【漂着者】ネタバレを1話~最終回結末まで紹介!原作は?

テレビ朝日で放送される金曜ナイトドラマ「漂着者」の1話から最終回、最終話・結末のあらすじやネタバレ、キャスト情報や視聴率、無料動画配信や感想について紹介していきたいと思います。

このドラマは企画から原作、脚本を秋元康さんが手掛け、主演が斎藤工さんという作品です!

あの名作ドラマ「トリック」を何となく思い出すこのドラマ、謎の漂着者の正体とは、どのような結末になるのか!?

という事で、先ずはドラマ「漂着者」の動画配信や見逃し配信について紹介していきたいと思います。

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ドラマ「漂着者」の無料動画や見逃し配信の視聴方法

先ず、見逃し配信と言えば「TVer」が一般的なのですが、「TVer」では最新のドラマが見逃し配信として一週間しか配信されません。

今回ご紹介するテレビ朝日のドラマ「漂着者」も例外ではありません。

では、どうすれば見逃してしまった「漂着者」を見ることが出来るのか、またもう一度1話や2話が見たい場合に、「漂着者」をどうすれば見ることができるのか・・・「漂着者」の動画配信を見る方法は一つだけあります。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・全話のあらすじネタバレはこちらから

・最終回結末についてはこちらから

・キャスト情報はこちらから

金曜ナイトドラマ「漂着者」の基本情報

これまで積み上げてきたものがあっさり崩れ去ってしまう。

誰もがそんな厳しい現実に直面することになった現在――。

不安に苛まれる人々の前に現れた“漂着者”が奇跡を起こしていく…?

先行きが不透明なこのご時世に、ヒットメーカー・秋元康がその才能のすべてを注ぎ込んだ問題作が誕生!

主演・斎藤工が演じる正体不明の<漂着者>が、この夏、日本を狂信の渦に巻き込みます。

とある地方の海岸に全裸のイケメン男性が漂着したところから始まるこの物語。

偶然この男を発見した女子高生たちが、軽い気持ちでSNSに動画を投稿したことで、<#イケメン全裸漂着者>というワードがトレンド入りするほどバズり、男は一躍時の人に…。

また、発見時につぶやいた言葉から『ヘミングウェイ』と呼ばれ注目を浴びるなど、人気も急上昇!

さらに、記憶がなく、自分が何者かもわからないこの男が、世間を騒がせている事件を解決に導く予言めいた力を発揮したことで、次第に人々から崇められる存在になっていく――!?

主人公は正体不明!まさに前代未聞の幕開けを迎える本作の企画・原作・脚本を担当するのは、『あなたの番です』『共演NG』など、常識を覆す話題作を止まることなく世に送り出し続ける稀代のヒットメーカー・秋元康氏。

本作は、SNSが情報を席巻するこの時代において、まつり上げられるのも一瞬、叩き落されるのも一瞬という現代社会の恐怖、そして正体不明の男がまるで“教祖”のように人々を狂信させていくさまを描く、秋元氏がその天才性と狂気をふんだんに発揮して生み出した禁断の衝撃作。

誰もが体験したことのない、まさに“新感覚”というにふさわしいドラマが誕生します。

金曜ナイトドラマ「漂着者」あらすじ・ネタバレ

少女の失踪、猟奇的な殺人…など、ヘミングウェイの周りで連続する不可解な事件。

記憶がなく、身元不明の彼ですが、まるで事件を見通しているかのような神がかった能力で人々を狂信の渦に巻き込んでいきます。

一体ヘミングウェイは何者なのか、そして連続する事件の真相とは…?

世間の人々は、記憶を失い、自分の年齢も名前さえもわからない男を『ヘミングウェイ』と名付け、崇拝したり、期待したり、時に失望したり…。

そんな人々の熱狂をよそに、ヘミングウェイ自身は終始一貫してフラット、正体不明のいわば“ブラックボックス”のままだというのに、人々は勝手に彼の言葉尻を捉え、表情をうかがい、その正体を推測。一方的に一喜一憂し、狂乱していくことになります。

でも、もしかしたら人間の本質なんてそんなものなのかも――。

「人の心」というものは存在せず、他者が勝手に見出しているものに過ぎないのでは…?

そう今、この世の中にも『ヘミングウェイ』になりえる人物が登場するのかもしれません。

もし、そんな人物が現れたら、あなたは彼を信じますか…?

サスペンス?オカルト?そんなジャンル分けはもはや不可能!

予測不能な展開が待ち受ける、いまだかつて誰も見たことのない衝撃作が、この夏、開幕します。

金曜ナイトドラマ「漂着者」1話のあらすじ・ネタバレ

とある地方の海岸を女子高生3人が歩いていると、全裸の男(斎藤工)が倒れていた。

3人がスマホで動画を撮影しながら恐る恐る近づいて行くと、男が突然顔を上げ、「勝者には何もやるな」とつぶやき、意識を失ってしまう。

緊急搬送された病院で検査した結果、記憶障害が疑われるうえに、かなりの距離を泳いで来て溺れたことが判明。

身元がわかるものも所持しておらず、唯一の手掛かりは、左足首に入ったタトゥーだけ…。

担当医・国原栄一(船越英一郎)は、何か思い出したことがあればメモを取るように、と進言する。

男は、思いつくままに頭に浮かんだ単語や、どこかの風景を描き始めるのだが…?

一方、女子高生3人は男を発見した際の動画を軽い気持ちでSNSに投稿。

すると<#イケメン全裸漂着者>というワードがトレンド入りするほど大バズり!

「勝者には何もやるな」という言葉から、『ヘミングウェイ』と呼ばれ、男は一躍時の人となる。

ヘミングウェイは女子高生たちから「今後も動画をアップし続けていけば、あなたのことを知っている人が現れるかもしれない」と言われ、撮影を許可する。

そんな中、県内では女児の失そう事件が発生。

これまで半年の間に起きた女児5人の連続殺人事件との関連が疑われ、世間を騒然とさせていた。

捜査を続ける県警捜査一課の刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)と野間健太(戸塚純貴)、そしてスクープを狙う新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)らが事件を追う中、ついに女児が発見される。

すると、女児の発見場所が、ヘミングウェイがノートに描いた風景と酷似していることが判明。

この絵も動画でアップされていたため、ヘミングウェイは予知能力をもっているのではないか、とネットをザワつかせることに!

取材を希望する詠美、事件への関連を疑う柴田らがヘミングウェイの病室を訪れるのだが…?

そんなある日、初老の入院患者・後宮徳治郎がヘミングウェイとエレベーターに乗り合わせる。

すると、ヘミングウェイの足首に入ったタトゥーに気づいた後宮が何かをつぶやき、突然怯え始めて…?

金曜ナイトドラマ「漂着者」1話のネタバレ・感想

神秘は海からやってくる。1年の延期を経て、半世紀ぶりにこの国に夏季オリンピックが開幕した7月23日、1人の男が海岸に流れ着いた。男の名前はヘミングウェイ(斎藤工)。自分が何者であるかを知らないその男は、誰も知らない真実を探り当てることができた。

主人公は「勝者には何もやるな」といきなり放ったことから、ヘミングウェイと命名された男。第1話では謎めいたヘミングウェイの出自につながる手がかりが明かされた。

インターネット上で全てが流出し、暴露される現在、神秘はもはやどこにも存在しないように思える。

『漂着者』は、対象を言語化し、問題設定によって定義する時代に、あえて大きなクエスチョンマークを提示する。

ヘミングウェイの風貌は救世主のようであり、海の男にも文豪のようにも見える。

消去された記憶は、意味の地平が無化されたことを示す。

漂着したのが生命の誕生した海辺であることや、一糸まとわぬ主人公の姿は象徴的だ。

終盤のヒントから、彼が教祖であると早合点しそうになるが、それはいずれはっきりするだろう。

第1話のポイントは彼が体現した「奇跡」にあった。

物語の主要人物はそれぞれが役割を担っている。

新聞記者の新谷詠美(白石麻衣)は「真実を知りたい」という思いに駆り立てられ、捜査一課の刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)は、女児の失踪事件を担当する過程でヘミングウェイの存在を知る。

