テレビ東京のスペシャルドラマ「作家刑事 毒島真理」のあらすじや結末、犯人のネタバレ、キャスト情報や視聴率、動画配信や感想について紹介していきたいと思います。
このドラマの原作は、ドラマ化作品が本当に多い中山七里さんの小説で、原作小説のタイトルは「作家刑事毒島」です。
クセの強い主人公・毒島真理を演じるのは佐々木蔵之介さんなのですが、いったい佐々木蔵之介さんはどのように毒島を演じるのか!?
どんでん返しの帝王とも言われる中山七里さんの小説原作のドラマ「作家刑事 毒島真理」を200%楽しめるように紹介していきたいと思います!
目次
ドラマ「作家刑事 毒島真理」のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!
ドラマ「作家刑事 毒島真理」の基本情報
テレビ東京では11月30日(月)夜8時から、月曜プレミア8「作家刑事 毒島真理」(ぶすじましんり)を放送します。
本作は、数多くの小説がドラマ化、映画化され、今大人気の作家・中山七里が「この作品だけは映像化されたくなかった」と言うほど(!?)、異色の主人公が活躍する『作家刑事毒島』を原作にしたミステリーです。
テレビ東京が送る異色の“作家刑事”による、コメディタッチのミステリー。
毒を吐きながら独自のスタイルで事件を解決していく毒島の活躍と豪華共演者が紡ぐサスペンスをこの冬、お楽しみください!
【番組名】
月曜プレミア8 「作家刑事 毒島真理」
【放送日時】
2020年11月30日(月)夜8時~9時54分
【放送局】
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【原作】
中山七里 『作家刑事毒島』(幻冬舎)
【監督】
本田隆一
【脚本】
林誠人
【チーフプロデューサー】
中川順平(テレビ東京)
【プロデューサー】
島﨑敏樹(泉放送制作)藤田修(泉放送制作)雑賀俊朗(サーフ・エンターテイメント)
ドラマ「作家刑事 毒島真理」のあらすじ・ネタバレ
出版プロデューサーを名乗っていた百目鬼二郎(コトブキツカサ)という男が刺殺体で発見された。
警視庁捜査一課の警部・麻生(吹越満)と犬養隼人(徳重聡)とともに現場に来た新入り刑事・高千穂明日香(新川優愛)は初めての事件現場に気合が入る。
被害者の元勤め先の出版社で聞き込みをすると、新人賞の審査を巡り、百目鬼に『殺してやる』などと書かれた脅迫状が送られていたことが明らかに。
そこで犬養が高千穂を向かわせたのは“出版業界にめっぽう強い”というある男のところだった。
それが今や飛ぶ鳥を落とす勢いの売れっ子作家・毒島真理(佐々木蔵之介)。
実は元捜査一課の優秀な刑事だったという。
高千穂は毒島の毒舌やこだわりに戸惑いながらも、事件の捜査を共に進めることに・・・。
作家であり元刑事でもある毒島はいったいどう真実を解明していくのか!?
原作「作家刑事毒島」のあらすじ
新人賞の選考に関わる編集者の刺殺死体が発見された。
三人の作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。
警視庁捜査一課の新人刑事・高千穂明日香の前に現れた助っ人は、人気ミステリ作家兼刑事技能指導員の毒島真理。
冴え渡る推理と鋭い舌鋒で犯人を追い詰めていくが・・・。
人間の業と出版業界の闇が暴かれる、痛快・ノンストップミステリー!
