【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

MBSのドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の1話から最終回、最終話・結末のあらすじやネタバレ、キャスト情報や視聴率、動画配信や感想について紹介していきたいと思います。

このドラマの原作は岡田麿里さんと絵本奈央さんによる漫画なのですが、アニメ化もされていて、マルチメディアで展開されている作品です。

実写ドラマ化もされるくらいの人気なので、Twitterなどでも話題になっているのですが、漫画やアニメの実写ドラマ化は賛否両論多いのも事実です。

果たして、今回のドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」はどうなのでしょうか。

それではドラマ「荒ぶる季節の乙女どもよ。」について紹介していきたいと思います。



目次

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・キャスト情報はこちらから

・全話のあらすじネタバレはこちらから

・原作全巻のネタバレについてはこちらから

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」の基本情報

岡田麿里・原作漫画、アニメ化に続き待望の実写ドラマ化!

“性”に翻弄される女子高生の物語。

本作は文芸部に所属する女子高校生5人の物語。

変わり者の多い文芸部は他の生徒からは「掃き溜め」と揶揄され、部員は皆、色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた。

ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていた時、部員の一人が投じた「セックスです」という発言。

その瞬間から彼女たちは、これまで目を逸らしてきた自らを取り巻く”性”に向き合い、”性”に振り回される日々が始まるのだった・・・。

【監督】
酒井麻衣(『ぴぷる~AIと結婚生活はじめました~』『恋のツキ』)
井樫彩(『真っ赤な星』『溶ける』)
水波圭太

【脚本】
岡田麿里(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』)

