週刊少年ジャンプの2020年21・22合併号掲載分の「鬼滅の刃」203話のネタバレや感想を紹介したいと思います。
203話のラストでは、最後に気になる一文が書かれていました・・・。
「次号クライマックス巻頭カラー」
という一文です。
このクライマックス宣言にTwitterなどでは話題となり、これで鬼滅の刃が完結するのではないか・・・という声が広がっています。
確かに、これで最終回を迎えるのかもしれないし、あくまで無惨との話がクライマックスというだけで、第二章に突入するだけかもしれません。
そして、鬼滅の刃の単行本21巻、22巻、23巻のグッズ付き特装版・同梱版発売が決定致しました。
要するに、無惨戦が終結するであろう巻までの特装版・同梱版という事ですね。
これにも色々とありそうなので、とりあえず203話のネタバレから紹介していきたいと思います。
「鬼滅の刃」203話のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!
※鬼滅の刃の単行本21巻、22巻、23巻のグッズ付き特装版・同梱版の発売日についてはこちらから
「鬼滅の刃」203話のネタバレ
倒れた炭治郎の前で禰豆子が泣きながら家に帰ろうと訴える。
ぼんやりする意識の中で禰豆子の声に反応する炭治郎。
炭治郎は思う
“帰りたい・・・俺も家に帰りたいよ禰豆子”
“本当にもう疲れたんだ”
そして神様に僕は家に帰りたいと心のそこから訴えた。
しかし炭治郎の身体に纏わりついた無惨の残骸がそれを邪魔する。
“家族が皆死に、死骸が埋まっているだけの家に帰ってどうなるのか”
と・・・。
しかしあの家には思い出が残っている。
あの幸せな日々は炭治郎と禰豆子がいる限り消えないと確信していた。
しかし無惨が唆す。
「無意味なことをするのはよせ」
「禰豆子は死んだお前が殺した」
無惨の言うことは嘘だと信じ、禰豆子が生きていることにかけ、必死に瀕死の状態から抜け出そうとする炭治郎。
そんな炭治郎の身体を無惨との戦いで戦死していった柱や隊士たちが下から突き上げる。
炭治郎を助ける動きをする柱の亡霊たち!
それにイライラする無惨。
そして無惨は
「恨まれているぞ・・・誰もお前が戻ることなんて望んでいない」
言葉巧みに炭治郎を鬼への道を進める無惨であったが、炭治郎を口説き落とすのは容易ではなかった。
「謝りたい・・・みんなを傷つけてしまったこと 戻って謝りたい」
今、炭治郎の中にある感情はこれが全てであった。
無惨は続ける
「黙れ、お前は私の意思を継ぐもの」
「前を向くな 人を信じるな」
「希望を見出すな 鬼でなくなれば数年のうちに死ぬのだぞ」
「痣の代償を払わねばならぬ 自分のことだけ考えろ」
「目の前にある無限の命をつかみ取れ」
無惨の説得は続く。
しかし、どんなに言葉巧みに炭治郎を口説いても、みんなの元へ帰ることこそが全てなのだ・・・。
無限の命よりも人間として死ぬんだ・・・
無惨が更に畳み掛ける。
「お前だけ生き残るのか?」
「大勢の者が死んだというのに、お前だけがなにも失わずのうのうと生き残るか?」
その話を聞いて炭治郎の目から涙がこぼれた。
涙を流す炭治郎をより一層強く伊黒や甘露寺、悲鳴嶼、しのぶ、時透、杏寿郎や玄弥らが下から押し上げる。
現実世界に戻りそうになっている炭治郎を、返さないと必死に無惨が食らいつきながら、無惨は言う
「手を放せ こっちに戻れ」
「太陽すら克服したというのに お前は類稀なる生物なのだ」
「そっちに行くな炭治郎 死んだ者達の憎しみの声が聞こえないのか」
「何故お前だけが生き残るんだと叫んでいるぞ」
「何故自分たちは失ったのにお前だけが・・・」
しかし、炭治郎はそんな人は存在しないことは知っている。
何故なら炭治郎の周りにいる人たちは、皆自分ではない誰かの為に命を懸けることが出来る人達だった。
自分たちがした苦しい思いや悲しい思いを、他の人たちにはして欲しくなかった人たちだからだ。
「炭治郎待て!!待ってくれ頼む!!」
「私の意思を思いを継いでくれお前が!!!」
「お前にしかできない お前は神に選ばれし者だというのが分からないのか」
「お前ならなれる!!完璧な・・・究極の生物に!!」
無惨の声など全く聴くそぶりもなく、どんどんと現実世界へと戻っていく炭治郎。
現実世界に近づくにつれて、どんどん禰豆子や善逸が炭治郎を呼んでいることに気が付く。
最後の最後まで炭治郎にしがみつき、思いを継いでくれるよう懇願する無惨。
しかし、無惨の思いが叶うことはなかった・・・。
遂に鬼を克服し、現実世界へ戻ってきた炭治郎。
目を開けると、目の前には涙を流した禰豆子が
「お兄ちゃん」
と呟いた。
炭治郎が戻ってきたことに歓喜する一同。
伊之助や善逸たちもみんな涙を流し、祝福していた。
そして、炭治郎を助ける為にかなり無理をしていたカナヲもどうにか無事だった。
皆が盛り上がっている場所とは離れた所で、一人安堵する愈史郎。
珠世の遺品である髪飾りを抱え、涙を流しながら呟いた。
「終わりましたよ・・・」
※204話のネタバレはこちらから!
