもういいって」

とデジタルを覚えようとしない。

肩こりがひどいと言っていた丸岡さんを心配して提案した。

「紙とペンで一発逆転できるところが漫画のいいところだろー?」

奥さんはその言葉を聞き、食べていた鍋の火を切って

「・・・一発逆転とか・・・別にいいよ・・・」と言った。

その深夜、丸岡さんは急に倒れてしまう。

狭心症だった。

ー救急搬送されてから4日後、医師による今後退院までの説明のあとに、みどりは丸岡さんの服薬指導に入る。

丸岡さんに出された薬は多かった。

心臓の薬は生涯服用してもらうことになると説明すると、

「それって拒否できるんすか」

丸岡さんが言った。

奥さんも驚く。

「一般人にはぼったくられてるかどうかもわかんねえし、病院の儲けしか考えてねえんだろ」

そう言う丸岡さんに、奥さんは

「いい加減にしてよ!!今は自分の病気と向き合うしかないでしょ!?」

と泣きながら言った・・・。

治療に積極的じゃない丸岡さんのことう、みどりは担当医に相談する。

「葵さんの意見は?きみの仕事は伝達係じゃないでしょ?」

医師に言われ、みどりは再び丸岡さんのもとへ向かい、本当の気持ちを知ろうと考えた。

すると、さっきは大人げなかったと謝る丸岡さん。

いろいろ話していくうちに

「この人退院後は病院に来なくなるんじゃ?」

とみどりは感じた。

そしてわかったのは、丸岡さんが経済的な面に不安を感じていたこと。

みどりは薬剤師として何ができるか考えた。

それが一番安い処方。

担当医に提案した。

ジェネリックに変更できるものはそうした。

自分でも調べ、計算し、わからない所は相談して・・・

そして丸岡さんの処方が変更されることになった。

みどりはしっかり説明する。

「丸岡さんにはちゃんと治療を継続していただきたいんです」

「薬のことでしかお役に立てませんが・・・薬剤師として丸岡さんのこれからの為にできることは何だってやります。諦めたくないんです」

丸岡さんは納得し、退院を迎えた。

「はじめくんが家に帰れてうれしい」

そう言った奥さんに、

「生活と向き合うの、こわがってたなー・・・」

「・・・俺がんばるから。地道にがんばる」

丸岡さんと奥さんは手をつなぎ、

「3人でね」

と、家へ帰って行った。

漫画「アンサングシンデレラ」3巻のネタバレ

【アンサングシンデレラ】原作ネタバレ!1巻~5巻25話まで全話網羅

11話、12話、13話、14話、15話を収録!