ヘミングウェイが病室で描いた絵。

失踪した女児が発見された場所を示唆するその絵はSNSで透視ではないかと話題になり、新谷と柴田が病室を訪れる。

まるで超能力者のようだが、ヘミングウェイの記憶は失われたままで、心当たりも一切ない。

ヘミングウェイは、新谷の来院だけでなく柴田がコーヒーをこぼしたことも予言。

その能力は本物だった。

ヘミングウェイの周りでは、不思議な出来事が起こる。

入院患者の後宮徳治郎(越村公一)の不審死から間を置かず、ローゼン岸本(野間口徹)が現われる。

ヘミングウェイの足首に彫られたタトゥー、また後宮と岸本が取った腕を胸の前で交差させるポーズの意味。

そして突然の身投げ。ここには何かがある。

謎の中心にいるのはヘミングウェイだ。

SNS上でどんなにバズっても自身につながる手がかりが皆無な彼は、情報以前の存在と言えるだろう。

「驚くようなもんには必ずタネがあんだよ」とうそぶく柴田は、ヘミングウェイが顕現する人智を超えた“現象”を懐疑によって捕捉しようとする。

「真実は明かされるべき」と執念を燃やす詠美に、上司の橋(橋本じゅん)は「暴くべき真実と眠らせておくべき真実がある」と諭す。

「タネ明かし」と言われるように、タネは明かされることが前提にある。

しかし、物事の順序をたどれば真実に行き当たるかと聞かれれば、必ずしもそう言い切れないのではないか。

よしんば真実を知ったとして、それを暴くことが何をもたらすかは予測できない。

知ることの先にあるのが眠らせておくべき真実でも、私たちは知ってしまったことの責任から逃がれられない。

ヘミングウェイがもたらす真実が、福音かそれとも災厄であるかは、箱を開けるまでわからないのだ。

超常現象とSNSに代表される知ることへの欲望と対置する構図は、それ自体がメディア的で秋元康ならではの視点といえる。

秋元企画・原作の『共演NG』(テレビ東京系)で、ショーランナーという客観/外部パートを担った斎藤工は、本作で始原的な存在としての自己を身一つで演じてみせた。

越境者の意図がのぞく『漂着者』が野心的な作品であることは間違いない。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」2話のあらすじ・ネタバレ

突然、病院の屋上から後ろ向きに飛び降りたヘミングウェイ(斎藤工)。

身元引受人のローゼン岸本(野間口徹)と出会ったことが衝動的な行動の引き金になったのではないかと考える新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)、実は彼が入院患者で大学教授の後宮徳治郎(越村公一)の死亡事件の犯人で、良心の呵責に苛まれて自殺を図ったのではないかと疑う刑事の柴田俊哉(生瀬勝久)と野間健太(戸塚純貴)らが突然の出来事に動揺する中、ヘミングウェイは奇跡的に一命をとりとめる。

そんな中、新潟県警の捜査本部では、後宮は首を吊ったことによる窒息死で自殺と断定。

しかし、胸の前で腕をクロスし、さらにその上から粘着テープでグルグル巻きにされていたため、柴田は自殺という結論に納得できず、後宮が亡くなる前日の防犯カメラの映像を調べ直すことに。

すると、エレベーター内でヘミングウェイの足元を見た後宮が動揺しながら何かをつぶやいていて…。

何を言っているのかわからず柴田らが混乱していると、通りかかった詠美が、後宮はロシア語で「着いたのか!?」と言っていると進言する。

一方、エレベーターで出会った後宮の態度が気になったヘミングウェイは担当医・国原栄一(船越英一郎)とともに彼の病室へ。

すると、壁一面に謎の図式が書き殴られていた。

ヘミングウェイは、制止する国原の言葉に聞く耳を持たず、一心不乱にその図式に何かを書き加え始めるのだが…!?

その頃、県内では再び少女の失踪事件が発生。

ヘミングウェイが関わっているのではないかと考えた柴田らは病院に駆けつける。

しかし、彼は迎えにきたローゼンとともに退院し、NPO法人『しあわせの鐘の家』の施設に向かった後だった――。

翌日、ヘミングウェイの動画を撮影を担当する女子高生3人が施設を訪問。

彼女たちから少女失踪事件の話を聞くやいなや、ヘミングウェイはスケッチブックに何かを描き始める。

さらに、同じく施設にやってきた柴田らは、公安の刑事たちがヘミングウェイをマークしていることに気づくのだが…!?

金曜ナイトドラマ「漂着者」2話のネタバレ・感想

歴史上で預言者と呼ばれた人々は、何を知っていたのだろうか?

全能の存在のような彼らは本当は何も知っておらず、それゆえ未来を知ることができたのかもしれない。

「過去の記憶がないからこそ事実を事実として受け入れられる」。

第2話は、ヘミングウェイ(斎藤工)の予知能力への手がかりが示された。

病院の窓から身投げしたヘミングウェイは奇跡的に一命を取り留め、しあわせの鐘の家へ移る。

ローゼン岸本(野間口徹)が代表を務める鐘の家は、生活困窮者を保護するNPO法人。

「新しい時代の自給自足のコミュニティ」で人々は穏やかに暮らしているように見えた。

謎に満ちていたヘミングウェイの周辺は、岸本の登場によって一気に陰謀論的な様相を帯びてきた。

映画『ミッドサマー』を連想させる描写も散りばめられた鐘の家は、公安の監視対象になっていた。

県警の柴田(生瀬勝久)と野間(戸塚純貴)が聞き出したところでは、鐘の家には仮想通貨のブロックチェーンから資金が流れこんでいた。

また1カ月前に某国の工作船と見られる漁船が座礁し、乗組員1名の足取りがつかめていないという。

公安はそれがヘミングウェイではないかと考えていた。

ヘミングウェイはローゼンと面識がなく、ローゼンによると「こちら側であなたにあった人間はございません」。

ローゼンは「1400年以上お待ちしていたのです」と口にする。

「未来への希望」というヘミングウェイの出現は、1400年前に何者かによって予言されていたことになる。

ローゼンは「世界はこちら側とあちら側しかない」と語っており、ヘミングウェイは「あちら側」から「こちら側」へ渡ってきた人間と解釈できる。

これだけでもすでにお腹いっぱいだが、死んだ後宮教授(越村公一)が遺した数式の秘密も判明。

遺伝子工学の権威だった後宮は、人間の第6感に関する特殊な遺伝子を研究していた。

病室の壁いっぱいに残された数式や元素記号を見たヘミングウェイは、ペンを走らせ、後宮が解けなかった遺伝子の配列を完成させる。

配列は翼を広げた鳥のような形で、ヘミングウェイの足首にある紋様と一致していた。

国家的陰謀の影はここにもあって、旧ソ連が軍事利用目的で研究し、後宮もかつてモスクワに留学していた。

人物に関する謎を提示するのはミステリーの王道だ。

主人公の属性が一切伏せられている今作は、秋元康原案・企画の『あなたの番です』(日本テレビ系)に通じるものがあり、積極的に考察を呼びかける点やSNSの反響を意識している点も共通する。

「謎」が手の届かないところに仕掛けられているのも特徴だ。

某国の工作船や旧ソ連の国家機密は一般人の手の届かない場所にあり、水面下の資金流入はインターネット検索からはわからない。

表面的にすごい勢いで情報が拡散していくように見えるが、実のところそれは氷山の一角にすぎず、真実は見えない場所にある。

そのことがわかりやすく示されているのが、女子高生3人が開設した「ヘミチャンネル」で、ネット上で人気者になったヘミングウェイが本当はどんな人物かは、誰も知らない。

そんなヘミングウェイの素顔を知ろうとするのが新聞記者の詠美(白石麻衣)。

手探りで真実に近づこうとする彼女は、危険な半径に足を踏み入れていることに気付かない。

知らないことは最大の武器になる反面、相手にとって最大の防御にもなる。

ヘミングウェイに接近することで、詠美の知ろうとする真実がどのように姿を変えていくか注目したい。

探求心とともに真実にアクセスするもう一つの方法が論理で、「論理的に考えようや」とつぶやく柴田が事件の真相にこだわる一方、岸本も理屈によって真理に到達しようとする。