【鬼滅の刃】204話ネタバレ!次号大正から令和へ!?波乱の展開に1週間が長すぎる!
「鬼滅の刃」204話で最終回?その根拠と不安
二週間ぶりの、ジャンプ第21.22号、鬼滅の刃、第203話、数多の呼び水。作者は、そこまで残酷ではなかっので😅ふうっ。炭治郎👍無惨👎ねずこ🤗しのぶ&カナヲ👍柱達👏伊之助&善逸👌次号、クライマックス❗️巻頭カラー、むう、伏線回収どうなるかな?続?re? pic.twitter.com/4zcpNiVJac
— ID-ÖGAWA (@tenmon3) April 24, 2020
この「次回クライマックス・・・」という文言だけであれば、これで鬼滅の刃が終わる・・・という事はないだろうと思っておりました。
しかし、鬼滅の刃の単行本の発売が一気にアナウンスされたのです。
本来、2020年5月1日に20巻が発売する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響でこれが延期。
つまり、本来の発売日だった5月1日に近づいたので、次巻である21巻の発売だけのアナウンスならわかるのですが、一気に23巻までアナウンスされました。
元々、現在週刊少年ジャンプで掲載されている鬼滅の刃の無惨戦は、23巻くらいで終わるだろうと思っていたので、ドンピシャで無惨戦が完結するであろう23巻までのアナウンスだったことから・・・
「終わりの始まりなんじゃないか」
と思ってしまいました。
次号クライマックス・・・の一文をジャンプ本誌で読ませて、そこから単行本23巻までの情報を開示するとは、不安を煽るのが本当にお上手です。
もうこれで終わってしまうのか?
と不安になってしまいます。
しかし、これで100%終わるとも限りません。
ジョジョの奇妙な冒険のように、舞台を変えて続いていくのか、それともドラゴンボールのように、次から次へと新しい展開を用意していくのか・・・。
何にしても鬼滅の刃は、味方キャラだけでなく、敵キャラの背景もしっかり描かれています。
それが人気の秘密でもあるとは思いますが・・・。
となると、次のストーリー展開と敵キャラの背景を練るにはそれなりに時間がいると思います。
週刊誌連載で忙しい傍ら、先々の事まで考えるのはなかなかの至難の業ですよね。
という事で、一旦休載してから新展開を持ってくるかもしれません。
仮にそうなったとしたら、主人公はこれまで通り炭治郎なのか・・・週刊少年ジャンプ次号を楽しみにしましょう!
「鬼滅の刃」21巻からの発売日は?
鬼滅の刃21巻は2020年7月3日に発売される予定です。
既に新型コロナウイルスが流行っている段階で、この日程で組まれたので、恐らく延期することはないのではないかと思います。
22巻、23巻の発売日も随時発表されるそうなので、発売日決定を待ちましょう。
恐らくこの感じだと、22巻が9月発売で、23巻が11月か12月初旬発売になりそうですね。
それでは次号鬼滅の刃204話でどうなるか、必ずここで何らかの発表があると思うので、その時まで待ちましょう!
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