テレビ朝日で放送されるスペシャルドラマ「スイッチ」のあらすじや結末などのネタバレ、キャスト情報などを紹介していきたいと思います。
このドラマは脚本家・坂元裕二さんの最新作で、阿部サダヲさん&松たか子さんが出演するリーガルサスペンス×ラブストーリーです。
元恋人同士の“検事”と“弁護士”が繰り広げる圧巻の饒舌バトル・・・そう聞くだけで楽しみが増しますよね!
阿部サダヲさんのべしゃり、表情が思い浮かんできますね。
脚本の坂元裕二さんと言えば、これまで『東京ラブストーリー』(1991年)、『Mother』(2010年)、『最高の離婚』(2013年)、『カルテット』(2017年)など、数々の名作ドラマを誕生させ、近年は舞台や映画でも活躍されており、先日放送されたリモートドラマ『Living』でも話題を呼んだ脚本家です!
それでは、話題のドラマスペシャル「スイッチ」について紹介していきたいと思います。
目次
ドラマスペシャル「スイッチ」のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!
ドラマスペシャル「スイッチ」の基本情報
学生時代から7年間交際。
別れた後もお互いの恋人を紹介しあうなど、何かにつけては顔をつきあわせ、憎まれ口を叩きあう・・・そんな微妙な関係を13年間続けている“検事”の直と“弁護士”の円。
ある日、直が担当する『みなとみらい連続突き飛ばし事件』でついに死者が出てしまいます。
事件が一気に深刻化する中、絶対に刑事事件を引き受けないと決めていたはずの円が、連続突き飛ばし事件の被疑者を弁護することになり・・・。
元恋人同士の二人が、検事と弁護士として対峙します。
被疑者を立件しなければならない検事の直と、釈放させたい弁護士の円。
二人がそれぞれの立場から真実を追い求めるというサスペンスストーリー、そして直と円、それぞれの現在の恋人が加わった一筋縄ではいかない大人の恋愛模様が絡み合い、物語は予想だにしない展開へ!
ドラマスペシャル「スイッチ」のキャスト
\🎬放送決定📺/
阿部サダヲ × 松たか子
脚本家・坂元裕二の最新作🖊️
ドラマSP『#スイッチ』放送決定✨✨
元恋人同士の検事と弁護士が繰り広げる圧巻の饒舌バトル⚡️
😎リーガルサスペンス ✖️ ラブストーリー😍どんなドラマになるのか、ワクワクがとまらない…😝
6月21日(日)夜9時~テレビ朝日系 pic.twitter.com/dE7w3s3Qha
— ドラマSP『スイッチ』公式(テレビ朝日) (@Switch__0621) June 7, 2020
駒月 直 演:阿部サダヲ
横浜地検みなとみらい支部の検察官。
多くの事件を立件してきたが、出世とは縁遠い変わり者検事。
通行人の背中を無差別に突き飛ばすという『みなとみらい連続突き飛ばし事件』の担当として、元恋人の弁護士・円と対峙することになる。
円とは学生時代から7年間交際していた。
当時、ファミレスで偶然隣り合わせた脚本家から根掘り葉掘り取材されるはめになり、二人の恋愛がドラマ化されたことも。
別れて10年以上経つが、お互いに恋人ができると、その都度、食事会を開いている。
もちろんお互いの相手には、過去に付き合っていたことは内緒。
なんだかんだと腐れ縁状態が続いているが・・・。
阿部サダヲのコメント
僕、女優さんの中では松さんとの共演が一番多いかもしれないくらい、ご一緒させていただく機会が多いんですよ。
なので、今回もまず松さんと共演できると聞いてすごくうれしくて、「台本読みました?」って連絡しました。
僕はまだ読む前だったので「どうでした?」って聞いたら、「一回閉じました」っておっしゃっていたんですね。
その後に僕も読んだんですけど・・・やっぱり一回閉じました(笑)。
なんだろう・・・ちょっと多いな、文字がまぶしいなって(笑)。
でも、この会話の応酬って坂元さんの脚本の魅力ですよね。
自分では言わない言い回しが出てきて、最初はどうなんだろうって思っていても実際に言ってみると面白いんです!
