【日本沈没-希望のひと】1話2話3話のネタバレ!動画の無料視聴方法は?

TBSの日曜劇場で放送されるドラマ「日本沈没-希望のひと-」の1話、2話、3話のあらすじやネタバレ、キャスト・原作情報や無料動画や見逃し配信の無料視聴方法などについて紹介したいと思います。

放送が開始されるやいなや話題になっている「日本沈没」ですが、前半は日本沈没というよりも「関東沈没」の話題でもちきりです!

先ずはドラマ「日本沈没-希望のひと-」の動画配信や見逃し配信について紹介していきたいと思います。

日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」の無料動画や見逃し配信の視聴方法

先ず、見逃し配信と言えば「TVer」が一般的なのですが、「TVer」では最新のドラマが見逃し配信として一週間しか配信されません。

今回ご紹介するTBSの日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」も例外ではありません。

では、どうすれば見逃してしまった「日本沈没-希望のひと-」を見ることが出来るのか、またもう一度1話や2話、見逃してしまった4話や5話が見たい場合に、「日本沈没-希望のひと-」をどうすれば見ることができるのか・・・「日本沈没-希望のひと-」の動画配信を見る方法は一つだけあります。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」1話のあらすじ・ネタバレ

2023年、東京。

東山総理(仲村トオル)は、世界環境会議で汚染物質を液化して海底地層の隙間に貯留する「COMS<コムス>」のさらなる推進を高らかに表明した。

さらに東山は、“未来の日本”を見据えて各省庁の優秀な若手官僚たちを集めた“日本未来推進会議”を発足。

そのメンバーに環境省の天海啓示(小栗旬)、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)も選ばれていた。

そんな折、ある週刊誌に関東沈没へ警鐘を鳴らす田所雄介(香川照之)の記事が載る。

この記事が原因で、一部の団体がデモを起こし、天海は事態収束のために田所と対面する。

しかし、田所は天海の話に一切耳を傾けず、

「近い将来、伊豆沖で島が沈没する。その島の沈没は、私が恐れてきた関東沈没の前兆になる」

という不気味な予言を放ち、天海は翻弄される。

そんな矢先、天海は週刊誌・サンデー毎朝記者の椎名実梨(杏)に「Dプランズ」という環境ビジネスで稼ぐ企業と環境省のあらぬ癒着疑惑を突きつけられる。

一抹の不安を抱えつつ、常盤と共に趣味のスキューバーダイビングに出かけた天海は、そこで衝撃的な出来事に遭遇してしまう・・・。

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」1話のネタバレ・感想

「不都合な真実はいつも蓋をされて、弱い人々が理不尽な犠牲を強いられる。そういうのが大っ嫌いなんだよ」。

原作は小松左京の『日本沈没』。映画やアニメはあったが、連続ドラマは刊行直後の1974年のみ。実に47年ぶりのドラマ化をどう受け止めるべきか、放送前には一抹の不安を抱いていた。率直に言えば、高度成長期後の日本で社会現象を巻き起こしたレガシーを、小栗旬をはじめとするキャストと制作陣がどのように現代に甦らせるか、実際に見るまで想像できなかった。しかし、現在の社会状況を織り込んだ2021年版は、原作の要素を残しながら大胆に換骨奪胎した、良い意味で野心的なリメイクとなった。

『希望のひと』の主人公は官僚の天海啓示(小栗旬)。天海は環境省に所属する若手官僚のリーダー的存在で、経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)とともに総理大臣の東山(仲村トオル)にCOMSを提案する。COMSとは9000メートルの海底岩盤にあるCO2を出さないエネルギー物質セルスティックを活用するシステムで、脱炭素を旗印に掲げる東山内閣の目玉政策となった。

前途洋々な天海の行く手に立ちはだかったのが地球物理学者の田所雄介(香川照之)。田所はCOMSの推進によって海底プレートが不安定になり、関東沈没を引き起こすとメディアで発信していた。「近い将来、伊豆沖で大きな地震が起きる。そして島が一つ水没する」。国民の不安をあおる論調を封殺するため天海は田所の研究所を訪ね、そこで週刊誌記者の椎名実梨(杏)に出会う。

