【日本沈没-希望のひと】あらすじネタバレと視聴率!最終回結末と原作との違いは?

TBSの日曜劇場で放送されるドラマ「日本沈没-希望のひと-」の1話から最終回、最終話・結末のあらすじやネタバレ、キャスト・原作情報や視聴率、動画配信や感想について紹介していきたいと思います。

小栗旬さんが主演を務める日曜劇場のドラマ「日本沈没-希望のひと-」は、小松左京さんによる小説が原作なのですが、最近はこの「日本沈没」という言葉が至る所で耳にします。

そんなドラマ「日本沈没-希望のひと-」は日曜劇場でどのように届けられるのでしょうか。

それではドラマ「日本沈没-希望のひと-」について紹介していきたいと思います。



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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・全話のあらすじネタバレはこちらから

・最終回結末についてはこちらから

・原作ネタバレについてはこちらから

・キャスト情報はこちらから

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」の基本情報

TBSでは、2021年10月期の日曜劇場(毎週日曜よる9時放送)で『日本沈没ー希望のひとー』を放送することが決定した。

原作は1973年に刊行された小松左京による不朽の名作「日本沈没」。

翌年にはTBSでテレビドラマ化がされているが、それ以降もドラマのみならず映画やアニメ、漫画など様々なかたちで語り継がれてきた。

刊行から48年の時を経て、大きくアレンジを加えて新たにお届けする今作は、主人公を含めオリジナルキャラクターで、2023年の東京を舞台に、今だからこそ描くべき物語。

沈没という目に見えない危機が迫る中で「見出していく希望」をテーマに描いていく。

どんな状況でも、あきらめない人がいる。

周囲の意見に惑わされず、信念を貫く人がいる。

私たちは信じている。

この国には、そんな熱のある人が残っていると。

国民を守るためにあらゆる手を使い、戦い続ける勇気のある人がいると。

これは、国家の危機に瀕してもなお、一筋の希望の光を見出すために奮闘する人たちの物語である。

オリジナルの登場人物でお届けする2021年10月スタートの日曜劇場『日本沈没ー希望のひとー』。

今の時代だからこそ、諦めずに未来を信じ続けた者たちの究極の人間ドラマにご期待ください。

【原作】
小松左京「日本沈没」

【脚本】
橋本裕志(『華麗なる一族』『獣医ドリトル』『LEADERS リーダーズ』)

【プロデュース】
東仲恵吾(『グッドワイフ』『グランメゾン東京』『おカネの切れ目が恋のはじまり』)

【配信】
Paravi
URL: https://www.paravi.jp

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」1話のあらすじ・ネタバレ

2023年、東京。

東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で汚染物質を液化して海底地層の隙間に貯留する「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。

さらに東山は、“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足。

そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。

そんな折、ある週刊誌に関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載る。

この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。

しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、

「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」

という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。

そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。

一抹の不安を抱えつつ、常盤と共に趣味のスキューバーダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇してしまう・・・。

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」1話のネタバレ・感想

「不都合な真実はいつも蓋をされて、弱い人々が理不尽な犠牲を強いられる。そういうのが大っ嫌いなんだよ」。

原作は小松左京の『日本沈没』。映画やアニメはあったが、連続ドラマは刊行直後の1974年のみ。実に47年ぶりのドラマ化をどう受け止めるべきか、放送前には一抹の不安を抱いていた。率直に言えば、高度成長期後の日本で社会現象を巻き起こしたレガシーを、小栗旬をはじめとするキャストと制作陣がどのように現代に甦らせるか、実際に見るまで想像できなかった。しかし、現在の社会状況を織り込んだ2021年版は、原作の要素を残しながら大胆に換骨奪胎した、良い意味で野心的なリメイクとなった。

『希望のひと』の主人公は官僚の天海啓示(小栗旬)。天海は環境省に所属する若手官僚のリーダー的存在で、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)とともに総理大臣の東山(仲村トオル)にCOMSを提案する。COMSとは9000メートルの海底岩盤にあるCO2を出さないエネルギー物質セルスティックを活用するシステムで、脱炭素を旗印に掲げる東山内閣の目玉政策となった。

前途洋々な天海の行く手に立ちはだかったのが地球物理学者の田所雄介(香川照之)。田所はCOMSの推進によって海底プレートが不安定になり、関東沈没を引き起こすとメディアで発信していた。「近い将来、伊豆沖で大きな地震が起きる。そして島が一つ水没する」。国民の不安をあおる論調を封殺するため天海は田所の研究所を訪ね、そこで週刊誌記者の椎名実梨(杏)に出会う。

冒頭の10分でドラマの主要キャラと舞台設定を紹介する手並みの良さに唸らされた。天海が抱く自然への崇敬、大企業の御曹司である常盤、東大教授の世良(國村隼)と田所の確執、そして関東沈没論とその裏にある田所と環境省、Dプランズの不正疑惑。視聴者はそれらの背景事情を頭に入れた上でストーリーを追っていくことになる。

過去に個性的な人物として描かれてきた田所を、日曜劇場を代表する俳優である香川が独自のテイストを加えて演じていたり、東山内閣を牛耳る副総理兼財務大臣の里城(石橋蓮司)の権力者然とした態度など、それぞれのキャラクターを見ているだけでも飽きないが、その中でも、特に第1話では、天海という人間の多面的な魅力に引きつけられた。

原作にないオリジナルキャラクターの天海をひとことで言えば、野心家という言葉で形容できるだろう。政治家への転身を希望し、政財界と人脈を築いては、自分を売り込むことに余念のない男。家族とは別居中で、妻の香織(比嘉愛未)との関係は冷え切っている。マキャベリズムの権化のような天海を、これまでの諸作品で見られた欠点もあるが人間らしい主人公やひたむきな熱血漢と並べて論じるのはやや抵抗感がある。

ネットに引っ掛かったウミガメの赤ちゃんを海に帰す優しい一面もあるが、いまひとつ共感できない天海を見続けてしまうのは、それが誰もが一度は会ったことがあるような人間のタイプをつかんでいるからだろう。きれいなところばかりではない姿がかえってリアリティを増幅し、本作のピカレスクロマンとしての一面を引き出した。

天海は策士である。弁舌巧みに世良と田所を公聴会で引き合わせたかと思うと、自身の疑念を解消するために世論を操作することもいとわない。天海が本音を垣間見せるのは常盤の前だけで、見えにくい天海の内面を私たちは周囲の反応を通して知ることになる。

そんな天海の前に現われたのが田所であり、権力の世界に生きてきた天海の本心が田所の登場によってあらわになる。相次ぐ地震は天海の心の揺れを反映しているようで、関東沈没の証拠となるスロースリップと真実に蓋をしたくない天海の心の叫びは、日之島の水没によって時を同じくして噴出する。そこに希望を見出すことはできるのか?

