映画「るろうに剣心 最終章」ネタバレ!剣心と雪代巴・縁の結末

遂に最終章を迎える実写映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」の結末など、全てをネタバレしていきたいと思います。

週刊少年ジャンプの人気漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」が実写映画化されるという話を始めて聞いてからはや数年の月日が流れました。

最初は「るろうに剣心」の実写映画なんて、絶対に失敗する・・・と思っていたのですが、これがまた好評で、漫画原作の実写映画の成功例になる程でした。

そんな映画「るろうに剣心」も既に3作作られており、今回の「The Final」「The Beginning」の2作を合わせて全5作となります。

それでは2020年7月と8月に公開予定の映画「るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning」について紹介していきたいと思います。



映画「るろうに剣心 最終章」のネタバレ一覧

こちらから好きな項目を選択して、好きな位置からネタバレなどをご覧になってください!

・雪代縁(新田真剣佑)についてはこちらから

・雪代巴(有村架純)についてはこちらから

・映画「るろうに剣心 最終章」ネタバレについてはこちらから

映画「るろうに剣心 最終章」の原作「人誅編」のあらすじ

志々尾との戦いから月日が流れたある秋の夜、一発の轟音と共に上野山から砲弾が撃ち込まれ、剣心たちの憩いの場である「赤べこ」が破壊されてしまう。

上野山に向かう剣心と左之助だったが、そこには砲台の跡すらなく、ただ一枚「人誅」と書かれた手紙だけが置かれていた・・・。

自分を狙う復讐者が来ると悟り覚悟を決める剣心だったが、それからほどなくして手甲で武装した格闘家・戌亥番神と暗器使いの乙和瓢湖が剣心の見知った道場や警察署を襲撃。

剣心と左之助は現場に向かうものの、逃げられてしまう。

罪の意識に苛まれる剣心だったが、その前に銀髪の青年が立ちはだかる。

その青年の名は、雪代縁。

彼は、かつて剣心が殺してしまった妻・雪代巴の弟だった・・・。

映画「るろうに剣心 最終章」のキャスト

緋村剣心 演:佐藤健

明治に入ってから十年後、神谷薫と出会い、神谷活心流道場で暮らし始める傍らで人々を守り、街中で滅法強いと評判の剣客となる。

そんな中、左之助や鵜堂刃衛、蒼紫、斎藤一と出会い戦ううちに、封じていた人斬りの本能が目覚めていき、その狭間で悩み苦しみながらも薫に支えられる。

東京に帰ってからは、今までのように流浪人として一線引いていた様子もなくなり、仲間にも一歩踏み出して接するようになった。

そんな中、雪代巴の弟である雪代縁が15年の歳月を経て、剣心への復讐「人誅」のため現れる。

神谷薫 演:武井咲

神谷活心流道場師範代(物語終盤で師範となる)で、その美しい容姿と剣の腕から東京では「剣術小町」と呼ばれる。

活発で正義感の強い性格だが、それゆえに激昂しやすい面もある。

命をかけた修羅場を経験し、剣術の腕前も確かであるが、繕い物を除く家事は苦手。

相楽左之助 演:青木崇高

元・赤報隊一番隊準隊士で剣心の仲間。

喧嘩屋をしていたが剣心と出会い改心した。

明神弥彦 演:大西利空

東京府士族の少年。

明治維新の混乱によって孤児となった。

30石2人扶持の下級武士だった父は彰義隊に加わって戦死、母は彼を育てるために遊郭で働き病死した。

ヤクザに拾われ、スリとして働かされていたが、剣心たちと出会ってヤクザと離反。

神谷活心流を学び剣心たちとともに戦うたび、幼いながらも常人離れした精神力・身体能力、剣才を発揮し成長していく。

