【望み】あらすじネタバレ!映画と原作小説の結末の違いと犯人は?

雫井脩介さんの小説原作の映画「望み」のあらすじやネタバレ、キャスト情報などを紹介したいと思います。

この物語の原作小説は、親子関係や家族の形に焦点を当てた社会派ミステリーで、第七回山田風太郎賞候補作、「週刊文春ミステリーベスト10」2016年国内部門第9位となった作品です。

今回の実写映画化はコロナ禍での放映となり、映画館にどれだけの人が足を運ぶか・・・そこにも焦点が集まっている作品です。

堤幸彦さん監督で、堤真一さん主演。

そして石田ゆり子さんも出演する映画「望み」について紹介していきたいと思います!



映画「望み」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

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映画「望み」の基本情報

読書家のためのブックレビューサイト「ブクログ」のアンケートで、驚異の読者満足度100%を獲得、2016年の「週刊文春ミステリーベスト10【国内部門】」にもランクイン。

「犯人に告ぐ」、「検察側の罪人」でも知られる雫井脩介が、執筆時に最も苦しみ抜いたという、渾身の力作にして代表作。

20万部超えのベストセラー小説の映画化が遂に実現!

たとえ被害者だとしても無実であってほしいと願う父の石川一登に扮するのは、あらゆるジャンルの様々な役を我が物にしてきた国民的俳優、堤真一。

殺人犯でもいいから生きていてほしいと祈る母の貴代美には、今や日本のエンタテインメントに欠かせない存在となった石田ゆり子。

ふとしたボタンのかけ違いから道を外れていく息子の規士には、次々と話題作に起用され、今観客が最も観たい逸材、岡田健史。

兄のことは大好きだが、自分を待ち受けていたはずの輝く未来が壊されることを恐れる妹の雅には、突出した才能で観る者を魅了する清原果耶。

監督は、娯楽大作から社会派作品まで幅広く手がけながらも、一貫して人間の真実を見つめてきた、『人魚の眠る家』『十二人の死にたい子供たち』の堤幸彦。

家族がたどり着いた、被害者でもない殺人犯でもない〈3つ目〉の答え、それこそが愛する息子の本当の〈望み〉だった・・・。

切ない真実が放つ暖かな光に魂がむせび泣く、サスペンス・エンタテインメント。

【原作】
雫井脩介『望み』(角川文庫刊)

【監督】
堤幸彦

【脚本】
奥寺佐渡子

【音楽】
山内達哉

【主題歌】
森山直太朗『落日』 (UNIVERSAL MUSIC)[12]

【配給】
KADOKAWA

【制作プロダクション】
角川大映スタジオ、オフィスクレッシェンド

【製作】
「望み」製作委員会

映画「望み」のあらすじ・ネタバレ

一級建築士の石川一登(堤真一)とフリー校正者の妻・貴代美(石田ゆり子)は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高一の息子・規士(岡田健史)と中三の娘・雅(清原果耶)と共に幸せに暮らしていた。

