アニメでも漫画でも大人気の「鬼滅の刃」のネタバレをこれまでのストーリーを追って1話から最終回、最終話・結末まで紹介していきたいと思います。
週刊少年ジャンプで2016年から連載が始まり、2020年にはコミックの週刊売上ランキングで1位から10位まで全て「鬼滅の刃」なんて驚愕の結果まで叩き出したこの作品。
ジャンプでの連載では、もうこれで完結するのかどうか、読者もヤキモキしている方が多いはず。
このまま綺麗に終わって欲しい・・・という意見もあれば、ジャンプだし、集英社だし、まだ続けられるはず・・・ダラダラと続いて欲しくない・・・というような色々な意見があります。
それでは、この大人気作品である「鬼滅の刃」の結末はどうなるのでしょうか。
予想・考察をしながらこれまでのネタバレを紹介していきたいと思います。
目次
「鬼滅の刃」のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!
先ず「鬼滅の刃」とは
大正時代を舞台に、主人公が家族を殺した「鬼」と呼ばれる敵や鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚。
登場人物の名前は創作のほか、「奇抜に見えるが実在する」姓名が多用されている。
敵方である「鬼」については、身体破壊や人喰いなどのハードな描写が多いが、その一方で不死性をコミカルに描くような側面もある。
また、主人公の炭治郎をはじめとする人間たちもシリアスとコメディの両側面が描かれている。
舞台は大正時代の日本。
開国と文明開化から半世紀近くが経っていて、和の中に洋が混在する。
都市部は発展しているが、地方部は前時代が色濃く残る。
また廃刀令や科学文明の大正現代に夜に潜む鬼などいるわけがないなどの理由により、政府不認可なので、鬼殺隊は表立った行動に制限がある。
浅草、吉原など現実の大正時代の土地も描かれる。
※「鬼滅の刃」の登場人物に関しては下記記事からご覧ください。
「鬼滅の刃」竈門炭治郎立志編ネタバレ
鬼殺隊入隊
時は大正。主人公・竈門炭治郎は亡き父親の跡を継ぎ、炭焼きをして家族の暮らしを支えていた。
炭治郎が家を空けたある日、家族は鬼に惨殺され、唯一生き残った妹・竈門禰豆子も鬼と化してしまう。
禰豆子に襲われかけた炭治郎を救ったのは冨岡義勇と名乗る剣士だった。
義勇は禰豆子を「退治」しようとするが、兄妹の絆が確かに残っていることに気付き剣を収める。
義勇の導きで「育手」鱗滝左近次の元を訪れた炭治郎は、禰豆子を人間に戻す方法を求め、鬼を追うため剣術の修行に身を費やす。
2年後、炭治郎は命を賭けた最終関門である選別試験を経て、「鬼殺隊」に入隊する。
浅草:鬼舞辻無惨との邂逅
初仕事である沼鬼の討伐を完了し、次の仕事で浅草へ向かった炭治郎は、禰豆子が鬼になったときと同じ匂いを感じ取り、それをたどって鬼たちの祖である鬼舞辻無惨と接触する。
無惨は人間に化けており、人ごみを盾にして逃れ、炭治郎は手出しできなかった。
その後、鬼でありながら鬼舞辻を殺そうと考える珠世と愈史郎に出会うが、無惨もまた刺客を差し向け、戦いとなる。
炭治郎は、珠世と協力関係を結び、鬼舞辻に近しい鬼の血液を採取するという新たな目的を持つ。
鼓屋敷:仲間との出会い
炭治郎は、同期の鬼殺隊剣士・我妻善逸と再会する。
新たな指令を受け、醜態を晒す善逸を半ば強引に引き連れて行くが、屋敷では「稀血」の少年を巡り鬼同士が殺し合うという混戦状態となっていた。
さらに、新たな鬼殺隊剣士・嘴平伊之助も乱入。