高荷恵 演:蒼井優

会津出身の美人女医。

西洋医学を学ぶため、家族ごと脱藩するまでに心血を注ぐ名医家・高荷家の出身。

会津戦争で父の隆生を亡くし、母親と兄二人も行方不明となる。

上京するが、悪徳実業家の武田観柳にその才能を悪用され、観柳の監禁の下で阿片を作らされる羽目になる。

剣心と出会って命を助けられた後は、戦いで傷付いた人々の治療を行う役目を担う。

斎藤一 演:江口洋介

実在の人物。元・新選組三番隊組長で、維新後は明治政府の警官(警部補)。

新撰組でも屈指の剣腕の持ち主で、幕末時代からの剣心の宿敵。

世を蝕む悪を即座に絶つ「悪・即・斬」の正義を自身の信念とする。

幕末の動乱・戊辰戦争・西南戦争を戦い抜き、明治時代における新撰組の数少ない生き残りとなる。

維新後は「藤田五郎」と名を改め、明治に生きる新撰組として「悪・即・斬」を貫くために警視庁に奉職。

警官として勤務する裏で、政府の密偵として暗躍する。

四乃森蒼紫 演:伊勢谷友介

江戸城において警護を務めた御庭番衆最後の御頭で、15歳にしてその座を継いだ天才。

大政奉還の後、明治政府は御庭番衆の中で彼だけに要職を用意していたが、彼自身はどこにも仕官の口がなく生活の術がない部下達を見捨てることができなかったため、政府からの誘いを全て断り、部下達と共に戦いを求めて彷徨っていた。

『東京編』で初登場。この時は武田観柳の用心棒であり、幕末最強と謳われた人斬り抜刀斎を倒して御庭番衆こそが最強であることを示そうとするが、剣心の前に敗北。

加えて観柳に裏切られ部下を失ってしまい、以後、死んだ部下の墓前に最強の二文字を添えるために修羅と化す。

『京都編』では志々雄真実と同盟を組み、志々雄一派のアジト・百識の間で剣心と再戦する。

この時、葛藤の末、観柳の用心棒に流れつく前の、本来の御庭番衆御頭・四乃森蒼紫としての誇りを取り戻した。

その後、剣心と志々雄の最終決戦に姿を見せ、一度は志々雄の技の前に倒れた剣心のために時間稼ぎをする。

『人誅編』では、御庭番衆の最後を締めくくる御頭として外法の悪党は外法の力を以て葬るという信念を見出し、外印と朱雀を撃破している。

また剣心と縁の決着がついた後、『東京編』で亡くした部下を京都に改めて葬り直した模様。

雪代縁 演:新田真剣佑

物心付く前に母親を亡くし、巴を母親のように慕っている。

剣心への復讐のため京都へ向かった巴の後を追い、闇乃武と関わりを持つ。

姉の居場所を探し当て無事再会するも、彼女の心境が変化していたことにショックを受け、その場を立ち去る。

その後、結界の森で起こった闇乃武との死闘の末、剣心の手によって巴へ下される悲劇の瞬間を偶然目撃。

この時のショックと以降の辛酸で鳥羽伏見の戦いでは黒かった髪が真っ白になっていた。

そこから、剣心との私闘が始まる。

雪代巴 演:有村架純

剣心が「人斬り」をしていた時の妻。髪油(白梅香)を愛用。

許婚である清里明良を殺害した抜刀斎に復讐するため、幕府方の間者として抜刀斎に接近する。

しかし、抜刀斎と共に暮らす中で彼への愛情を感じ始め、愛と憎しみの間で苦悩する。

その後、抜刀斎とお互いの過去を打ち明けたことで心を開き、復讐心を捨て、彼を守りたいと願う。

映画「るろうに剣心 最終章」ネタバレ

雪代縁と剣心の戦い

神谷道場での剣心との闘いでは、独特の体さばきの倭刀術で剣心を翻弄する。

剣心の九頭龍閃を受けるも、強烈な憎悪の念で常時から精神が肉体を凌駕しているため肉体的ダメージをものともせずに笑顔で立ち上がった。

激しいぶつかり合いの中、事前に一度見ていたこと、剣心が巴を殺した「罪」の意識を心のうちに抱えていたことで十分に力を発揮できなかったこと、縁の絶技・虎伏絶刀勢の特性とが相俟って剣心の奥義・天翔龍閃を破った。