冒頭の10分でドラマの主要キャラと舞台設定を紹介する手並みの良さに唸らされた。天海が抱く自然への崇敬、大企業の御曹司である常盤、東大教授の世良(國村隼)と田所の確執、そして関東沈没論とその裏にある田所と環境省、Dプランズの不正疑惑。視聴者はそれらの背景事情を頭に入れた上でストーリーを追っていくことになる。

過去に個性的な人物として描かれてきた田所を、日曜劇場を代表する俳優である香川が独自のテイストを加えて演じていたり、東山内閣を牛耳る副総理兼財務大臣の里城(石橋蓮司)の権力者然とした態度など、それぞれのキャラクターを見ているだけでも飽きないが、その中でも、特に第1話では、天海という人間の多面的な魅力に引きつけられた。

原作にないオリジナルキャラクターの天海をひとことで言えば、野心家という言葉で形容できるだろう。政治家への転身を希望し、政財界と人脈を築いては、自分を売り込むことに余念のない男。家族とは別居中で、妻の香織(比嘉愛未)との関係は冷え切っている。マキャベリズムの権化のような天海を、これまでの諸作品で見られた欠点もあるが人間らしい主人公やひたむきな熱血漢と並べて論じるのはやや抵抗感がある。

ネットに引っ掛かったウミガメの赤ちゃんを海に帰す優しい一面もあるが、いまひとつ共感できない天海を見続けてしまうのは、それが誰もが一度は会ったことがあるような人間のタイプをつかんでいるからだろう。きれいなところばかりではない姿がかえってリアリティを増幅し、本作のピカレスクロマンとしての一面を引き出した。

天海は策士である。弁舌巧みに世良と田所を公聴会で引き合わせたかと思うと、自身の疑念を解消するために世論を操作することもいとわない。天海が本音を垣間見せるのは常盤の前だけで、見えにくい天海の内面を私たちは周囲の反応を通して知ることになる。

そんな天海の前に現われたのが田所であり、権力の世界に生きてきた天海の本心が田所の登場によってあらわになる。相次ぐ地震は天海の心の揺れを反映しているようで、関東沈没の証拠となるスロースリップと真実に蓋をしたくない天海の心の叫びは、日之島の水没によって時を同じくして噴出する。そこに希望を見出すことはできるのか?

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」2話のあらすじ・ネタバレ

田所博士(香川照之)の予測通り、日之島が沈んだ。それは関東沈没の前兆が起きたということになる。環境省の天海啓示(小栗旬)は日本未来推進会議で、対策を早急に行うように訴えるが、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)は日之島が沈んだのはただの地滑りだと真っ向から否定し、東山総理(仲村トオル)と共に会見を開き、説明を行う。

納得がいかない天海だったが、週刊誌に天海が企業から不正にお金をもらっていたという記事が掲載される。疑惑を否定する天海の言い分は聞き入れられず、環境省では謹慎処分となり、未来推進会議からも外されそうになってしまう。

絶体絶命のピンチの中、天海は田所から「解決の糸口になるかもしれない」と、海上保安庁の海底調査のデータを入手するように頼まれる。天海は経産省の常盤紘一(松山ケンイチ)にデータの入手をお願いするが…。

一方、記者の椎名実梨(杏)は、天海の地元、愛媛に行き、天海の母・佳恵(風吹ジュン)に接触を図っていた。そこで椎名は重要な情報を入手する。

内外に追い込まれていく天海と田所。国民を守るために逆転の一手をうつことはできるのか!?

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」2話のネタバレ・感想

原作は幾度となく映像化されてきた1973年刊行の小松左京による不朽の名作SF小説。今回は原作にアレンジを加え、主人公を含むオリジナルキャラクターたちが2023年の東京を舞台に“沈没”という目に見えない危機に立ち向かっていくさまを描く。

小栗が今作で演じるのは主人公・天海啓示。目的のためには手段を選ばず、時には強引な手法で政策を推し進めてきた野心家の環境省官僚。各省庁の次代を担う精鋭たちを招集した“日本未来推進会議”に環境省代表として参加している中、日本地球物理学界の異端児・田所博士の“ある暴論”を通し、日本が未曾有の事態へと追い込まれていく運命に巻き込まれていく。

第1話で行った潜水艇調査のデータ改ざんが発覚し、天海は真相を迫る。その“裏切り者”は、日本の未来に立ち向かう日本未来推進会議メンバー・国土交通省代表で、潜水艇調査中に体調不良(後に仮病と発覚)を起こした安藤靖(高橋努)。さらに裏で指示していたのが、地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)だったことも明らかとなった。