善逸、伊之助がともに鬼を仕留め、炭治郎も元・十二鬼月である響凱を倒す。
那田蜘蛛山:蜘蛛の鬼
一時の休息の後、炭治郎たち3人は那田蜘蛛山での戦いへ応援を命ぜられる。
だが、先遣隊は蜘蛛の能力を使う鬼の一家を前に全滅寸前であった。
鬼の強襲で剣士たちは散り散りに分断される。
炭治郎は十二鬼月・累と対峙する。
その圧倒的な強さの前に追いつめられるが、父から伝承した「ヒノカミ神楽」と禰豆子の血鬼術で逆襲に転ずる。
しかし累に間一髪で回避され、善逸・伊之助もそれぞれ命の危機に見舞われる。
彼らを救ったのは、鬼殺隊最高戦力である「柱」・冨岡と胡蝶しのぶだった。
こうして那田蜘蛛山の戦いは終結するが、炭治郎と禰豆子は処遇を巡って「柱合裁判」にかけられる。
「柱」たちの厳しい追及を受ける竈門兄妹だったが、禰豆子が血への欲望と怒りに耐えきったことで、鬼殺隊当主・産屋敷耀哉の元、その存在は公式に認められる。
蝶屋敷
先の戦いで重症をおった炭治郎らは、胡蝶しのぶが所有する「蝶屋敷」で治療を受ける。
屋敷にはその素質が認められ、「継子」に選ばれた同期の女剣士・栗花落カナヲがいた。
治療は順調にすすむが、機能回復訓練においてカナヲとの実力差を見せつけられ、炭治郎らは落ち込む。
炭治郎は胡蝶の過去を聞き、決意も新たに「全集中・常中」の会得を目指す。
一方、「下弦の伍」が倒されたことに業を煮やした無惨は、下弦の四鬼を役立たずと粛清し、最後の下弦「下壱」を強化して、炭治郎への追手に放つ。
「鬼滅の刃」中期ネタバレ
無限列車:下弦の壱、上弦の参
炭治郎たちは、ヒノカミ神楽の手掛かりを求め、炎柱・煉獄杏寿郎を訪ねて無限列車に乗り込む。
杏寿郎とは会えたもののヒノカミ神楽の情報は得られず、しかも列車は鬼絡みの事件の渦中にあるという。
3人と杏寿郎は、「下弦の壱」眠り鬼・魘夢の術にはまり、夢の中に閉じ込められる。
なんとか覚醒に成功し、乗客を守りつつ、魘夢を倒す。
だが直後に現れた「上弦の参」猗窩座との戦いで、杏寿郎が討死する。
炭治郎と禰豆子は杏寿郎に確かに認められる。
また猗窩座は炭治郎を標的視するようになる。
吉原遊郭:上弦の陸
無限列車の事件から四か月後、音柱・宇髄天元の嫁が、遊郭「吉原」への潜入捜査中に消息を絶つ。
天元は救出のために隊を組み、炭治郎・善逸・伊之助を女装させて潜入させる。
炭治郎は「上弦の陸」堕姫と対峙し、潜入調査は一転して十二鬼月上弦の討伐任務となる。
堕姫との実力差と、自分に合わない水・ヒノカミの技に、苦戦を強いられる。
天元たちが合流し、なんとか堕姫の頸を落としたものの、死なないばかりかその体内からもう一匹の鬼・妓夫太郎が現れる。
「上弦の陸」、その正体は鬼の命を共有する兄妹鬼だった。
毒を操る妓夫太郎と堕姫の連携攻撃に、全滅必至の負傷を負わされた剣士たちだったが、限界を超えた闘志でこれを打ち破る。
これにより、鬼殺隊にとって百年目の勝利がもたらされた。
歓喜する産屋敷と、怒りに震える無惨。
両陣営の対立は激化の様相を呈していく。
刀鍛冶の里:上弦の伍・肆
幾度の強敵との戦いのたびに刀を折ってくる炭治郎に、刀鍛冶・鋼鐵塚蛍は堪忍袋の緒が切れ刀を作らないと宣告する。
鋼鐵塚に直談判するため炭治郎は秘匿されている刀鍛冶の里に足を延ばす。
そこでたびたび夢に出てくる「耳飾りの剣士」についての足跡に触れる。
また、炭治郎は里を訪れていた恋柱・甘露寺蜜璃と霞柱・時透無一郎の二人の柱と、最後の同期にして風柱の弟である不死川玄弥と再会を果たす。
平穏だった刀鍛冶の里だが、無惨の命を受けて「上弦の伍」玉壺と「上弦の肆」半天狗が襲撃してくる。