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」2話のあらすじ・ネタバレ

田所博士(香川照之)の予測通り、日之島が沈んだ。それは関東沈没の前兆が起きたということになる。環境省の天海啓示(小栗旬)は日本未来推進会議で、対策を早急に行うように訴えるが、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)は日之島が沈んだのはただの地滑りだと真っ向から否定し、東山総理(仲村トオル)と共に会見を開き、説明を行う。

納得がいかない天海だったが、週刊誌に天海が企業から不正にお金をもらっていたという記事が掲載される。疑惑を否定する天海の言い分は聞き入れられず、環境省では謹慎処分となり、未来推進会議からも外されそうになってしまう。

絶体絶命のピンチの中、天海は田所から「解決の糸口になるかもしれない」と、海上保安庁の海底調査のデータを入手するように頼まれる。天海は経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)にデータの入手をお願いするが…。

一方、記者の椎名実梨(杏)は、天海の地元、愛媛に行き、天海の母・佳恵(風吹ジュン)に接触を図っていた。そこで椎名は重要な情報を入手する。

内外に追い込まれていく天海と田所。国民を守るために逆転の一手をうつことはできるのか!?

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」2話のネタバレ・感想

原作は幾度となく映像化されてきた1973年刊行の小松左京による不朽の名作SF小説。今回は原作にアレンジを加え、主人公を含むオリジナルキャラクターたちが2023年の東京を舞台に“沈没”という目に見えない危機に立ち向かっていくさまを描く。

小栗が今作で演じるのは主人公・天海啓示。目的のためには手段を選ばず、時には強引な手法で政策を推し進めてきた野心家の環境省官僚。各省庁の次代を担う精鋭たちを招集した“日本未来推進会議”に環境省代表として参加している中、日本地球物理学界の異端児・田所博士の“ある暴論”を通し、日本が未曾有の事態へと追い込まれていく運命に巻き込まれていく。

第1話で行った潜水艇調査のデータ改ざんが発覚し、天海は真相を迫る。その“裏切り者”は、日本の未来に立ち向かう日本未来推進会議メンバー・国土交通省代表で、潜水艇調査中に体調不良(後に仮病と発覚)を起こした安藤靖(高橋努)。さらに裏で指示していたのが、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)だったことも明らかとなった。

第2話で早くも巻き起こった直接対決。世良が「君に寝首をかかれるとは思ってもみなかったよ」と皮肉気味に切り出すと、天海「僕だって、世良さんがそんなことするとは思いたくなかったです」と静かに返す。

さらに天海が「本当のところを教えてください。世良さんは、関東沈没の信憑性はどのくらいあるとお考えですか?」と迫ると、世良は「私が見てきたデータで判断するなら、確率は1割程度だ。いいか、たったの1割だ」と認めつつ、こう吠えた。

「沈まない確率が9割もある。それをわざわざこんな大ごとにして。この先どういうことになるのか、分かってるのか。君たちは起こるはずのない関東沈没に怯え、やる必要もない危機対策に奔走し、挙げ句に首都経済を停滞させるんだ。日本未来推進会議が日本の未来をつぶすことになるんだよ! それが望みか、あ、本当にそれでいいのか! もう、好きにしろ!」

手に汗握る演技バトルに視聴者は「引き込まれた…」「國村さんの演技は真に迫っていたな」「小栗旬と向き合って話すシーンはゾッとした」などの声が寄せられている。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」3話のあらすじ・ネタバレ

「関東沈没が1年以内に始まる」という田所博士(香川照之)の分析報告を総理官邸で聞いた天海(小栗旬)は、対策の緊急性を強く訴える。
しかし、里城副総理(石橋蓮司)は田所を詐欺学者と決めつけて相手にせず、東山総理(仲村トオル)もすぐには決断できないでいた。

天海とともに危機感を募らせる常盤(松山ケンイチ)に、記者の椎名(杏)が接触してくる。彼女は田所が総理官邸に招かれたことで、ただならぬ事態が起きていると感じていた。
その夜、常盤は常盤グループ会長で父親の統一郎(小野武彦)に呼ばれる。呼ばれた先には、里城がいた。
同期である天海の人間性や関東沈没説に対する見解を聞かれ……

日本未来推進会議で関東沈没への対策を議題に検討会が開かれた。
その席で天海が、地球物理学の世界的権威であるアメリカの教授・ジェンキンスが田所博士の分析を支持したことを告げると、会議は一気に緊迫感を増す。

各省庁の代表がそれぞれの視点から論争が繰り広げられる中、国民にどう伝えるかで天海と常盤の意見が割れてしまう。
そして、その裏には里城副総理の影が…。

四千万人の国民の命か…国の経済か…
天海が決断へ、一歩踏み出す!

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」3話のネタバレ・感想

「俺には信じられないよ。この東京が沈んでしまうなんて」(常盤紘一)

田所博士(香川照之)の予測では関東沈没は1年以内に起こる。高名な地球物理学者のピーター・ジェンキンス教授(モーリー・ロバートソン)も田所説の信ぴょう性を裏付ける証言をし、最新データは半年後にも70%の確率で関東沈没が現実のものになると予想していた。

避けることのできない破滅的な最後を知った時、人間はどんな反応をするのだろうか? 自分にとって不都合な情報を無視したり、過小評価することを心理学で正常性バイアスという。副総理の里城(石橋蓮司)は「実によくできたフィクション」と現実を認めようとせず、未来推進会議の若手官僚たちは、目に見えない危機にあわてながらもどこか他人事のような雰囲気。それもそのはず。日之島は水没したものの、地震が起こったことをのぞけば、関東地方が海に沈むという大それた出来事の兆候はどこにも見えないのだから。

そんな一見すると何ごともない日常で危機を叫ぶ人間は、周囲から見れば気がふれたように映る。しかし、本人はいたって真剣で、世界を救わなければという一種の使命感に突き動かされている。天海(小栗旬)と実梨(杏)は、若手官僚と週刊誌記者という立場の違いはあっても同じ危機感を共有していた。関東沈没が現実に起こると知った時、2人の胸に去来したのは、とめどもない喪失感だった。天海は家族に去られた憂愁の中にあり、関東沈没がどうやら本当らしいと知った実梨は家族を失う恐怖に身震いする。

もし筆者が同じ状況に置かれたら、自分の中で合理的に解釈し、現実から目を背けていたかもしれない。現状維持を望む大多数の間では、そちらの方が何かと都合が良いからだ。だが、天海と実梨はそうすることができない。天海は東山内閣にCOMSを提唱し、関東沈没の原因を作ったことの自覚がある。日之島付近で海流に飲み込まれ、水没の証拠となるスロースリップをその眼で見てきた。実梨は真実を追求するジャーナリストの魂がそれを許さない。危機が目前にあると感じた彼らは、国民に向けて決死のアピールに打って出る。

第3話ではっきりしたのは、天海と常盤(松山ケンイチ)のスタンスの違いだ。若手官僚の有望株としてCOMSを進言し、ともに未来推進会議を主導するなど、親友でライバルでもある2人は、天海が公の場で田所を擁護したことをきっかけに相違点があらわになった。経済を回すことを重視し、国民をパニックに陥れないことを重視する常盤に対して、沈没まで一刻の猶予もないと考える天海は、臆測を呼ばないために国民に一斉に公表すべきだと主張する。天海と常盤の違いを人命と経済の二者択一と言うこともできるが、エリート官僚からコースアウトしつつある天海に対して、様々なものを背負って身動きが取れない人々の代表が常盤と考えることも可能だ。