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」のキャスト

小野寺和紗 演:山田杏奈

本作の主人公。血液型はA型。

特徴のないのが特徴と言われるほどで、周囲からは「地味子」と評される。

中学時代は泉との距離が近いことから、彼に好意を寄せる周囲の女子たちから妬まれ、暗い学校生活を送っていた。

そのため高校入学後は泉とは極力距離を置くようにしていた。

泉は家族のような存在でお互いに性的な目では見られない間柄だった。

しかし、周囲の人間や出来事に助けられて自分の恋心に気づいていく。

※コメントはこちらから

菅原新菜 演:玉城ティナ

血液型はB型。人目を引く美少女で、クラスの男子からは「掃き溜めに鶴」と言われる。

かつて地元の児童劇団「そよかぜ」に所属していた。

それ以来、演出家の三枝から倒錯した愛情を捧げられている。

美貌から見知らぬ男性から付きまとわれがちで、そのあしらい方に詳しい。

そういった経験から恋愛や性愛にもどこか達観した大人びたふるまいをするのだが、実は三枝とのデート以外に恋愛経験があるわけでは無い。

※コメントはこちらから

曾根崎り香 演:横田真悠

文芸部部長。血液型はO型。

普段は眼鏡をかけて長い髪を後ろで縛っているが、眼鏡を外して髪を下ろすとモデルの「えり香」似の容姿端麗となる。

潔癖かつ堅物な性格で、クラスで性に奔放な会話をする女子たちに苦言し対立する。

一方、天城に容姿を褒められたことで、価値観が揺らいでいく。

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須藤百々子 演:畑芽育

血液型はAB型。髪型は二つ縛りのお下げ。

和紗の親友で、「もーちん」と呼ばれている。

性的に奥手で今まで男性を好きになったことが一度もなかったという。

高校生になって経験した初恋も一風変わったものだった。

※コメントはこちらから

本郷ひと葉 演:田中珠里

血液型はB型。女子高生ながら、謎の作家オーラを醸し出している。

出版社に自著の小説の原稿を持ち込みをしているが、編集者からはリアリティが無いと評されている。

そのために、リアルなセックスを知ろうと2ショットチャットに参加している。

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典元泉 演:井上瑞稀

和紗の隣家に住む幼馴染の男子。

親同士も仲がよく、家族ぐるみの付き合いで互いの家を行き来するような関係で育った。幼い頃からの鉄道ファン。

幼少期は和紗よりも背が低く、弟のように面倒を見てもらっていたが、中学校入学後は和紗の背を抜き、容姿の良さから女子にモテるようになった。

和紗が暗い中学校生活を送った原因が自分にあることに気づいており、今度は自分が彼女を守らなくてはと気にかけている。

ただ、恋愛については鈍感で、新菜から「和紗が好きになるのも分かる」と言われるまで気がつかなかった。

※コメントはこちらから

天城駿 演:前田旺志郎

り香のクラスメイトの男子。

り香を「モデル系」と褒め、人懐こく接する。

※コメントはこちらから

杉本悟 演:田中隼嗣

新菜が所属していた当時の劇団そよ風の演出家。

行動の予想のつかない女児に惹かれるロリータコンプレックスの持ち主で、新菜に親愛を捧げていた。

新菜曰く「刺激がないと生きられない人」。

※コメントはこちらから

三枝久 演:鶴見辰吾

新菜が所属していた当時の劇団そよ風の演出家。

行動の予想のつかない女児に惹かれるロリータコンプレックスの持ち主で、新菜に親愛を捧げていた。

新菜曰く「刺激がないと生きられない人」。

※コメントはこちらから

山岸知明 演:古川雄輝

国語教師。ハンドルネーム及び文芸部員からのあだ名は「ミロ」。

ミロはもともと2ショットチャットのハンドルネーム。

お互いに正体を知らないままひと葉とエロチャットを楽しんでいた。

オフで会おうというひと葉の誘いに応じたがために同じ高校の教師と生徒だったと発覚。

これを奇貨としたひと葉に脅される形で文芸部の顧問を引き受けることとなる。

※コメントはこちらから

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」のあらすじ・ネタバレ

小野寺和紗(山田杏奈)は高校一年生。

彼女が所属する文芸部には現在5人の部員が在籍しているが、変わり者の多い文芸部は他の生徒からは「掃き溜め」と揶揄され、部員は皆、色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた。

部活動で読む文学作品には性描写が含まれるものもあり、和紗はそこで描かれる行為に気恥ずかしさを覚える一方で、強く興味を惹かれる気持ちも否定できない。

ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていると、部員の一人、菅原新菜(玉城ティナ)が投じた「セックスです」という一言。

その瞬間から彼女たちは、これまで目を逸らしてきた自らを取り巻く“性”に向き合い、“性”に振り回される日々が始まるのだった・・・。

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」1話のあらすじ・ネタバレ

小野寺和紗(山田杏奈)は高校一年生。

彼女が所属する文芸部には現在5人の部員が在籍しているが、変わり者の多い文芸部は他の生徒からは「掃き溜め」と揶揄され、部員は皆、色恋沙汰とは縁遠い学生生活を送っていた。

ある日、文芸部で「死ぬ前にしたいこと」について語り合っていると、部員の一人、菅原新菜(玉城ティナ)が「セックスです」という一言を投じる。

その瞬間から彼女たちは、これまで目を逸らしてきた、“性”に振り回される日々が始まる。

そして和紗は、幼なじみである典元泉(井上瑞稀)の“とある行為”を目撃してしまい・・・!?

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」2話のあらすじ・ネタバレ

泉(井上瑞稀)の自慰行為を目撃してしまったあげく、

「和紗とはこれっぽっちもしたくない!」

と宣言されてしまった和紗(山田杏奈)は、ますます混乱。

一方、部活では「セックス」の代わりとなる言葉を考えていたところ、突然、文芸部の“廃部”が通告されてしまう。

部長として責任を感じ、落ち込む曾根崎り香(横田真悠)は帰宅中、クラスメイトの天城駿(前田旺志郎)に言われたある一言により一大決心をして・・・?!