玉壺は刀鍛冶を狙い、半天狗は剣士を襲う。
犠牲者が出るも、防衛戦の末に、無一郎が玉壺を討伐、炭治郎が半天狗を討伐する。
柱稽古
禰豆子が太陽を克服した。
それを知るや無惨は歓喜し、標的を「青い彼岸花」から「禰豆子」に変える。
彼女を食らうことで、自らも太陽を克服するというのである。
無惨は鬼たちを退き、禰豆子を巡る総力戦へと備える。
一方、柱合会議。
かつて戦国時代、鬼舞辻を後一歩のところまで追い詰めた剣士たちには、ことごとく鬼の文様に似た「痣」が現れていたと、産屋敷耀哉の妻、産屋敷あまねは語る。
無一郎は、自分の体験から「痣」を出す条件を具体的に把握していた。
これを受け岩柱・悲鳴嶼行冥は、全ての柱を動員した合同強化訓練「柱稽古」を提案する。
隊員たちは能力の強化を、柱たちは「痣」の発現をそれぞれ目指す。
無限城での決戦ネタバレ
無惨は産屋敷邸を突き止め、耀哉の命を奪うべく、深夜に来訪する。
死病を気力で生き永らえていた耀哉は、自らを罠にして屋敷を爆破。
未知の血鬼術を持つ伏兵の支援のもと、珠世が無惨に「鬼を人間に戻す薬」を吸収させる。
さらに悲鳴嶼が追い打ちをかけるも、無惨は絶命しない。
お館様の緊急事態に、炭治郎や柱たちも続々と集結し、弱体化中の無惨へと総攻撃を仕掛ける。
夜明けまでの持久戦に持ち込めるかという状況で、鳴女によって鬼殺隊全員が無限城へと落とされ、鬼殺隊と鬼たちの総力戦が始まる。
鬼殺隊は、禰豆子を隠し、愈史郎が通信網を張り、お館様を継承した産屋敷輝利哉が指揮を取る。
無惨は戦いを鬼たちに任せ、肉繭にこもり解毒を試みる。
蟲柱・胡蝶しのぶ VS 上弦の弐・童磨
しのぶは姉の仇である童磨に遭遇した。
しのぶは童磨を倒すため次々と毒の刃を突き立てていくが、童磨は意に介しない。
しのぶが死力を尽くした攻撃も童磨には効かず、敗死して吸収される。
我妻善逸 VS 新上弦の陸・獪岳
善逸は兄弟子の獪岳に遭遇、獪岳は鬼に堕ちていた。
互いに憎悪のまま罵詈雑言を浴びせあう中、善逸は獪岳の雷の呼吸と血鬼術が混ざった攻撃を受けてしまう。
善逸は意を決し、独自の「漆ノ型」で滅す。
竈門炭治郎&水柱・冨岡義勇 VS 上弦の参・猗窩座
炭治郎の気配を感じ取った猗窩座が出向いてくる。
猗窩座は炭治郎の成長と義勇の強さを絶賛し、さらに杏寿郎を「あの夜死んでよかった(=お蔭で炭治郎が成長した)」と侮辱する。
義勇は痣に覚醒するが、猗窩座はまだ余力がある。
闘気を感知する猗窩座の術を攻略する手段はあるのか。
死闘の末に「至高の領域」に辿り着いたのは、猗窩座ではなく炭治郎であった。
猗窩座討伐に成功するも、炭治郎と義勇はボロボロである。
栗花落カナヲ&嘴平伊之助 VS 上弦の弐・童磨
童磨とカナヲの戦いに、伊之助が乱入する。
伊之助の素顔を見た童磨は、記憶から「伊之助にそっくりな女性」を思い出し、それが伊之助の母親であると断定する。
童磨は伊之助の母も殺していたのである。
カナヲと伊之助は、仇への憎悪に燃える。
殉職したしのぶの仕込みを後押しする形で、カナヲと伊之助は童磨を斬首し、撃破。
上弦の壱・黒死牟
鳴女の術は、鬼殺隊を分断する。
黒死牟の部屋に、無一郎、玄弥が送られ、黒死牟が振るう「月の呼吸」の剣技は、彼らをたやすく一蹴する。
助けに入った実弥も追い詰めるが悲鳴嶼が乱入し、上弦の壱 VS 鬼殺隊最強。
悲鳴嶼は命を代償に痣を発現させる。
柱二人を相手にしてもむしろ逆に圧し込むほどの戦闘能力を見せつけるが、二人も黒死牟の攻撃を即座に読んで対抗し、一進一退の激戦を繰り広げる。