11話のネタバレ

物語ではインフルエンザの時期に入ってきて病院もかなり忙しいくなっています。

しかし患者さんの家族が

「タミフルは怖いから他の薬に変えて欲しい」

と言うのですが、忙しくて対応していられない薬剤師の羽倉くんは

「タミフルは怖くありません」

の一点張り・・・。

見かねた主人公の葵みどりが注射薬への変更を提案し事なきを得ます。

忙しくてもしっかり患者さんと向き合わなければいけないと学んだ羽倉だった。

12話のネタバレ

学校でお弁当を食べる女の子、柴崎樹里さん。

なんだか調子が悪そうで、

「ちょっと生理痛がきつくて・・・」

と保健室に向かう。

しかし、その後、柴崎は学校で嘔吐してしまい、萬津総合病院へ父親と受診に行く。

お腹の調子が悪くて、あまりご飯が食べられない柴崎。

血液検査をして検査入院をすることになった。

柴崎の身長は154cmで体重が35kgしかなく、摂食障害の可能性があると言われる。

何か変わったことはないかと聞かれる父親は、樹里の祖父が末期の胃がんで萬津総合病院に入院していることを話す。

昔から祖父と過ごす時間が長かったため、ショックが大きかった樹里。

そして、

「おー、いたいた、樹里ちゃん」

と入院中のおじいちゃんに話しかけられ、樹里はパッと表情が明るくなった。

とても嬉しそうにおじいちゃんと話す樹里。

その後、父親と大声で喧嘩を始める樹里。

おじいさんの太一が薬の副作用で辛そうなため、会わない方が良いという父。

病気のことを、おじいちゃんに隠していることにも、樹里は不満を感じていた。

13話のネタバレ

「おじいちゃんはどうせ治らないのに、嘘をついて治療を続けてる・・・」

そう思う樹里。

そんな樹里をなだめるみどり。

みどりはがんの事を知るために太一のカルテを眺めていると、瀬野ががん領域の認定医師がいるんだから・・・と

江林を呼んだ。

がんの治療には科学的な根拠に基づく「標準治療」が推奨されていると説明する江林。

標準治療は「手術」「薬物療法」「放射線治療」の3つで、検査結果や本人の意志、体力や生活環境を考慮して組み合わせて行われると、みどりに説明する。

そんな標準療法は70歳前半までの患者を対象としている。

太一は74歳。

ただ、体力があるためS-1とシスプラチンという薬が選択されると説明した。

そして臨床心理士の成田と面談する樹里の父。

そこで、「第二の患者」について説明を受ける。

「第二の患者」とは、大きな病気にかかった患者の周りの家族や友人も、患者と同じか、それ以上に苦しむことがあるため、そう言われているのだそう。

そして、樹里の父は、

「おじいちゃんに病気の事を伝えることにした」

と樹里に話す。

そして数日後、おじいちゃんは、主治医から告知される。

「まー、そうかなと思ってたよ」

と答えるおじいちゃん。

そして、

「私は治療の必要はないと思ってるんですが」

と切り出すおじいちゃん。

余命3ヶ月、末期がんと闘う日々がはじまった。

14話のネタバレ

抗がん剤治療の1クール目が終わり、退院した樹里とおじいちゃん。

家族での話し合いがうまくいき、樹里はご飯を食べられるようになった。

そして樹里は、おじいちゃんとの「やりたいことリスト」を作っていた。

おじいちゃんは、お店「しばさき」でカウンターに立ち、やってきたお客さんに気さくにがんについて話している。

樹里の前では元気にふるまっていたおじいちゃんだが、夜になると副作用か、気持ち悪そうにしていて、息遣いも悪い。

そして、寝ているおじいちゃんの事を目の当たりにし、またご飯が気持ち悪くなってしまう樹里。

しかし、みどりに

「自分のことも大切にしてあげて」

と言われたことを思い出し、ご飯を食べ始める。

抗がん剤も4クール目になり、吐き気はないけど、お腹が張っていてご飯が食べられないというおじいちゃん。

腹水が溜まり始めているかもしれないから、体力が戻るまで治療は一時中止にしようという江林。

それに対して畑中先生は、腫瘍マーカーの数値も悪くない。

ここで中断して悪くなるリスクがある・・・と続行したい方針。

江林と畑中の今後の方向性は定まらず、とにっかう検査をしてから考えることになる。

検査の結果、薬は継続で決定し、おじいちゃんは退院していった。

しかし、それから数日後、発熱したおじいちゃんが緊急搬送され、誤嚥性肺炎で抗がん剤は中止となった

15話のネタバレ

誤嚥性肺炎は、飲む力が弱くなって、唾液や食べ物が細菌と気道に入ることで発症する。

入院から数日後、緩和ケアの治療が始まるが、おじいちゃんは、延命治療を望んでいない。

そして樹里の父は、おじいちゃんが好きだった冷やし大根の白煮を持ってきていた。

「うまいなぁ」

と言いながら味わうおじいちゃん。

それから数日後、おじいちゃんの体調はどんどん悪化していた。

もうほとんど目を閉じたままのおじいちゃん。

そして・・・おじいちゃんはみんなに見送らて・・・最期を迎えてしまう。

数日後、病院に樹里から手紙が届いた。

手紙には、樹里が食事を摂れるようになったことや、父親とのことが書いてあった。

手紙を読んで涙するみどり・・・。

みどりは、決意を新たにした表情で前を向いて歩き始めるのだった。

漫画「アンサングシンデレラ」4巻のネタバレ

【アンサングシンデレラ】原作ネタバレ!1巻~5巻25話まで全話網羅

16話、17話、18話、19話、20話を収録!