主役級の松山ケンイチや杏をサブキャラに置く布陣の豪華さもさることながら、それらの配役が生きるのはセンターにいる小栗旬の存在があってこそ。小栗を中心にした俳優陣による白熱の演技合戦は本作の見どころの一つだ。Netflixで世界配信される『日本沈没-希望のひと-』の英語版タイトルは『JAPAN SINKS: People of Hope』。注目ポイントは、「希望のひと」が「People of Hope」と複数形で訳されているところ。これまでの放送から、危機に瀕した日本で天海が孤軍奮闘するものと想像していたが、どうやら奇跡を起こすのは1人ではないらしい。豪華キャストによる群像劇がどんな方向に進んでいくか注目したい。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」4話のあらすじ・ネタバレ

新聞に「半年以内に関東圏沈没」の記事が出た。
里城副総理(石橋蓮司)や長沼官房長官(杉本哲太)がネタ元の特定に躍起になっている中、東山総理(仲村トオル)は椎名(杏)を呼び出し問い詰めるが、椎名は東山が会見をするべきだと伝える。

その後、天海(小栗旬)とも話した東山は、会見を開くことを決意。そこで、時期や確率は明確にしなかったが、関東沈没の可能性が総理の口から語られたことで、人々は大混乱に陥る。

東山の命により危機対策が日本未来推進会議に委ねられて、常盤(松山ケンイチ)を中心に迅速な対応が進んでいく。

そんな中、ワイドショーで関東沈没の現状を赤裸々に話す田所(香川照之)。
それは東山が発表していない情報で、勝手な告発に常盤は怒りを抑えられない。一方で毎朝新聞にリークしたのも天海ではないかという疑念がぬぐえずにいた。

二人の仲に不穏な空気が漂う中、二人は企業からの支援を募るために、経団連会長の生島(風間杜夫)に会いに行った。
しかし、そこには思いがけない人物が…。

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」4話のネタバレ・感想

関東沈没が半年以内に起きると天海(小栗旬)と椎名(杏)が新聞にリークしたことで、世間の注目は一気に関東沈没に集まった。連日のようにワイドショーが報道し、極秘裏に対策を進めようとしていた官邸の目論見は崩れる。追い討ちをかけるように東山総理(仲村トオル)が緊急の記者会見を開くというニュースが飛び交う。

第4話では、危機に臨むリーダーのあり方に光が当たった。「この危機を伝えた時、国民はどう反応するのか。私は怖い」。国民の命を預かる首相として、東山の危惧はもっともである。本当に起きるかわからない不確実に対して、無用な混乱を招かない配慮はリーダーに必要なものだ。一方で、しかるべきタイミングで最小限の情報を提示し、社会の秩序をコントロールするという考えには民主主義に逆行する危険がある。実際に「国民に寄り添ったガラス張りの政治」を信条とする東山は、国民への公表に踏み切る。しかし、それは諸刃の剣でもあった。

仲村トオル演じる東山は、本作で誠実な人物として描かれている。若手官僚で構成される日本未来推進会議を発足させ、霞ケ関との連携を強化するなど実行力のある政治家といえるだろう。東山のアキレス腱は脆弱な党内基盤であり、自身を担ぐ里城(石橋蓮司)の意向に逆らうことができない。持ち前のリーダーシップを十分に発揮できず、忸怩たる思いを抱いているのが東山だ。

映画『ビー・バップ・ハイスクール』やドラマ『あぶない刑事』(日本テレビ系)を知る往年のファンにとって、今なお「若手」のイメージが強い仲村であるが、近年は管理職や社長などの役柄も増えてきた。『ラストチャンス 再生請負人』(テレビ東京)の樫村や『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の劉は社長で、『家売るオンナ』(日本テレビ系)の屋代は課長(のちに部長に昇進)だが、キャラクターの性格も会社組織との向き合い方もまったく異なる。実社会に生きるリアリティを体現してきた仲村は、『日本沈没』では、関東沈没という外的要因と党内の抵抗勢力という二重の脅威にさらされる東山を力演。不安定な足場で必死にバランスを取る東山が、迫りくる現実を前にどのように豹変するか注目だ。

国民に人気のある東山を神輿に担ぐ一方で、虎視眈々と権力を狙っているのが里城だ。財界に太いパイプを持つ里城は、関東沈没の危機に際して、経済を優先すべきだと主張する。利権政治を象徴する里城は政治家としての嗅覚にも優れている。国民へのアピールになると考えれば、財界に協力を呼びかけるなどスタンドプレーもいとわない。保守的な側面が強調される里城を、利益代表としてのリーダーシップと言い換えることも可能だろう。

形だけのリーダーや利権を代表する政治家に対して、天海にもある種のリーダーシップが認められる。天海の場合、それは人を動かすこととして発揮される。政府と国民を向こうに回し、マスコミを巻き込んで大芝居を打つ。東山や里城の懐に飛び込み、自身のアイデアを形にしてしまう天海は、官房長官の長沼(杉本哲太)に感心されるような大胆さが持ち味だ。しかし、それは時に相手に「強引である」とも感じさせる。

人を喰ったような天海の手法はハッタリと紙一重である。もし関東沈没が起きなかったらどうするのかと椎名に問われて、「みんなで笑って乾杯すればいい」と答えたように、天海は無責任なのかあるいは勇気があるのか、腹の底が読めないところがある。政治家を志す天海は東山や里城、生島(風間杜夫)さえも自身の道具として見ている節があり、そんな天海が常盤(松山ケンイチ)に対してだけは自身の手法を封印しているのは興味深い。それは常盤のことを人間として認めているからだが、その常盤によって天海は未来推進会議を追われることになる。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」5話のあらすじ・ネタバレ

恐れていた関東沈没は突然始まった。首都圏を中心に深刻な打撃を受けた。
沿岸部にいた天海(小栗旬)と椎名(杏)も関東沈没に巻き込まれて、その被害を受ける。

さらに、天海の妻・香織(比嘉愛未)と娘の茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った避難バスが、トンネル崩落事故に巻き込まれたという情報も入る。
そんな中、東山総理(仲村トオル)は総理官邸の災害対策本部から、国民に向け全力の対応を約束する。

そして、常盤(松山ケンイチ)ら日本未来推進会議のメンバーは、不安を感じながらも東山総理の指示の下、被害状況の把握や被災者の救助などの対応にあたっていた。

今や政府も国民も注目しているのは第二波がくるのかどうか。
昼夜を徹してデータの検証作業を行っていた田所博士(香川照之)が一つの結論に達する。
導き出したこととは…

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」5話のネタバレ・感想

災害は突然やってくる。何の前ぶれもなく関東沈没は田所(香川照之)の予想を上回るスピードではじまった。天海(小栗旬)と椎名(杏)が警鐘を鳴らし、一斉避難が開始されたタイミングの出来事だった。

前話では大地震から逃げる天海の顔のアップで終わったため、続きが気になった視聴者も多かっただろう。第5話は国民に向かって話す東山総理(仲村トオル)のシーンから始まる。「首都圏を含む関東地区の沿岸部が沈没するという非常事態によって我が国は甚大な被害を受けました」。いきなりの過去形。東京スカイツリー周辺を含む沿岸部が水没し、死者・負傷者は把握できていない。