探求心や論理が相対化される中、秘密を知ろうとした医師の国原(船越英一郎)が何者かに殺され、状況はますます錯綜。

説明しきれないものを描こうとする『漂着者』の行方から目が離せない。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」3話のあらすじ・ネタバレ

ヘミングウェイ(斎藤工)の担当医・国原栄一(船越英一郎)の遺体が見つかった。

不可解なことに彼も入院中に不審死を遂げた大学教授・後宮徳次郎(越村公一)同様、胸の前で腕をクロスさせていた。

そのうえ、目・口・耳を糸で縫われているという姿で…。

NPO法人『しあわせの鐘の家』の施設を訪れた新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)は、電話で国原死亡の知らせを受ける。

すると、驚くことにヘミングウェイはすでにそのことを知っていた!

ヘミングウェイによると、国原は彼に何かを伝えるため、今朝施設に来る予定だったという。

なぜいつまで経っても現れない国原に連絡しなかったのかと詰め寄る詠美に、ヘミングウェイは「霊安室に横たわる姿が見えたから」と静かに告げる。

「死が連鎖している。まだ何人も死にますよ」という不穏な言葉とともに…。

一方、新潟県警の捜査本部では、ヘミングウェイが入院していた病院で猟奇的な不審死が続いていることに色めき立っていた。

刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)は、ヘミングウェイを重要参考人として呼び出そうと息巻くのだが…?

そんな中、失踪事件でヘミングウェイの不思議な予知能力によって救われた女児・松園遥香(鈴木結和)が通う幼稚園では、彼を招いて感謝の気持ちを伝えるイベントが催される。

お礼の気持ちを伝えるためにピアノを演奏した遥香が、彼にも弾き方を教えようとすると、ヘミングウェイが突然、ピアニストのような手つきで美しい音色を奏で始める。

すると、その曲を聴いてた詠美の目から涙があふれて…?

動揺を隠せないまま新聞社に戻った詠美は、社会部のキャップ・橋(橋本じゅん)から、日本一の有名人になったにも関わらず、いまだに身元が判明しないヘミングウェイの正体をスクープするよう発破を掛けられる。

すると、そんな詠美に後宮の研究内容を知る准教授・古郡(森準人)から電話が…。

後宮の死の真相がわかるかもしれないと考えた詠美は、古郡に会うため、新聞社を飛び出す。

しかしその頃、裏では新たな事件が発生していて…!?

金曜ナイトドラマ「漂着者」3話のネタバレ・感想

ヘミングウェイ(斎藤工)が海岸に漂着してから早くも3週間が経過した。

にもかかわらず、いまだに彼の存在をどう受け止めていいかわからない。

自らの向かう先を知らず、あてどなくさまよう預言者。それこそが本作の狙いかもしれない。

第3話。「世の中はどこか間違った方向に進んでいる気がします」とヘミングウェイは語る。

「どこまでが現実でどこまでが想像なのか、その境界線がなくなってしまいました。いや、どこまでが現在でどこからが未来なのか」。

時間と空間が消失した世界で、生と死だけがつながっていく。

「死が連鎖しています。まだ死にますよ」。投げかけられた言葉を裏付けるように不吉な出来事が立て続けに起こる。

何度も目にした両手を胸の前で交差させるポーズ。右手を上に置く意味は「無抵抗」。

あるいは「安らかに」「神のおそばに」「生まれ変わりを願う」の意味があり、転じて「なすがままに」「運命のままに身をゆだねよう」というメッセージがあった。

幸いにもヘミングウェイの能力はこちら側の現実をまだ浸食しておらず、視聴者は固唾を飲んで物語の行方に身をまかせることになった。

すべてがあらかじめ決まっていること。私たちは定められたレールの上を進んでいるだけで、そこに自由意志の介在する余地はない。

ふだん生活する中で触れる機会の少ない決定論的なコンセプトが、『漂着者』ではそこかしこに散りばめられている。

その兆候が顕著になったのが第3話で、これまでに示されたピースが大きな絵になってつながり始めた。

詠美(白石麻衣)の記憶を呼び覚ましたのは、ヘミングウェイが弾くピアノの旋律。

曲はヴァルトシュタイン「逃れられぬ運命」。詠美の母親はなぜ死ななければならなかったのか?

誰もが死から逃れられないとしても、生き残った人間には永遠に解けない疑問として残る。

真実を知りたいという詠美の渇望は母の死から端を発している。けれども、もし真実を知ったところで、それを変えられなければ同じことではないのか?

決定論(逃れられぬ運命)と自由意志の相克が浮かび上がる。

『漂着者』の決定論は映像作品をめぐる関係性の暗喩でもある。古郡(森準人)の「時代の目撃者になってください」という言葉は、直接的には詠美へのものだが、間接的に視聴者に向けられたものだ。

筋書きに沿って進むドラマは決定論的な構造を持っており、「ヘミちゃんねる」の登録者に象徴されるように、目撃者である私たちの存在もあらかじめ書き込まれている。

台本と同じように設計図が刻まれているのがDNAの塩基配列だ。自然が生んだ偶然の産物に人の手が介在するとどうなるか。

柴田(生瀬勝久)が言うところの「タネ」には遺伝子工学が関係していた。

特殊な遺伝子を持つ少数民族について、旧ソ連の秘密機関としあわせの鐘の家のローゼン岸本(野間口徹)は何らかの事実をつかんでいる。

国原(船越英一郎)や古郡、また後宮教授(越村公一)が命を奪われた(あるいは命を絶った)のは、真実を求めてもう一方のテリトリーに足を踏み入れたことが原因だった。

科学的なデータに基づくのか、神話的な啓示と受け取るかはさておき、この状況を生み出したのがヘミングウェイであることに疑う余地はない。

未来を見通す能力が遺伝的な素因によるとすれば、一種の遺伝的決定論になる。

その上で自然の作用をコントロールする人為が災厄と福音のどちらをもたらすかは決定論の範疇を超えており、そこにサスペンスの生まれる余地がある。

神と軍事利用が並列に置かれる本作をオカルトとして一蹴することはたやすい。

しかし、警戒すべきは真実を知ろうとして先入観や偏見という人為的な決定論に傾斜してしまう態度だろう。

複層的な構造の『漂着者』で試されているのは私たちである。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」4話のあらすじ・ネタバレ

突然、ヘミングウェイ(斎藤工)の前に「あなたの婚約者です」と、現れた着物姿の妖しい美女・古市琴音(シシド・カフカ)――。

新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)とヘミングウェイの動画を撮影し続ける女子高生3人組は、この自称ヘミングウェイの婚約者・琴音のインタビューを行うことに。

しかし琴音は、彼の名前すら知らず、「婚約していたのは1400年前」と平然と言ってのける。

単なる冷やかしか…と、女子高生らがガックリする中、詠美は琴音の腕にヘミングウェイと同じ柄のタトゥーが入っていることに気づく。

社会部キャップ・橋太(橋本じゅん)は、このタトゥーが、現代人は退化してしまった“第六感”を現在も受け継ぐ遺伝子をもった民族の証なのではないか…と、真顔で現実離れしたことを言う詠美を危惧し始める。

一方、世間では、再び行方不明になった少女の居場所を言い当てたヘミングウェイに熱狂する人が続出。

彼がまるで神のように崇められていく中、いまだ事件に関与していると信じて疑わない警察は、事情聴取のためヘミングウェイを呼び出す。

自分を犯人扱いする警察にも、連日自分を狂信する人々が増えていくことにも一切動じない彼だが、突然現れた琴音に記憶の断片を刺激されたような感覚に…。

「彼女と会ったことがある気がする」と言うヘミングウェイは、NPO法人『しあわせの鐘の家』の代表・ローゼン岸本(野間口徹)に、琴音を施設に招いてほしいと頼む。

その日の夜、帰宅した詠美が、殺された大学の准教授・古郡(森準人)から託されたUSBの中身を確認しようと試みているところに、ヘミングウェイから「キミの身に危険が迫っているから、早く家を出た方がいい」と電話がかかってくる。

ヘミングウェイの“第六感”を信じ始めた詠美は、息をひそめて身構えるのだが…!?