16話のネタバレ

生理痛が重い女性・倫。

朝起きられぬほどの痛みに、母親から

「思い切って動く方が良い」

などと言われ、

「生理痛が痛くない人には分からない」

と怒鳴ってしまう。

何とか会社には行ったものの、冷房が効きすぎていてひどい寒気に襲われる。

痛みの為同僚と外に食べに行く事も出来ず、一人更衣室で昼食のパンを食べる。

憧れのマイマイという人のSNSに載っているサプリやスキンケアをチェック。

ロキソニンを購入する為、ナカノドラッグに立ち寄った倫は、そこで小野塚から生理痛が重いことを見抜かれ病院へ行く事を勧められる。

そこで思い切って受診してみることに。

記入用紙にはサプリの内容を思い出せずざっくりサプリとだけ記入。

女医から低用量のピルを提案される。

薬局ではみどりが対応をした。

会社で飲みづらいと話した倫。

結局痛みは改善されず、再び訪問した倫は待合室でうずくまってしまう。

そして、救命病棟へ運ばれる。

意識を取り戻した倫に訊いてみると、服用しているサプリの中にセントジョーンズワートと呼ばれるハーブが含まれているものがあることが判明。

これはピルの効果を薄めてしまう働きがあるもので、話を聞いた倫は精神的に追い詰められていたこともあり、泣き出してしまう。

そんな倫に優しく声を掛けるみどり。

その後、サプリを止めた倫は生理痛が軽くなったのだった。

17話のネタバレ

薬物過剰摂取・・・。

通常オーバードーズ(OD)で運ばれてきた若月陽菜。

みどりの同期の庄司の患者。

ODでの入院はこれで4回目、重複診療の可能性も・・・。

どこかとらえどころのない印象の若月、取り敢えず薬局の袋を手掛かりに薬歴を調べることに。

ナカノドラッグの小野塚は若月を

「要注意人物」

とメモしており、以前30日分の薬を出した10日後に失くしたと言って訪れたことも・・・。

しかし、最近はナカノドラッグに来ることは無くなったそう。

合同勉強会が捗ってないことを咎められつつ電話を切るみどり。

翌日、若月夫妻と面会しますが夫の方はスマホばかりを見てどうでもいい、とでもいうような態度。

庄司に何故入院を長引かせるのか聞くみどり、若月は現状と向き合っている様には思えなかった。

庄司は上から病棟稼働率を上げるように言われているらしく、

「葵さんがそれを言う権利はない」

と突き放してくる。

飲みでそのことを話すと、それはみどりが悪いと瀬野。

治療方針を決めるのはあくまで医師であり、病院の経営が傾くと人材流失にも繋がってしまう。

くるみはみどりを支持、このままでは若月は病院に依存してしまう、と・・・。

瀬野が

「病院の中と外を切り離して考え過ぎじゃないか?」

と突っ込みを入れる。

そこで思い出したのが小野塚だった。

18話のネタバレ

小児科の子供を眺める若月は、

「いつか自分たちも」

と話しているが、夫からは

「今の状態では考えられない」

と突き放されてしまう。

みどりと庄司は互いに言い過ぎたと謝罪。

その様子を見ているくるみ。

若月と面談した際、妊娠していたら飲めないものなのか尋ねられ、答えられなかった。

逆に若月に心配され、

「真面目すぎると私みたいに病気になっちゃう」

と言われてしまう。

若月は、電車の中で発作を起こし勤めていた会社を一年で辞めざるを得なくなってしまった。

それがきっかけで旦那と結婚に繋がったのだが、何もしなくていいと言われ、自分の役割が何なのか分からなくなっていた。

一方小野塚とメールでやりとりをしているみどりは、若月が通っているクリニックが患者の望むままに薬を与えてしまう評判の悪いところだと知る。

小野塚に