規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。

高校受験を控えた雅は、一流校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。

冬休みのある晩、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。

翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。

警察の調べによると、規士が事件へ関与している可能性が高いという。

さらには、もう一人殺されているという噂が広がる。

父、母、妹―それぞれの<望み>が交錯する。

映画「望み」のネタバレ・感想

息子の規士が行方不明になり、息子の友人の死体が発見される。

犯人と思われる少年2人が逃走し、もう1人被害者がいるらしい。

息子は加害者(つまり殺人犯)なのか、被害者(つまり死亡)なのか。

母親の貴代美は、息子が殺人犯であっても、生きていてくれさえすればいいと願う。

父親の一登は、息子が人を殺すような子だとは思えない。

妹の雅は、兄が殺人犯なら家を引越し、進学や就職ができないかもしれないと心配する。

現に、まだ加害者か被害者か分からないのに、雅は塾や学校で同級生から嫌がらせを受ける。

一登の会社も契約を取り消され、仕事も受け負って貰えず、会社がつぶれるかもしれない。

私も映画を見ながら子供の親として、どっちだったらいいか、非常に悩んだ。

どちらに転んだとしても、地獄であろう。

もし息子が殺人犯で生きていたら、家族は生きて行くのが辛いだろう。

世間から非難され、親は仕事を失うかもしれない。

何でこんな風に育てたのかと親として後悔もするだろう。

もし死んでいたら、まだ若いのに殺されるとは、悲しくて悲しくて辛いだろう。

途中で、隠していたナイフを息子が持ち出したことを知り、一登は息子が殺人犯の可能性も考え始める。

揺れ動く親の気持ちの描写もうまい。

まだ加害者とも被害者とも分からないのに、マスコミの過剰な取材もひどいと思った。

ひょっとしたら第3の選択支として、息子は事件に関係なく、どこからかひょっこり現れないだろうかとも思った。

警察の霊安室で石川夫妻が遺体の身元確認をする直前まで、遺体は別人であってほしいと願った。

ところが願いはかなわず、遺体は息子の規士だった。

規士は友人の相談に乗ったために殺されたと言う。

何とも立派な息子で誇りに思うが、死亡と言う事実は余りにも悲しい。

兄が殺人犯では絶対に嫌だと言っていた妹の雅が、葬式では兄からもらったお守りを握りしめ、一番辛そうだった。

建築デザイナーの家だけあって、石川家は非常に立派である。

その家を一登が見上げる場面が3回ある。

1回目は門や車に落書きされた時。

2回目はマスコミが去った時。

3回目は最後の場面である。

同じ構図なのに、1回目は家や家族がどうなるか絶望的な感じ。

2回目は息子が犯人かも知れない不安。

3回目は3人で生きて行こうと言う決意。

それぞれの一登の感情が感じられ、感心した。

最後も冒頭と同じ家族写真が映る。

規士の高校入学の記念写真は家族4人だった。

一登と規士のネクタイの柄が同じで、仲の良い親子家族だったと気づいた。

次の雅の高校入学の記念写真は規士が無く、家族3人で悲しく思った。

最後の場面で一登が家に帰ると、雅と貴代美の明るい声が聞こえたのが救いだった。

息子規士の正しい行動を胸に、石川家の家族は明るく生きて欲しいと思った。

この映画を見ながら、何回涙をこぼした事だろう。

親として非常に考えさせられる映画だった。

葛藤がある

自分の息子は加害者ですか?被害者ですか?

というテーマに着目した映画です。

夫婦(家族)でそれぞれの思いが錯綜して結果としてストーリーになっていますが、やっぱり弱いよね。

息子を信じたいと思う父も息子は生きていると信じる母。

エピソード不足で弱すぎますね。

悪い映画ではないんですが、もっと息子とのエピソードを入れた方がよかったと思う。

堤氏の次回作に期待ですネ

この作品は、まあ いわゆる高校生の子供が事件に巻き込まれて、加害者?被害者?どっちかわからない状況下で、家族は子供を信じていられるかって いう家族愛がテ-マです。

内容的にはリアルな設定で いつでも起きそうな感じはしますが、息子を無実と信じている父親に対して、母親は加害者かもと思っている辺りが、夫婦間で差がありますね。

加害者の場合⇒生きていて無事だが、罪を償い家族は最悪。

被害者の場合⇒死んでいて家族は悲惨。 

この二者択一的な選択で描かれているが、加害者でかつ、殺されて被害者ってのもあるよね。

その考え方は最初からなかったようだわ。

母親としては無事に帰ってきて欲しい=犯人でも構わない・・・という思いなのだろう。

中盤で息子が犯人(加害者)でないことは、おおよそ周囲の話から察しがつくのだが、なぜか夫婦は切り出しナイフが見つかるまでその信憑性を把握できていない。

そもそもこの映画の台本に違和感があるのは、通常息子が一晩帰ってこなかった(初めて)場合、スグ警察に連絡しないのかな?

