【news every(ニュースエブリー)】見逃し配信・動画無料視聴方法!

日本テレビで放送されている夕方のニュース・情報番組「news every(ニュースエブリー)」の無料動画や見逃し配信などの無料視聴方法、再放送について紹介したいと思います。

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ただ、日本テレビが放送しているということもあり、今後配信されるとしたら動画配信サービスHuluでの配信になると思われます。

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「news every(ニュースエブリー)」藤井貴彦、陣内貴美子がきょう一日を分かりやすく

藤井貴彦、陣内貴美子が“今”を伝えます!ニュースを分かりやすく、いち早く…ネットの話題&流行&スポーツ&芸能&グルメからお得な生活情報まで満載!!

「news every.(ニュースエブリー)」の出演者

藤井貴彦、陣内貴美子、中島芽生、伊藤遼、河出奈都美、刈川くるみ、木原実、加納美也子、渡辺裕太

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「news every.(ニュースエブリー)」について

「news every.」は、日本テレビおよびNNN系列各局で2010年(平成22年)3月29日から放送されている夕方のニュース・情報番組である。略称および番組タイトルコールは『every.』(新聞ラテ欄では『[N]every.』と表記)。

平日版
1988年4月4日から22年間放送された『NNN Newsリアルタイム』(以下、リアルタイム)の後継番組として、2010年3月29日放送開始。

番組コンセプトは「ミンナが、生きやすく」。メインキャスターには、2005年3月に『ニュースプラス1』を降板して以来5年ぶりに夕方の報道番組へ復帰となった藤井貴彦(日本テレビアナウンサー)、『リアルタイム』から続投のスポーツコメンテーター・陣内貴美子、2010年3月まで『NNNストレイトニュース(平日版)』(日テレNEWS24制作)や『おもいッきりDON!』『情報ライブ ミヤネ屋』(後者は読売テレビ制作)のニュースコーナーを担当していた丸岡いずみ(当時日本テレビ報道局記者)を起用。また、水曜日の曜日キャスターとして人気アイドルグループ・NEWSのメンバー・小山慶一郎を起用した。

同局系夕方の全国ニュースで番組名に「NNN」を冠さないスタイルは、1966年4月のNNN発足以来初となる。年末年始には後述の通り、一部の日を除き本番組の30分の短縮版として編成される。2011年10月3日からステレオ放送(モノステレオ放送)を実施、2014年1月6日からフルステレオ放送になった。

開始当初、平日版は全曜日2部制を敷いており、『リアルタイム』時代から引き続き16:53 – 17:50(金曜日は17:00 – 17:50)の第1部と、17:50 – 19:00の第2部(17:50 – 18:16は全国ネット)で構成されていた。

2011年8月末から、丸岡が突如「夏休み」を理由に出演しなくなり、結局丸岡は同年9月30日をもって体調不良を理由にこのまま降板。同日、丸岡の降板発表は地方局での視聴者に配慮して全国ネット枠終了間際の18:15過ぎに行われ、藤井が「ここで視聴者の皆様にご報告があります。これまで私たちと一緒にニュースをお伝えしてきた丸岡いずみさんが体調不良のため番組を離れることになりました。ご心配をおかけしましたが、回復まで温かく見守っていただければと思います」とコメントした。その後、同年10月3日からはそれまで丸岡の代役を務めてきたサブキャスターの小熊美香(当時日本テレビアナウンサー)が正式にメイン格に昇格。また、同日から枠切りが変更となり、16:53 – 17:53(金曜日は17:00 – 17:53)の第1部と、17:53 – 19:00の第2部(17:53 – 18:15は全国ネット)で構成される(関東地区での番組全体の放送時間は従前通り)。2013年4月以降、金曜日は放送時間が16:50 – 19:00に変更された(日本テレビで直前に編成する『それいけ!アンパンマン』の放送時間も10分繰り上げ)。