さらなる第二波に備えて警戒を強める官邸と未来推進会議のメンバー。悲観的な声を打ち消したのは、ほかならぬ田所だった。「関東沈没は最小限の被害で終息した。そうとしか考えられん」。関東地方を海面下に引き込んだ海底プレートは地震によって断裂し、これ以上悪化することはないという。安堵しつつ、その言葉を鵜呑みにしていいのか、もしかしてもっと恐ろしい災害が待ち受けているのではないかと一抹の不安もよぎる。

第1章完結となる第5話では、本作の持つメッセージ性があらためて浮き彫りになった。官僚の天海を主人公に、霞ケ関の内幕を日曜劇場特有の粘度高めの人間模様と合わせて描く政治サスペンスであり、災害シミュレーションドラマとして、映画『シン・ゴジラ』との類似点を指摘する声も多かった。これに対して、第4話にして関東沈没が現実となったことにより、本作の人間ドラマとしての側面が前面に出てきた。未曽有の災害がもたらすのが都市の惨状だけではないことを、災害列島の日本に住む私たちは知っている。災害を契機にふだん水面下に隠れていた人間同士の反目やいさかい、社会のひずみが噴出するパニックドラマ特有の構造は今作にも受け継がれている。それらの状況を客観的に風刺し戯画化することによって、単なるリバイバルを超えた2010年代ならではの批評性を持ちえたのが『シン・ゴジラ』だった。

その上で、本作に顕著な特徴としてある種の「救い」が描かれていることが挙げられる。倒壊した家屋、破壊された道路や橋、都市機能を喪失した街並み、避難所になった体育館とうずくまる被災者、支援物資の入った段ボール、自衛隊の車両等々、相次ぐ地震や水害に見舞われたわが国で多少なりとも既視感のある光景だ。もちろん、ドラマの舞台は架空の現実で、登場する人物も架空の存在ではある。その中で黒子である官僚を主役に据えたことに大きな意味を感じる。進退をかけて政治家に直言し、住民のために知恵を絞る彼らは、本来であれば表に出てこない人々だ。規模や立場の違いこそあれ、天海のような人は多くいるに違いない。実際、誰から言い出すでもなく、災害時に皆のために献身的に動く人たちを、私たちは身近な場所で目にしてきた。

もし関東沈没が政治家の利害衝突に終始し、住民避難や災害支援が政治マターでしかなかったら、それらを描いた作品は皮肉まじりのサスペンスか、せいぜいよくできた政治的プロパガンダにすぎない。また、私たちもわざわざそうしたドラマを日曜の夜に見ようとしないだろう。天海や椎名のキャラ造形にはわけがあって、一人の人間として悩みを抱えながら奮闘する姿に、この国の希望を託したいと思う人は多いはずだ。私たちのささやかな願いを投影した存在が天海たちであり、副題『希望のひと』はひるがえってこの社会の希望の在り方を問いかけている。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」6話のあらすじ・ネタバレ

日本未来推進会議に天海(小栗旬)が戻って来た。首都東京の復興に向けて、取り組む決意を誓い合う。

国民も日常を取り戻しつつあり、政府でも、復興に向けた議論が進められていた。
その復興計画をめぐり、東山総理(仲村トオル)と里城副総理(石橋蓮司)は再び対立。
関東沈没を経て、東山も里城に立ち向かう覚悟を決めていた。

しかし、東山主導のもと、未来推進会議が進めていた復興計画に突如ストップがかかる。里城が東山の覚悟を上回る奇策を講じてきたのだ。

そんな中、天海は田所博士(香川照之)に呼ばれる。
そこで伝えられたのは日本沈没、という事実。
1億2千万人の命を救うために、動かなくてはいけなくなる。
ただ、里城だけはその事実をいまだに認めていない。天海は独断で、国民の命を救うためにできることをやろうとするが、高い壁に阻まれる。
そんな中、衝撃の出来事が起こる!

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」6話のネタバレ・感想

第6話では、関東沈没からの復興をめぐって政府内の対立が表面化した。

関東の1割が海面下に沈んでしまった。喪失した都市機能と経済の復興、また避難民の生活環境の整備が喫緊の課題となった。東山総理(仲村トオル)は被災者のための街づくりを未来推進会議に指示。会議に復帰した天海(小栗旬)は首都圏の公有地を活用して環境に配慮したグリーンシティの建設を検討し、東山は東京西部に30万人規模の街をつくることを提案する。副総理の里城(石橋蓮司)はそれに反対。建設予定地は企業用地に確保したものだと主張する。「経済主導で東京を世界一の未来都市に作り直すチャンス」と話す里城に対して、東山は「環境都市の建設と地方再生の格好の機会」と反論。両者は一歩も譲らないまま場外戦へ突入した。

里城は裏から手を回し、関東沈没の原因が東山の進めるCOMSだったという記事を週刊誌に書かせる。これには東山も計画の検討を中止せざるを得ない。ここで天海の出番である。常盤(松山ケンイチ)を介して里城に面会すると、折衷案を作成し里城から提案するように働きかける。「実質的なこの国の最高権力者は里城先生ですから」と殺し文句を口にする天海。そんな大胆不敵な天海に里城はあることを条件に承諾する。それは里城の派閥から選挙に出馬することだった。

前話では避難民のために働く天海の献身的な姿が描かれたが、第6話では再びきな臭い政治ドラマが戻ってきた。策士的な顔を持つ天海とともに、政治パートを面白くしている張本人は間違いなく里城である。政界の荒波を渡り歩いてきた老獪さを石橋蓮司はケレン味たっぷりに演じており、本作の絶妙なスパイスになっている。東山と里城の対立は田所博士(香川照之)が伝えた大規模な第二波が起きるという予測によって吹き飛ぶ。各地の海底でスロースリップが加速し、システム予測では日本列島全体が沈没。田所によると「はっきりしたことは言えないが、1年以内に沈没が始まる」。事態の深刻さは関東沈没の比ではなく東山たちは青ざめる。

こんな時でも頑なに日本沈没が起きない方にベットしてしまう里城。地盤である経済界と企業にとって日本沈没が起きないに越したことはないが、それは希望的観測にすぎない。だが、あろうことか里城は自身の願望を補強する方向にひた走る。官房長官の長沼(杉本哲太)に田所とDプランズ社の調査を命じ、田所の排除を図った。ちなみに小松左京の原作には「D計画」なる用語が登場する。D計画は日本沈没説を検証する政府の極秘プロジェクトで、Dの計画(プラン)をめぐる本作との違いも興味深い。話を戻すと現実逃避的な里城の態度は政治家としての限界である一方、根回しやパワーゲームに長けた一面から平時に力を発揮するタイプとも考えられる。

