「ワンピース」の四皇の一人で、百獣海賊団の総督の“カイドウ”について紹介したいと思います。
四皇の中でもとくに凶悪な人物として知られ、マリンフォード頂上戦争では戦争に介入しようと動いて赤髪海賊団と小競り合いを起こしたこともある。
そして更に、ドンキホーテ・ドフラミンゴとの取引により500人を超える人造悪魔の実SMILEの動物系能力者軍団を組織し、黒炭オロチとの協力関係により彼の兵力を味方とした上でワノ国を支配しています。
当の本人も「この世における最強生物」と称されるに相応しい猛者の中の猛者でありながら、趣味が自殺というカイドウ。
このカイドウとはどのような人物なのでしょか。
カイドウに関して紹介していきたいと思います。
「ワンピース」のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!
・カイドウの能力・技についてはこちらから
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・カイドウのこれまでのネタバレはこちらから
カイドウの能力・技は?
【悪魔の実】
不明(動物系幻獣種)
熱息(ボロブレス)
口から強力な熱風を吹く。
しかし最早破壊光線の類と化しており、彼方の「おでん城跡」を山頂もろとも消し飛ばし、そのまま威力を維持しながら、十数マイル以上はあろうかという遥か遠く離れたところまで射程が及ぶ程の絶大な破壊力と攻撃範囲を備えている。
ただしその力もルフィに効果は得られなかったため、四皇大幹部以上と渡り合える程のタフさを備えている者が相手だと分が悪いと言える(漫画では分かりにくいため、アニメ914話を視聴するといい)。
アニメ版においての最初の一撃は引き延ばしの為に火を溜め始めてから放つまで約1分近くかかっており、むしろ酔いが醒めた・シラフで撃っているようにも・・・。
ちなみに、ボロとはメキシコで酔っぱらいを意味する。
アニメ版では他にも、ファイアボールのようなものを3発放っているが、ルフィにはギア2の速度で回避された。
しかし威力はとてつもない大爆発で町を破壊する程強力(アニメ915話)。
雷鳴八卦(らいめいはっけ)
金棒に武装色の覇気を纏わせた状態で行うフルスイング。
カイドウ自身の規格外の実力も相まって攻撃力は、ギア4バウンドマン状態のルフィを一撃で倒してしまう程猛烈。
覇気を纏わせた際には紅紫色に光る稲妻が発生している。
原作では軽くフルスイングした程度で精々小手調べと言わんばかりの演出だったが、アニメ版においては渾身の一撃とでもいった感じになっており、ギア4バウンドマン状態のルフィの「ゴムゴムの大猿王銃」とぶつかり合った。
過去にルフィが完敗したケースはクロコダイル戦(1戦目)、青雉戦などがあるが、これは自然系に対して有効な攻撃手段を持たないが故など、能力的に相性が悪かったという印象が強かったが、この技の場合、金棒と雷という、ゴム人間のルフィにとって相性最良(カイドウからすると最悪)の一撃であり、四皇の怪物っぷりを示している。
カイドウの倒し方は?
カイドウは、本気を出して戦闘を行っていたのかは不明だが、ビッグ・マムと互角以上に夜通し戦闘を繰り広げられる技量を持ち、多少なりとも本気を出すと大規模の天災級の威力になってしまう程です。
カイドウはこんな化け物のような心技体を備えた凄まじい基礎戦闘力の持ち主で、作者の尾田栄一郎さんですら倒し方に頭を抱えてしまっているそうです。
つまり、倒し方については今のところ不明でございます!