2014年1月6日より月曜日 – 木曜日の開始時刻を15:50に繰り上げた。月曜日 – 木曜日は、15:50 – 16:53を第1部、従前の第1部・第2部をそれぞれ第2部・第3部に改称。金曜日は従前通りとし、パート名の改称は行われなかった。月曜日 – 木曜日の第1部は小山と鈴江奈々(後者は日本テレビアナウンサー)がメインキャスターを務めるほか、コメンテーターとしてかつて『NNNニュースダッシュ』や『NNNきょうの出来事』でキャスターを務めた経験を持つ小栗泉(当時日本テレビ解説委員、現:報道局政治部長)を起用した。これと同時に第1部の一部コーナーにて、マイスタジオを使用するようになる。これにより、日本テレビの月曜日 – 木曜日は2008年4月 – 7月以来5年5か月ぶりに4:00から19:00まで15時間ほぼ連続の生放送(11時台のミニ番組『ママモコモてれび』と『キユーピー3分クッキング』を除く)となり、突発的な大事件・大事故や自然災害に即座に対応できるようになった。

2014年3月28日で、番組開始から4年間出演してきた小熊が同月31日から『ZIP!』へ異動のため降板、同日から小熊と入れ替わる形でそれまで同番組に出演していた中島芽生(日本テレビアナウンサー)がメインキャスターとして登板した。

2016年3月28日から、それまで月曜日 – 木曜日の第1部のみの出演だった鈴江が全曜日で番組全体のメインキャスターを務めることとなった(中島はサブキャスターに配置転換)ほか、同年4月1日より2部制のまま存置されていた金曜日も15:50開始となり月 – 木曜日同様の枠切りでの3部制に移行することとなった。これにより、同局の平日夕方のニュース番組の放送時間が2005年3月までの『ニュースプラス1』以来11年ぶりに全曜日で統一されることになる。なお、当番組の金曜日の3部制に移行に伴い、関東地区では16時台前半の通販番組『女神のマルシェ』を金曜日10:25 – 10:55枠に、後半のアニメ『それいけ!アンパンマン』を金曜日10:55 – 11:25枠に移動するため、月 – 金曜日10:25 – 11:30枠で放送されていた『PON!』は月 – 木曜日のみの放送になった。また、金曜日の新・第1部は月曜日 – 木曜日と異なり芸能コーナー担当の伊藤綾子(フリーアナウンサー)がメインを張る形となった(ただし、月に一回程度小山も新・金曜第1部に出演)。

2016年9月5日から同年11月25日まで、NEWSスタジオが設備等の改修や新セット建て込みのため使用出来なくなったため、別のスタジオに従来のセットを移築して放送。その後、同月28日から番組開始以来初めてスタジオセットやテーマ曲、テロップなどの演出を一新した。

2017年3月31日をもって、『リアルタイム』時代から9年半芸能コーナー担当として出演してきた伊藤が降板。同年4月3日からは伊藤の後任として、過去に『王様のブランチ』(TBSテレビ)でリポーターを務めるなどの経験があった同じ事務所の後輩・寺田ちひろが登板した。さらに、2018年6月には、小山が未成年と飲酒していたことを一部メディアに報じられたことから同月8日から無期限出演自粛となり、前日には番組冒頭で小山が藤井と共に謝罪し、出演自粛を報告した。その後、小山は自らの意向により同年12月をもって番組を降板することを決め、同月19日の番組内でこのことが藤井が小山の手紙を代読する形で報告された。

2019年9月27日をもって、2年半「カルスポっ!」のコーナーキャスターを務めていた寺田が降板、同月30日からは後任としてかつて山梨放送でアナウンサーをしていた経験のあるハードキャッスル・エリザベス(フリーアナウンサー)が登板。さらに、中島が同年10月6日から日曜朝の情報バラエティー番組『シューイチ』にニュースキャスターとして出演することとなったため、出演曜日を月曜日 – 木曜日に縮小、空いた金曜日には同月4日から市來玲奈(日本テレビアナウンサー)が登板した。

2020年4月13日から2021年3月31日までは、新型コロナウイルス感染防止対策で、陣内は日本テレビマイスタジオから、鈴江・中島は報道フロアからの出演となった。