そんな中、新たな事件が発生!

幼稚園のバスが13人の園児を乗せたまま消息を絶つという事態に、刑事の柴田俊哉(生瀬勝久)らは騒然となる。

しかし、警察はあてにならないと考える園児の親たちは、揃ってヘミングウェイの起こす奇跡を願い始める――。

金曜ナイトドラマ「漂着者」4話のネタバレ・感想

ヘミングウェイ(斎藤工)の前に現われた婚約者を名乗る古市琴音(シシド・カフカ)。

その腕にはヘミングウェイと同じ翼を広げた紋様のタトゥーがあった。

第4話では全裸で漂着した預言者と連続女児殺人事件、得体の知れないNPO法人に旧ソ連の情報機関。

背後には人間の第6感を司る遺伝子があって、生き残った少数民族が今でもその遺伝子を保有している。

情報量に圧倒され、翻弄されながらも「入り組んだ迷宮の中から真実を見つけ出すんだ」と語るキャップの橋(橋本じゅん)にならって、私たちも本作の謎と向き合うことにしよう。

全ての鍵を握っているのはヘミングウェイだ。現時点で彼の出自は明かされていない。

ヘミングウェイが何者であるかがわかってしまえば、本作の謎はあらかた解消するので、それだけ徹底して伏せられていると思われる。

小出しにされた情報からは某国の工作員ではないこと、日本語を話し、お新香が好きということがわかっているが、逆に言えばその程度しかわかっていないと言える。

そのヘミングウェイを唯一“知っている”人間が琴音である。なにせ婚約者なのだ。

琴音はヘミングウェイと対面したことはなかったが、ヘミングウェイの漂着に関する重要な手がかりをつかんでいた。

ヘミングウェイがどこからやってきたのかという疑問に、私たちはてっきり遠い場所から流れ着いたものと想像していた。

漂着という言葉に含まれる離れたところから来るというニュアンスのためである。しかし、第4話ではヘミングウェイが長い時間を経て出現したことが示唆され、時空を超えて漂着した可能性が出てきた。

根拠は琴音の発言だ。琴音がヘミングウェイと婚約したのは1400年前。

琴音はローゼン岸本(野間口徹)に「まさかこのタイミングで現れるとは思っていなかった」と語る。琴音とローゼンが裏でつながっていたことに驚くが、ローゼンも第2話で「1400年以上お待ちしていた」と話していたので、2人ともヘミングウェイが出現することを知っていたことになる。

ただそれが正確にいつ、どこで起きるかはわかっておらず、直接確認するためヘミングウェイの元に出向いた。

結果的に、ヘミングウェイは、琴音が「あの男は本物ですよ」と保証する人物だった。

ここで「本物」というのがヘミングウェイの能力か、それとも別の属性を指すかは定かではない。

ただ、琴音とローゼンには複雑な事情もあるらしく、そのことはヘミングウェイの記憶が戻らないことを「まだしばらくはこのままでいてくれた方がいいわね」と言っていることからわかる。

1400年前というと、日本では聖徳太子が没し、世界ではイスラム教が勃興、中国は唐の時代を迎えていた。

三大宗教がそろい踏みし、文明の交流がさかんになった時代に出現が予告されていたヘミングウェイは、神話や伝承に登場するような特別な力を持つ存在として描かれていたのではないか。

一方で、旧ソ連の情報機関もヘミングウェイをマークしていた。正確に言うと、後宮教授(越村公一)が遺した研究結果を狙っており、超能力を発現する遺伝子とそれを持つ少数民族がターゲット。

もしヘミングウェイが少数民族の血を引く遺伝子の持ち主なら、彼らにとっては格好の研究対象になる。

琴音やローゼンはそのことを知って、ヘミングウェイを自分たちの側に引き込もうとしているように見える。

遺伝子が発現するには様々な条件が同時に重なる必要がある。ここからは推測になるが、後宮が研究していた遺伝子の塩基配列はそれ自体が非常にレアで、それらの条件が一致する確率が1400年に一度だった。

また通常の過程では発現せず、同じような配列の遺伝子を持つ相手が必要になるのではないか。

飛鳥時代の人々はそのことを何らかの方法で知っていた。ヘミングウェイのタトゥーは遺伝子が発現した者に表れるしるしで、「着いたのか?」という後宮の言葉は、特定の遺伝子を持つ人間の出現を予測していたためと考えられる。

ヘミングウェイの能力はスケッチブックを使わなくてもビジョンが浮かぶ段階へ進化。それによって詠美(白石麻衣)はからくも難を逃れることができた。

詠美の危機がさらなる能力を引き出したとも言えるが、真実を別の角度から追求する2人が互いにどんな影響を与え合っていくか気になるところだ。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」5話のあらすじ・ネタバレ

園児13人を乗せたまま消息を絶ったバスの運転手が遺体で見つかる。

幼稚園の砂場に生き埋めにされたあげくの窒息死というむごい犯行に、新潟県警の捜査本部が騒然となる中、刑事の柴田俊哉(生瀬勝久)は、一連の女児連続殺人事件とは無関係で、かなり計画的な犯行だと考える。

NPO法人『しあわせの鐘の家』の施設を訪れた新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)は、長時間祈り続けたまま動かないヘミングウェイ(斎藤工)の姿を見て、不思議な感覚に…。

また女子高生3人組が、この祈り続けるヘミングウェイの姿を動画でアップしたところ、それを見て異常な行動を起こす人が続出。

警察は、この不可解な現象は動画にサブリミナル効果など、何かしらの加工が施されているのではないかと調査するのだが…?

一方、ヘミングウェイは詠美に、「大勢の人に見送られて崖から海に飛び込んだ」ことを思い出したと言い始める。

さらに記憶が少し戻ってきたのは、婚約者を名乗る古市琴音(シシド・カフカ)との出会いがきっかけだと言うヘミングウェイの言葉に、複雑な気持ちになった詠美は、琴音のことを徹底的に調べる決意を固める。

また、いまだ行方がわからない13人の園児の居場所を言い当てるヘミングウェイの力を日本中の人々が待ち望んでいると告げる詠美に、彼は「13人の子どもたちは『しあわせの鐘の家』にいる」と静かに告げる。

詠美から情報を得た柴田は、任意で施設の捜索を開始。

しかし、園児たちは見つからず、撤収を余儀なくされてしまう。

それを見た施設の代表・ローゼン岸本(野間口徹)は冷たい笑みを浮かべて…!?

そんな中、詠美は琴音から話を聞くため、彼女の暮らすお屋敷を訪問。

琴音に会ったことがきっかけでヘミングウェイの記憶が戻り始めたことを告げ、今まで彼女の話を信用していなかったことを謝罪する。

そして、ヘミングウェイのことをすべて教えてほしいと頼むのだが、琴音は「あなたは知り過ぎてしまった」と言い放ち…!?