カイドウのこれまでのネタバレ
過去についてのネタバレ
38年前に壊滅した、ロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団の元見習い船員。
後に同じ四皇に数えられる“白ひげ”エドワード・ニューゲートと“ビッグ・マム”シャーロット・リンリンの二人は同海賊団時代の元仲間で、リンリンに対しては、一生の恩とも言えるほど大きな借りがあるそうだが、詳細は不明(カイドウ本人は昔のことと割り切りたいらしい)。
25年前の時点でワノ国の将軍黒炭オロチと手を組み、ワノ国をほぼ制圧した。
オロチからはワノ国の優秀な武器を供給される代わりに、外敵からオロチを守り、百獣海賊団への指揮権も与える。
23年前、ワノ国内地の東側・鈴後にてゲッコー・モリアと戦い、大軍を率いるモリアを相手にキングら百獣海賊団を引き連れて迎え撃ち、全面戦争となったが、最終的にはモリアを打ち破った。
20年前に元ロジャー海賊団の一員でありポーネグリフを製作した(古代文字の読み書きも伝わっている)光月一族の当主である光月おでんと赤鞘九人男と戦い、彼の援軍にさせないよう事前にヒョウ五郎らを捕らえた上で自軍と共に迎え撃つ。
おでんによって腹部に十字傷を負わされるも罠に嵌められた隙を突いておでんを叩きのめした。
しかし、本人的にこの勝ち方は不本意だったらしく、罠の首謀者である黒炭ひぐらしを粛清し、おでんの処刑時に彼に謝罪した。
おでんを処刑する際に1時間の釜茹でに耐えきった彼の生き様を認め、自らの手で銃殺した。
その後、光月家を滅ぼすため、逃亡した赤鞘九人男やその妻らの命を狙っておでん城に火を放った。
また、オロチへの従属を拒否して反乱を起こした霜月康イエら各郷の大名や民を返り討ちにし、ワノ国を焼き尽くした。
偉大なる航路編についてのネタバレ
エニエスロビー編のラスト、モンキー・D・ガープに語られる形でその他の四皇と共にシルエットで登場だが、初めて名前が明らかになったのはスリラーバーク編からです。
マリンフォード頂上戦争の直前に、四皇シャンクスと新世界で小競り合いを起こした。
このことについて海軍本部は、カイドウが戦争に乱入しようとしたのをシャンクスが止めたと推測していた。
この機会に白ひげを討ち取ろうとした。
新世界編についてのネタバレ
「自らが死ぬ」ための戦争を引き起こすべく、闇のブローカーであるジョーカーから、人造動物系悪魔の実『SMILE』を購入して能力者軍団を組織、シーザー・クラウンの毒ガス兵器で武装している事など、戦力の増強に力を入れている。
また、20年後の現在に悪魔の実の能力でタイムスリップした、おでんの息子モモの助やその家臣たちがワノ国に現れると、彼らからおでんが知っていたであろう秘密を聞き出すため追っ手を差し向けた。
ドレスローザ編についてのネタバレ
そんな中、死ねないために趣味となってしまった自殺の一環として空島から飛び降り自殺を図る。
それでも負傷すらせず、ジョーカーと称される取引相手が敗れた事を知らず「世界を終わらせるための戦争」を堂々と宣言します。
また、落ちた所がユースタス・キッド、バジル・ホーキンス、スクラッチメン・アプーら海賊同盟の拠点だった為に彼らと遭遇。
ホーキンスは早々に降伏したのに対し、キッドとキラーは最後まで抵抗し続けたため、カイドウは彼らキッド海賊団を徹底的に痛めつけ無抵抗にし、自分に服従したホーキンス海賊団、オンエア海賊団と共にワノ国へ連れて帰る。
ちなみにアプーについては元より百獣海賊団の傘下だったとのことで、カイドウが海賊同盟と遭遇したのも偶然ではなくアプーがいる場所への移動のついでに自殺を試みたのだと考えられる。
ゾウ編についてのネタバレ
ジョーカーの没落と取引の終了を知る。
その後ジャックを差し向けるも身柄奪還に失敗し、アプーと思われる人物からジャックと連絡が取れなくなったことを伝えられた。