「かかりつけ薬剤師について話を聞けないか」

とメールを送ったところすぐに電話が鳴る。

かかりつけ薬剤師は地獄のような制度で、一人の薬剤師が24時間ずっと対応しなければいけない。

それでも若月は絶対にかかりつけ薬剤師を決めた方が良いという小野塚に、明日の夜空いていないか聞かれる。

薬剤師の飲み会が開かれるとのことだった。

19話のネタバレ

若月が薬を大量に使用する理由を訊いた庄司は、身勝手だと評する。

くるみは何となく彼女の気持ちが分かる・・・と。

自分が病院にいる意味はあるのか悩んでいる。

くるみと一緒に小野塚の飲み会に参加したみどりは、若月の話題を出すと色んな意見が出てきて、慌ててくるみはメモを取り出す。

自分の存在感の無さに落ち込むくるみだが、小野塚が

「どんなことでも、一人の薬剤師との関わりがその後にも影響することはあると思う」

と声を掛ける。

みどりとくるみに

「見学においで」

と声をかける人も。

翌日、くるみは徹夜で作った薬局マップを若月に渡す。

薬剤師が薬局を勧めることは出来ずとも、若月が決めた薬局の薬剤師と全力でサポートしていくと、笑顔を見せる。

後日、若月は夫、かかりつけの薬剤師と共に面談に来た。

夫には庄司が、薬剤師にはくるみが話をして、頼み込んでいたのだ。

「相原さんありがとねー」

と声を掛けられ、名前を呼ばれることを嬉しく思うくるみ。

20話のネタバレ

そして飲み会で誘われた仁科の薬局に見学に来るみどり・くるみ・小野塚。

小野塚はみどりより一つ年上と判明。

仁科の笹の葉薬局は高齢者や終末期の人向けの在宅特化薬局で2年前にオープンして、薬剤師は4人在籍している。

長く看る、最期まで看るということを口にする仁科、以前は病院に勤めていた薬剤師だったが、転職し、在宅特化の薬局を開きたいと思い、今に至る。

ここでは無菌調剤も出来て輸液の調整も可能。

ここに来たら確実に給料が上がると小野塚を勧誘する仁科。

小野塚は少し悩んでる様子。

ただ話を聞くのも大切な時間、と語る仁科に

「それは薬剤師の仕事なのか?」

と返す小野塚。

仁科がある患者のことを話し出した。

野澤さんという85歳の男性は肺がんステージⅣで転移あり。

抗がん剤治療をやめて自宅での療養希望で余命1ヶ月。

野澤さんの自宅では、奥さんは既にいらっしゃらず、娘の保子さんが看病をした。

野澤さんの症状はどんどん酷くなる、保子さんもやつれてきてしまった。

保子さんは、野澤さんが自分の前で弱音を吐かないことを心配していた。

明け方に、野澤さんは奥さんの名前を呼んで

「つらいつらい」

と子供のように泣いているのだった。

そして最終的に家族で話し合い、眠れるような薬を処方する事が決まった。

そして先週、穏やかに・・・と伝える仁科さん。

小野塚をはじめとした3人は真面目な顔で話を聞いていた。

悪態をついてくる人もいるよと説明しつつも

「勝手に使命だと思ってるから!」

と笑顔を見せる仁科さん。

保子さんのところに、余った薬を取りに行くという仁科さん。

それに

「ついて行っちゃダメですかね?」

と切り出す小野塚。

仁科さんを迎える保子さんの顔は笑顔。

今まで病院では、退院のタイミングでしか心を開いてもらえなかったことが多いから「長く看る」のはすごく響く・・・というくるみ。

「やめないよね?」

と心配するみどりに

「やめないですよっ!」

と答えるくるみだが、薬剤師としての大きな選択肢を知ることが出来て良かった・・・と意味深な顔をするのだった。

漫画「アンサングシンデレラ」5巻のネタバレ

21話、22話、23話、24話、25話を収録!