余裕ぶっこいてる暇あるのけ?と思うわ。

かつ、いきなり加害者かもと思い込み・・・なんか変。

まずは息子を真っ先に探し出し、安全を確認する事が先決だろう。

そこがなんか違和感あるんだよねぇ。

息子の学校の女子校生たちが絶対犯人でない~と言ってくれているのに、母親のとる態度がちょっと演出まずいかな。

不安はわかるが、もっと込み上げる涙があっていいハズ。

葬式場で工務店の社長に、世間様に顔を出すなっていう殴る様なところ。

あれも ちょっと過剰演出ですよ。

事件が確定していない状況下でアレはないわぁ。

というわけで、最終的に息子さんはOO者なんですけども。

どっちだと判断せまる事がメインになってしまっていて、肝心の家族の愛の描写が弱いな~こりゃっていう感想です。

なかなか見ごたえがありました

クライマックス、かなり泣いてしまった。

ただ、サスペンス部分のコアとなる部分が、刑事からの駆け足の説明だけで表現されていたのがちょっと物足りない。

もう少し、えぐってサスペンス要素を強くして欲しかった。

サスペンスというより、父と母の子への思いがメインに描かれています。

加害者であるならば、命がなくても被害者であってほしいと思う父、命があるなら加害者でもいいと願う母。

どちらの思いも、人の子の親ならば共感できると思います。

どちらも、とても苦しくて辛い願いです。

物語自体は非常にわかりやすいものです。

映画のスケール感はあまりなく、2時間ドラマのような感じではあったけど・・・。

サスペンス部分のスケール感がないんですかね。

ただ、非常に重く重厚感はあります。

物語上、そうなんでしょうが、加害者かも、被害者かもという二者択一しかないのはどうなんでしょう。

関係していないというのもあるはずじゃないんですかね。とは思った。

警察やマスコミの立ち位置も、どうもストーリーに合わせて立っているようにも思えた。

ハッピーエンドかバットエンドかは言えませんが、それは観てのお楽しみということで。

にしても、清原果耶は凄いですね。

この子、大女優になりそうですね。

ついこの前の「宇宙でいちばんあかるい屋根」や「いちごの唄」も良かったし。

今後、期待大な女優さんですね。

家族・お子さんがいる家庭を持つ人にはきっと特に興味深く観れると思います。

自分が当事者なら、どう考えるのか。

どれほど辛いのか。

身に迫る思いでした。

エンドロールにかかる森山直太朗の曲も良かった。

原作小説「望み」のあらすじ

【望み】あらすじネタバレ!映画と原作小説の結末に違いは?