そして、エロチャットで出会った『ミロさん』と「チャットじゃなくて。実際にしてみたい」と、思いがけない行動に出る本郷ひと葉(田中珠里)。

本格的に“性”に翻弄され始めた文芸部部員たちの運命は!?

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」3話のあらすじ・ネタバレ

須藤百々子(畑芽育)は、予備校で小学校の同級生だった杉本悟(田川隼嗣)らにカラオケに誘われるが、色恋沙汰に疎い百々子はドギマギしてしまう。

一方、新菜(玉城ティナ)は、和紗(山田杏奈)に自慰を目撃されて以降、思い悩む泉(井上瑞稀)のお悩み相談にのることに。

そこで、幼少期に所属していた「劇団そよ風」の演出家・三枝久(鶴見辰吾)とばったり再会してしまい、動揺が隠せない新菜。

新菜と三枝の知られざる過去が明らかになる一方で、泉と新菜の距離も急接近し・・・!?

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」4話のあらすじ・ネタバレ

文化祭が盛り上げるための“恋の伝説”を作りたいという実行委員の依頼を受けた文芸部。

なかなか名案が浮かばない5人は本郷ひと葉(田中珠里)の提案で、顧問である山岸先生(古川雄輝)のペンションで合宿に行うことに。

曾根崎り香(横田真悠)は、付き合い始めた天城(前田旺志郎)との距離感がいまいち掴めずにいた。

一方、泉(井上瑞稀)と新菜の関係が気になって思い悩む和紗(山田杏奈)に、新菜(玉城ティナ)がさらに拍車をかける行動に出て・・・。

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」5話のあらすじ・ネタバレ

“恋の伝説”を広めるため、文化祭での朗読劇の準備に勤しむ文芸部。

幼なじみの泉(井上瑞稀)に告白する決心を固めた和紗(山田杏奈)は、朗読劇の主役に自ら名乗り出る。

そして、自身の泉への気持ちの変化をうまく理解ができない新菜(玉城ティナ)は、三枝(鶴見辰吾)のもとを訪れ・・・。

それぞれの“恋”と“性”の岐路となる文化祭当日。

乙女たちの恋心を揺さぶるキャンプファイヤーがついに始まる・・・。

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」6話のあらすじ・ネタバレ

文化祭で幼なじみの泉(井上瑞稀)に告白され結ばれた和紗(山田杏奈)と、はっきりと自分の気持ちを天城(前田旺志郎)に伝えられた、り香(横田真悠)。

浮かれ気分の2人をよそに、初めての恋に執着することに決めた新菜(玉城ティナ)は、泉との下校中、泉の心を揺さぶる予想だにしない行動に出る。

新菜の“執着発言”を聞いてしまった百々子(畑芽育)は、新菜を責める一方で、自分の中に芽生えた感情にも戸惑っていた。

そして本郷ひと葉(田中珠里)は、山岸先生(古川雄輝)への想いを断ち切るため思いがけない発言をする。

「一度、抱いてくれたら。きっぱり諦めます」。

5人の恋模様がますます加速する・・・乙女どもの“転機”の第6話。

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」7話のあらすじ・ネタバレ

ひと葉(田中珠里)を乗せた山岸先生(古川雄輝)の車がホテルに入っていくところを目撃してしまい、ひと葉と山岸先生に不信感を抱く、り香(横田真悠)・・・それぞれの葛藤により、気まずいムードの文芸部。

一方、新菜(玉城ティナ)は「少女」である自分を終わらせようと三枝(鶴見辰吾)のもとを訪ねる。

その翌日、新菜は和紗(山田杏奈)にあることを打ち明け、それを聞いた和紗は、泉(井上瑞稀)の元へと駆け出して行き・・・。

そんな中、り香のクラスメイトの十条園絵(古田愛理)にまつわるとある出来事をきっかけに、学校内に衝撃が走る事件が起きて・・・!?