「人誅」の真の目的を知った剣心の猛攻に倒されそうになるも、鯨波兵庫の助けによって剣心への最大の復讐として「人誅」を完遂し、剣心を廃人状態に追い込んだ。

雪代縁の葛藤と剣心の目醒め

縁は人誅を完遂したことで一度は勝利を手にしたが、無意識的に人誅が答えではないことを感じており、心の中の巴は笑顔を失う。

迷いが生まれた縁はそれを振り払うかのように、剣心を抹殺することこそが巴が微笑んでくれる「答え」だと自らに言い聞かせる。

一方、剣心は生き地獄の中で人斬りの罪を償う「答」を見出したことで復活し、かつてないほどの生きる意志と覚悟を決め、再び目に映る人々を救う道に戻っていた。

雪代縁と剣心は再び死闘を繰り広げる

その戦いは神谷道場を遥かに上回る戦闘となる。

前回と違い、縁は憎・恨・怒・忌・呪・滅・殺・怨・・・ありとあらゆるにじみ出る負の感情により強くなっており、満身創痍、疲労困憊を微塵も感じさせず、気力だけなら前回の戦いを上回る剣心をも圧倒し、飛天御剣流の技を悉く破り、いつでも止めを刺せる状態にまで剣心を追い詰めるなど、もはや純粋な戦闘力で剣心を遥かに上回った。

直ちに立ち上がることすらままならず蹲った剣心と、仁王立ちでそれを見下ろす縁。

「もはや止めを刺すことは容易い」

確信をもった縁は倭刀を手放し、人斬りの罪を償う「答え」として剣心に自害することを迫る。

しかし、剣心の答えは違った。

立ち上がった剣心によって告げられた「答」。

それは「殺めた者への償いは、より多くの人々の幸せで補う、そのためには生きて「不殺」を貫き、戦い続けるしかない」だった。

その「答」を受け入れない縁。

なぜなら、縁の中にいる巴は微笑んでくれないから・・・。

笑顔を失った巴という現実を目の前に、縁はすべてを「圧倒的な力」によって有象無象に捻じ伏せるべく、ついには「狂経脈」を発動する。

剣心の先読みすら全く通じない視認不可能な速さと、目に見えない物すら感じとる感知能力によって桁外れの戦闘能力を発揮し、剣心は為すすべがなかった。

縁は剣心を圧倒し、海に投げ捨てる。

ようやく海から這い上がった剣心に、縁はここで絶望の淵での死に追い込もうと望む。

飛天御剣流のすべてを否定するために正面からの刀の一振りで葬ろうと疾空刀勢を放つ。

超音波によって聴覚神経を狂わせる、いわゆる「人を葬り去る能力」とは異なる未知の技・龍鳴閃を、縁はすれ違いざまに耳元に叩き込まれたことで聴覚神経の更に奥にある三半規管までもが狂わされ、平衡感覚を失ってしまう。

かつてないほどの生きる意志と人生の覚悟を手に入れた剣心の天翔龍閃は、それまで幾度も天翔龍閃を見てきた一同をして驚愕するほどの威力を放つ。

踏み込まれるその左足は「これまでとは違う、剣心の新たなる一歩」によるものであり、本来の威力を発揮し虎伏絶刀勢に優勢にたつ。

縁のなかの巴は最後まで微笑まず、己の巴を観た縁は刹那ではあるが戦意を喪失し、倭刀を手放してしまう。

剣心は敢えて剣閃を下げず倭刀を破壊し、ここに奥義対決の勝敗が決する。

死闘のあと、縁は警察に連行されるが、その直前に薫から巴の日誌を手渡され、その後警察の船から脱走し行方をくらませる。

その後、京都の貧民街に流れ着き、偶然父親である「オイボレ」と再会するのだった。

雪代巴と剣心の頬の十字傷の謎

巴は抜刀斎が暗殺した幕府側の武士・清里明良の許嫁であり、復讐のため幕府方の間者(スパイ)として抜刀斎に接近する。

巴の存在は若干15歳で人斬りとして3桁近い人間を斬殺していた抜刀斎の心をほぐしてゆく。

巴もまた、抜刀斎と共に暮らす中で彼への愛情を感じ始め、憎しみと愛の間で苦悩する。

夫婦として二人で生活し穏やかな生活の中に幸せを見出したのも束の間、闇乃武との闘いで抜刀斎の命を守る為に身を投げ出し、抜刀斎の前に立ちはだかり抜刀斎の剣によって敵ごと斬殺される。

この時、彼女の持っていた短刀が抜刀斎の頬に傷を付け、一本目の傷(清里が剣心に負わせたもの)と重なり、剣心の十字傷が完成される。

映画「るろうに剣心 最終章」はどう描かれる?

映画という事もあり、尺の問題もあるので、端折られる部分も当然出てくると思います。

しかし、どこまで忠実に、そして違和感なく描かれるかが楽しみですね!

映画の公開日は「The Final」が2020年7月3日。

そして「The Beginning」が2020年8月7日です!

楽しみにしていましょう!

 
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