当初こそ過去の記憶と照らし合わせて戦いを楽しむ余裕を見せていたものの、深手を負いながらも気力で喰らいつく実弥。
戦いの中で“透き通る世界”を開眼するほどの成長を見せた悲鳴嶼の前に次第にその差を詰められていき、そして無力化したと思っていた無一郎と玄弥の決死の攻撃を受けて動きを止められたことでその均衡は崩壊する。
予想外の苦境の中で想起したのは今から数百年前、人を捨てて鬼になってから60年近く経ったある夜に果たした、とうの昔に痣の後遺症で死んだと思っていた弟・縁壱とのまさかの再会。
その弟・縁壱は齢80以上。
老いさらばえた身体から想像もつかない凄まじい動きで為す術もなく追い詰められながらも、縁壱は自身を仕留める前に寿命で事切れた。
結果的に自分は最後の最後まで弟に実力で勝つことは出来なかった・・・という苦い記憶。
憤怒で猛り狂う意識の果てに、全身から刃と斬撃を突き出すというこれまでの剣士としての矜持を捨てるかのような雑派な反撃で玄弥、無一郎の身体を切り裂くも、それをも躱した悲鳴嶼達によって遂にその頚を刎ね落とされる。
それでもなお凄まじい執念で頚を再生させ、さらに身体も大きな変化を見せる。
人間達の手によって追い詰められた黒死牟が、どこまでも独り越えに超えて成った理想。
誰よりも黒死牟自身が想い焦がれて止まず、遂に顕現させた誰をも寄せ付けない真の“最強”。
全身に纏った黒刃から無数の月輪を全周囲に放ち、如何なる存在をも歯牙にかけずして蹂躙する・・・其の光景を、少なくとも彼は信じて疑わなかった。
しかし、実弥の刀に写ったのは・・・自分の醜い姿だった。
異形の「侍」ではなく、醜い「化け物」の姿と成り果てた自分の姿。
「侍の姿か?これが・・・。」
「これが本当に俺の望みだったのか?」
頚を落とされ、体を刻まれ、潰され、負けを認めぬ醜さ。
だから彼にも“死を超える”のは“道を外れる”だけなのだと悟り、
“最初から敗北している醜いだけの化け物”
と自分自身を見つめはじめた。
「兄上の夢はこの国で一番強い侍になることですか?」
「俺も兄上のようになりたいです。」
「俺は この国で二番目に強い侍になります。」
弟・縁壱の声が響く。
とどめを刺さんと攻撃の手を緩めぬ悲鳴嶼と実弥の猛攻で身体を粉砕されてゆく中で、
「こんなことの為に私は何百年も生きてきたのか?」
「負けたくなかったのか?醜い化け物になっても・・・」
「死にたくなかったのか?こんな惨めな化け物に成り下がってまで・・・」
「違う、私はただ・・・」
「縁壱、お前になりたかったのだ。」
そして消えた。
不敗でも不死にでもなく、日輪になりたかったことを思い出しながら。
自らの敗北を認めたことで黒死牟は塵と還った。
残されたのは僅かな衣服。
そして、かつて縁壱に渡した、音の鳴らない笛だけが転がるのみ。
無惨との最終決戦ネタバレ
上弦をすべて倒し無限城が崩壊、地上に出た鬼殺隊と無惨。
日の出まであと一時間の最終決戦が始まる。
遂に本気を出し、鬼殺隊殲滅に乗り出した無惨。
復活直後から鬼殺隊隊士たちを布切れのように引き裂き、復活後の養分に捕食しながら無限城を飛び回る。
途中、炭治郎と義勇に遭遇して言葉を交わすも、炭治郎の逆鱗に触れる。
それも意に介さず葬り去ろうと襲い掛かるが、途中から愈史郎に鳴女の脳を支配されてしまい、無限城の操作権限を掌握されて邪魔立てされたため、やむなく遠隔操作で鳴女の頭部を潰して無限城を放棄し地上に引き摺り出される。
大半の柱や主要隊士が揃う中で第二幕開戦となるが、脅威の不死身ぶりと圧倒的な破壊力で鬼殺隊を寄せ付けず、終始主導権を握っていく。