金曜ナイトドラマ「漂着者」5話のネタバレ・感想

ヘミングウェイ(斎藤工)が祈りを捧げる。

「もし僕に力があるんだったら、少しでもお役に立ちたいと思って」。

失踪した幼稚園児13人の行方を探り当てるため、海に向かって意識を集中する。

その動画を見た視聴者からは、怪異な報告が次々となされた。

第5話では、新たにヘミングウェイの能力が発現。

動画を見た視聴者には、脳内で聞こえないはずの声が聞こえるというのだ。

いわゆる「聞こえますか……あなたの心に直接呼びかけています」状態。

女子高生3人組のラペ(太田奈緒)が「頭の中をのぞかれた気になって」と話すように、無意識の領域が半ば強制的に顕在化されるようだ。

それらはポジティブな内容とは限らず、犯罪や不貞をほのめかすコメントも続出。

まがまがしさを秘めた力は、超自然的な存在の降臨を思わせる。

ヘミングウェイの能力は、以前は、スケッチブックにイラストを描くことで行方不明になった女児の居場所を言い当てるなど、脳内に浮かんだビジョンを可視化するサイキックアートのようなものだった。

能力が進化したきっかけはいくつか考えられるが、前話で詠美(白石麻衣)がペレゾフスキー(マキシム・コレニック)に襲われた場面で、詠美の身に危険が迫っていることを察知したのが最初と思われる。

もう一つは、琴音(シシド・カフカ)との出会いだ。

琴音との接触以降、ヘミングウェイの失われた記憶は徐々に戻りつつあった。

「僕にとってとても大切な存在」という琴音が、ヘミングウェイの能力の秘密を握っていることは間違いない。

ヘミングウェイをめぐる2人の女性は、本作の恋愛パートも担っている。

婚約者を自称する琴音はヘミングウェイを「預言者様」と呼び、1400年間待ち続けていたと語る。

いつの日か出現する預言者を、先祖代々待ち続けていた琴音にとって、ヘミングウェイは時空を超えた運命の相手。

名前も知らない間に相手の腕の中で息絶える結末も相まって、悲劇のヒロイン感を増幅していた。

その反面、琴音には裏の顔もあって、しあわせの鐘の家や後宮教授(越村公一)の研究データを狙うペレゾフスキーたちとつながっており、13人の園児誘拐事件を陰で画策していた。

しかし、ヘミングウェイの預言者としての能力が覚醒したことで、琴音の目論見は狂ってしまう。

琴音の計画に想定外をもたらしたのが、詠美であることに異論はないだろう。

詠美は女児連続殺害事件をきっかけにヘミングウェイと出会い、正体を知るために足しげく鐘の家に通うようになる。

謎に包まれたヘミングウェイに対して、新聞記者として真実を追求するなど対極的な両者だが、それにもかかわらず、2人は最初から決まっていたかのように魅かれ合う。

そこにはある種の必然性すら感じる。

超常的なものを信じない詠美がヘミングウェイに魅かれたのは、ヘミングウェイの予知能力を目の当たりにしたこともあるが、母親に対する感情を揺さぶられたことが大きい。

詠美の母親(松長ゆり子)は詠美が幼い頃に亡くなっており、ヘミングウェイと出会うことで胸の奥にしまい込んでいた母への思いが蘇る。

母の死に対する悲しみや憤り、理不尽さへの疑問は、記者として真実を追求する詠美のモチベーションになっているのだが、ヘミングウェイはそれらをそのまま受け止めることで、詠美にとって特別な存在となった。

ヘミングウェイの力はある種の突出した共感能力といえるが、一方で、対象との距離感を見失わせてしまう危険もある。

実際、詠美は橋(橋本じゅん)にヘミングウェイとの関係を危惧され、恋愛関係にならないし、なっても大丈夫だと答えているのだが、すでに詠美の中の境界線は書き換えられた後のように見える。

現代に現れた預言者と、その能力を目覚めさせる人々は表裏一体の存在と言っていい。

一線を超えた先にどんな真実が待っているのか、目が離せない展開が続きそうだ。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」6話のあらすじ・ネタバレ

幼稚園バスの運転手を殺害し、13人の園児を拉致・監禁していたのは、ヘミングウェイ(斎藤工)の婚約者を名乗る謎の女・古市琴音(シシド・カフカ)と外国籍の男女だったことが判明。

それと同時に、琴音を監視対象としてマークしていた公安が、外務省からの横やりで撤収させられていたこともわかる。

彼女に関するすべてのデータが破棄される中、監視を続けていた刑事によると、琴音の自宅にNPO法人『しあわせの鐘の家』の代表・ローゼン岸本(野間口徹)が出入りしていたという…。

刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)は、ヘミングウェイが幼い娘が失踪した過去を言い当てたことに激しく動揺しながらも、部下の野間健太(戸塚純貴)とともに、重要参考人としてローゼンを警察に引っ張るため、『しあわせの鐘の家』に向かう。

しかし、そこになぜか総理大臣が現れ、あっさり追い払われてしまう。

テレビで総理大臣と公開討論をしてほしいと言われたヘミングウェイは「なぜ記憶もない自分が政治に利用されるのですか」とローゼンに反論するのだが、「むしろヘミングウェイ様が総理を利用するのです」と諭される。

ローゼンの狙いが何なのか、まったくわからないヘミングウェイは、彼の正体に疑問を持ち始めるのだが…?

一方、新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)は、ヘミングウェイが祈る姿が収められた動画を専門家に検証してもらうが、一切細工は施されていなかった。

ヘミングウェイのように影響力のある人物が妄信的な人々に向かって何かを発信すると、それは世界を動かすほどの集団催眠になることもあるという専門家の言葉に、詠美はジャーナリストとして確固たる証拠を集めて、この荒唐無稽な話を否定する、と意気込む。

しかし、社会部キャップの橋太(橋本じゅん)は、何度も危険な目に遭っている詠美を危惧し、すべてを忘れて手を引くよう進言する。

しかし、諦めきれない詠美は、海岸近くの漁村へ…。

長年そこで暮らしている老人は、これまでに足首にヘミングウェイと同じタトゥーの入った水死体が流れ着いたことが何度かあると語り始める。

その日の深夜、詠美が自宅で仕事をしていると、突然ヘミングウェイが訪ねてきて…!?

金曜ナイトドラマ「漂着者」6話のネタバレ・感想

まるで何かの予兆あるいは答え合わせのようにドラマと現実が交錯する。

現職の総理大臣が退任を発表したその日に、フィクションの世界では時の首相が不運な死を遂げた。

第6話では、ヘミングウェイ(斎藤工)が宮部総理(キンタカオ)との公開討論に臨む。

宮部は若者に人気のヘミングウェイにあやかって支持率を回復しようとしていた。

謎に包まれていたヘミングウェイの力に、新たな角度から光が当たった。多くの人にメッセージやビジョンを呼び覚ましたヘミングウェイの動画について、心理学部教授の佐瀬(木下政治)は、サブリミナルではないが集団催眠を起こす効果があると詠美(白石麻衣)に答える。

事前にヘミングウェイの予知能力を知ることで自己暗示にかかり、隠れていた無意識が顕在化するというのだ。

「ヘミングウェイなる人物のように影響力のある人が、ネット上で盲信的な信者たちに向かって言葉を発すれば、世界を動かすほどの集団催眠になります」。

その第一ステップは奇跡を見せること。ではヘミングウェイの予知能力は本物といえるのだろうか?