・21話はこちらから

・22話はこちらから

・23話はこちらから

・24話はこちらから

・25話はこちらから

21話のネタバレ

岩下という中年男性を担当する先輩薬剤師・刈谷。

岩下は湿布を切らしてしまったと言う。

だが既に湿布は上限数まで渡してしまった。

どうも岩下は妻はお隣さんに勝手に分け与えてしまったらしい。

だがそもそもその湿布は岩下の症状に合わせて処方したもので、譲渡してはいけないのだ。

その事をキッチリ伝える刈谷。

だが湿布をこれ以上貰えないと分かると岩下はキレて暴言を吐く。

「ケェチッ!」

周囲やみどりがざわつくも、彼女はみどりに患者が来ていると告げる。

慌ててみどりは増田航平という男性患者の相手をする。

どうやら彼は花粉アレルギーにかかっており、みどりはセレスタミンを1週間分処方した。

以前も同じ薬を服用していたらしく、改めて眠気などの注意点について説明をした・・・。

それにしても岩下の件はビックリした。

そう話すみどりとくるみ。

あの「ケェチッ」という声は調剤室の中まで響いてきた。

市販品より安いから沢山貰っておきたいと考える気持ちも分かるが、それは税金で賄われているからだ。

そしてヒルロイドというアトピーなどの皮膚疾患に用いられる塗り薬だが、いつの間にか美容アイテム替わりに使われるようになったのだ。

それでも患者たちに悪気はないから注意しづらい・・・。

「注意しなきゃダメでしょう」

刈谷がタヒ角で業務していたのを忘れていた。

刈谷は言いづらいなんて言い訳と話し、患者の意識を変えるべく言う時はピシッと言うべきだと言う。

刈谷は全くブレない。

ドクターの中にも好き勝手処方している者もいるからちゃんと通達しないと・・・。

増田は子供の翔と一緒に妻とテレビ電話をしていた。

妻は2人目を妊娠しており、あと少しで出産だ。

妻との通話を終えると、翔もハウスダストでアレルギーにかかっている事が判明。

そのまま増田は自分に処方された薬を分け与えてしまった・・・。

その後、増田は再度薬を貰いにみどりの所へ行くが、そこで子供にも勝手に薬を与えた事が判明。

みどりは子供はちゃんと小児科で処方してもらうよう言うが、それでも増田は食い下がる。

副作用があると説明しても何粒までならいいのかと訊くばかり。

そこで刈谷が割って入る。

まず、セレスタミンが子供に悪影響を及ぼすのは10年前に判明したばかりだと言う。

そして、自分もステロイドにより成長抑制がかかった子供に対応した事があると・・・。

その子は12歳だったが、平均身長より20センチ低く、体重は逆に10キロ重かった。

幸いセレスタミンを中止して成長率も少しずつ戻って行ったが、それでも完全には戻らなかった。

刈谷はその子の母親が泣いているのを忘れられなかった。

そんな強い副作用の薬は大丈夫なのかと心配になる増田。

だが用法・用量を守れば問題はない。

後で刈谷に礼を言うみどり。

確かに医薬品はリスクと規制だらけ。

それでも生活が助けられている人はたくさんおり、だからこそ自分たち医療従事者が目を光らせないといけない。

増田と翔は無事再会する・・・。

そして刈谷は嫌われてでも納得して貰わないといけないと言う。

22話のネタバレ

入院している子供・海(カイ)にとって病院はイライラする場所だ。

七夕会が気に食わず、

「うわ~くだらね~」

と言う・・・。

どうせショボいと決めつけているのだ・・・。

「海くん、なーんでそんな事言うのー」

そこにみどりが尋ねてくる。

海は短冊に願い事など、ただの風習に過ぎないと言う。

それでもみどりが

「もしかしたら叶うかもしれないじゃん?」

と言う。

一億円欲しいと書いたらくれるのかと聞くと、叶うかもしれないと言う。

だが海は

「もう退院するし」

と捨て台詞を吐く・・・。

海は・・・みどりが嫌いだ。

みどりは薬を飲む習慣付けるよう言う。

さらに彼の母親の話にもなるが、

「・・・お、おかーさんは関係ないしっ」

とその話を切る。

さらに、そこに久保山たちが現れる。

久保山はとても医者とは思えないようなデザインのスクラブを着ている・・・。

そのスクラブは一つだけ柄が違う部分があり、子供がそれを探している間に診察が出来るのだ・・・。

海はそんな彼らの事がみんな大っ嫌いだった!