「第二章・日本沈没篇」では復興から移民計画へとテーマがシフトした。もし日本が沈没したらどこに住めばいいのか? どうやって1億2千万人を他国へ円滑に送り届けるか? 海外へ移住したら日本人でいられるのか? 日本という国はなくなってしまうのか? 幸いにも日本では有史以来、大規模な海外移住を経験せずに済んできたが、国境が地続きの国では移民や難民は重要な外交課題だ。関東沈没後の復興計画もそうだが、本作ではまだ起きていない多くの「IF/もしも」が提示され、観ている側も普段とは違う頭の使い方を強いられる。それにもかかわらず本作が注目を浴びる背景に、大震災とパンデミックがあると考えられないだろうか? 災害を実体験し、政治が自分たちの生活に密接に関連していることでこの国の未来に関心を抱く人が増えた。そのことが本作の受容のされ方にも影響していると思われる。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」7話のあらすじ・ネタバレ

日本沈没の機密情報を漏洩した疑いで、田所博士(香川照之)が東京地検特捜部に連行された。
国家機密とされていた日本沈没も里城副総理(石橋蓮司)主導のもと、なかったことにされようとしていた。

追い討ちをかけるように、著名なジェンキンス教授(モーリー・ロバートソン)も日本沈没を否定。企業の協力も得ることができず、天海(小栗旬)は、窮地に追い込まれる。

一方、Dプランズから政府に接触があり、海外の土地購入の話を持ちかけてくる。秘密裏に動くべく、その土地を東山総理(仲村トオル)は購入を決断。
そんな中、天海は椎名(杏)の協力を得ながら、田所を陥れたい人物を特定しつつあった。
その人物とは……?

そして、すべてが明らかになった時、世界との駆け引きが始まる。
はたして、日本人総移民の希望を見出すことができるのか。

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」7話のネタバレ・感想

現実にないものを表現するのがフィクションの良さだ。とはいえ、ありえない未来予想図が別の形で実現することもあり、フィクションだからといって決して侮ることはできない。第7話「売国の正体」では、田所博士(香川照之)とDプランズ社の不正疑惑や極秘裏に進められる移民交渉と大国間の駆け引きが描かれた。

田所が逮捕される衝撃のシーンで終わった前話。天海(小栗旬)も思わず「こんなことをして何になるって言うんだ!」と叫ぶ。身の潔白を主張する田所だったが、田所の携帯からはDプランズ社に機密情報を提供した証拠が発見される。田所については、これまでも自説の信ぴょう性に疑問が投げかけられ、何度も疑惑が持ち上がってきた。そのたびに天海が擁護して事なきを得たが、動かぬ証拠を前に「日本の永遠の繁栄を信じたい人間が私を陥れたんだ」と陰謀論のようなことを口走る姿に、今度こそ田所はクロだと思ったのは筆者だけではあるまい。

刻一刻と迫る日本沈没を予測するため、勾留中の田所に代わってデータ分析を任されたのは世良(國村隼)だった。関東沈没の予兆を示すデータを改ざんしたことで地位を追われた世良が、田所の窮地を救うために戻ってくる。難色を示す世良に天海が放った「改ざんしたということは見抜いていたということですよね?」の口説き文句が冴えていた。再検証の結果、世良が下した結論は「全部沈没」。避けられない現実を前に東山総理(仲村トオル)の命を受けて、天海たちは移民交渉に本腰を入れる。

といっても百万人単位の移民を受け入れる国がそうあるはずもなく、交渉の難航が予想される中、日本が持つ数少ない交渉カードの一つが海外への企業移転。資産と国際競争力を有する企業を移民先の国に移転すれば、税収も含めて受け入れ側にもメリットが生じる。しかし並み居る大企業トップは難色を示す。経団連会長でもある生島自動車会長の生島(風間杜夫)は「移民のために我々企業を他国に売ると言うんですか?」「企業の営みはそんな簡単なものじゃない」と一喝。常盤(松山ケンイチ)の父で常盤グループ会長の統一郎(小野武彦)も「我々企業への冒とく」と拒否する。天海たちの思惑は早々に頓挫してしまった。

『日本沈没-希望のひと-』では、日本沈没を信じる側と否定する側の対立が一貫して描かれてきた。一方の側には天海や田所、椎名(杏)がいて、もう一方の側には副総理の里城(石橋蓮司)やかつての世良、企業トップたちがいる。双方の主張を比較すると、前者が想定に基づいているのに対して、否定する側の言い分は現実的でいかにももっともらしく響く。日本沈没自体が架空の設定であることもあるが、それは本作の本質が想像力と現実の対立を描く点にあることを示している。

ときに現実は想像力の壁になる。現実や常識が災害時の対応の遅れや被害の拡大を招いてしまう事例は多くある。災害が災害であるのはそれが想定外の不確実性を伴うからで、だからこそ未知の危険を想定することが被害を最小限にとどめることにつながる。現実世界を舞台にした作品は、地震や海面上昇など起こり得る災害に対して警鐘を鳴らす意味を持つ。その反面、あくまでフィクションであり、安心して観ることのできる距離感も重要だ。本作が多くの視聴者を引き付けているのはその距離感が絶妙だからだろう。

国土の沈没は国の斜陽を意味し、大企業の海外移転をめぐる駆け引きは日本を支えてきた企業の経営権が外資にわたる現状とも重なり合う。グローバル企業の移転をめぐる米中の綱引きは国際政治を戯画化していた。なによりも「どん底を這いあがってきた日本人だからこそ、きっとまた未来を築けるはず」という天海の言葉に、原作が書かれた48年前と先行き不透明な現代が二重写しになって見えた。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」8話のあらすじ・ネタバレ

アメリカの会見を受けて、中国は日本政府との移民交渉を完全に遮断。そして、世界各国も中国の動きに同調し、もはや世界との移民交渉の窓口は閉じられた。
また、日本沈没という情報が全世界に知れ渡り、日本国内でも政府や東山総理(仲村トオル)に対しての怒りやデモは日増しに高まっていた。

そんな中、中国に再度交渉しに行った日本政府は、到底不可能な条件を突きつけられる。
天海(小栗旬)と常盤(松山ケンイチ)は、何とか移民交渉を進めるために中心となって動くが、なかなかうまくいかない。

八方塞がりの中、田所博士(香川照之)からは日本沈没はいつ起きてもおかしくないという話を聞かされる。

追い込まれた天海は、唯一の打開策を思いつく─
それは、中国に対しての一か八かの危険な賭け。里城副総理(石橋蓮司)の協力も得て、その賭けに出る天海だったが…。
そして、衝撃的な出来事が待ち受けていた…

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」8話のネタバレ・感想

希望はつくり出すものなのかもしれない。前回、対立するアメリカと中国を向こうに回し、両面作戦で有利な条件を引き出そうとした天海(小栗旬)のもくろみは東山総理(仲村トオル)の失策で水泡に帰した。中国政府は日本を名指しで非難し、世界中に日本沈没が知られてしまう。移転交渉は暗礁に乗り上げ、国際的な信用を失った日本円と日本企業の株価は暴落した。

第8話のキーワードは「希望」だった。中国が代案として提示したのは常盤医療を含む5社の移転。しかし、常盤グループ会長で常盤(松山ケンイチ)の父、統一郎(小野武彦)は首を縦に振らない。「日本人を海外に逃がせばそれでいいと思ってるのかもしれないが、その先には一人ひとりの人生が続いていくんだぞ」と統一郎。マスコミの集中砲火に加えて、頼みの綱の企業にまでそっぽを向かれ、もはや打つ手なしとも思われた。