人間の第六感にあるとされる予知能力。それを持つ少数民族の遺伝子を受け継ぐのがヘミングウェイであることは繰り返し示されてきた。

行方不明になった女児の居所を突き止め、何度も詠美を危機から救い、13人の園児を救出する過程を私たちは見てきた。

その一方で、佐瀬は「ヘミングウェイは本物かもしれません。ただ、本物のように見える奇跡も、近くにサクラがいればたやすいことですね」と指摘する。

留保が付けられた予知能力とその裏にある真実に対して人々の態度はさまざまだ。

県警の柴田(生瀬勝久)は、放火犯を例に挙げ、放火現場に毎回姿を見せる男は犯人に違いないとしつつ「ひょっとしたら、俺達には想像もつかないたまたまがあったりしてな」とつぶやく。

社会部キャップの橋(橋本じゅん)は、詠美の父の言葉を借りて、「大切なことはそれが事実かそうじゃないかじゃない。一番大切なことは何を歴史に残すかだ」と警鐘を鳴らす。

ローゼン岸本(野間口徹)や亡くなった琴音(シシド・カフカ)はヘミングウェイの能力を知って近づいてきた。

ローゼンたちはヘミングウェイを預言者として1400年間待ち続け、目的を持って13人の園児を誘拐。

しかし、警察の事情聴取ではそれらの事実をひた隠しにする。はぐらかしとほのめかし、塗り重ねられた嘘によって真実は遠ざかるが、ヘミングウェイの新たに発現した能力はそれが本物であることを確証する。

ヘミングウェイの能力はイメージを絵で可視化することから、対象を直感的に把握するもの、また集団催眠をもよおす瞑想まで幅広い。

新たに加わったのは未来を変える能力。公開討論の前夜、詠美の手帳に描いた絵は、宮部が落下したシャンデリアの下敷きになって亡くなることを予言していた。

だが絵はもう1枚あった。シャンデリアが落ちる絵の前に、ヘミングウェイは黒縁眼鏡の新聞記者が議員バッジを着けた男にペンを突きさす絵を描いていた。

橋が宮部を襲う絵を見て、ヘミングウェイは、詠美の知り合いが殺人犯になるのを避けるためにシャンデリアの絵を描いたのだ。

文字通り未来を書き換えてしまったヘミングウェイ。このことは、自身の無意識をコントロールしたことを意味する。

以前は絵を描いている時、自分でも何を描いているかわからないと話していた。絵の内容まで意識的にコントロールできるかは不明だが、少なくとも自らの意思で別の未来を予知できたことは確かだ。

まがまがしさを秘めた力を私たちはどう受け止めるべきだろうか?サクラの存在あるいは予想もつかない偶然、はたまた全てを受け入れての沈黙。

繰り返し現れる奇跡が、私たちへの集団催眠ではないとあなたは言い切れますか?

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金曜ナイトドラマ「漂着者」7話のあらすじ・ネタバレ

ヘミングウェイ(斎藤工)と対談していた総理大臣が落下してきたシャンデリアの下敷きになって死亡。

ヘミングウェイが死を予言する言葉を叫んだ後に、シャンデリアが落下するという決定的な瞬間の動画が拡散され、世間が騒然となる中、外務大臣の藤沼恵美子(峯村リエ)が総理大臣臨時代理に任命される。

新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)は、上司の橋太(橋本じゅん)に、ヘミングウェイが最初に絵を描いて予言した総理大臣の死は、シャンデリアの落下によるものではなく、“橋らしき人物による殺人”だったと告げる。

「ヘミングウェイが未来を変えたってことか?」と笑い飛ばす橋だが、翌日退職届を提出。

唐突な決断にがく然とする詠美に、橋は、かつて彼女の父親が収賄事件に巻き込まれた際、「墓場まで持って行く」と言っていた秘密を、どうしても知りたいと思って取材を続けた結果、おぞましい真実、そして憎むべき黒幕を知ってしまったと語り始めるのだが…!?

一方、崖から大勢の人々に見送られて海に飛び込んだという記憶がよみがえったヘミングウェイは、自分が何者なのかを考え続けてきたものの、それだけではすべての記憶は戻らないと気づく。

そして、自分の過去を知るというNPO法人『しあわせの鐘の家』の代表・ローゼン岸本(野間口徹)に、「あなたは何者なんですか?」と静かに問い掛ける。

すると、それを聞いたローゼンは…?

また、刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)は、ヘミングウェイを一連の事件の容疑者だと疑いながらも、その能力が本物ならば12年前に行方不明になった娘に会わせてほしいと、涙ながらに訴える。

そんな中、再び女児誘拐事件が発生! なんとその被害者は、新潟県警の捜査一課長・佐々木文雄(岩谷健司)の娘だった――。

金曜ナイトドラマ「漂着者」7話のネタバレ・感想

海岸に流れ着いた全裸の男をめぐるストーリーも早くも第7話。主人公であるヘミングウェイ(斎藤工)の正体については、いくつかの断片的な手がかりが示されてきたが、それらがつながって一枚の大きな絵が浮かび上がってきた。

「私はずっと自分が何者なのか問いかけ続けてきました。でもそれだけでは記憶が戻らないということに気付きました。あなたは何者ですか?」。

ヘミングウェイについて私たちが知っているのは、記憶がない、何種類からの予知能力がある、5階から落ちても死なない、お新香が好きなどの事実である。

それらは、予知能力をめぐるローゼン岸本(野間口徹)や琴音(シシド・カフカ)、自殺した後宮教授(越村公一)、旧ソ連の情報機関の言説を通して間接的に補充されてきた。

しかし、ヘミングウェイの記憶が戻らない今、より直接的な証拠が必要になってきた。

前話では、新潟沿岸にヘミングウェイと同じタトゥーをした死体が漂着していたことが明かされ、ヘミングウェイも多くの人に見送られて海に飛び込んだことを思い出した。

ローゼンや琴音は預言者を1400年間待ち続けており、第6感の遺伝子を持つ少数民族の関係は歴史的な事実によってつながっていた。

詠美(白石麻衣)が図書館で調べた文献(『倭人記解全書』)によると、聖徳太子の時代に「足首に羽根の紋様を描きし者ども」が離島に移住。

太子は平和な時代が過ぎて「空覆い尽くす暗雲の時」に、選ばれた者に海を渡るように命じた。

その理由は移住した一族に「破滅より天下を救う予言の血」が流れているため。ヘミングウェイがこの一族にあたることは間違いなく、同じタトゥーを持つローゼンと琴音には、海を渡ってきた預言者の末裔を迎える役割があった。

ただし、肝心のヘミングウェイの記憶は回復しておらず、記憶を取り戻した時にさらなる展開が予想される。

ヘミングウェイには自身の能力が他者を傷つけてしまうことへの怖れがある。実際、ヘミングウェイの能力は周囲の人々の歯車を徐々に狂わせていっているように見える。

宮部総理(キンタカオ)の死を予言したことで、宮部を殺そうとしていた社会部キャップの橋(橋本じゅん)は退職。

また県警の柴田(生瀬勝久)は刑事としての職務を逸脱してまで、失踪した娘のひかり(志水心音)に会わせてほしいと懇願する。

詠美はヘミングウェイと深い仲になったことで記者としての一線を超えた。ヘミングウェイが「僕が未来を予知するたびに、詠美が遠くへ行ってしまう気がするんだ」と語っているが、預言者ヘミングウェイの覚醒は周囲の人々との関係にも大きく影響しそうだ。

さて第7話では、宮部総理の死によって外務大臣の藤沼(峯村リエ)が臨時代理に任命。

その裏では秘書の立松(加門良)がローゼンと密会し、宮部が近く死ぬことを告げられていた。

峯村といえば、『あなたの番です』(日本テレビ系)で演じた赤池美里役のインパクトが大きく、宮部の死をめぐる野間口との共演シーンは同作の「交換殺人ゲーム」を連想させるものだった。

様々な考察を巻き起こした同作のように、『漂着者』もヘミングウェイの正体や予知能力の謎をめぐって考察が繰り広げられている。

本作と『あなたの番です』(日本テレビ系)の違いは、同作が純然たるミステリーとしての謎解きだったことに対して、本作には超常現象や現実の風刺が含まれていること。

メタ視点の考察と検証不能な超能力は微妙に食い合わせが悪いようにも感じられる。視聴者を引き込むために考えるべき点だろう。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」8話のあらすじ・ネタバレ

捜査一課長・佐々木文雄(岩谷健司)の娘・一恵の失踪事件が、ついに公開捜査に切り替わる。

この事件についてヘミングウェイ(斎藤工)が描いた、鳥が羽を広げたような絵が新潟県の県鳥で朱鷺(とき)だと知った新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)は、わらにもすがる思いで朱鷺が見られる佐渡島に渡ることに…。

しかし、フェリー乗り場に向かう途中で、ヘミングウェイの絵にそっくりな鳥が描かれた和菓子店『嘴屋(くちばしや)』の看板が目に入る。

引き寄せられるように店に入り、買い物をしていると、耳をつんざくような少女の悲鳴が――!