祖父母が尋ねてきてくれるが・・・。

しばらくゲームで遊んでいると、祖父母が見舞いに来てくれた。

体調はどうかと聞かれる。

もう普通に食べられると聞いたので、彼の為にゼリーを買ってきてくれていた。

祖父母は毎日来てくれているのだが、海としては本当は出張で忙しい母親に来て欲しかった・・・。

話しづらくなったため、

「ちょっとトイレ!」

と海は部屋を出る。

廊下に出ると、他の子に短冊が書ける状態になったと知らされる。

が、「どーでもいいしっ、くだらねー」

と顔を背けてしまう・・・。

「・・・そういうこと、ここで言わないで」

その子は何か月も入院している子にとっては凄く楽しみな事なのだと説明する。

海は耐えきれず、その場から走り去る。

だが無理に走ったものだから、発作が再発する。

・・・海が本当に嫌いだったのは、体が弱い己自身だったのだ・・・。

ベッドに就き、眠りに落ちていく・・・。

海は夢を見ていた。

いつの間にか自分は彦星になっており、はてなと思っていると、目の前に美しい織姫・・・に扮したみどりが現れる。

「ちゃんと薬を飲めば、きっとまた一緒になれますから~」

「いやだーっ」

と叫び飛び起きる。

が、近くにいた母親はそのせいで驚いてしまう。

・・・母はどうやら1日繰り上げられたので始発で帰ってこれたようだ。

海が飛び起きた事を言及し、母もいい夢を見れたと言う。

なんと亡くなった父が彦星の格好で会いに来てくれたらしい。

「これのおかげかなぁ」

と短冊を見る母。そこにはみどりの字で

「カイくんの願い事が叶いますように!」

と書かれてあった。

そこにみどりが入室し、海の様子を聞きに来る。

海は顔を赤くし、自分も短冊を書くと言う。

絶対に病院に戻らないと・・・。

やっぱり・・・葵みどりは嫌いだ!

23話のネタバレ

薬剤師になった先を考えてなかったみどり

炭火焼肉やまと。

そこではみどりたちが千尋の結婚を祝っていた。

彼女の結婚相手は2年目くらいで転勤する可能性があるらしく、その前に結婚する事に。

夫が異動になったら他の支店に異動を願うつもりだ。

なお、研修認定も既に取得している。

アヤはハーブにハマっているらしく、アロマ関係のカフェも併設したカフェを開きたいと思っている。

他にもMRをやっているメンバーも将来を考えているらしい。

・・・帰りの電車、みどりは皆がこれからの事を考えていると実感。

瀬野からも長期的な目線を持つよう諭されている。

曰く、「毎日患者の為に頑張る」では駄目なのだ。

小さな頃から薬剤師になりたいと願い、さらに大学に入って病院薬剤師という目標も出来た。

そしてやっとなれたと思ったら、今度は薬剤師としての生き方を自分で見つけないといけない。

しかし小野塚からLINEがやってきて、なんと彼は仁科の『笹の葉薬局』で働く事になったらしい!!