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」1巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

あなたの“はじめて”を、わたしにください・・・。

和紗たちは文芸部に所属する女子5人。

部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言・・・。

その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」1巻のネタバレ・感想

この作品は、次にくるマンガ大賞2018にノミネートされている50作品のうちの1つです。

「全作品を読まずして何が読者投票だ!」という思いがありましたので、その思いがこの作品を読むきっかけとなりました。

この作品の主題は”性”です。

性を主題とした漫画自体は、これまでに多く刊行されているところでしょう。

しかし、この作品は、キスやセックスといった性行為自体に焦点を当てるものではありません。

この作品が主題としている性は、少年少女達が成長に伴って自覚する男女の性差や、性行為そのものへの葛藤です。

僕がこの作品を素晴らしいなと思ったところは、「付き合い始めたカップルが、性行為には関心はあるけれどお互いなかなか行為に踏み出せない」といった冗長的な態度で、性を取り扱わなかったことです。

作中に登場する人物が、それぞれ独自の視点から上述した”性”について悩み、知ろうとします。

読者はそれぞれのキャラクターの視点から、悩みを共有させられます。

そのような描き方をすれば、主題がボケて何を伝えたいのかわからなくなるばかりか、ストーリーの収拾がつかなくなる危険性があります。

ですが、この作品で主題がボケるようなことはありませんでしたし、煩雑さといったものは一切感じられませんでした。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」2巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

新菜の「死ぬ前にセックスがしたい」発言より“性”に翻弄され始めた文芸部。

幼なじみ・泉の自慰を目撃した和紗は、彼への好意を自覚する。

変化が訪れた二人の関係性が、彼女を思い悩ませる・・・。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」2巻のネタバレ・感想

2巻では「えすいばつ」を巡ってそれぞれのキャラが動き出します。

いっそう荒ぶってきてます。

少女たちの「性」に対する意識を扱った作品は数あれど、これは岡田麿里さんの独特のセンスと絵本奈央さんの繊細な雰囲気の作画があいまって、とても魅力的な作品になっていると思います。

ただ、いい歳こいた私が曽根崎先輩や本郷先輩を可愛いなあ・・・と思えて「萌えて」しまえるのは、ちょっとベタなマンガ的記号化がされ過ぎてるってことじゃあないのかなあ。

もっともっと乙女たちを荒ぶらせて、女性だからこそ描ける生々しい表現を見てみたいです。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」3巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

和紗との行為は「これっぽっちも考えたことない」と泉に告げられた和紗。

彼女は衝撃から“性”と“愛”の繋がりをぐるぐると考える・・・。

悩み続ける和紗の前に現れたのは、「セックス」発言の張本人・新菜と泉が並ぶ姿・・・。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」3巻のネタバレ・感想

まだ名前もわからない感情に翻弄され続ける彼女たち。

ただ、それぞれ進む方向をもがき手探りで進んできてます。

愛なのか性かのか分けることに疑問を呈す和紗。

情が理解に追いついてきた本郷。

真面目すぎるところ、背景にあるもの、それを解いてくれる言葉に涙する曾根崎。

まだ暗い背景がある菅原氏。

色んなものが少しずつ紐解いてきてます。

甘酸っぱいような、安穏としないような複雑な青春劇。

第10回の曾根崎さんと須藤さんの会話は凛としたものがあってとても良いです。

少しもやっとする部分もまたあって、喜びだけじゃないのかもとは思うが、三巻の終わりは、少しじんわりするヒキがあるのも良かった、最高に続きが気になります。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」4巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

好意を寄せる幼なじみ・泉と「セックス」発言の張本人・新菜の急接近。

和紗は膨らむ猜疑心と劣等感から、二人との距離感を見失い始めてしまう。

そして文芸部員たち5人の悩みが“合宿”で交差する・・・。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」4巻のネタバレ・感想