2020年9月28日からキャスター陣の一部入れ替えが行われ、藤井・陣内は従前通り全曜日のメインキャスターを務める一方で、鈴江の出演曜日が月曜日 – 水曜日に縮小され、木曜日・金曜日は中島がメインキャスターを務めることとなった。また、木曜日・金曜日のサブキャスターとして後呂有紗(日本テレビアナウンサー)が登板した(月曜日 – 水曜日は市來がサブキャスターを担当)。また、同年10月1日から関東地区では後続番組への接続がステブレレスとなり、これでテレビ東京以外の在京民放キー4局では夕方の報道番組から19時台の番組への接続が全てステブレレスとなった。

2021年6月2日をもって、これまで約7年半出演してきた鈴江が第2子出産に伴う産休に入るため降板。このため、同月7日からは中島の出演曜日が月曜日 – 水曜日に変更されたほか、同月10日から木曜日・金曜日のメインキャスターとして徳島えりか(日本テレビアナウンサー)が登板した。

2021年10月1日をもって、エリザベスが海外を拠点に働く一般男性との結婚によるキャスター引退に伴い降板、同月4日からは後任としてかつて出演していた伊藤や寺田と同じ事務所に所属するフリーアナウンサー・刈川くるみが登板した。

土曜版
土曜版の正式名称と地デジEPGの番組名は『news every.サタデー』で、2010年4月3日放送開始。17:50までは全国ネットによるNNN全国ニュース扱い、以降はローカルニュース枠だが、山梨放送に限り、2011年3月26日までローカルニュースは18:30から別枠の『ワイドニュースサタデー』を放送していたため、唯一日本テレビと同時ネットしていた。

『リアルタイム』は一時期テロップ類やBGMが土曜版専用のものが使用されていたが、この番組は平日版と同じものになった(ただし、CM前後のアイキャッチ動画や「every!」コールは使用されない)。『リアルタイム』同様、日本テレビでは全編スポットCM枠になっているが、当番組も系列局に配慮し提供クレジット枠を設けている。

2013年4月から読売テレビ制作のアニメ枠が日曜朝7時台前半から当枠に移行することになったため、当番組は30分繰り上げて放送することとなった。

年末年始版
30分の短縮版として放送される。年末年始の夕方ニュースは2021年始までは『news every.サタデー』を含めて放送を休止し、ローカルニュースを内包した5 – 10分枠の『NNNニュース』、『ニュース』(一部地域を除く)もしくは30分枠の『NNNニュース&スポーツ』が編成されていたが、同年末以降は一部の日を除き、通常の夕方ニュースの短縮版として放送されており、これを踏襲している。

「news every.(ニュースエブリー)」ミンナが、生きやすく

この番組を作ると決まって、考えました。
どんなニュース番組を目指したらいいのだろう。
どんな番組コンセプト(骨格となる考え方)にしたらいいのだろう。

この番組のコンセプトは、「ミンナが、生きやすく」です。

ミンナが、生きやすい社会は、自分が生きやすい社会です。
お母さんが生きやすければ、子供も生きやすい。
お年寄りが生きやすければ、若者も生きやすい。

マイノリティが生きやすければ、マジョリティも生きやすい。
弱者が生きやすければ、強者も生きやすい。
動物や植物が生きやすければ、人間も生きやすい。

誰かに頼りきるのではなく、お互い助け合う。
ミンナが生きやすい社会を手助けする、そんな、番組でありたい。

それで、番組名もnews every.に決めました。

news every.は、毎日の生活のために。

「news every.(ニュースエブリー)」藤井貴彦アナ、常に意識する“人の不幸で飯を食うな”の報道精神

夕方のニュース番組『news every.』(毎週月~金曜15:50~ ※一部地域除く)のメインキャスターとして活躍する日本テレビの藤井貴彦アナウンサー。新型コロナウイルスの感染者数などを伝えたあとに、自らの言葉で発信するメッセージも話題となり、今や日本を代表するニュースキャスターとなった。

そんな藤井アナの原点は「高校サッカー」。実況アナたちが舞台裏を明かす書籍『第100回全国高校サッカー選手権記念 伝えたい、この想い アナウンサーたちのロッカールーム』では、多忙の合間を縫って執筆に加え、編集も担当するほどの熱の入りようだ。