また仁科さんたちと飯でも行きましょうとあるが・・・。

小野塚とファミレスで相談事

「うわ、ホントに来た」

「だ、だって帰り道だったから・・・っ」

小野塚はみどりの帰宅ルート上のファミレスにいたので、みどりは寄らせて貰う事にしたのだ。

どうやら小野塚は本を読んでいたようで、勉強中だった。

みどりはパフェを注文する。

それから彼に相談事をする。

曰く、これから先を何も考えられないのだと・・・。

「長期的な目標ねー・・・」

小野塚は病院でキャリアを積むのも目標ではないのかと言う。

みどりとしても、萬津総合に居ても未来像が漠然としている・・・。

なお、小野塚はいずれ『緩和薬物療法認定薬剤師』の資格を取りたいらしく、転職前にそのあたりを勉強していたらしい。

そんな小野塚を楽しそうとみどりは評し、ちょっと汗をかく小野塚。

読者目線では表情は特に笑ってはいないが、以前の負のオーラは消えているらしい。

確かに前に進める気力があるのはいい。

一方のみどりも『小児薬物療法認定薬剤師』を来年取りたいと考えている。

しかしその前に他の診療科に異動になるかもしれない。

そのため未来の事を色々考えてしまう。

自分がどこにいるのか分からなくなってしまうのだ・・・。

「・・・ちょっと意外でした」

小野塚はみどりを今まで暑苦しい感じだと思っていた。

迷いなく走るタイプだと思っていたのだ。

もしかして将来薬剤師に『なりたい』タイプではなかったかと小野塚に当てられる。

みどりは自身が薬剤師になった経緯を話す。

彼女は小さい頃亡くなった、薬剤師として働いていたという母に憧れて薬剤師になったのだ。

父が母の仕事についてよく語っていた。

だから小さい頃から刷り込みで既に目標が出来ていたのだ。

みどりは母親の働いている姿も知らないのに・・・と言う。

だが小野塚は自分からすればみどりは芯が通っているように見えると言う。

小野塚も4年目でやっと自分の足で歩き始めたといった感じだ。

だから全然大丈夫・・・。

そして小野塚はなんと平気でみどりのパフェからバナナをフォークで奪いつつ、合同勉強会を開かないかと言う。

自分が転職する10月末までに・・・だ。

みどりは是非やりましょう!と言った。

翌日。

みどりは車椅子の女子中学生・夏目紗由紀とすれ違う。

どうやら『前十字靭帯破損』のために靭帯再建手術で入院しているらしく、手術が終わってリハビリだ。

なお、高校もバスケで推薦で行くらしい。

なんだかみどりは人生相談をしてしまいそうで、気を付けないと・・・。

そしてみどりは夏目の元に行く。

薬剤師のみどりだと自己紹介する。すると、夏目は泣きはらした目をしていた。

ふと夏目は、この中にドーピングに引っかかる薬はないかと聞く。

高校で国体に行くのが目的の彼女はどうしてもドーピングでないと確定させないといけない。

国体バスケではドーピング検査があるのだ。

答えられないなら詳しい人に聞いて欲しい。

「ちゃんと確認取れるまで、薬飲みませんから」

24話のネタバレ

みどりはハクの元を訪れる。

みどりはドーピングのガイドブックを探す。

ハクはもしかして『アンチ・ドーピングガイドブック』かと問う。

多分この一番上の棚にあるはず・・・と言われ、確かにそこにあった。

夏目のドーピング疑惑について話すと、処方が既に出ているなら『Global DRO』というサイトで検索するのが一番と言われる。

どうやらハクはスポーツファーマシストの認定を取るために基礎講習を受けている所だ。

ハクはまだ2年目なのに、認定に向けて動くのが早い。

後で認定の話も聞かせて欲しいと言って立ち去るみどり。

ハクはどこか物ありげな目をしていた・・・。

夏目は部活仲間とのLINEをした後、みどりから処方薬に問題は無かったと報告を受ける。

ハクに教えて貰ったサイトを教えつつ、薬剤師に気軽に相談して欲しいと言う。

ふと、高校でのバスケの話になる。

高校では合宿などでドーピングの講義があるようだ。

そして、スポーツファーマシストという存在がいると話し、きっと役に立ってくれるだろうと言った・・・。

みどりもスポーツファーマシー取ったら?