第2話で早くも巻き起こった直接対決。世良が「君に寝首をかかれるとは思ってもみなかったよ」と皮肉気味に切り出すと、天海「僕だって、世良さんがそんなことするとは思いたくなかったです」と静かに返す。

さらに天海が「本当のところを教えてください。世良さんは、関東沈没の信憑性はどのくらいあるとお考えですか?」と迫ると、世良は「私が見てきたデータで判断するなら、確率は1割程度だ。いいか、たったの1割だ」と認めつつ、こう吠えた。

「沈まない確率が9割もある。それをわざわざこんな大ごとにして。この先どういうことになるのか、分かってるのか。君たちは起こるはずのない関東沈没に怯え、やる必要もない危機対策に奔走し、挙げ句に首都経済を停滞させるんだ。日本未来推進会議が日本の未来をつぶすことになるんだよ! それが望みか、あ、本当にそれでいいのか! もう、好きにしろ!」

手に汗握る演技バトルに視聴者は「引き込まれた…」「國村さんの演技は真に迫っていたな」「小栗旬と向き合って話すシーンはゾッとした」などの声が寄せられている。

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日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」3話のあらすじ・ネタバレ

「関東沈没が1年以内に始まる」という田所博士(香川照之)の分析報告を総理官邸で聞いた天海(小栗旬)は、対策の緊急性を強く訴える。
しかし、里城副総理(石橋蓮司)は田所を詐欺学者と決めつけて相手にせず、東山総理(仲村トオル)もすぐには決断できないでいた。

天海とともに危機感を募らせる常盤(松山ケンイチ)に、記者の椎名(杏)が接触してくる。彼女は田所が総理官邸に招かれたことで、ただならぬ事態が起きていると感じていた。
その夜、常盤は常盤グループ会長で父親の統一郎(小野武彦)に呼ばれる。呼ばれた先には、里城がいた。
同期である天海の人間性や関東沈没説に対する見解を聞かれ……

日本未来推進会議で関東沈没への対策を議題に検討会が開かれた。
その席で天海が、地球物理学の世界的権威であるアメリカの教授・ジェンキンスが田所博士の分析を支持したことを告げると、会議は一気に緊迫感を増す。

各省庁の代表がそれぞれの視点から論争が繰り広げられる中、国民にどう伝えるかで天海と常盤の意見が割れてしまう。
そして、その裏には里城副総理の影が…。

四千万人の国民の命か…国の経済か…
天海が決断へ、一歩踏み出す!

日曜劇場ドラマ「日本沈没-希望のひと-」3話のネタバレ・感想

「俺には信じられないよ。この東京が沈んでしまうなんて」(常盤紘一)

田所博士(香川照之)の予測では関東沈没は1年以内に起こる。高名な地球物理学者のピーター・ジェンキンス教授(モーリー・ロバートソン)も田所説の信ぴょう性を裏付ける証言をし、最新データは半年後にも70%の確率で関東沈没が現実のものになると予想していた。

避けることのできない破滅的な最後を知った時、人間はどんな反応をするのだろうか? 自分にとって不都合な情報を無視したり、過小評価することを心理学で正常性バイアスという。副総理の里城(石橋蓮司)は「実によくできたフィクション」と現実を認めようとせず、未来推進会議の若手官僚たちは、目に見えない危機にあわてながらもどこか他人事のような雰囲気。それもそのはず。日之島は水没したものの、地震が起こったことをのぞけば、関東地方が海に沈むという大それた出来事の兆候はどこにも見えないのだから。

そんな一見すると何ごともない日常で危機を叫ぶ人間は、周囲から見れば気がふれたように映る。しかし、本人はいたって真剣で、世界を救わなければという一種の使命感に突き動かされている。天海(小栗旬)と実梨(杏)は、若手官僚と週刊誌記者という立場の違いはあっても同じ危機感を共有していた。関東沈没が現実に起こると知った時、2人の胸に去来したのは、とめどもない喪失感だった。天海は家族に去られた憂愁の中にあり、関東沈没がどうやら本当らしいと知った実梨は家族を失う恐怖に身震いする。

