【罪の声】あらすじネタバレ!映画の原作と結末・犯人は?野木亜紀子脚本の注目作品!

星野源さんと小栗旬さんのダブル主演映画「罪の声」のあらすじやネタバレ、キャスト情報や原作の結末・犯人などについて紹介していきたいと思います!

この物語の原作は塩田武士さんのサスペンス小説です。

この物語は実際にあったグリコ・森永事件をモチーフにしているのですが、この映画の脚本を手掛けるのが野木亜紀子さんです。

野木亜紀子さんが手掛ける作品はどれも面白く、最近ではドラマ「MIU404」も話題になりましたね。

そんな注目の映画「罪の声」について紹介していきたいと思います!



映画「罪の声」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・キャスト情報はこちらから

・あらすじネタバレはこちらから

・原作のネタバレ感想についてはこちらから

映画「罪の声」の基本情報

小栗旬×星野源。人気と実力を併せ持つ今の日本エンタメ界を牽引する2人が映画初共演となるこの秋最大の注目作『罪の声』。

原作は、2016年の「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を獲得するなど高い評価を得た塩田武士のベストセラー小説。

フィクションでありながら、日本中を巻き込み震撼させ未解決のまま時効となった大事件をモチーフに綿密な取材と着想が織り交ぜられ、事件の真相と犯人像に迫るストーリーが“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティに溢れ、大きな話題を呼んだ。

事件に翻弄されながらも、その奥に眠る真実に向かって力強く進む2人の男。

35年の時を経て蘇る哀しき宿命・・・。

観るもの全ての心を突き刺す感動のヒューマンミステリー大作が誕生する。

映画「罪の声」のキャスト

阿久津英士 演:小栗旬

大日新聞大阪本社文化部の記者。

学生時代に英検準1級に合格。

姫路と京都、大阪で警察担当を経験。

36歳で独身。実家は神戸市北区。

曽根俊也 演:星野源

京都市内で父の後を継いでテーラーを営む。

既婚で母・妻・娘との4人暮らし。

自らの声のテープと父の遺品のノートから、父親が事件に関与したかどうかを知りたいという思いで調査を進める。

キツネ目の男を見たおぼろげな記憶がある。36歳。

水島洋介 演:松重豊

大日新聞の広告子会社社長。

かつては大阪本社社会部次長を務め、ギン萬事件当時は大阪府警察担当。

事件当時の資料を保管しており、阿久津に提供する。

鳥居雅夫 演:古舘寛治

大日新聞大阪本社社会部の事件担当デスク。

ギン萬事件企画記事を発案した。

その他キャスト

宇野祥平
篠原ゆき子
原菜乃華
阿部亮平
尾上寛之
川口覚
阿部純子
水澤紳吾
山口祥行
堀内正美
木場勝己
橋本じゅん
桜木健一
浅茅陽子
高田聖子
佐藤蛾次郎
佐川満男
宮下順子
塩見三省
正司照枝
沼田爆
岡本麗
若葉竜也
須藤理彩
市川実日子
火野正平
宇崎竜童
梶芽衣子

映画「罪の声」のあらすじ・ネタバレ

35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。

食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪・・・。

大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。

一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。

「俺の声だ・・・」

それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!

やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。

「正義」とは何か?「罪」とは何か?

事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、脅迫テープに声を使用され、知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子供たち。

昭和・平成が幕を閉じ新時代が始まろうとしている今、35年の時を経て、それぞれの人生が激しく交錯し、衝撃の真相が明らかになる・・・。

原作「罪の声」のあらすじ

京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。

ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。

テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。

それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われたテープとまったく同じものだった。

「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは。渾身の長編小説。

「週刊文春」ミステリーベスト10 2016国内部門第1位!

第7回山田風太郎賞受賞作。

朝日新聞「天声人語」など各種メディアで紹介。

逃げ続けることが、人生だった。

家族に時効はない。

今を生きる「子供たち」に昭和最大の未解決事件「グリ森」は影を落とす。

「これは、自分の声だ」

京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。

ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。

テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。

それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった・・・。

未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。

圧倒的な取材と着想で描かれた全世代必読!

本年度最高の長編小説。

昭和最大の未解決事件「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは・・・。

気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。

原作「罪の声」のネタバレ・感想

【罪の声】あらすじネタバレ!映画の原作と結末は?野木亜紀子脚本の注目作品!