詠美からの連絡を受け、捜査本部では野間健太(戸塚純貴)が『嘴屋』の情報を照会。

すると、長男・関川進に窃盗での逮捕歴があることが判明する。

しかも進は、女児の体操着や水着、ランドセルばかりを盗んでいた!色めき立った刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)らは大急ぎで店に駆け付ける。

しかし、話を聞くうちに、進が“一恵の誘拐には”関与していない可能性も浮上して…?

そんな中、柴田は容疑者の一人として注視してきた雲行寺の住職・深見龍之介(リリー・フランキー)にもらったまんじゅうが『嘴屋』のものだったことに思い当たる。

防犯カメラの映像により、一恵を誘拐したと見られる人物が左足を引きずっていたことが判明しているため、柴田は密かに深見を試そうとするのだが…!?

一方、ヘミングウェイは、NPO法人『しあわせの鐘の家』代表・ローゼン岸本(野間口徹)から、自分が“第六感”の遺伝子をもつ一族の中から選ばれた“預言者”であると聞かされる。

途方もない話に混乱するヘミングウェイだが、某国の工作員によって未曾有の危機にさらされていることを案じる総理大臣臨時代理・藤沼恵美子(峯村リエ)から、日本の未来を託されてしまう。

しかし、詠美と愛し合うようになったヘミングウェイは、“未来が見える”ことに畏れを抱き始めていて…!?

金曜ナイトドラマ「漂着者」8話のネタバレ・感想

いくつもの謎が現れては消え、物語の行方は混沌としてきた。伏線と思われたものが消失し、忘却の彼方に追いやられる。

そうかと思えば、消えたと思っていた手がかりが突如として表面に浮上する。県警の柴田(生瀬勝久)が「はやりの伏線回収しないサスペンスドラマだったら、お前か俺が犯人かもしれねえぞ」と同僚の野間(戸塚純貴)をどやしたように、このまま伏線が回収されず、謎が謎のまま「眠らせておくべき真実」として埋もれてしまう可能性もあった。

だがそれは杞憂だった。『漂着者』第8話では、謎が急ピッチで巻き上げられ、本作が伝えようとするものの正体が姿を見せた。

それを明らかにする前に、まずはヘミングウェイ(斎藤工)が描いた2羽の鳥について説明する必要がある。

捜査一課の佐々木(岩谷健司)の娘・一恵が誘拐され、連続女児失踪事件との関連が疑われた。旧知の佐々木の力になりたいと、新聞記者の詠美(白石麻衣)は、手がかりを求めてヘミングウェイの元へ。

そこでヘミングウェイが描いたのが、2話の鳥が嘴を交えて向かい合うイラストだった。

結論から言えば鳥の正体はトキで、イラストは和菓子店「嘴屋」の屋号を表すロゴだった。警察は現場付近の監視カメラに映ったニセ警官を怪しいと考え、ニセ警官が脚を引きずっていたことから犯罪歴と病院のカルテをたどる。

そこから、嘴屋の関川進(阿部亮平)に行き当たり、関川が色情盗で過去に逮捕されていたことや住職の深見(リリー・フランキー)との関係が明らかになる。

当初、県警は一恵の誘拐を連続失踪事件の模倣犯と考えていたが、真相はシリアルキラーによる犯行だった。

謎に包まれた『漂着者』で女児失踪事件はドラマ序盤で大きく取り上げられたが、その後は第6感の遺伝子とヘミングウェイの出自をめぐりストーリーが展開する中で、次第に脇に追いやられた。

あたかもそれは、ヘミングウェイの予知能力を証明するためにしつらえられたエピソードにも見えた。しかし、女児の葬儀会場に現れたナンバー2174の車や、ヘミングウェイの力によって救出された遥香(鈴木結和)の両手を交差するポーズなどいくつか気になる描写もあった。

それがここに来て、出番の少なかった深見との関係も含めて物語の太い幹としてクローズアップされたことは、ミステリードラマとしての本作の立ち位置を示しているように思われる。

同時に意図的なミスリードと考えられた某国の工作員という筋がドラマ終盤で急浮上したわけで、『漂着者』は現代に出現した預言者をめぐって同時進行する複数のストーリーが連なったもの、と考えると腑に落ちる。

物語の進展とともに見過ごせないのは、ヘミングウェイの立ち位置に変化が生じたこと。「未来も過去も一つに見える」ヘミングウェイの能力はそれ自体善にも悪にもなりうるが、時に人の死をもたらす不吉さをまとっていた。

それが払拭されたのは、ローゼンから離島“常世島”から海を渡ってくる預言者と14人の使徒のタネ明かしがされたこともあるが、シンプルに詠美の存在が大きい。

ヘミングウェイが橋(橋本じゅん)に続いて佐々木を救った背後には詠美の働きかけがあり、善人キャラへの変化が終盤の展開にも影響している。

詠美とヘミングウェイの関係については、ローゼンが口にした「邪気の中に巻き込まれるのは危険」という言葉と、ヘミングウェイが答えた「パンドラの箱は開けてしまいました」がヒントになりそうだ。

忌まわしい運命が待ち受けているとしても、すでに後戻りはできない。一方、工作員が爆弾を持ち込み、東京の街にテロの警報が鳴り響く。

「未来は変えられない。でも未来は選べるんだ」と総理大臣代理の藤沼(峯村リエ)は言い、ヘミングウェイは必死にペンを走らせる。

預言者は日本を救えるのか。次週、その結末が明らかになる。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」最終回のあらすじ・ネタバレ

和菓子店『嘴屋(くちばしや)』の大女将・関川ふみに刺された刑事・柴田俊哉(生瀬勝久)が、病院に緊急搬送される。

しかし、傷がかなり深く危険な状態で…。ペアを組む部下・野間健太(戸塚純貴)や新聞記者・新谷詠美(白石麻衣)は、柴田の無事を祈り続ける。

その頃、新潟県警では捜査一課長・佐々木文雄(岩谷健司)が、ふみの取り調べをしていた。のらりくらりと追及をかわすふみだが、もう一人の共犯者について話が及んだ途端、すべての女児連続誘拐殺人事件は自分が起こしたと自供し始める。

また、柴田を刺した理由について問われると、雲行寺の住職・深見龍之介(リリー・フランキー)のことを悪く言ったからだと、うっとりした表情を浮かべて…?

一方、総理大臣臨時代理・藤沼恵美子(峯村リエ)は、大規模テロを企てている某国の工作員を特定。

公安が監視を続ける中、ヘミングウェイ(斎藤工)に“未来を選ぶ能力”で、日本を危機から救ってほしいと懇願する。

NPO法人『しあわせの鐘の家』の代表・ローゼン岸本(野間口徹)らが、彼が描く未来について密かに準備を進める中、ヘミングウェイは、未来を変えようと一心不乱に絵を描き続けるのだが…!?

そんな彼の姿を見た詠美は、日本が滅亡の危機に瀕していること、彼が違う未来を描こうとしていることを知る。

そして、どうしても“もう一つの未来”のイメージが湧いてこないと嘆くヘミングウェイを、そっと抱き締めて…?

そんな中、ヘミングウェイが“預言者”に正式就任する“最初の鐘を鳴らす日”がやってくる――。

はたして、ヘミングウェイは日本を救うことができるのか…?

そして、彼が選んだ未来とは…?

いよいよ最終回!あなたは衝撃の結末を目撃する――。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」の最終回結末は?