まさにどん詰まり。だが、それ以上に危機的だったのが人心の荒廃。なかには冷静さを失う者も見られた。自棄を起こした客が居酒屋で暴れ、街宣車は東山と世良教授(國村隼)を糾弾。「今まで頑張ってきたことが全部台無しになって、今この瞬間もどうなるかわからない中で、夢や目標も全部奪われて人間関係もバラバラになりますよね」。ため息交じりの椎名(杏)の言葉は状況を的確に言い表していた。それに天海がポツリと返した「やっぱり希望が必要だな」が、本作の真のテーマを浮かび上がらせた。

原作の小松左京『日本沈没』は、SF的な装いの根底に国土を失い流浪の民になった日本人を描くというテーマがあった。これに対して本作は現実世界に通じる政治の内幕やリーダー論を扱う一方で、「希望のひと」という副題が示しているように、危機的状況にあって出口を見つけようとする態度が一貫している。そして、それこそが2021年に『日本沈没』を届ける意味にほかならない。天海を主人公に据えた意味もそこから鮮明になる。政治家の顔ぶれが変わっても、公務員は粛々と仕事を遂行しなくてはならない。政治がさじを投げだした課題にも粘り強く課題解決に取り組む彼らは諦めてはいけない人でもある。

その1人である天海は、居酒屋の看板娘・愛(与田祐希)の一言から逆転のヒントを得る。企業トップの統一郎が考え抜いた末に出した結論は表向き天海たちとぶつかり合うようだったが、ある一つの点で天海と共通していた。「希望の見えないところに大事な社員を行かせるわけにはいきません」。それなら希望を作り出せばいいのでは? 天海の考えは関東沈没復興のグリーンシティ構想を応用して、各国にジャパンタウンを建設するというものだった。「国土を失う日本人にとって希望になる」。街ごと移住すれば移住者も安心して知らない国で暮らすことができる。移住者が希望を持てるようなプランは、流浪の民族を憂う原作へのアンサーにもなっていた。

誰がどの国に移住するか。家族あるいは友人単位か、抽選あるいは若い年代を優先するか等々、移住を実現するため超えなくてはならないハードルは多く、未来推進会議の議論は興味を惹くものだった。『日本沈没-希望のひと-』は、最終話を前に、政治的な駆け引きから一転してじんわりと人間的なぬくもりを感じさせた。天海と椎名の関係や突如勃発したテロなど気になる要素もある中で、確実にやってくる日本沈没の日を待つことにしよう。希望を抱きながら。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」最終回のあらすじ・ネタバレ

東山総理(仲村トオル)を狙ったテロのニュースは、全世界に大きな衝撃を与えた。
国内の情勢が不安定と判断されて移民計画に影響することを恐れた日本政府は、早急に里城副総理(石橋蓮司)を総理代行にして世界へアピール。
しかし、移民計画が進行していた矢先に、さらに予期していなかった悲劇が起こってしまう…。

天海(小栗旬)、常盤(松山ケンイチ)ら未来推進会議が中心となって事態の打開に挑むが、状況は改善しない。そして、遂に全世界で日本人移民の受け入れ停止が発表される。

そんな中、追いうちをかけるように田所博士(香川照之)から、「日本沈没までもう時間がない」と警告される。それでも最後の一人を救うまで、天海は関東に残って立ち向かう決意をする。

そして、ついに恐れていた日本沈没が─
天海や常盤は、無事なのか…
日本人にとって希望のひととなれたのか!?

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」の最終回結末は?

最終話は、事前予想が飛び交う中、想像をはるかに超えるアクシデントに見舞われながらも、未来への希望と願いを込めたラストシーンとなった。

前話で中国政府の了解を得たことで、各国との移民交渉も再開。そうした矢先、東山総理(仲村トオル)と世良元教授(國村隼)の滞在先のホテルが爆破される。犯人はCOMS推進に反対する活動家で、円暴落への憤りからドローンによるテロを強行。東山は一命を取り留めたが、世良は帰らぬ人となった。臨時代行を務めた里城(石橋蓮司)は、生島自動車会長の生島(風間杜夫)を移民担当特命大臣に任命して難局を乗り切ろうとする。

海外移住については移民先を抽選で決定することになり、移住が開始された折も折、世界中を揺るがす新たな感染症が報告される。嘔吐や発熱を伴い、感染者を死に至らしめるルビー感染症の変異株が日本人の移住した地域で発生。明らかに新型コロナウイルスを意識したと思われるルビー菌は、生物を宿主として経口感染するが飛沫感染はしない。各国は感染症を持ち込んだのが日本人であると考えて、移民受け入れ停止を表明。一刻の猶予も許されない中、天海(小栗旬)は閉じてしまった扉をこじ開けるために知恵を絞る。

政治への風刺やジャーナリズムへの問題提起など、時事的な話題が随所に登場する本作だが、最終話でも現在進行形のトピックを積極的に取り込んだ。コロナウイルスに関して幸いにも日本では小康状態にあるとはいえ、世界中で新たな変異種が流行の兆しを見せており、緊急事態宣言下で社会を覆った閉塞感は今なお生々しく記憶にある。地殻変動という脅威を克服する取り組みを阻んだのが、同じく地球が生み出した感染症だったこと。それがドラマの中だけと言いきれないことを、震災と感染拡大を経験した私たちは知っている。現実と並走した『日本沈没-希望のひと-』は、結果的にポストパンデミック時代の危機を描く作品になった。

海底のスロースリップは田所博士(香川照之)の予想を超えるスピードで進行していた。安全に移住できるメリットは4カ月で、残された人口は9千万人。1日で輸送できるのは100万人なので、1カ月以内に受け入れを再開させなくてはならない。天海たちは常盤(松山ケンイチ)の父で常盤ホールディングス会長の統一郎(小野武彦)に治療薬の開発を急がせる。椎名(杏)の情報によると、変異株は日本人移民がいない場所でも同時多発的に報告されており、環境問題の権威ブラント博士の研究では、ルビー菌は温暖化によってグリーンランドの永久凍土から溶けだしたものである可能性が高い。そして、変異種に効かないと思われていた常盤製薬の治療薬に他社の治療薬を合わせて投与することで、重症化を防止できることが判明。この成果を引っ提げて、東山は世界環境会議で渾身のアピールを行う。

どんな絶望の中にも希望は存在する。既存の治療薬の組み合わせが変異株に効くことは、希望は作り出せるというメッセージでもあった。誰よりも絶望的な状況に置かれていた日本が起死回生の策を見出せたのは決して偶然ではなく、命を救いたいという思いから発した行動が世界のリーダーたちの心を打った。そのことは、本当の危機に直面した時に、私たちが立場の違いを超えて協力し合えることを伝えていた。

日曜劇場の諸作品の中でも、本作は特に私たちが生きる社会とじっくりと向き合った作品だった。天海や政府関係者による群像劇の真の主役は、日本という国そのもので、それは国土に住む一人ひとりにそれぞれのドラマがあることを意味する。一方、最終話で強調された環境問題や災害に対する危機意識の醸成も本作の重要なテーマだった。本作が託した希望の形は様々であるが、結局のところ、それは受け取ってくれる相手がいることと言えるかもしれない。天海が家族と離ればなれになりながら自らの任務を遂行できたのは、同じく孤独を抱えながらも使命感に突き動かされた椎名や田所の存在があったからではないだろうか。

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原作「日本沈没」のネタバレ

【日本沈没-希望のひと】あらすじネタバレと視聴率!最終回結末と原作との違いは?