しかし、珠世が己が身に仕込んだ薬は人間返りだけではなかった。
ここから珠世の仕込んだ「老化の薬」が効果を現し始め、無惨の体力そのものを奪い始める。
隙を見て飛びかかった炭治郎を『管』で昏倒させるも、今度は柱たちの猛攻が開始され、無惨への包囲網が徐々に形成されていく。
その合間で炭治郎は愈史郎に治療され復帰し、夢の世界で耳飾りの剣士との最後の語らいからヒノカミ神楽の真髄を見出して無惨へ喰らいつく。
余りの鬱陶しさに、500年前同様に分裂して逃走を図るが、既に珠世の第三の薬「分裂阻止」が無惨の肉体を蝕み、分裂による逃走を封じられてしまう。
なおも夜明けまで粘る鬼殺隊に、怒りを爆発させ襲い掛かる無惨。
夜明けまで小一時間を切ったその時、珠世最後の仕掛け「細胞破壊の薬」によって最大の武器で再生能力に歯止めをかけられ、遂に窮地に立たされる。
敗色を察した無惨は、一も二もなく逃走を決意。
だが善逸・伊之助・カナヲたち新鋭の隊士が到着し、退路を断つべく奮戦。隙を見て体勢を立て直した柱たちも加わり、一丸となって無惨を追い詰める。
その執念により、遂に夜空に暁光が射す。
急いで影に隠れんとする無惨に、炭治郎と義勇が喰らいつくと、無惨は肉の鎧を発動させて抵抗。
炭治郎を肉に巻き込んだまま暴れ、最後の抵抗を試みる。
それでもなお鬼殺隊に阻まれ、陽光から逃れようと地中へ潜るが、悲鳴嶋を筆頭とした鬼殺隊一丸の綱引きに思うように潜航できず、やっとの思いで束縛を振り切る。
呑み込まれた炭治郎が最後の足掻きに渾身の拳を腹へ見舞い、痛みに悶絶した時点で鎧が崩壊。
そのまま明けの空の下、太陽に焼かれて遂に鬼舞辻無惨は朽ち果てた。
死の間際、彼は自身が死産の淵から甦ってこの世に生を受けたことを思い出す。
ただ「生きたい」という一念に駆られ、精神を捻じくれさせてなお生に執着した男は、宿敵の信念と自らの敗北を不承不承認め、敵の力の大きさにようやく気付くのだった。
そして、自らの滅びを悟った彼は何世代にも数百年にも渡って自らに命懸けで挑んできた者たちの「想い」に感動する。
最期の最期で・・・孤独の鬼の王は自分以外の誰かに目を向け、また自身も彼らのように「想い」を繋ぐことを決意する。
鬼滅の刃の最終回・結末は無惨戦で完結?考察
ここから鬼滅の刃がどう動いていくのか、気になるところですよね。
無事に無惨との戦いが終わり、この物語は完結するのか・・・それとも新たなる“何か”が始まるのか・・・。
これはあくまで個人的な考察なのですが、無惨との闘いが終わったあと・・・無惨の血が炭治郎の細胞へと巡り、炭治郎は鬼になってしまう。
しかし、炭治郎自身は状態を乗り切り、禰豆子のようにまた人間に戻る。
けど、実際鬼の血は少しは流れているんじゃないかと思います。
これは炭治郎だけでなく、禰豆子もそうですよね。
鬼から人間に戻る・・・というのは禰豆子が最初であり、炭治郎が二番目・・・。
何にしてもこの兄妹が初めてなわけです。
となると・・・この兄妹の子孫ですよね。
犬夜叉が半妖と言われていたように、半分鬼の人間が生まれるのではないかと思います。
例えば、炭治郎の子供、そして禰豆子の子供で一人ずついたとして、どちらかが闇落ちし、無惨のようになってしまう。
そして、もう一人が闇落ちした一人を倒すために旅に出るような・・・そんな展開も考えられますね!
※実際に鬼滅の刃が今後どう展開していくのか・・・解り次第共有していきたいと思います。
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