高校サッカーの実況アナウンサーとしての経験が今に生きているといい、「高校サッカーをやっていなかったら、私は『news every.』という番組を12年続けられていないです」とまで断言する――。

藤井アナが、今に生きる経験として1つ目に挙げたのは“人脈”。「例えば、私が生まれ育った場所でない地域で交通事故が起きたとします。そこで、その地元局に仲の良い後輩アナウンサーがいたら、『あの場所ってどんなところ?』と聞くんです。すると、彼は高校サッカーでやり取りしていた後輩ですから、私が欲しがっているものが全部分かるので、『ここは普段交通量が多くて、信号も青の時間が短いので、赤信号のまま渡っちゃう人が多かったですね』というふうに、“それ!”という情報がやってくるんです」。

高校サッカーの実況アナは、全国大会が始まるとコロナ前までは1つのホテルに集結し、その日の実況映像を見ながら、局を越えて先輩から後輩にダメ出しやアドバイスをする習慣があった。さらに、年間を通して試合会場に足を運ぶと、その現場で「おっ、来てるね!」と会い、そのまま飲みに行くといったコミュニケーションもあったそうで、そうした密な関係を持つアナウンサーが、全国に存在するのだという。

また、ニュース番組の本番中に、必要な情報を即時に出すスキルも、「高校サッカーで取材して得た様々な資料がある中で、“今この瞬間のプレーにおいて必要な情報はこれだ!”と出すということをやっていたのが大きいですね」と分析する。

そして、「一度、物事を俯瞰(ふかん)で見るようになったんです」とも。

「例えば、火事や事故をヘリコプターから中継でお送りするときに、映像を見ていれば視聴者の皆さんはおそらくチャンネルを変えないと思います。でも、その映像を通して誰かの役に立たなければ、僕らは“人の不幸で飯を食う”ことになってしまう。だから、『風下にお住まいの皆さんは延焼するおそれがありますので、避難する準備をしてください』とか『火の粉が飛んでくる可能性もありますので、距離があると安心だと思っている方もご注意ください』と言える人間にならなければならないと思うんです。“人の不幸で飯を食うな”という精神は、常にスタッフと強く意識しています」

では、高校サッカーからこの考えに至ったのは、なぜか。

「自分がいいネタを取った、自分がおいしい実況ができたというだけでは、高校サッカーではいい中継にならないんです。これは本にも書いたのですが、大先輩のアナウンサーが国見高校(長崎)の試合の実況をしたんですね。その先輩は国見に取材に行って、夜暗くなったらどう練習するんだろうと思って見ていると、選手たちがボールに石灰をまぶして、監督の車のヘッドライトをグラウンドに照らし、ボールが光るようにしたそうなんですよ。『そんな涙ぐましい努力をして、全国優勝を目指しています』と実況したその翌年に、国見高校にナイター照明が建ったんです。あの実況を聞いて、ヘッドライトに照らされたグラウンドで白いボールを追いかけている選手たちの姿を想像して、『何か役に立つことができないか』と思い立った人たちがいたんですよね」

そうしたエピソードを踏まえ、「“高校サッカーを日本のサッカーを支える裾野にするんだ”という思いがなければ、やっぱりいいアナウンサーの中継にはならないんです。この本を通して、後輩アナウンサーたちにもそうしたメソッドやDNAをつなげたいという思いもあります。高校3年生の最後に、一番良いところを輝かせてあげようというこの大会を、いつまでも開催し続けるのは、僕らの責任なんです」と強調。

本の印税は、主催者に寄附することを決めた。「コロナ禍で、大会の開催が少し危うい状況になっていたので、この本が微々たるものでも貢献になれば」という思いが込められている。

「高校サッカーをやっていなかったら、私は『news every.』という番組を12年続けられていないです。高校サッカーがなかったら、私の日本テレビ人生は、つまらないものになっていたと思います(笑)」とまで言う藤井アナ。日テレへの入社志望は「完全に高校サッカーです!」と打ち明ける。