197X年夏。小笠原諸島の北にある無名の小島が、一夜にして海底に沈んだ。

地球物理学者・田所雄介博士は、ただちに現地調査に赴く。

深海調査艇「わだつみ」号の操艇者・小野寺俊夫、海洋地質学者の幸長助教授と共に日本海溝に潜った田所は、海底を走る奇妙な亀裂と乱泥流を発見する。

おりしも伊豆半島付近で地震が発生し、それに誘発されて天城山が噴火したため、内閣では地震学者との懇談会を開いて意見を聞くことになった。

その席に招かれた田所は、「日本がなくなってしまう」可能性を口にするが、学者仲間の失笑を買うだけだった。

だが、政財界の黒幕である渡老人は田所の説に興味を抱き、その説を検証するため首相を呼びつけ、極秘裏に「D計画」を立ち上げさせる。

D計画に集った田所、幸長、小野寺、情報科学者の中田一成らは、やがて一つの結論に達する。

それは、日本列島近傍のマントル流に急速な異変が起こっており、その結果として

「日本列島は最悪の場合2年以内に、地殻変動で陸地のほとんどが海面下に沈没する」

というものだった。

一方、渡老人は、比較文明史学者の福原教授らに依頼して、日本人の国外脱出とその後に関する計画を策定させる。

その間にも京都、ついで東京が相次いで巨大地震に襲われ、富士火山帯の火山が相次いで噴火するなど、異変は着実に進行していた。

田所は危機が迫っていることを国民に知らせ、そのことに対する国民の反応を見るために、わざと週刊誌とテレビで情報を暴露し、D計画を去る。

その後のコンピューターによるシミュレーションで、日本沈没は10か月以内に迫っていることが判明し、ついに首相は、日本沈没の危機が迫っていることを国会演説で発表する。

休火山までが活動を始める中、精鋭スタッフたちは死に物狂いで全国民の国外脱出計画「D-2」を遂行し、日本人を続々と海外避難させる。

一方、敢えて国内に留まり日本列島と運命を共にする道を選択する者もいた。

四国を皮切りに次々と列島は海中に没し、北関東が最後の大爆発を起こして日本列島は完全に消滅する。

「日本沈没」の設定

197X年と書かれているが、基本的には執筆当時から予測される近未来と設定されており、執筆当時にはまだ完成していなかった施設のうちのいくつかが既に稼動しているものとして話が進められている。

具体的には、新東京国際空港(現在の成田国際空港)・青函トンネル・関西国際空港(小説上は神戸沖だが、現実の神戸沖には神戸空港があり、実際の関西国際空港は大阪南泉州地区沖にある)など。

大型コンピュータのLSI化など確実に未来を予測したものもある。

いわゆる「実現しなかった未来」的な描写としては、水深1万メートルまで潜れるような深海潜水艇や超音速輸送機が多数登場する点が挙げられる。

現実では、かなり未来のこととなったものを登場させているものとしては超電導リニアが全線の測量が終わり工事が始まっている。

一方で東海道新幹線にビュフェがあるなど「懐かしい」描写もある。

しかし、わかりやすく書かれてはいないが、日本列島を沈没させてしまう科学設定の他にも「マルコフ過程」に並んで「ナカタ過程」と呼ばれているという架空の確率に関係する理論など完全にフィクショナルな科学描写もある。

また、日本が沈没したのは日本の人口が減少に転じた翌年という設定もあり、そのため、密かに進められている海外移転計画が海外から

「日本の人口対策ということはありえないと怪しまれる」

という描写がある。

奇しくも現実ではリメイク映画版公開の2006年がそれに該当した。

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日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」のキャスト

天海啓示 演:小栗旬

環境省の官僚。CO2問題や産廃リサイクル問題に取り組む。

野心家で、大義のためには手段を選ばず、強引な手法で政策を推し進める面がある。

ただ根底にあるのは、環境問題に関してなんとしても良くしたいという純粋な想い。

その想いを抱いたのには高校時代のある出来事が関係している。

官僚になってから、仕事優先で家庭を顧みなかったために一年前から妻子と別居。

8歳の一人娘は妻と共に暮らしている。

省内では順調に出世し、「COMS<コムス>」事業に主要な立場で参加。

そして、官邸主導のもと各省庁の次代を担う精鋭達を招集した“日本未来推進会議”に、環境省代表として参加が決まる。

会議で活躍して、その先には政治家になるという並々ならぬ決意があったが、田所博士との出会いによって、とてつもない運命に巻き込まれていく。

※コメントはこちらから

常盤紘一 演:松山ケンイチ

経産省代表の“日本未来推進会議”メンバー。

旧財閥系の家系で生まれ育つ。

父の後押しもあり、常盤の兄が財閥を受け継ぎ、常盤自身は官僚として産業を支える道を選んだ。

第一線の企業人に豊富な人脈を持ちながら、それを鼻にかけない人当たりの良さもあり、一目置かれている。

また、物事を客観的に見ることに長けていて、常にメリットとデメリットを秤にかけながら調整することができるリーダータイプ。

ゆくゆくは政治家になることも視野に入れている。

天海とは東京大学時代の水泳部の同期。

天海と双璧をなす優秀さであり、互いを認め合う仲でもあった。

その盟友関係は社会人になってからも変わらず、「COMS<コムス>」推進で環境省の天海と共闘し、後ろ盾となる有力な企業人を紹介することで、天海の政界進出の野望を応援する。

