NHK連続テレビ小説「エール」24話のネタバレをしていきたいと思います。
第4週、そして第5週の見どころの一つと言えるのが、御手洗清太郎(古川雄大)の存在だと思います。
第5週の24話では、そんな御手洗の過去に触れる場面があります。
第5週と言えば、文通をしていた裕一(窪田正孝)が音(二階堂ふみ)に会いに豊橋に来て、ひと悶着ある話です。
そこでは、鶴亀寅吉(古舘伊知郎)と出会い、豊橋で演奏会を行う話から、裕一が音にプロポーズする場面まで描かれ、第5週の最終話となる25話では、小山田耕三(志村けん)も若干ながら登場します。
それでは、見どころ満載の第5週の24話のネタバレを紹介していきたいと思います。
目次
「エール」のネタバレ一覧
ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!
気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!
・御手洗清太郎(古川雄大)の過去とこれからのネタバレはこちらから
「エール」24話のネタバレ
三郎(唐沢寿明)は福島に帰っていき、音(二階堂ふみ)は父を題材にした作詞に取り組んでいた。
曲が出来たら裕一との初舞台で歌うつもりだが、亡き安隆(光石研)の魅力をうまく表現することができない。
そこで梅(森七菜)に手伝ってほしいと頼んだが、あっさり断られた。
「あ~、わかった。詩って難しいもんね~書けんのでしょ」
プライドが高い梅の性格をわかったうえでそう言うと、案の定、梅は
「書けます!」
と即答してきた。
一方、裕一(窪田正孝)は御手洗(古川雄大)を訪ね、演奏会用の曲作りに協力してもらうことにした。
まずは裕一の譜面どおりに御手洗にピアノを弾いてもらい、それを聴いてさらにイメージを膨らませていくのだ。
おかげでずいぶんとはかどり、裕一は御手洗に礼を言った。
帰り支度を始めた頃、裕一は気になっていたことを尋ねてみた。
「あの・・・どして、先生って呼ばれっことが嫌いなんですか?」
「私、ほら!・・・こんなんでしょう。」
「学校でね、先生に、男なら男らしくしろ!って殴られたの。」
「泥水を飲まされたこともあった。これが治るってね」
明るい御手洗にそんな過去があったと知って、裕一は驚いた。
「どうしようもないのよ、こうして生まれてきちゃったんだから。」
「幸い両親は認めてくれてね、海外へ早く行かせてくれたの。」
「もちろんあっちでも、東洋人だって差別を受けたわ。」
「だけどあっちはね、結果を出せば認めてくれるの。死に物狂いで頑張ったわ」
「す、すごいです。せ、ミュージックティーチャー」
「私は恵まれてたほう、みんな隠して生きてるの。」
「先生って言葉が嫌いなのは、昔の辛い記憶を思い出しちゃうから、ってわけ」
「音さんにも、言っておぎます」
「やめて、辛気臭いのは嫌いなの。私は音楽と出会って、救われた。」
「自分の存在を認められた。あなたには、私みたいなつらい人たちに力を与える曲を作ってほしいの。」
「どう?トライしてくれる?」
「はい!」
裕一が関内家に戻ると音は不在で、作業場にも居間にも屋根裏部屋にも、誰の姿もなかった。
不思議に思って三姉妹の部屋に行ってみたところ、梅がいた。
「みんなは?」
「吟は東京へ行くための買い物。ほかは、軍に納品しに行った」
「う、梅ちゃんは何してんの?」
「お姉ちゃんから詩を書けって言われました。質問があります。」
「どうやって作曲するんですか?」
「そだね・・・いろいろだけど、大体何かきっかけがあったら、パーンと曲が降ってくるんだ。参考になった?」
「全くならない」
「・・・だ、だ、だって、言いようがないんだ。」
「どうしてそんなごど知りたいの?」
だが、梅は返事をしない。
「僕の質問にも答えでよ。ね?二人だけの秘密にすっから」
すると梅は文芸雑誌を開き、裕一に渡してきた。
小説の新人賞受賞作を掲載しているページだ。
「へぇ~16歳か、すごいね」