とはいえ、ここまでのセリフ量の掛け合いとなると、あまり知らない方とだとなかなか難しいので、本当に松さんとできてよかったなと思います。
セリフ合わせもしてくださるし、本番で僕が急に言ったことも全部受け止めてくれるし、僕がセリフを変えちゃってもそれに合わせてくれる・・・本当にありがたいです。
そんな松さんとの役者としての相性・・・僕は100%だと思っています。
もし今、松さんに100%じゃないって言われたら・・・どうしよう(笑)。
僕が演じる直、松さんが演じる円をはじめ、この作品には、普通の人が出てきません(笑)。
みんな一見普通に見えるんだけど、“なんだ、この人!?”っていうキャラクターばかりで面白いんです。
僕自身、検事の役が初めてだったので、勉強のために松さんも出ていらっしゃる『HERO』を見ました(笑)。
あと、こういう大人の難しい恋といいますか、一筋縄でいかない恋愛ものをやったことがなかったので、すごく新鮮でした。
ヒリヒリするような男と女の掛け合いを見てほしいですね。
蔦谷 円 演:松たか子
横浜ゴールド法律事務所所属の弁護士。
鳩が大嫌いでタワーマンションの高層階に住んでいるにも関わらず、ベランダに鳩が寄りつくという不運に見舞われ、鳩対策で頭がいっぱい。
撃退法を検索、グッズを買い集める日々を送っている。
ある理由から刑事事件は引き受けないと決めていたが、『みなとみらい連続突き飛ばし事件』の被疑者の弁護人に。
上司や同僚に悪態をつきながらも、洞察力があり、仕事はできる敏腕弁護士。
無差別通り魔事件の弁護で、元恋人の検事・直と顔を合わせることが増える中、現在の恋人からプロポーズされ・・・。
松たか子のコメント
阿部さんともお話したんですけど、最初に台本を読んだ時、とてもセリフが多くて・・・一回閉じました(笑)。
坂元さんはドラマを作る時に、“これってストーリーに必要なのかな?”って思うような人間の側面まで書かれる方なんです。
人への愛情がとても深いのか、ものすごい観察眼で人を見てらっしゃるのか。
坂元さん自身は本当のところ、どういうことを思って書いてらっしゃるのか知りたいような、知りたくないような・・・(笑)。
この作品にもちょっとおかしな・・・というか、とても変わった人がたくさん出てくるんですけど(笑)、普通に生活している人たちの中にも結構いるのかもしれないと思って、生々しい話かもしれないなと感じました。
役者としての阿部さんとの相性・・・、私は阿部さんにとって100%でありたいと思っています。
そうありたいと思わせてくださる俳優さんなんですよ。
ご本人にもお伝えしたんですけど、二人だけの長いシーンでも「阿部さんとだからできたんだ!」と思いました。
以前に坂元さんのドラマ『カルテット』に出させていただいた時もそうだったんですけど、私は特に意識していなかったところを、視聴者の皆さんが深読みして「あそこにあれが映っているから・・・」とか、いろいろな意見を出し合って盛り上がってくださったんです。
今回もそういうふうに、思ってもなかった見方をしてくださる作品になるのか・・・私も楽しみにしています!
どうぞドキドキしながらご覧下さいませ。
鈴木貴司 演:眞島秀和
広告代理店勤務。円の現在の恋人。
誠実で生真面目、一点の曇りもなく“いい人”。
SNSでは自身が手掛けたCMや、ジムで鍛えた筋肉を披露している。円にプロポーズするが・・・。
佐藤亜希 演:中村アン
料理研究家。直の現在の恋人。
多種多様なスパイスを駆使したインスタ映えする料理を振る舞うなど、華やかで、女子力高く、屈託ない女性。
直にプロポーズするが・・・。
ドラマスペシャル「スイッチ」のあらすじ・ネタバレ
横浜地検みなとみらい支部の検事・駒月直(阿部サダヲ)と、横浜ゴールド法律事務所の弁護士・蔦谷円(松たか子)は、学生時代から7年間付き合っていた元恋人同士。
別れた後も、お互いに恋人ができると紹介しあう食事会を開いたり・・・と腐れ縁を10年以上続けていた。
ある日、直は料理研究家である恋人の佐藤亜希(中村アン)を、円は広告代理店勤務の恋人、鈴木貴司(眞島秀和)を紹介し合うため4人で食事をすることに。
貴司と亜希を交えたぎこちない食事会を終え、それぞれカップル同士で観覧車に乗り、夜景を楽しむことになった4人。
観覧車の中で、奇遇にも直と円はそれぞれプロポーズされるのだが・・・。
そんな中、直が担当している『みなとみらい連続突き飛ばし事件』が、新たな展開を見せ始める。
通行人の背中を突き飛ばして逃走するというこの事件の7人目の被害者が犯人を目撃し、捜査が進展すると思われた矢先、ついに死者が出てしまったのだ。
これまでは週刊誌が犯人を『背中どん男』と名付けるなど、どこか軽視されていたこの事件だったが、事態は一気に深刻化する。
しかし任意で警察の取り調べを受けることになった男・大木和馬(篠原悠伸)が犯行を自供。
加えて7人目の被害者の衣服繊維が付いた大木の手袋も発見される。
ひとまずは傷害で逮捕令状を請求できると浮足立つ警察だが、直は殺人の証拠が見つかっていない段階での見切り発車に危機感を覚える。
そんな中、円は事務所の所長・八角夏美(高畑淳子)から大木和馬の弁護を頼まれる。
依頼人である大木の父親は、大手建設会社の次期社長と目されている大切な顧客のため、絶対に釈放を勝ち取らなければならない、事務所にとっての重要案件だという。
ある理由から刑事事件を一切引き受けないと決めていた円だったが、条件付きで、渋々ながら大木を弁護することに。
一方、物証を発見し、安心しきっている警察の調書を読んでいた直は捜査ミスを発見。
さらに大木の担当弁護士が円だと知りがく然とする。
検事と弁護士、それぞれの立場から事件の真相を追い求める二人・・・。
一見単純に見えた事件の裏に隠された衝撃の事実が明らかになったその時、彼らにも人生の選択の時が訪れて!?