「子供の頃は少年サッカーをやっていて、年末年始はいつも友達の家にみんなで上がり込んで高校サッカーを見ていました。私、アナウンサーになりたかったんじゃなくて、サッカーに関わる仕事がしたかったんです。だから、テレビ局はサッカー中継のある局しか受けていないですし、それ以外はユニフォームを作るスポーツメーカー、日本サッカー協会、等々力競技場の芝を管理する団体など、“サッカー縦軸就活”をやっていました(笑)」

採用面接では、「サッカーのそばで生きていきたい」という熱意をアピールすると、それが伝わって、どんどん次の選考に進むことができたという。「こうして今があるのはサッカーのおかげです。この本で、その恩返しができればと思います」と、取材中には何度もサッカーへの感謝の思いを語っていた。

「news every.(ニュースエブリー)」高校サッカー選手権、局の垣根越えた実況アナたちの奮闘

全国高校サッカー選手権大会が第100回を迎えたのを記念して、日本テレビの藤井貴彦アナウンサーら実況経験のあるアナウンサーたちがその舞台裏を明かす書籍『第100回全国高校サッカー選手権記念 伝えたい、この想い アナウンサーたちのロッカールーム』が出版された。

【写真】『第100回全国高校サッカー選手権記念 伝えたい、この想い アナウンサーたちのロッカールーム』

高校サッカーへ熱い思いを持つ藤井アナは、平日夕方のニュース番組『news every.』(毎週月~金曜15:50~ ※一部地域除く)のメインキャスターという多忙の合間を縫って、執筆に加え編集も担当。さらに、執筆に関わったアナウンサーのいる各局に足を運び、全国を飛び回って本をアピールしている。

そんな中、FBS福岡放送にやってきた藤井アナを直撃。メイン執筆を手がけた同局の福岡竜馬アナとともに、この本に懸ける思い、局の垣根を越えた取り組み、チームの一員のような地元局アナウンサーの存在など、あふれる思いを語ってくれた――。

高校サッカーの実況アナウンサーは、ある程度の年次になると退いて若手に道を譲ることになる。しかし、その思い入れは熱く、「気持ちが残ったままになるので、事あるごとに実況を卒業したアナウンサーが集まって、『あの時のあの試合はこうだったよね』と振り返るんです。そのときに、昔の実況の話をよくするんですが、しゃべってるだけでは消えていってしまうので、何か残せたらいいなと思っていたんです」(藤井アナ)ということで、第100回大会の記念として本を出版することを企画した。

そこで、系列局をはじめとする各地域の地元局のアナウンサーに執筆を依頼することに。藤井アナは自ら執筆するとともに、編集も手がけ、「みんなが持っている裏話、頭の中に残っている実況をかき集めました。私にとって、全部が宝物みたいなエピソードでした」と目を輝かせる。

その書き手のメインとして参加したのが、福岡アナと札幌テレビの岡崎和久アナ。最初は、藤井アナと3人でオンラインのミーティングを重ねていたが、「この3人の記憶だけじゃ足りないかもしれないということで、各地方の超ベテランアナウンサーたちも集めて会議をしたんです」(福岡アナ)と、ネタ出しの規模を拡大。

すると、「やっぱり我々の知らなかったストーリーが結構出てきて、『そんなミラクルをあなたは隠していたんですか!』と驚いたり(笑)。地方局のアナウンサーは、地元校のチームと家族になったような形になって取材するのですが、平田雅輝アナ(三重テレビ)の“奇跡のリポート”というエピソードは、その熱い思いが起こしているんだなあと感じましたね。他にも、サッカーの神様が見てくれているんだなというエピソードもこの本に書けて、良かったなと思います」(福岡アナ)と、世代の違うアナウンサーたちを巻き込むことで、エピソードが重層化された。

今回の本は、「泣ける」「笑える」「100回大会を盛り上げる」の3つを柱に掲げた。その狙い通り、FBSアナウンス部長の浜崎正樹アナは、冒頭の「はじめに」でもう泣いてしまったそう。一方で、「監督と一緒にお酒を飲みに行って取材したのに、記憶が全くないといか、そういった珍プレーも多くて(笑)」(福岡アナ)と、思わず笑ってしまうエピソードも収録されている。