ハクは後で、みどりにスポーツファーマシストを取得するのはどうだと言う。

割と取りやすい認定らしい。

ハクは学会で元陸上選手の薬剤師の講演を聞き、

「何故その物質が禁止薬物なのかを理解する」

という話を聞いた時、ドーピングが科学だと気付いて興味が湧いたそうだ。

うちの病院にはスポーツファーマシストを持っている人がいないから、丁度いいと瀬野も後押ししてくれた。

また、学校薬剤師という(主に本業ある人が非常勤で)学校の薬品や環境衛生の管理指導をする薬剤師が大学以外の学校にいる。

その学校薬剤師なら持っている割合が高いだろう。

みどりもドーピングについてこれから勉強してみる事に。

みどりは自室でハクに勧められた本を読んでみる。

翌日。

みどりは夏目とベッド以外で会う。

彼女は身長174センチもあり、立ち上がるとかなり大柄だ。

松葉杖にも慣れてきたので、あと2週間で歩けるようになるだろう。

この間、夏目は選手としての将来を悲観して不安になっていたのだ。

しかしみどりが調べてきてくれ、不安が飛んだ。

そして一週間後。

夏目は無事退院できるようだ。

みどりに礼を言う。

さらに、夏目の母もやってきてみどりに頭を下げる。

母は葛根湯を買っておいたと言い、みどりと夏目に

「葛根湯もダメ!」

と言われる。

葛根湯に含まれる『マオウ』が禁止物質だ。

さらに、スポーツファーマシストになる予定のハクにも会わせる。

来年にはなっているはずだから、気軽に問い合わせて欲しいとの事。

夏目はみどりにもなって欲しいなぁと言う。

夏目たちと別れたみどりは、新たな目標が見つかったと言う・・・。

「子供や若者に薬剤師を身近に感じて貰う布教活動!!」

「響きはヤバイ人っぽいですね」

子供の頃から薬剤師という存在を身近に感じていたら、社会の認識が変わる気がする。

学校薬剤師にも興味が出てきた・・・。

・・・が、刈谷がこちらを鋭く見ているとハクに言われ、慌てて2人は調剤に戻る。

25話のネタバレ

2週間前。

みどりは鶴田と部長から呼ばれる。

鶴田は妊娠しており、来月から産休に入るらしい。

その後任として、みどりに産科病棟に入って欲しいらしい。

あくまで小児に担当は継続でだ。

病棟に入る時間は増やしてもらえるのかという質問には、

「しばらくは今のままで様子見てみようか!」

と言われる。

・・・その後、鶴田から説明を受ける。

産科は実は薬剤部的には軽く見られており、業務もそれ程難しくはない。

しかし妊婦などの患者にとっては薬物治療は不安であり、その面はかなり注意が必要だ。

だからこそ、その面まで大事にするみどりを頼ったのである。

それから後日、鶴田と産婦人科に行く。

そこでは看護師たちがテキパキ活動していた。

鶴田は看護師長の岩澤に声をかけ、後任であるみどりを紹介する。

岩澤はフレンドリーなのだが、人の名前を覚えるのが苦手で間違える事もある。

それからも鶴田から説明を受ける。

助産師が頼みなので、助産師と仲良くするといいとアドバイスを受けた。

・・・と、道場という医師が鶴田と会う。

鶴田は道場にみどりを後任だと紹介。

自己紹介が終わると、道場は

「瀬野さんはお元気ですか?」

と聞く。

とりあえず元気だという事を伝えると喜んで貰えた。

どうやら研修医時代に瀬野に世話になったらしいのだ。

その後、みどりと鶴田は5人の患者を巡る。

まず、三戸夏美(34)。

経腟分娩で女児を出産したらしく、非常にぐったりしている。

会陰切開の影響で股がヒリついているらしい。

続いて、星名優(28)という患者を見る。

保育士という職業柄、安静にする事が難しいようだ。

夫と2人暮らしだが、2年前に14週で早期流産している。

他に、鶴田が自分の出産を見届けてくれない事にショックを受けている千川恵美(32)、それとは対象的におだやかである藤井かな(29)もいる。

それぞれ35週目・2人目、32週目・3人目である。

この2人は同室の人同士で仲良くなったらしく、仲良く話している。

・・・と、うるさくしたせいか、向坂という患者のベッドのカーテンレールが閉められてしまう。

向坂千歳(37)、初産婦であり、現在30週目だ。

てんかんの既往があり、ハイリスクの為に絶対安静だ。

妊娠はしているが、未婚である。

カーテンを閉めたのは彼女の母であり、千歳自体は別に気にはしていない。

・・・実は、千歳の相手には家庭があり、不倫の末の妊娠だったのだ。

相手には妊娠している事は伝えず、ひとり親になる決心をした。

当然千歳の母は快く思ってはいない。

ちゃんと娘を案じてはいるが・・・。

みどりは鶴田から、出産は奇跡のような出来事だけど幸福なものばかりではないと教わった・・・。

その後、星名は薬の副作用で非常に不安感が強いと言った。

さらに、この薬が効かなくなった場合に使用する『マグセント』という薬はかなり強い副作用があり、かなり不安になる。

みどりは、まずは33週を迎える事を目標にしようと励ました。

星名は一度流産しているから、どうしてもお腹に宿っている子を手放したくないのだ。

・・・みどりと星名が話している間、千歳の母が千歳の元を訪れる。

千歳母はこの前自分が話した事を覚えているかと問う。

千歳は放っておいて欲しいと言う。

しかし母は駄目だと言う。

「あなたには育てられない」

漫画「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」はまだまだ続く!

こちらでは2020年6月11日までの最新話である25話までのネタバレを紹介致しました。

続きの26話からは別記事で紹介致しますので、26話が公開され次第、ネタバレを続けていきたいと思います。

漫画にドラマに、「アンサングシンデレラ」を楽しみましょう!

 
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