最高に痛覚を揺さぶってくる青さ、とても良い、ほんとおすすめ。

拗らせた人も拗らせそうな人にも、4巻は今まで以上に荒ぶりと、少し前進する様相を魅せてくれます。

菅原氏、とても真っ直ぐアグレッシブ。

翻弄される須藤。

振り回され悩み落ちる和紗。

本郷さんは相変わらず攻めきれないところを残し、沸々と沸かせてくれる3巻の山場、曾根崎さんの恋をした眼差し、少しずつ変わっていく内面。

文学的要素、文字でも痛めつけてくれるところが、笑わせてくれるところが、またすごい胸にきます。

和紗の感想がすごい思春期。

和紗の、泉を想いの本気さが分かる窓辺のやり取り。

絵でももちろん魅せてくれます、透き通るような場面は今回はあの娘で。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」5巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

泉に想いを告げることを決意した和紗。

しかし、「セックス」発言の新菜もまた、自らの中に起こる泉への想いを自覚し始める・・・。

それぞれの”恋”と”性”、岐路となる文化祭が始まる。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」5巻のネタバレ・感想

今までみんなの出来事は、痛くも楽しいもの。

ライバルの登場や思いもよらない扱い、感情にヒリヒリする巻です。

百々子の勇気と菅原の迷い。

和紗も曾根崎の吹っ切れ。

本郷の切なさが滲んでくる。

いい流れになってきた、まだ面白そう、たぶん一筋縄ではいかない展開に期待です。

和紗がアレをも目撃してしまったところの番外編も面白かったです。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」6巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

幼なじみ・泉に告白され、結ばれた和紗。

浮かれる彼女の一方で、それぞれの“性”が動き出す。

執着する者、友人への想いを自覚した者、最後の勝負に挑む者。

乙女どもの転機となる夜が幕を開ける。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」6巻のネタバレ・感想

6巻は「魅力」。

付き合うことでギクシャクする友人。

付き合うことであたふたしてしまう2人と2人。

付き合いたくて、打ち明ける1人。

付き合いを通り越して、悩む1人。

菅原氏の内にある想いがまだ謎めいたままで、言葉一つ一つが意味深、切ない、不穏・・・。

百々子の気持ちも、ここにきて開き始めて・・・。

文芸部らしく、物語の例えがマッチしてて、空いてしまった穴は広がり続けるのか。

魅力という言葉がこんなにも彼女らを悩ませ続けるのか。

6巻のためにここまで描かれてきたのかなってぐらい面白いのでとてもおすすめです。

しかもここからどうなるのか・・・。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」7巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

あなたの“はじめて”を、わたしにください・・・。

和紗たちは文芸部に所属する女子5人。

部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言・・・。

その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

「私としたくない?」新菜の誘いに戸惑う泉。

皆がそれぞれの“性”と戦う中、和紗は未だ一人振り回されている。

追い打ちのように突如下された、十条の退学処分と男女交際禁止令。

やらないわけには、いかないのです。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」7巻のネタバレ・感想

文芸部長、曽根崎の同級生、十条さんが退学が決定した中で、学校側は全校生徒に「異性との交際を禁ずる」と発表した。

もちろん、生徒側は「横暴だ」と反発するなかで、和紗や百々子のところに更に驚く話が入ってきた!

文芸部部長の曽根崎と、つきあっている天城が、ラブホテル周辺をうろついていたと報告があったことで、学校側が退学処分にする可能性が出てきたというのである。

ところが、状況を察知したミロ先生が、学校側にじかに状況を説明し、二人の処分をしないよう申し出る。

しかしながら、「男女交際禁止令」に立つ学校側は、さらに曽根崎部長らに濡れ衣をきせて退学させる方針を変えない。

頭にきた文芸部メンバーは、ミロ先生の「僕が何とかするから」という説得を無視。

和紗、百々子、本郷、菅原氏の4名は、ミロ先生を人質にとり、学校を相手取って、男女交際禁止令の撤回と、曽根崎部長と天城の処分の取り消しを訴え、学校側が要求をのむまで、校舎内に立てこもる。