もし筆者が同じ状況に置かれたら、自分の中で合理的に解釈し、現実から目を背けていたかもしれない。現状維持を望む大多数の間では、そちらの方が何かと都合が良いからだ。だが、天海と実梨はそうすることができない。天海は東山内閣にCOMSを提唱し、関東沈没の原因を作ったことの自覚がある。日之島付近で海流に飲み込まれ、水没の証拠となるスロースリップをその眼で見てきた。実梨は真実を追求するジャーナリストの魂がそれを許さない。危機が目前にあると感じた彼らは、国民に向けて決死のアピールに打って出る。

第3話ではっきりしたのは、天海と常盤(松山ケンイチ)のスタンスの違いだ。若手官僚の有望株としてCOMSを進言し、ともに未来推進会議を主導するなど、親友でライバルでもある2人は、天海が公の場で田所を擁護したことをきっかけに相違点があらわになった。経済を回すことを重視し、国民をパニックに陥れないことを重視する常盤に対して、沈没まで一刻の猶予もないと考える天海は、臆測を呼ばないために国民に一斉に公表すべきだと主張する。天海と常盤の違いを人命と経済の二者択一と言うこともできるが、エリート官僚からコースアウトしつつある天海に対して、様々なものを背負って身動きが取れない人々の代表が常盤と考えることも可能だ。

主役級の松山ケンイチや杏をサブキャラに置く布陣の豪華さもさることながら、それらの配役が生きるのはセンターにいる小栗旬の存在があってこそ。小栗を中心にした俳優陣による白熱の演技合戦は本作の見どころの一つだ。Netflixで世界配信される『日本沈没-希望のひと-』の英語版タイトルは『JAPAN SINKS: People of Hope』。注目ポイントは、「希望のひと」が「People of Hope」と複数形で訳されているところ。これまでの放送から、危機に瀕した日本で天海が孤軍奮闘するものと想像していたが、どうやら奇跡を起こすのは1人ではないらしい。豪華キャストによる群像劇がどんな方向に進んでいくか注目したい。

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日曜劇場「日本沈没-希望のひと-」のキャスト

天海啓示 演:小栗旬

環境省の官僚。CO2問題や産廃リサイクル問題に取り組む。

野心家で、大義のためには手段を選ばず、強引な手法で政策を推し進める面がある。

ただ根底にあるのは、環境問題に関してなんとしても良くしたいという純粋な想い。

その想いを抱いたのには高校時代のある出来事が関係している。

官僚になってから、仕事優先で家庭を顧みなかったために一年前から妻子と別居。

8歳の一人娘は妻と共に暮らしている。

省内では順調に出世し、「COMS<コムス>」事業に主要な立場で参加。

そして、官邸主導のもと各省庁の次代を担う精鋭達を招集した“日本未来推進会議”に、環境省代表として参加が決まる。

会議で活躍して、その先には政治家になるという並々ならぬ決意があったが、田所博士との出会いによって、とてつもない運命に巻き込まれていく。

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常盤紘一 演:松山ケンイチ

経産省代表の“日本未来推進会議”メンバー。

旧財閥系の家系で生まれ育つ。

父の後押しもあり、常盤の兄が財閥を受け継ぎ、常盤自身は官僚として産業を支える道を選んだ。

第一線の企業人に豊富な人脈を持ちながら、それを鼻にかけない人当たりの良さもあり、一目置かれている。

また、物事を客観的に見ることに長けていて、常にメリットとデメリットを秤にかけながら調整することができるリーダータイプ。

ゆくゆくは政治家になることも視野に入れている。

天海とは東京大学時代の水泳部の同期。

天海と双璧をなす優秀さであり、互いを認め合う仲でもあった。

その盟友関係は社会人になってからも変わらず、「COMS<コムス>」推進で環境省の天海と共闘し、後ろ盾となる有力な企業人を紹介することで、天海の政界進出の野望を応援する。

