日本テレビで放送されている映画番組「金曜ロードSHOW!/金曜ロードショー」で放送される映画「モンスターズ・インク(Monsters, Inc.)」の見逃し配信、ノーカット無料フル動画を無料視聴する情報や再放送のこと、あらすじやネタバレについてなどを紹介したいと思います!
気になる番組は何回も見たいし、TVer(ティーバー)やGYAO!(ギャオ)、加入者の多いHulu(フールー)やNetflix(ネットフリックス)など、どういったサービスで観れるんだろう?って気になりますよね?
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目次
映画「モンスターズ・インク」のあらすじ・ネタバレ
「モンスターズ・インク」は人間の子供を脅かして、その悲鳴からエネルギーを作っている会社。怖がらせ屋のサリー(石塚英彦)と相棒のマイク(田中裕二)は、会社の悲鳴獲得ポイントNo.1を誇る名コンビ。ある日2人は、モンスターにとっては触ると死ぬと信じられている人間の女の子(井上愛理)が迷い込んでいるのを会社で発見してしまう…!
人間の子供がモンスターたちに見つかったら大騒ぎになる。自分を怖がるどころか懐いてくる女の子を、サリーは自宅に連れ帰り、ブーと名前をつけてしばらく面倒を見ることに。
仕方なくサリーに協力することになったマイクは、何百万枚もある世界中の子供部屋のクローゼットの扉を使って、彼女を元の世界に返そうとする。しかし、ブーの安全を主張するサリーと、厄介事から手を引きたいマイクが口論している最中に、ブーがいなくなってしまう。そんな中、怖がらせ屋のNo.2でサリーにライバル心を燃やすランドール(青山穣)から、ブーを元の世界に戻す方法を提案される。実はランドールは、ブーを故意にモンスターの世界に連れてきた張本人だった…。彼の目的は何なのか…?サリーが不信感を募らせる中、ランドールの罠にハマったマイクが大ピンチに陥ってしまう!!
出演者
<サリー>ジョン・グッドマン(石塚英彦/ホンジャマカ)、<マイク>ビリー・クリスタル(田中裕二/爆笑問題)、<ブー>メアリー・ギブス(井上愛理)、<ランドール>スティーブ・ブシェーミ(青山穣)、<ウォーターヌース>ジェームズ・コバーン(大平透)、<セリア> ジェニファー・ティリー(高乃麗)、<ロズ>ボブ・ピーターソン(磯辺万沙子)、<イエティ>ジョン・ラッツェンバーガー(立木文彦)
映画「モンスターズ・インク」のネタバレ
多種多様な姿形のモンスターたちが暮らすモンスターワールド。彼らの生活を豊かにするエネルギーの源は「人間の子供の悲鳴」である。大企業モンスターズインク(通称MI)では会社が無数に保有する人間の子供の部屋へ通じるドアを通じて怖がらせ屋のモンスターを送り込み、怯える子供たちの悲鳴を集めエネルギーへ変換し、モンスターワールドへ供給する。しかし昨今の子供たちは映画やゲームなどの影響で簡単には怖がらず、MIの業績は悪化を辿り、モンスターワールドのエネルギー不足が深刻化していた。同時にモンスターたちの間では、人間の子供は恐るべき病原菌を持っていると言い伝えられる恐怖の対象であった。人間の子供からモンスターワールドを守るため、街は常に子供検疫局(通称CDA)によって監視されていた。特にMIは子供と最も密接に関わる場所であるため頻繁にモンスターと人間の子供の接触が発生し、その度CDAの介入が起こり、作業の停滞によってまた業績が悪化するのだった。
屈強な体で毛むくじゃらの青いモンスターサリーと、緑色のひとつ目モンスターマイクは、MIへ勤める名物コンビ。サリーが怖がらせ屋で、マイクは彼のアシスタントを担っていた。特にサリーはMIの大社長ウォーターヌースに仕込まれた業績ナンバーワンの怖がらせ屋で、社内で誰からも尊敬されていた。そんなふたりを敵視するのは、サリーに次ぐ2番手の怖がらせ屋ランドール。彼はトップを奪取するのに固執し手段を選ばない、卑劣で意地悪いモンスターだった。
ある日、サリーはマイクから恋人のセリアとの約束を理由に書類の提出代理を頼まれ、誰もいない怖がらせフロアへ戻る。そこで業務外時間にも関わらず出入り可能状態となっている白地に花柄のドアを見つける。不思議に思ったサリーが誰かが残業しているのではとドアの中を確認すると、偶然にもその部屋の主である人間の女の子ブーが、モンスターワールドへ入り込んでしまう。狼狽したサリーはブーをカバンへ押し込め、マイクへこのことを打ち明けるが、人間の侵入によって街は大混乱へ陥ってしまう。ひとまずブーを自宅へ匿ったサリーは、当初彼女を恐ろしがってばかりだったが、やがて彼女に危険がないのだと知る。