原作「作家刑事毒島」のネタバレ・感想
毒島さんクセになる。
出版業界周りの限られたシチュエーションでの事件が続くが、どの篇も、さあ、どのタイミングで彼が出てきて、どんなふうに毒舌を吐き、完膚なきまでに犯人を追い込むのか・・・それをわくわくと楽しみにどんどん読めるのだ、これが。
お約束の「うふ。うふふ。うふふふふふ。」さえ、ちょっと待ってたりして。
ラストから5行前のひと言はものすごくかっこよかったなあ。
犬ちゃんこと犬養刑事の周りにこんな世界も広がっていたのかと思うと、にやにやしてしまう。
「図書館ヤクザ」のくだりはグサッときたり、うーん・・・と考えたり。
うふ、うふふ、うふふふふ。
もう声出して笑ってしまうほどの独特の感性の持ち主の毒島さん。
あの犬養刑事も苦い顔をして逃げ出しちゃうのわかる。
それにしても、作家としての苦言というか皮肉を毒島さんに言わせてませんか?中山さん。
個人的にも「名前だけ使った原作と別物映像化作品」は、本当にウンザリなので毒島さんの発言にも納得。
作家業って世界が狭そうですもんね、あのキャラクターたち、一体どなたがイメージモデルだったのか気になるところ。
好きなことは仕事にしない方がいい、って気がしてきたなぁ、よっぽど図太くなければ(笑)
『中山七転八倒』をきっかけに手にとった一冊
作家とその周辺の人達の悲喜こもごもは業界に縁の無い自分でも透けて見える何かがあって十分楽しめた。
各話タイトルが秀逸で目次からはブラックユーモアが溢れている。
久仁尾さんは西尾さんかな等と登場人物を当て込んでいくと反省堂の粗井さんみたいに仲が良いからこそ出来るモジリ方もあって、撒き散らされた毒も一瞬やわらぐ。
そしてどの犯罪も計画性や緻密性に長けていなくても結果的に人は亡くなっていて、自意識の高さがどれだけ厄介か思い知らされた。
たくさんの皮肉が描かれてる
小説を書いたことのある、あるいは「小説家になりたいな」という夢をちょっとでも持ったことのある人間にはかなりジクジクとくるところのある作品。
でも、面白かった。毒島のキャラクターもかなり強烈だったし。
「原作とドラマの間には深くて暗い川がある」の毒島の台詞
「全くあんたたちときたら。ドラマではあっちこっちに気を遣って行儀いいものしか作らないのに、こと報道になるといくらでも下品になるんだね。普通、逆じゃないのかしらん」
というのが個人的に印象に残った。
※中山七里さん原作のマスメディア皮肉り作品はこちら
【セイレーンの懺悔】原作真犯人ネタバレ!実写ドラマのあらすじ・キャスト最終回結末はどうなる?
ドラマ「作家刑事 毒島真理」のキャスト
テレビ東京初主演!異色の“作家刑事”に!
月曜プレミア8「作家刑事 毒島真理」
11月30日(月)夜8時放送決定!原作者・中山七里が唯一映像化を望まなかった⁉️出版業界の闇を描くコメディタッチのミステリー、禁断のドラマ化!#新川優愛 #徳重聡 #吹越満 も出演! pic.twitter.com/3iM3Krk24q— テレビ東京宣伝部 (@TVTOKYO_PR) October 24, 2020
毒島真理 演:佐々木蔵之介
現役のベストセラー作家でありながら元捜査一課の刑事、さらにその経歴を生かし、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書を持つ男。
その善人顔とは対照的に刑事時代は“えげつない”ほど饒舌に容疑者を追い込んでいき、落ちなかった犯人は一人もいないとの伝説を持っている異色の作家です。
高千穂明日香 演:新川優愛
新入り刑事。
毒島真理と事実上バディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件の捜査に乗り出します。
癖の強い毒島と空回りしやすい。
羽衣サヤ 演:遊井亮子
女流作家。
只野英郎 演:塚地武雅
長年作家を目指す“ワナビ”
犬養隼人 演:徳重聡
高千穂の先輩刑事。
麻生警部 演:吹越満
高千穂・犬養の上司。
ドラマ「作家刑事 毒島真理」キャスト・スタッフのコメント一覧
プロデューサー テレビ東京 ドラマ室 中川順平のコメント
今回、数多くの小説が映像化されている中山七里先生の作品の中でも、ひときわ異色の原作に挑戦させて頂きました!
主人公は卓越した推理力の持ち主であると同時に、‶超“のつく毒舌。
そんな主人公が、出版業界に蠢く、あまりにもクセが強い人間たちを、舌先三寸で一刀両断にする様は、痛快そのものです。
悪魔のようでありながら、軽妙でどこか憎めない毒島像を、佐々木蔵之介さんが絶妙に演じて下さいました。
また新川優愛さん、徳重聡さん、吹越満さんら豪華キャストに演じて頂いた、高千穂、犬養、麻生の面々は、他の中山作品でもお馴染みの有能でカッコいい捜査一課にもかかわらず、今回は毒島にひたすら振り回されます。
個人的には過去、中山先生の「テミスの剣」という、冤罪を巡るシリアスな作品をドラマ化させて頂いたのですが、今回はそれと180度違う、ちょっとブラックな笑いに満ちた新感覚のミステリーです。ご期待下さい。
原作者・中山七里に一問一答!
Q)作家刑事毒島シリーズがドラマ化されるにあたっての思いをお聞かせください。
A)この原作だけは映像化されたくなかった(横溝正史か)。
Q)毒島というキャラクターを佐々木蔵之介さんが演じることについての印象はいかがですか?
A)虫も殺さないような善人面という設定なので、原作者として文句の付け所がありません。
Q)作家業界の独特な世界が描かれていますが、リアルな部分もあるのでしょうか?
A)殺人事件以外はほぼリアル、というか、かなり希釈しています。
Q)ファンや視聴者へメッセージをお願いいたします。
A)歪んだ性格の犯罪者と更に歪んだ性格の刑事の対決をお楽しみください。
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