SMILEの取引が潰れ手に入らなくなったため前述の能力者軍団による戦力の増強も実現不可能となり、その原因となったルフィとローに怒りを向ける。
そして、酒を飲んで酔いつつも悲しみながら、ルフィとローを含める同世代のルーキー達に彼らのしている事は「海賊ごっこ」と笑い上戸で評し、キッドを牢屋の外から罵倒した。
世界会議編についてのネタバレ
万国でのルフィの活躍を報じた世界経済新聞を読んでいたが、自身の取引を潰したルフィが何故ホールケーキアイランドにいたのか怪訝そうな様子を見せた。
その後電伝虫で、ルフィへの報復に燃えるシャーロット・リンリンから、ルフィを追うべくナワバリに入ることを宣言され、昔の恩の話を彼女から出された際には少し絶句したものの
「あの小僧に恨みがあるのはおれだ!!来るなら殺すぞ!!リンリン」
と彼女への迎撃の意思を示した。
ワノ国編第一幕のネタバレ
頭山盗賊団の棟梁酒天丸と旱害のジャックの闘いの最中、天から黒雲を掻き巨大な龍の姿として突如現れ、別の場所にいたルフィ達にもその強大な存在を知らしめる。
この時カイドウは、例の酒乱で笑い上戸になっており、町の壊滅の危惧を感じた人々を混乱に陥れてジャックにすら
「見せしめはともかく、酔った勢いで暴れられたら九里全てを壊滅させて工場の労働力が無くなってしまう」
と半ば呆れられつつ恐怖された。
そこに、暴れられる場所へ向かわせ少しでも酔いを覚めさせようと行動に移るホーキンスから、
「(事実である事を知らずに)麦わら達がおでん城跡に隠れ潜んでいる」
という情報を耳にし、SMILEの取引が出来なくなった元凶のルフィとローに怒りを露わにした上でナミ達が潜む城跡を“熱息”で焼き尽くす。
しかし一発で吹き飛ばした為に殆ど酔いは覚めずに暴れ続け、ナミ達を襲撃されたことに激怒したルフィの怒りの鉄拳を頭上から受けて地面に打ち落とされる。
人型に戻った後はルフィからの猛攻撃を食らわされるも物ともせずに耐え抜き、逆にルフィを“雷鳴八卦”の一撃で下す。
その後、気絶しても威嚇してくるルフィの闘志を認めて部下にすることを決め、
「心をへし折りゃいい戦力になる」
と兎丼の囚人採掘場に連行させた。
ワノ国編第二幕のネタバレ
シャーロット・リンリン率いるビッグ・マム海賊団の襲来に対処する場面で登場。
キングが撃退した際は全面戦争にならなかったことに心を落ち着かせる。
黒炭オロチが始めた中継では康イエ処刑とえびすの町の住民の悲劇を酒の肴にして楽しんでいた。
第二幕の終盤ではクイーンによって連れてこられたシャーロット・リンリンの前に現れ、部下に海楼石の手錠を外す事を指示。
電伝虫の警告通りにリンリンをその場で倒そうと一対一での殺し合いを開始する。
四皇同士の衝突で鬼ヶ島には天地が割れる程の激戦が繰り広げられたが、クイーンが再び様子を見に来た時には、リンリンと肩を組んで酒を飲みながら談笑しており、先程までの険悪な関係が嘘のように打ち解けていた。
そんな打って変わった様に呆れかえって話を聞くクイーンの前で、百獣海賊団とビッグ・マム海賊団が海賊同盟を結ぶ事をリンリンと声を揃えて宣言する(無論それを聞いたクイーンは驚きと叫びを発した)。
ワノ国編第三幕のネタバレ
そして始まった宴会の最中に、ウチの息子を呼べという読者にとって衝撃発言をする。
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【ワンピース】985話986話ネタバレ考察!最新話987話はどうなる?
まだまだ謎は多いですが、どのように完結していくのか!
そしてカイドウが倒される時はくるのか!?
これからのワンピースを楽しみましょう!
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