藤井アナは「真面目に、必死にやっているからこそ面白いんですよね(笑)。(珍プレーエピソードは)ちょうど真ん中のページにあるので、いい存在感になっています」と紹介。ここも執筆を担当した福岡アナは「12ページくらいあるんですけど、3時間くらいで書けちゃいました(笑)」と、筆が走ったそうだ。

執筆作業を進める中では、人によって記憶が異なることが判明するケースも。あるアナウンサーがゴールを決めた選手の名前が瞬時に出てこず、「お前は一体、誰なんだー!!」と実況してしまう珍事があった。

福岡アナがそのエピソードについて記憶を頼りに執筆し、実際に実況したアナウンサー本人に確認してもらうと、「話が全然違っていたんです。そこで、ライブラリーから映像を見せてもらったら、僕が最初に書いた原稿より何百倍も面白い内容で、原稿を書き直しました」(福岡アナ)と言うように、放送を重ねてきたテレビ局ならではの情報の裏付けも強みだ。

映像の活用は、今回の本の大きなポイントになっている。記載されたQRコードから、本に書いてある内容と連動した試合の動画を見ることができる仕掛けがあるのだ。福岡アナは「これで子供からサッカーファンからお年寄りの方まで楽しんでもらえるし、何より自分たちの一番の強みである映像とコラボレーションできるのはいいなと思いました」と、ひざを打ったそう。

これを発案した藤井アナは「リモート会議を、“あーでもない、こーでもない”と言いながらやっている中で、ポン!と出てきたんですよ。これって、実況において使おうとするワードが思いつくのと同じで、選手やチームの背景、監督の経歴などを調べると、『あっ、これなんじゃないか?』とフレーズが浮かんでくるときがあるんです。1つアイデアが出て、それに肉付けしていくという作業は、サッカーの実況と似た感覚がありました」と明かした。

今回は16人のアナウンサーが執筆陣に名を連ねているが、藤井アナの元に寄せられた原稿は「みんな思いがあふれすぎていて、そのままだと辞書みたいな本になっちゃうくらいでした。1本でと言っているのに3本書いてきたり、10ページと言っているのに44ページ書いてくる人もいるし(笑)」と苦笑い。

そこから、どこをカットするかを打ち合わせしながらスリム化させていくのだが、「これもサッカー実況と同じで、取材をすればするほどチームのことが分かるんですが、全て実況で言うことはできないので、やはりスリム化させていくんです。この本には僕らが高校サッカーで培ったスキルが、そういった意味でも生かされています」といい、さらに、「実況が上手い人は文章もうまいです。竜馬もまた、うまいんですよ」と称賛した。

そんな福岡アナは、今大会であす8日に放送される準決勝の実況を担当する。全国大会の決勝は日テレのアナウンサーが担当するため、準決勝は系列局のアナウンサーのトップだ。藤井アナは「てっきり実況を卒業したメンバーで書いていると思ったら、現役がいたんです(笑)。でも、それがすごくうれしくて、現役の実況者も入ることで多角的な視点をこの本に入れることができたのが、良かったなと思いましたね」と喜びを語る。

高校サッカーの実況アナウンサーは、局の垣根を越えて先輩から技術・ノウハウの継承が行われてきた。

福岡アナは「これは日本テレビ系列独特の風習だと思うんですが、先輩アナがとてつもなく面倒を見てくれるんですよ。私も、札幌テレビの岡崎も、うちの松井(礼明)というアナウンサーも、高校サッカー実況の師匠はここにいる貴彦さんで、全部教えてもらいました。だから、貴彦さんが指導してくれたことを自分の技術や知識にして、そこに自分のテクニックを付けてまた下の世代に教えていき、さらに次の世代に教えていくというDNAがずっとつながっているんです。地方局によっては先輩がいないアナウンサーもいるので、横のつながりで面倒見の良いおっちゃんたちが教えていくという文化がありますね」と話す。

その継承が行われるのは、大会期間中に全国の参加局の関係者約200人が一斉に宿泊するホテルの会議室、通称「白鳥の間」だ。各試合会場で実況を終えたアナウンサーたちが集まり、それぞれがお土産に持ってきた地元のお菓子やおつまみを食べながら、その日の実況を振り返って「ここはこうすべきだ」「こういうときはこうしたほうがいい」と、直接指導してくれるのだという。