怖いもの見たさでどんどん読み進めてしまう

未解決事件をネットで検索していた所、この小説が紹介されていて購入しました。

結果、久々にここまで骨太な小説を読むことができて、紹介していた匿名の書き込みに大変感謝している所です。

私は平成生まれなのでこの小説のモデルになっているグリコ・森永事件は、その名前とキツネ目の男の不気味な絵くらいしか知りませんでしたが、読み進めて行くうちにこのキツネ目の男が頭に浮かび、読むのが怖くなるほどでした。

この小説自体はフィクションではありますが、おそらく著者は大変綿密な取材を行った上で執筆しています。

その取材の成果が大いに発揮された名作です。

また、最後にはひとつの救いも用意されており、綺麗に物語を締めてくれています。

まんまと泣かされてしまいました。

色々御託を並べましたが、平成の終わりに大変良い作品を読むことができました。

本当にオススメです!!

素材は良いが…

小説の素材とあらすじはとても良いと思いますが、何でもないところの描写が冗長だったり、画面が変わった時の書き方がわかりにくかったりという事が多かった。(一気読みではなかったので尚更かと)

ん?これは誰の話?何についての話?と少し戻るなど、普段小説を読んでいてこのように感じることはなく、そういうところも書き手のテクニックの一つなのだと感じさせられました。

何気ない場面の描写も長い割に登場人物の魅力を表現するには今ひとつ。

また最後に近い部分、重要人物の会話はいささか話しすぎ、種明かしのような都合を感じました。

文章の魅力も小説の醍醐味だと思いますので全体的に少し残念でした。

真相はこれだったんだ

真相はこれだったんだ。と思ってしまうくらいよくできている。

事件について、わかっている事実と謎の部分があるが、謎の部分を綺麗に穴埋めし、見事なストーリーになっている。

もちろん実際の真相はわからないが、未解決事件の真相を知ったような気分になれた。

フィクションとノンフィクションの狭間

グリコ・森永事件を題材にしたミステリー小説。

「これを書くために作家になった」と著者に言わしめるほどの傑作。

読み進めるほどに事件の真相が明らかになっていくので、純粋に読書が楽しかった。

とりあえず面白い作品を探されている方は、是非手に取っていただきたい。

なお、本作はリアルタイムで事件を経験した昭和世代とそうでない平成世代で、読後感が異なるかもしれない。

特に平成世代にとっては当時を体験していないだけにどこまでが創作でどこまでが事実なのか区別が難しい。

だが、本作はあくまでもフィクションである。

実際の事件関係者が存命しているだけに、慎重な理解が求められる。

令和の時代に移った今、平成の大事件を題材にした作品が本作に続くことを期待したい。

おすすめできません

単刀直入にいうと面白くありません。

同著者の「盤上のアルファ」は好きだったし、小説現代新人賞受賞から売れた方は少なかったので、この本が大絶賛され売れた事を知り、著者の名が出てた時は嬉しく思ったのですが、、、

これは小説ですか??

設定は面白かったですが全く文章に血が通っていると思えませんでした。

ノンフィクションをなぞる部分は面白いが(既成事実)フィクション部分はまるで面白くない。

低評価を付けられている方たちが散々「しゃべりすぎ」だと言っています。

もちろんここもあるのですが、なによりも物語の「繋ぎ」部分が下手くそすぎて読みにくかったです。

本編となんら関係のないただの文章多数(恐らくは日常を描きたかったのかな)

オチを考えるとニシダや靴屋に辿りつくまでの雀荘や、というよりもチームAのは細かな話はいらないようにも感じた。

フジサキにしても空気すぎる割に、後から帳尻を合わせるために続々と一回だけ出演する登場人物。

恐らく読まれた方でも上記カタカナの名前を見てもピンときてないのでは。

グリコ森永事件を題材にしてほしくなかったと正直思いました。

本編ではこの事件の終息に関わる警察の自殺については一切触れてませんでしたし、仲間割れの動機がしょうもない。

読了後思ったのは、設定が面白いと思ったけれど、普通子供の頃の自分の声を三十代になってから聴いて、これは自分だなんて思わないと思います。

むしろ今レコーダーで今の自分の声を録音して、後日聞いたとして、もし話した記憶のない言葉だったら自分だと気づくこともないと思う。

と、一時は高揚した設定にすら若干怒りがでるほどに残念な仕上がりでした。

この映画の公開日時は2020年10月30日です!

興行収入的にもこの映画「罪の声」を楽しみましょう!

 
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