東京のベッドタウンに住み、建築デザインの仕事をしている石川一登(いしかわかずと)と校正者の妻・貴代美(きよみ)。

二人は、高一の息子・規士(ただし)と中三の娘・雅(みやび)と共に、家族四人平和に暮らしていた。

規士が高校生になって初めての夏休み。

友人も増え、無断外泊も度々するようになったが、二人は特別な注意を払っていなかった。

そんな夏休みが明けた9月のある週末。

規士が2日経っても家に帰ってこず、連絡すら途絶えてしまった。

心配していた矢先、息子の友人が複数人に殺害されたニュースを見て、二人は胸騒ぎを覚える。

行方不明は三人。

そのうち犯人だと見られる逃走中の少年は二人。

息子は犯人なのか、それとも・・・。

息子の無実を望む一登と、犯人であっても生きていて欲しいと望む貴代美。

揺れ動く父と母の思い・・・。

『火の粉』の不穏な空気感と『クローズド・ノート』の濃密な心理描写。

両方を兼ね備え、執筆時、著者が最も悩み苦しみ抜いた、渾身の力作。

原作小説「望み」のネタバレ・感想

高校生の長男が帰って来ない。

心配する父の一登と母の貴代美。

そして、この長男規士の中学時代の友人が無残なリンチを受けた死体となって発見される。

情報が入ってくるにつれ、その死体から逃げたのは2人、そして捜査が進む中で未だ行方が分からない高校生は、長男の規士を含めて3人。

つまり、規士は加害者として逃げている可能性も被害者として殺されている可能性も残されていることになる。

苦悩する家族。

この作品は、その規士の行方が最後まで分からないという推理小説的帰納法の進め方で、読者を惹きつけるが、大きなテーマは、二つの可能性の中で揺れ動く家族の心であろう。

父の一登は、息子の性格から加害者ではありえない、いや加害者であった場合自分たちはこの場所で生活も仕事も出来なくなるという将来を憂う。

母の貴代美は、息子は加害者であっても生きていてくれればいい、どこかでやり直せるという立場をとる。

お互い、究極の道しか残されていないことに、読んでいるものも心が痛む。

父親的であり、母親的と言える二人の考え方ではあるが、自分では選べない究極の道が切ない。

案の定世間は、こういう場合殺された高校生の立場に立って、この一家を加害者側と決めつける。

容赦ないマスコミ攻撃。

偽善ぶる奴らの心無い攻撃。

仕事相手すら逃げていく現実。

推理小説でもアクション劇でもないが、次に何が起こるか、そして規士はどうなっているのか、ページを捲る手が止まらない。

さすが、雫井修介、こういう題材で読者をうならせてくれた。

初めて本読んで泣いたかも

岡田健史くんと清原果耶ちゃんが、映画望みに出演することをインスタの投稿で見て、紹介文を見て面白そうと思って買いました。

この方の本は初めて読んだのですが、サスペンス小説をよみなれていない私でもすらすらと読める文章で続きが気になってページをめくる手が止まりませんでした。

規士を岡田健史くんに当てはめて読んでしまい、結末は涙が出ました。

息子の無実を望む父、息子が誰かを殺めてでもいいから生きてて欲しいと望む母。

どちらの望みも未来は絶望的な望みなき望みということばが深く印象に残っています。

もし家族が、被害者か加害者かのどちらかの状態だなんて考えるだけで辛すぎて、重い話だけど、家族の愛も語られている、感動するところもあり、考えさせられました。

読んでよかったです。

おすすめです。

夫婦に感情移入できるなら…

以前、雫井脩介の作品(『火の粉』『虚貌』『クローズドノート』)が結構好きでよく読んでいた。

今回もこの作品の評価が良いので久しぶりに読んでみた。

自分の息子が少年犯罪の被害者か加害者か、というだけの内容だった。

結末も、被害者か加害者かという2択になるだろうとしか考えられないような展開で、スピード感も全く無く、夫婦が葛藤している描写が延々と続く。

この夫婦に感情移入できる人は読んでみて良いのかもしれないが、私には非常につまらなく感じた。途中何度もやめようかと思ったが、最後のどんでん返しを期待して我慢して(途中何度も飛ばし読みをしてしまった)読み終えた。

著者に期待していただけに、読んでがっかりした作品だった。

2極に分かれた望みとは。

子ども二人の平凡な家庭に平凡な暮らしが急変する。

高1の息子が行方不明に。

緊張が走る。

近くで少年による事件が発生して、それに関与している。

加害者なのか被害者なのか不明。

夫婦の望みは2極に分かれる。

10数年の罪を償ってでも必ず生きていてほしいという望み。

亡くなっていることを受けとめることになるが、この子は正義を貫くはずという望み。

最近の風潮を表現するように、ハイエナのようにたかってくるマスメディアの執拗さに辟易する。

ネットへの風評が立つ書き込み。

偏向しあたかも加害者のようにアプローチしてくる恐怖。

ナイフ所持を諌めたことは果たして正しかったのだろうか、逡巡する。

映画「望み」のキャスト

石川一登 演:堤真一

石川貴代美 演:石田ゆり子

石川規士 演:岡田健史

石川雅 演:清原果耶

野田弘美 演:早織

寺沼俊嗣 演:加藤雅也

織田扶美子 演:市毛良枝

内藤重彦 演:松田翔太

高山毅 演:竜雷太

飯塚杏奈 演:松風理咲

三浦貴大
西尾まり
平原テツ
渡辺哲

 
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