また、高校サッカーの担当になると春のサニックス杯、夏のインターハイ、秋の全国選手権・地区予選、冬の全国大会と1年中取材しているため、その現場で他局のアナウンサーと会い、そのまま飲みに行くというコミュニケーションも行われていた。局が違い、同じレギュラー番組を持たない藤井アナと福岡アナが「竜馬」「貴彦さん」と親しく呼び合う仲なのは、そのためだったのだ。

しかしコロナ禍に入り、そうした交流ができなくなってしまった。継承が途切れてしまう危機感を持った藤井アナは「この本は、後輩アナウンサーたちへのメッセージでもあるんです。『先輩たちはこういうふうに上からスキルを受け継いできたんだ』というのが、伝わるはずだと思って」と、もう1つの狙いを語る。

藤井アナは、今回の本を出版するにあたり、“地元局アナ”にスポットを当てたいと強調。1都6県を放送エリアとしてカバーするキー局の日テレなどと違い、地元の学校により密着して取材することができるため、「春の新人大会からずっと取材に行って、そのたびに成長する姿を見て、冬の選手権の代表校が決まると、そこから何度も取材に行くので、選手たちが弟みたいな感じになっていくんです。大会に入るとほとんど毎日会って話を聞いて、チームの一員のような気持ちになりながらベンチリポートをして、勝ったらまた次の試合があるけど、負けたらその子たちと我々もお別れになってしまう。本当に行動を共にしている感じです」(福岡アナ)という関係性になる。

決勝を担当する日テレのアナウンサーは、そんな地元局アナからの寄せられた情報を集約して臨む。藤井アナは「前夜の宿舎で『監督がこんなことを言っていました』ということまで教えてくれるんです。僕らが話を聞いても、バリアを張られてしまいますが、信頼関係があるからこそできるんですよね。みんな地元校に熱い思いがあるので、もらった情報を全部紹介したら4時間くらいかかってしまいます(笑)」と、その取材力を評する。

強豪の代表校には藤井アナ自身も取材していたが、第85回大会決勝の「盛岡商業(岩手)×作陽(岡山)」は、時間的な制約で両校いずれも取材することができなかった。それでも実況が成り立ったのは「地元局アナのおかげなんです」と感謝した。

時には局の担当が代替わりし、現場慣れしていないアナウンサーがいても、他局のベテランアナたちが取材の甘いところに赴いてカバー。ここでも、局を越えたチームワークが発揮されている。

情報の収集(=インプット)に加え、その伝え方(=アウトプット)の面でも、高校サッカーの経験は大きいという。

福岡アナは「高校サッカーというのは、プロ野球やJリーグなどと違って、情報ゼロから見る人が多いんです。このゼロベースの視聴者の方々に、どうやったら彼らの頑張りを理解してもらい、パッとチャンネルを合わせたときに分かりやすい放送ができるかというところがすごく大事になってきます」と話し、「スポーツ実況以外でも、視聴者の皆さんが分からない情報を配慮して伝えることができるようになったのは、高校サッカーのおかげかなと思いますね」と、アナウンサーとしてのスキル向上につながったそうだ。

『アメリカ横断ウルトラクイズ』に憧れ、クイズ番組やバラエティ、情報番組志望で福岡放送に入社した福岡アナ。しかし、高校サッカーの魅力に取り憑かれ、今はスポーツ中継やスポーツ番組を中心に活躍している。

きっかけは、「負けた選手たちが流す、あんなにきれいな涙を見たことがなかったんです。3年生は最後の大会で、負けたら3年間一緒にボールを蹴っていた仲間たちと明日からサッカーができなくなる。だから、花道にしてあげたいという思いが大きいですね。貴彦さんから、『高校サッカーというのは、終りがあるから美しい。主役は負けた子たちなんだよ』というのを教えてもらい、たしかにその通りだと思いましたね。そうして、ズブズブと“高校サッカーの沼”へハマっていきました(笑)」。

そんな熱い思いを持った福岡アナは8日、生まれ変わった国立競技場での準決勝「大津(熊本)×関東第一(東京B)」の実況という舞台に臨む――。

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