イマドキ、男女交際禁止ってあるの?!というツッコミはおいておきまして。

ちょっと印象に残ったのが、本郷ちゃんの「高校生って変な時期」というセリフでした。

「高校生ってだけで売り物になるとか」「高校生だから足かせになる」こととか。

おそらく、高校生活を過ごした多くの人が、感じたことだったりするんじゃないでしょうか。

だからこそ、本郷さんは続けてこうミロ先生に告げるんですよ。

「この季節に、黙って待ってる時間がもったいない」

その後、ミロ先生は、文藝部員に捕虜として捕まっちゃうんですが・・・。

この作品を読み返すと、和紗たちは、読者の誰かの代弁者みたいなところがあるし。

文芸部だからこそなのか、「真剣でクソ真面目」に考えすぎたり、行動してしまうあたりとか。

そういったことも含めて、彼女たちって魅力があって物語も面白いものになってるところがあるように思います。

この巻末では、アニメ化に伴い、メインの文芸部5名を演じる声優さんたちの、ストレートな対談が載っています。

これも非常に面白いです。

この巻を読み終えると、不思議と最初から読み返したくなります。

根っこの部分は変わっていないんだけど、それぞれが、それなりに成長してきたのがわかります。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」8巻最終巻のあらすじ

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

あなたの“はじめて”を、わたしにください・・・。

和紗たちは文芸部に所属する女子5人。

部が「死ぬ前にしたいこと」という話題で沸いたある日、部員の一人が投じた「セックス」の一言・・・。

その瞬間から、彼女たちは“性”に振り回され始める。

交際禁止令と曾根崎退学の撤回を求め、校舎に立てこもる和紗たち。

それぞれの“恋”と“性”が錯綜する中、見つけた答えとは。

馬鹿げていて、滑稽で、愛おしい。

少女たちの一つの季節が過ぎていく・・・。

最終話の「その後」を描いた描き下ろしエピローグも収録。

原作「荒ぶる季節の乙女どもよ。」8巻最終巻のネタバレ・感想

原作者ご自身が、一番、この作品で「狙っていた展開へ行かず、そのまま終わってしまった」ということに消化不良気味だったようなコメントがラストに掲載されておりました。

実際の予定では、少年誌で連載するには難しいと思われる、よりつっこんだ「エロ」を盛り込みたかったということでしたが、この作品においては、和紗たち文芸部メンバーが、爽やかな感じでラストまで走り抜けた、このラストでよかったのではないのかなと思います。

この作品で出せなかったことは、新作で期待したいと思います。

ラストの巻にしては、ひどくあっさり、あっけなく終わった感がありますが、本誌に載らなかった後日のメンバーがあり、本誌に掲載された、アニメ化決定後の声優さんたちの名演技裏話があって、ドタバタ劇で終わってしまったせいなのか・・・なんか、読後、不思議と最初の巻から読み返したくなる余韻がのこるラストの巻だったと思います。

ドラマイズム「荒ぶる季節の乙女どもよ。」キャスト・スタッフのコメント一覧

【荒ぶる季節の乙女どもよ。】あらすじネタバレ!最終回結末で出す性に対する答えは!?

山田杏奈のコメント

和紗は、戸惑いながらも真っ直ぐ進んでいく様がとても魅力的な子だと思いました。

十代の一瞬のゆらぎを、勢いを大切に、かつ柔軟に表現していきたいです。

今までにないようなドラマになるのではないかと思います。

個性豊かで愛らしい文芸部員たちの「荒ぶる」様を是非楽しみにしていてください!