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椎名実梨 演:杏

週刊誌サンデー毎朝の女性記者。

普段は人当たりもよくおっとりとしているが、正義感が強く、弱者が痛めつけられるような出来事などは徹底的に調べあげないと気が済まない。

毎朝新聞政治部の記者だったが、時に攻撃的になる取材姿勢が仇となり、系列の週刊誌に異動させられた。

新聞記者に戻るために大きなスクープをあげようと、詐欺紛いの環境ビジネスを行う企業「Dプランズ」の不正と、それに癒着する環境省の腐敗を暴こうと取材を続けている。

その中で、環境省の天海に接触。

最初は疑いの目を向けていたが、天海の思いを知るうちに打ち解けていき、信頼関係を築いていく。

現在は母親と二人暮らし。

いずれは結婚を考えているが、仕事第一でなかなか意中の相手と出会えていない。

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東山栄一 演:仲村トオル

高い支持率に支えられた若くてクリーンな総理。

丁寧でわかりやすい言葉を使うことや姿勢から、国民からの人気は高い。

10年先、20年先の日本をどうするかを考えており、日本を環境先進国にするべく数々の環境対策を打ち出す中で、特に一番力を入れたのが「COMS<コムス>」。

「COMS<コムス>」の推進を諸外国に向けて高らかに示したが、党内を牛耳るいわゆる与党のドンを前に、なかなか思い通りの意見を通せない。

無派閥ゆえに政権内での決定権がなく、守旧派に忖度して結果的に強引な決断ができない弱さがある。

その現状を打開するために、各省から一名ずつ若手エリート官僚を選抜して、日本の未来のための政策を議論する諮問会議“日本未来推進会議”を発足する。

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田所雄介 演:香川照之

日本地球物理学界の異端児。

かつては東京大学の教授として、GPSデータに基づく地震予測精度の向上に貢献して世界的な賞を受賞、国内外の尊敬を集めていた。

だが、地球温暖化に関心を抱いて以来、論文も発表せずに環境問題の研究にのめり込み、その研究費欲しさから経費を流用して東大を追われることとなった。

しばらくは海外にいたが、東日本大震災を機に日本に戻って地震の研究を再開。

温暖化による海面上昇や大型台風の頻発、そして「COMS<コムス>」が伊豆関東沖の海底プレートに歪みを生んでいて、関東沈没の可能性が生じていることに気付く。

2023年、週刊誌に「近い将来、関東圏一帯が沈没する」という説を発表。

これがきっかけで、一部のネット民や環境活動家がデモを起こして、国民にも不安を与えることになる。

※コメントはこちらから

石塚平良 演:ウエンツ瑛士

天海啓示と共に各省庁の代表として召集された、個性豊かな“日本未来推進会議”メンバーの1人。

厚生労働省代表でメンバー最年少。各省庁間で対立し合う会議メンバーの中で、潤滑油となる存在。

相原美鈴 演:中村アン

外務省代表で上昇志向が強い日本未来推進会議・副議長。

安藤靖 演:高橋努

国土交通省代表で無口。

織辺智 演:浜田学

財務省代表で関西弁が特徴的な嫌味なインテリ。

北川亜希 演:河井青葉

生真面目な法務省代表。

財津文明 演:六角慎司

文部科学省代表で変わり者。

大友麟太郎 演:山岸門人

総務省代表でコミュニケーション能力の高いインテリ男子。

仙谷治郎 演:竹井亮介

防衛省代表で体育会系。

白瀬綾 演:高野ゆらこ

農林水産省の代表で現実主義者。

存在感は個性豊かな日本未来推進会議メンバーの中でも群を抜いている。

長沼周也 演:杉本哲太

内閣官房長官で、“日本未来推進会議”の指揮をとる。

生島誠 演:風間杜夫

日本が世界に誇る自動車会社「生島自動車」会長兼経団連会長で、政財界からも尊敬される知識人であり、政治家に最も顔が利く経済人だ。

常盤紘一(松山ケンイチ)を昔から可愛がっていて、彼に紹介されて出会った天海にも好感を示す。

里城弦 演:石橋蓮司

副総理。何よりも日本の主張と利益を最優先する生粋の国粋主義者。

与党の最大派閥を率いる守旧派勢力のドンであり副総理の里城には、弱小派閥出身の東山総理も逆らえない。

そんな里城は、天海の前に立ちはだかる最も大きな壁となっていく。

天海佳恵 演:風吹ジュン

天海啓示の母。昔は栄えていたが今は寂しい漁港がある天海の故郷に一人で暮らしている。

夫を亡くしてからは漁港の女性リーダーとして強く明るく生きてきた人物。

天海香織 演:比嘉愛未

天海の妻。天海との一人娘・茜の持病を気にかけ娘を第一に考える母。

夫である天海との関係は悪くはないが、仕事に邁進し家庭を顧みてこなかった天海と向き合うために別居をしている。

椎名和子 演:宮崎美子

椎名実梨の母。

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