「16歳で賞取る子がいるのに、私は一度も最後まで書けないの・・・おもしろくない、ありきたりだ!って気がして。」
「裕一さん、さっきパーンと降ってくるって言っとったでしょ。どんな感じ?」
「だ、だ、大体は、一曲まるまる浮かぶことが多いがな」
「やっぱりそうなんだ。私、だめだ」
梅は本気で小説を書きあげたいのだろう。
だからこそ、苦しんでいるのだと裕一は感じた。
「ものを作るには、何かのきっかけどが、つながりが必要なんだ。」
「う、う、梅ちゃんは自分の中から出そうとしてっけど、書けないなら、外に目を向けてみっとよいがも」
「・・・なるほど・・・参考になった」
固かった梅の表情が和らいでいた。
「しっかりとしてるね、安心した。お姉ちゃんの歌詞書いてみる」
裕一は笑顔で三姉妹の部屋を後にした。
御手洗清太郎(古川雄大)の過去のネタバレ
ストレスで吹き出物ができる御手洗。裕一の輝きに腰を抜かす御手洗。セリフを途中でぶった斬られることが定番化した御手洗。すべての御手洗を愛しています。#エール pic.twitter.com/QpHn5at0n1
— Kenzy (@KenzyPowell) April 28, 2020
御手洗清太郎は、外見は男であっても女である。
そのことを1930年、昭和5年では受け入れてもらえないのもそのはず。
「学校でね、先生に、男なら男らしくしろ!って殴られたの。」
「泥水を飲まされたこともあった。これが治るってね」
「どうしようもないのよ、こうして生まれてきちゃったんだから。」
御手洗は幼い頃のことをこう語っています。
しかし、御手洗は辛い思いばかりしてきたわけではありません。
両親は理解を示してくれたのです。
「幸い両親は認めてくれてね、海外へ早く行かせてくれたの。」
海外でも辛い経験をしながらも、御手洗は成長していきます。
「もちろんあっちでも、東洋人だって差別を受けたわ。」
「だけどあっちはね、結果を出せば認めてくれるの。死に物狂いで頑張ったわ」
「私は恵まれてたほう、みんな隠して生きてるの。」
こういった辛い思い出があるからこそ、“先生”と呼ばれる事が嫌なのだそうです。
泥水を飲ませてきた教師を思い出してしまうから・・・。
「先生って言葉が嫌いなのは、昔の辛い記憶を思い出しちゃうから、ってわけ」
そんな辛い思いをしてきた御手洗を救ったのは、音楽でした。
「私は音楽と出会って、救われた。」
そして御手洗は、未来への希望を裕一に託すのでした。
「自分の存在を認められた。あなたには、私みたいなつらい人たちに力を与える曲を作ってほしいの。」
「どう?トライしてくれる?」
そんな御手洗の希望を、裕一も快諾する。
今週の御手洗先生シャツの色がwww
「先生じゃない!ミュージックティーチャー!!」
何か耳に残る笑#エール pic.twitter.com/tTWIpUUwNW— 千葉柳@2次元垢🌸 (@oya_betsuaca) April 25, 2020
御手洗清太郎(古川雄大)のこれからのネタバレ
御手洗先生は、プロの歌手になるために、コロンビアレコードのオーディションに参加する話があります。
この話には、佐藤久志(山崎育三郎)も一緒にオーディションに参加します。
ちなみに、このオーディションで歌手デビューが決まった人には、古山裕一が作曲する曲でデビューすることになっています。
御手洗先生はコロンブスレコードの新人歌手募集に応募するため、最後のチャンスとして豊橋から上京してきます。
そこに偶然、裕一と久志もやってきて、御手洗先生と久志はお互いを「スター御手洗」「プリンス佐藤久志」と名乗り、火花を散らします。
これは第13週「新人歌手は誰だ」での一コマです。
御手洗清太郎(古川雄大)の活躍はまだまだ続く!
朝ドラって毎回、注目の俳優さんが出てきて本当にすごいですよね。
今回の朝ドラ「エール」ではそれが御手洗清太郎(古川雄大)になりそうです。
それではこれからも朝ドラ「エール」を楽しんでいきましょう!
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