もし現代に預言者がいたら?人類に訪れる破局と絶望的なシナリオを知ったなら、どうにかしてそのような事態を回避しようと手を尽くすのではないだろうか。

最終話では、危機に瀕した日本をヘミングウェイ(斎藤工)が救う。

連続女児殺害事件には、嘴屋の女将である関川ふみ(根岸季衣)が関わっていた。柴田(生瀬勝久)を刺して捕まったふみは、住職の深見(リリー・フランキー)との関係をほのめかし、県警は雲行寺に踏み込む。

搬送された柴田(生瀬勝久)は生死の境をさまよう中で、12年前に失踪した娘のひかり(志水心音)に出会う。ひかりから「みんなのために仕事をして」と見送られて、柴田は息を吹き返した。

ひかりは亡くなっていたが、ヘミングウェイが話したとおり、柴田はひかりと再会したことになる。

某国の工作員が大規模なテロを起こす未来を変えるために、ヘミングウェイは脳内のイメージをスケッチブックに描いては捨てる。

宮部総理(キンタカオ)の死因が、ヘミングウェイの手によって書き換えられたことを知る総理大臣臨時代理の藤沼(峯村リエ)は、「あなたが未来を選ぶしかないのよ」と言ってヘミングウェイに国の命運を託す。

しかし、見えるのは多くの人が亡くなる悲惨なビジョンばかり。工作員は小型核兵器を持ち込んでおり、いざとなれば自ら命を絶つこともでき、うかつに手を出せば外交問題になってしまう。

公安に打つ手がない中で、ヘミングウェイがどんな未来を選択するか注目が集まった。

3カ月にわたって放送された『漂着者』で、ついにヘミングウェイが記憶を取り戻すことはなかった。主人公の正体という最大の謎を残して終幕したことに、消化不良感があることは否めない。

しかし、かねてから指摘されてきたように、劇中の動画配信(「ヘミちゃんねる」)や社会への風刺など、作品を俯瞰するメタ視点が本作には一貫している。

一方、人の主観は外部から知ることができない。ある意味、記憶喪失は自身の中にブラックボックスを抱えた状態といえる。

ヘミングウェイが自らの正体を自覚しないまま預言者として覚醒したことは、視聴者を煙に巻くというよりも、外部から俯瞰する視点のあらわれであり、超能力や陰謀論といった客観的に証明できない対象への本作の距離の取り方が、このような形をとったものと思われる。

自分自身のことはわからないが、未来は見える。未来が見えることはカセであり、ヘミングウェイ自身がテロの標的になっていることを悟るくだりは、特殊能力が引き起こす悲劇を端的に物語っていた。

個人史を喪失し、内面に動機を持たないキャラクター造形は、現代に生きる預言者の宿命を描く上で効果的だった。ミステリーを標榜しながら、伏線回収を第一義とせず、予知能力がもたらす未来を思考実験的に描いた『漂着者』は、特異な世界観を通じてドラマの語りに一石を投じた。

「未来っていうのは現在からの一筆書きなんです」。動画視聴者に向けたヘミングウェイの言葉だ。

もし自分に予知能力があったら? 多くの人はその能力を自分と大切な誰かのために役立てるだろう。しかしなかった場合でも、今できることを精いっぱいするはずだ。

未来は現在で、現在の姿が未来につながっているから。「皆さんにも第6感はあります」というヘミングウェイのメッセージを、非科学的ととらえるかどうかは私たち次第である。

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金曜ナイトドラマ「漂着者」のキャスト

ヘミングウェイ 演:斎藤 工

とある地方の海岸に全裸で漂着し、女子高生3人組に発見された正体不明の男性。

女子高生たちが無邪気な出来心で撮影した動画をSNSに投稿するやいなや、<#イケメン全裸漂着者>として拡散され、一躍時の人になる。

発見された際に発した言葉が、アーネスト・ヘミングウェイの作品に出てくるものだったため、ネット上で『ヘミングウェイ』と呼ばれ、その人気はうなぎ上り!

記憶を失っているため、注目を浴びることで自分を知っている人が現れるのではないかと期待している。

また、予知能力らしきものをもっており、世間を騒がせている事件を解決に導く。

整った容貌に謎めいた雰囲気、不思議な能力も相まってSNSで大バズリ!しだいに人々から崇められるように…。

新谷詠美(しんたに・えみ)(28) 演:白石麻衣

事を通して日本のさまざまな闇を見てきた新聞記者。

その美貌とは裏腹に、刑事たちにも物おじせず直撃取材をこなし、警察の不祥事も暴いてきたやり手。

ひとりの女児失踪事件と、半年間に起きた5人の女児の連続殺人事件の関連を疑い、取材を進めるうちにヘミングウェイの存在を知る。

最初はスクープ狙いで、世間を騒がせている謎の男・ヘミングウェイの正体を暴こうと取材を申し込むのだが、しだいに彼のもつ不思議な能力に魅入られていく。

ローゼン岸本(ろーぜん・きしもと)(47) 演:野間口徹

病気や経済的な理由などで生活に困っている人々を保護するNPO法人『しあわせの鐘の家』主宰。

ある日突然、入院中のヘミングウェイの前に現れ、身元引受人になる。

常に穏やかな微笑みをたたえている謎めいた人物。

野間健太(のま・けんた)(29) 演:戸塚純貴

『新潟県警』刑事部捜査一課の刑事。

柴田とともに事件を捜査する若手刑事。

「~っす」という語尾を柴田に注意され続けるイマドキの青年で、ヘミングウェイのもつ不思議な力も頭ごなしに否定せず“あるかも”と考える柔軟な考えの持ち主。

橋 太(はし・ふとし)(54) 演:橋本じゅん

『新潟北陸新聞社』社会部のキャップ。

新谷の上司であり、取り憑かれたように事件を追う新谷のことを何かと心配している。

佐々木文雄(ささき・ふみお)(52) 演:岩谷健司

『新潟県警』刑事部捜査一課長。

柴田と野間の上司。かつて鬼刑事と恐れられており、上層部を内部告発するという熱い一面もある。

深見龍之介(ふかみ・りゅうのすけ)(57) 演:リリー・フランキー

穏やかで人当たりのいい『雲行寺』の住職。

寺の場所が女児失踪事件の起きたショッピングモールから近いため、刑事の柴田と野間が聞き込みにやって来るのだが…?

国原栄一(くにはら・えいいち)(57) 演:船越英一郎

『新潟医療大学病院』の精神科医で、ヘミングウェイの担当医。

記憶を失っているヘミングウェイに、何でもいいから思いついたことはすべてメモするようにと伝える。

このことが、ヘミングウェイの予知能力めいた不思議な能力を世間に知らしめるきっかけになる。

柴田俊哉(しばた・としや)(53) 演:生瀬勝久

『新潟県警』刑事部捜査一課の刑事。

女児失踪事件、殺人事件の捜査に日夜奔走している。

ヘミングウェイが事件に関与していると疑い、彼の動向を注視している。

何やら過去につらい出来事を経験したようで…?

ラペ/太田奈緒 ペリ/隅田杏花 リモ/吉田志織

海岸に全裸で漂着している謎の男性(ヘミングウェイ)を発見した女子高生3人組。

発見時に撮影していた動画を出来心でSNSに投稿したところ、大バズリ!

その後も、ヘミングウェイの様子を撮影・投稿していく。

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「漂着者」以外にTELASAテラサで見れる動画

それではここからは、TELASAテラサ見れる動画の一部をご紹介したいと思います。

TELASAテラサで見れるドラマは下記になります。

・先生を消す方程式
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・科捜研の女
・七人の秘書
・24 JAPAN
・竹内涼真の撮休
・そのご縁、お届けします
・チア☆ダン
・俺たちはあぶなくない
・蛇のひと
・G線上のあなたと私
・時効警察シリーズ
・映像研には手を出すな
・ドクターX
・ドクターY
・おっさんずラブ
・刑事七人
・集団左遷
・西部警察
・妖怪シェアハウス
・未解決の女
・おじさんはカワイイものがお好き
・警視庁・捜査一課長
・おしゃ家ソムリエおしゃ子
・ギルティ~この恋は罪ですか~
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・家政夫のミタゾノ
・特捜9
・ケイジとケンジ
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