※コメントはこちらから

椎名実梨 演:杏

週刊誌サンデー毎朝の女性記者。

普段は人当たりもよくおっとりとしているが、正義感が強く、弱者が痛めつけられるような出来事などは徹底的に調べあげないと気が済まない。

毎朝新聞政治部の記者だったが、時に攻撃的になる取材姿勢が仇となり、系列の週刊誌に異動させられた。

新聞記者に戻るために大きなスクープをあげようと、詐欺紛いの環境ビジネスを行う企業「Dプランズ」の不正と、それに癒着する環境省の腐敗を暴こうと取材を続けている。

その中で、環境省の天海に接触。

最初は疑いの目を向けていたが、天海の思いを知るうちに打ち解けていき、信頼関係を築いていく。

現在は母親と二人暮らし。

いずれは結婚を考えているが、仕事第一でなかなか意中の相手と出会えていない。

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東山栄一 演:仲村トオル

高い支持率に支えられた若くてクリーンな総理。

丁寧でわかりやすい言葉を使うことや姿勢から、国民からの人気は高い。

10年先、20年先の日本をどうするかを考えており、日本を環境先進国にするべく数々の環境対策を打ち出す中で、特に一番力を入れたのが「COMS<コムス>」。

「COMS<コムス>」の推進を諸外国に向けて高らかに示したが、党内を牛耳るいわゆる与党のドンを前に、なかなか思い通りの意見を通せない。

無派閥ゆえに政権内での決定権がなく、守旧派に忖度して結果的に強引な決断ができない弱さがある。

その現状を打開するために、各省から一名ずつ若手エリート官僚を選抜して、日本の未来のための政策を議論する諮問会議“日本未来推進会議”を発足する。

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田所雄介 演:香川照之

日本地球物理学界の異端児。

かつては東京大学の教授として、GPSデータに基づく地震予測精度の向上に貢献して世界的な賞を受賞、国内外の尊敬を集めていた。

だが、地球温暖化に関心を抱いて以来、論文も発表せずに環境問題の研究にのめり込み、その研究費欲しさから経費を流用して東大を追われることとなった。

しばらくは海外にいたが、東日本大震災を機に日本に戻って地震の研究を再開。

温暖化による海面上昇や大型台風の頻発、そして「COMS<コムス>」が伊豆関東沖の海底プレートに歪みを生んでいて、関東沈没の可能性が生じていることに気付く。

2023年、週刊誌に「近い将来、関東圏一帯が沈没する」という説を発表。

これがきっかけで、一部のネット民や環境活動家がデモを起こして、国民にも不安を与えることになる。

※コメントはこちらから

石塚平良 演:ウエンツ瑛士

天海啓示と共に各省庁の代表として召集された、個性豊かな“日本未来推進会議”メンバーの1人。

厚生労働省代表でメンバー最年少。各省庁間で対立し合う会議メンバーの中で、潤滑油となる存在。

相原美鈴 演:中村アン

外務省代表で上昇志向が強い日本未来推進会議・副議長。

安藤靖 演:高橋努

国土交通省代表で無口。

織辺智 演:浜田学

財務省代表で関西弁が特徴的な嫌味なインテリ。

北川亜希 演:河井青葉

生真面目な法務省代表。

財津文明 演:六角慎司

文部科学省代表で変わり者。

大友麟太郎 演:山岸門人

総務省代表でコミュニケーション能力の高いインテリ男子。

仙谷治郎 演:竹井亮介

防衛省代表で体育会系。

白瀬綾 演:高野ゆらこ

農林水産省の代表で現実主義者。

存在感は個性豊かな日本未来推進会議メンバーの中でも群を抜いている。

長沼周也 演:杉本哲太

内閣官房長官で、“日本未来推進会議”の指揮をとる。

生島誠 演:風間杜夫

日本が世界に誇る自動車会社「生島自動車」会長兼経団連会長で、政財界からも尊敬される知識人であり、政治家に最も顔が利く経済人だ。

常盤紘一(松山ケンイチ)を昔から可愛がっていて、彼に紹介されて出会った天海にも好感を示す。

里城弦 演:石橋蓮司

副総理。何よりも日本の主張と利益を最優先する生粋の国粋主義者。

与党の最大派閥を率いる守旧派勢力のドンであり副総理の里城には、弱小派閥出身の東山総理も逆らえない。

そんな里城は、天海の前に立ちはだかる最も大きな壁となっていく。

天海佳恵 演:風吹ジュン

天海啓示の母。昔は栄えていたが今は寂しい漁港がある天海の故郷に一人で暮らしている。

夫を亡くしてからは漁港の女性リーダーとして強く明るく生きてきた人物。

天海香織 演:比嘉愛未

天海の妻。天海との一人娘・茜の持病を気にかけ娘を第一に考える母。

夫である天海との関係は悪くはないが、仕事に邁進し家庭を顧みてこなかった天海と向き合うために別居をしている。

椎名和子 演:宮崎美子

椎名実梨の母。

日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」キャスト・スタッフのコメント一覧

【日本沈没-希望のひと】あらすじネタバレと視聴率!最終回結末と原作との違いは?

小栗旬のコメント

「日本沈没」という未だかつてない困難に立ち向かっていく作品です。

ただでさえ苦しい環境の中、この題材は非常に難しいお話ですが、その中でも“希望”と“人間の強さ”を届けられるよう、自分を含め、キャスト・スタッフ全力で希望を持って真摯に作品に向かっていきます。

今を生きる皆さんへの賛歌になれるような作品にしていきたいと思っておりますので、ぜひご期待ください。

松山ケンイチのコメント

まだ全ての台本が手元に無いのでどんな話になるのか分かりませんが、想定外の国の危機に日本人はどう立ち振る舞っていくのか、どう助け合っていくのか、どんな答えが出るのか、楽しみです。

客観的に国のこととそこに生きている自分自身を見つめ直すきっかけになる作品になると思います。

杏のコメント

今回初めてTBS連続ドラマにレギュラー出演させていただくことになりました。

日本沈没というどうしようもない自然の脅威にどう立ち向かうかというキャラクターたちの姿は、今の混乱の世の中で戦っている皆様と近い気持ちで共鳴し合えるのかなと思っています。

そして、演じる私たちもそのような不安や脅威を抱えつつ乗り切ることになります。

これを映像として残せることは意味があるような気がしています。

万全の体制で挑みつつ、全力でぶつかっていきたいと思います。

仲村トオルのコメント

2007年の『華麗なる一族』以来の日曜劇場。

はじめての総理大臣役に緊張しています。

僕が演じる東山首相は、物語のはじめは一国のリーダーとしてはやや弱く甘い男に見えますが、逆風の中、上り坂を登った足に力がつくように、最終回を観た人たちに、困難な状況の日々でも諦めず前を向いて歩き続けた人間の未来には少し強くなった新しい自分がいる、というような希望を感じていただけるように全力で頑張ります。

香川照之のコメント

政府側の海洋環境改革方針に対し、独自の理論で徹底的に異論を唱える頑固な博士の役です。

ドラマの原作は何十年も前のものですが、環境破壊問題はいま別の形でこの地球を襲っています。

その意味でも我々には、未来まで持続可能な環境への取り組みが不断に求められている。

日本が沈没するという、かつては荒唐無稽と思われたテーマを通して、地球が現在抱えている多くの課題を、改めてこのドラマで訴えていきたいと思っています。

脚本家・橋本裕志のコメント

今へ、未来へと繋がる、新たな『日本沈没』を目指して、これまでに映像化されたものとは違った角度からのアプローチで取り組んでいます。

危機を前にした時にあぶり出される人間の様々な感情や、思いのぶつかり合い、極限状態だからこそ繰り広げられる人間ドラマが、そこにはあります。

明日が見えない中で、それでも希望を探して生きていく登場人物たちのエネルギーを通して、皆さんに勇気を与えられる作品をお届け出来ればと考えています。

プロデュース・東仲恵吾のコメント

今作のテーマは、未来への希望です。

日本沈没が目前に迫ってくる中で、決して諦めずに今やるべきことを全力でやる人たちの人間ドラマを丁寧に描いていきたいと思っています。

そして「未曾有の危機でもこの人たちなら救ってくれるんじゃないか」そう思わせてくれる力強いキャラクターを、小栗旬さんをはじめ、松山ケンイチさん、杏さん、仲村トオルさん、香川照之さんと共に議論しながら、ドラマ版オリジナルキャラクターを作り上げました。

最後まで立ち向かった先にある“希望”を精一杯の熱量で作りたいと思います。

日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」を楽しみましょう!

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