玉城ティナのコメント

菅原新菜役を演じさせてもらう事になりました、玉城ティナです。

脚本を読んだ時に一番新菜に共感しました。

彼女の突拍子のなさ、かわいらしさ、冷静さ、奥底に抱える矛盾を、ひとつひとつ取り出していきながら、しかし異質な存在ではなくあくまでも一女子高生として描ければと思っています。

文芸部、私も学生だったら入りたかったな。

横田真悠のコメント

曾根崎り香を演じさせていただくことになりました、横田真悠です。

オーディションに受かったと報告を受けたときは、とても嬉しく、ワクワクしたことを覚えています。

原作の漫画やアニメを見て、曾根崎はいろんな面を持っている女の子だと感じました。

一瞬で何十個もの言葉やフレーズが頭の中で動いているような、強がりで、正義感や真面目さも持ちつつ、高校生ならではの新鮮な姿を大切に演じたいと思っています。

荒ぶる私達の純粋な気持ちを、青春を、一緒に感じていただけたら嬉しいです。

畑芽育のコメント

須藤百々子役を演じます畑芽育です。

愛おしいこの文芸部の一員として今回実写ドラマに出演させていただけること、とても嬉しく光栄に思います。

思春期ならではのもどかしくて甘酸っぱい大切な瞬間を、もーちんの切ないながらも美しい感情を全力で表現していきます。

『荒ぶる季節の乙女どもよ。』9月の放送を楽しみに待っていてください。

田中珠里のコメント

出逢いや言葉で少しずつ少女から大人へと変わっていく姿や、其々の個性の豊かさに、きっと登場人物の中の誰かに共感して応援したくなる様な作品です。

この作品に対するスタッフさんの計り知れない想いを感じています。

その想いに応えられるよう、まだまだ未熟な自分に対する悔しさと弱さを乗り越えて本郷ひと葉を全身全霊で演じます。

沢山ぶつかって忘れられない存在になるように荒ぶっていきたいと思います。

井上瑞稀のコメント

典元泉役の井上瑞稀です。

この大役に緊張で固まっております。

元々原作を読んでいたので、お話をいただいてすぐに読み直しました。

同年代の実力がある方々と共に、この作品を作れることが本当に嬉しいです。

泉くんの真っ直ぐなところや、天然で可愛らしい部分など、荒ぶる乙女たちに振り回される泉くんを自分のできる全てをぶつけ、全力で演じたいと思います!

前田旺志郎のコメント

天城駿役をやらせていただきます前田旺志郎です!

天城は真っ直ぐで明るくてとても愛おしい、大好きなキャラクターです。

そして荒乙のキャラクターの中で唯一「好き」という気持ちを素直に伝える事のできるカッコいいやつなんです。

撮影ではそんな天城をリスペクトしながら、第二の青春を楽しみたいと思います!

天城の恋、皆さん応援お願いします。

田川隼嗣のコメント

今回、杉本悟役を演じさせていただくことになりました、田川隼嗣です。

杉本自身は気が付いていないかもしれないですが、この役は『愛すべきチャラさ』を持つ可愛らしいキャラクターだと思っています。

演じながらひしひしと感じました(笑)

今までになかった新しい形の青春作品なので、僕も放送を心待ちにしながら杉本悟を演じます!頑張ります!

鶴見辰吾のコメント

台本を読んでたら、可愛くて可笑しくて思わず吹き出してしまった。

青春の只中で、誰かを好きになってしまうっていうのは、こんなにも狂おしいのか。

何十年も前に感じたあの甘酸っぱさや、ほろ苦さを思い出す。

自分の出てないシーンを見るのが楽しみ。

古川雄輝のコメント

今回は若いキャストの方が多く、高校生を演じる皆さんと対照的に、私が演じる山岸先生は、大人としての魅力や余裕を出せるようにしたいと思います。

また、原作がありますので、作品のイメージを大切にしながら演じたいと思っています。

先生役も初めてなので皆さんと楽しみながら、良い作品が作れるようこれからの撮影頑張りたいと思います。

 
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