ドラマスペシャル「スイッチ」の結末は?
元恋人同時の検事と弁護士の法廷バトルなのですが、今回のドラマスペシャル「スイッチ」の監督は月川翔さん。
月川翔の演出は初めてという阿部と松が口を揃えて
「すごく細かく撮る時もあれば、現場で突然1カットが11.5ページとかまで長くなることもありました(笑)。スコーンと気持ちよく『これだ!』って決めてくれる方でした」
恐らく1カットが11.5ページくらいまで長くなることもあったというのは法廷でのやり取りなんじゃないかな?と思います。
今回のドラマのポイントは、犯人として捕まった大木和馬です。
殺人の証拠が見つかっていない段階での見切り発車で警察は大木を捕まえてしまうし、捜査ミスまで見つかってしまう。
検事としての立場として、駒月直(阿部サダヲ)はこの警察のミスをどうするのか、警察に更に調べさせるのか、それとも、よくあるドラマのように隠蔽して進めるのか・・・。
弁護士は元恋人の蔦谷円(松たか子)という事で、直が隠蔽して進めるとは考えにくい。
直にとってかなりドキドキハラハラする展開ですが、どういった結末を迎えるのか!
ドラマスペシャル「スイッチ」を楽しみにしましょう!!
そもそも、何故ドラマのタイトルが「スイッチ」なのか・・・というのも気になるところですよね。
元恋人同士でプライベートが近い二人が、法廷ではスイッチが入ったかのように検事と弁護士としてやり合う・・・という事なのでしょうか?
何にしてもドラマスペシャル「スイッチ」を楽しみにしましょう!
ドラマスペシャル「スイッチ」の結末のネタバレ
もうこのドラマ、放送直後から続編や連ドラ化を求める声が多かったそうですが、私も同意見です。
このドラマ「スイッチ」は面白かったです!
そして、思ってたんと違いました(笑)
法廷の舌戦とかは全然なかったです。
というか微塵もなかったです(笑)
コメディタッチが強いのですが、何故このドラマのタイトルが「スイッチ」になったのか・・・それも物語の終盤で分かりました。
実際に犯行を犯したが、その事実が闇に葬られそうになっている罪人を見ると、まるで「スイッチ」が入ったように殺したくなる・・・という衝動が弁護士・蔦谷円(松たか子)にはあるようで、それを検事・駒月直(阿部サダヲ)が必死になだめて止めるという(笑)
「別れたあとも好きな人」
というような感じのパートナーですね。
結局法廷のなんちゃらとか、検察の接見とかそういうのは何もなくて、直の働きかけで真犯人を捕まえることができました。
最終的に直と円はよりを戻すのかと思いつつ、また未遂のままで・・・。
とにかくコミカルで面白かったです!
阿部サダヲさんと松たか子さんの掛け合いが良いですし、
「レジ待ちしてて、隣のレジの方が早そうだからそっちに移動したら、何故か元居たレジの方が早く進んで・・・あれってなんなんだろね?」
なんて阿部サダヲさんが言うと、その再現VTRみたいのも流れたりして、コミカルで面白いです!
扱いが大変で困った人である円の面倒をみる直って感じのも良いですね。
事務所の所長・八角夏美(高畑淳子)の前で、何か気に入らないことがあると、何故か口が悪くなる円。
わざと口を悪く言いなおしたりする円。
その感じも良いですね!
このドラマ、続編が観たいです!!
大変面白かったです!!
映像作品としての良さが非常に出ていた気がします!
これはなかなか漫画や小説じゃ出せない面白さがありました!
だからドラマはやめられない!
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