【海の底からモナムール】あらすじネタバレ!映画の結末で桐山漣と清水くるみは?

日本とフランスの合作映画として制作された映画「海の底からモナムール」のあらすじやネタバレ、キャスト情報などを紹介したいと思います。

この映画は溝口健二さんや増村保造さんから影響を受けた監督のロナン・ジルさんが、日本を舞台にキャスト全員を日本人に据え、全編日本語で撮影した映画です。

この監督のロナン・ジルさんとは、作曲家でもあり、エリック・ロメールの『美しき冒険』(1982)、『レネットとミラベル 四つの冒険』(1987)などを含む映画・テレビ映画音楽を数多く手がけている方です。

その後、短編数作品、長編『VIRILITEE ET AUTRES SENTIMENTS MODERNES(原題)』(2000)等を監督。

日本語を流暢に操り、監督最新作となる本作『海の底からモナムール』(2017)は、日本にてオール日本人キャスト・スタッフで撮影されました。

また国際共同製作などのコンサルティングを始め、フランス、日本、韓国、中国で多数のプロジェクトに協力しています。

そんな映画「海の底からモナムール」について紹介していきたいと思います!



映画「海の底からモナムール」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・あらすじネタバレはこちらから

・ネタバレ・感想はこちらから

・キャストはこちらから

映画「海の底からモナムール」の基本情報

映画「海の底からモナムール」は、2020年12月4日に公開予定の映画です。

主演は桐山漣と清水くるみのダブル主演。

10年前に自殺し、幽霊となって現れた女子高生と、彼女を想い続けてきた男の純愛を描く。

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017のゆうばりチョイス部門でワールドプレミア上映され、第12回大阪アジアン映画祭のインディ・フォーラム部門でも公開された。

【監督・脚本】
ロナン・ジル

【エグゼクティブプロデューサー】
田中弘樹、小野光輔、ロナン・ジル、門田大地

【プロデューサー】
福島珠理、近藤まほ

【コプロデューサー】
ニコラ・ポラキ、サンドリン・ポラキ、オリビエ・ガルシア

【撮影】
ドミニク・コラン

【音楽】
ロナン・ジル、ASWEFALL

【配給】
アルミード

【製作】
Besoin d’Amour Film Partners

映画「海の底からモナムール」のあらすじ・ネタバレ

10年前、イジメに遭い、島の崖から飛び降りた女子高生・ミユキ(清水くるみ)は、「ただ愛されたい」という想いを抱き、17歳のままずっとこの瀬戸内海の浜にいる。

当時、ミユキが想いを寄せていたタクマ(桐山漣)は、同じく島出身のマツ(前野朋哉)に連れられ、それぞれの彼女・カオリ(三津谷葉子)とトモヨ(杉野希妃)と一緒に、卒業後初めて島に戻ることに。

その島では去年、かつて近所に住んでいた同級生のリカが溺れ死んでいた。

「あの浜に行くな」と言う忠告を聞かず、浜でキャンプする4人。

夜、浜でミユキを見て、テントに駆け込むタクマ。

海で泳いでいたカオリは、誰かに足を引っ張られ、危うく溺れそうに。

果たして4人は、無事に帰京できるのか。

映画「海の底からモナムール」のネタバレ・感想

ラストも意味不明

音楽家が作った映画?らしいけど、なんだか終始気持ち悪い嫌悪感だった(まったくもって悪い意味で)。

登場人物の行動原理がまったく理解できないまま進んでいくんだけど、ラストも意味不明すぎてホラー的な意味ではなく単純に怖かった。

記憶に残りそうな作品

「子供の頃は歯止めが効かなくなっちゃうじゃん」

とは、ある登場人物の台詞。

ミユキちゃんは子供のままソコにいるから、あんなヒドイことをみんなにしちゃったワケね。

学生の自主映画みたいな作品だけど、なんか後々まで記憶に残りそうなミョーな作品。

大阪アジアン映画祭で鑑賞。

映画「海の底からモナムール」のキャスト

タクマ 演:桐山漣

ミユキが想いを寄せていた。

※コメントはこちらから

ミユキ 演:清水くるみ

10年前、イジメに遭い、島の崖から飛び降りた女子高生。

※コメントはこちらから

その他キャスト

カオリ 演:三津谷葉子

マツ 演:前野朋哉

トモヨ 演:杉野希妃

映画「海の底からモナムール」キャスト・スタッフのコメント一覧

【海の底からモナムール】あらすじネタバレ!映画の結末で桐山漣と清水くるみは?

桐山漣のコメント

タクマは自分の思っていることを素直に表現できない控えめな性格です。

ミユキの死を自分のせいでと引きずっているところを芯に持ちつつ、帰ってきた島で起こる出来事に素直に反応していこうと思い演じました。

ロナン・ジル監督の撮影では、ゆったり品よくスタートがかかり、ゆったりカットがかかります。

日本の現場の気合いの入ったスタートに慣れているので初めは慣れなかったけど最後は慣れました。

あと、大きな風船を使った夜の月明かりの照明が幻想的で画で観るととても綺麗です。

僕自身、あまりホラー感は意識せず撮影していました。

幽霊が幽霊ではあるんだけど、日本のホラーみたく怖がらせるようなルックスでないところが、「これはホラーでもあるけど、幽霊の愛の物語でもあるんだな」と同時に感じさせられます。

愛情表現や感覚的なものが日本人とはちがうので、そこに対するおもしろさがありました。

映画の中ではタクマが海に飛び込んでいくシーンがあるんですが、台風の直後で流木やらわかめやら流されてきた色んなものがごちゃごちゃあるし、夜になると苦手なフナムシやゴキブリがたくさんいて、、海や山でのシーンが大半だったので、自然の洗礼を受けながらの撮影期間でした!

清水くるみのコメント

わたしが演じたミユキは海で亡くなった女子高生の役なのですが、台本を読んだら、8割方水の中にいたり、片思いをしていたタクマの彼女の血をストローで吸ったりするシーンもあり、どんな撮影になるのかとドキドキしていました。

このような発想や設定は日本人にはない考えであり、撮り方もフランス人監督ならではのやり方で、新しい経験をたくさんした現場だったなと思います。

なんといっても、撮影は4年ぐらい前だったので笑 やっと世に放てるのだな、という気持ちです。

日本人的価値観としては、一見するとホラー映画のようなのですが、登場人物の感情をちゃんと追ってみるとまた全然違った目線で楽しめる作品になっているかと思います。

 
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