ブーを人間の世界へ返すべく、サリーとマイクはモンスターに変装させた彼女を会社へ連れて行くと、昨晩のパニックによるCDAの煩雑によって会社は混乱に陥っていた。そんな中ブーが迷子になってしまい、サリーは会社中を必死に探す。ブーへ愛着を覚えたサリーと、彼女を人間の世界へ戻すのに手段を選ばないマイク、徐々にふたりの相違が生まれてゆく。
その頃、ランドールがブーを攫うべく社内をうろついていた。昨晩仕事場で例のドアを出していたのはランドールで、彼が目を離したすきにブーが逃げてしまったのだった。ランドールがドアを出したのは仕事のためではない。社内で秘密裏に作られたマシーン悲鳴吸引器、その実験材料にブーを使おうとしていたのだった。マシーンは子供の悲鳴を直接吸い出し、かつてよりもスムーズにエネルギーを集められるといった代物だが、子供の命を奪う可能性さえある危険なものだった。
ランドールの企みを知ったサリーは、すべてを白日の下に晒すべくウォータヌースへ掛け合う。しかし丁度催されていた新人怖がらせ屋の研修会中で、手本を見せてほしいとせがまれたサリーは恐ろしい形相で吠える。すると、不幸にもサリーに近づいたブーを怖がらせてしまう。
すべての事情を聞いたウォーターヌースの指揮の元、ブーを人間の世界へ返す作業が進む。しかし、サリーたちの前へ出現したのはブーのものではなく、豪雪のヒマラヤ山脈へ続くドアである。ウォーターヌースはランドールの実験の黒幕で、すべてを隠蔽するべく事情を知るマイクとサリーを追放してしまう。
ブーに嫌われたと落ち込むサリー。サリーがブーへ肩入れするあまりに自分の人生を破滅に導いたと恨むマイク。雪の中で仲違いするふたりは、かつてモンスターワールドから追放されたイエティに助けられる。ブーを助けるべく、サリーはイエティの洞窟にあったスキーセットを改造したそりに乗って、山の麓にある子供のいる村を目指す。丁度そこではMIの怖がらせ屋の仕事が行われていた。サリーはモンスターワールドへ戻りブーの元へ急ぐ。実験室ではウォーターヌースとランドールがブーを実験に使うところで、すんでのところで間に合ったサリーがブーを助け出す。
サリーを追って戻ってきたマイクと共にブーを人間の世界へ戻そうとするサリーは、ブーのドアを追ってドアの保管庫へ侵入する。彼らを追ってきたランドールの手をかいくぐり、どうにか目当てのドアへたどり着いたものの、CDAを味方につけたウォーターヌースによって追い詰められる。マイクを囮に逃げたサリーとブーは研修室へ逃げ込み、そこへ備え付けられたドアの接続機でブーのドアを起動するが、そこへウォーターヌースがやってくる。彼は業績悪化で傾きかけの会社を救うために子供を誘拐することを良しとし、マシーンを使ってさらなるエネルギーを得るためなら何千人でも誘拐してみせると言い放ち再びブーを攫おうとするが、そこで研修室に照明が灯った。ブーの部屋と思われていたそれは研修に使われる擬似的な子供の部屋で、その内部で行われていたウォーターヌースとサリーとのやりとりはすべて、マイクが呼び寄せたCDA局員によって確認されていた。
陰謀を暴露されたウォーターヌースは局員によって逮捕された。彼が去った後、サリーとマイクの前へCDAの首領であるロズが現れる。彼女は2年半前からMIへ潜入して今回の事件について調査していたのだった。彼女はブーを人間の世界へ返すというサリーの意志を汲み取る。サリーはブーの部屋で彼女に別れを告げた。ドアはドア・シュレッダーによって処分され、事件のすべては混乱を避けるためにCDAによって隠蔽された。サリーはシュレッダーから出たドアの破片を握りしめた。
ウォーターヌースの逮捕によって会社は倒産し、社員たちは不安に苛まれる。MIの消滅によるエネルギー不足の陰は計り知れない。こんな状況を一周回って「結構笑えただろう」と揶揄したマイクの一言をヒントに、サリーはこの状況の打開策をひらめく。サリーはMIの社長を継ぎ、会社の方向性を、子供を怖がらせることから、笑わせることへシフトさせた。ブーとの冒険の中で、人間の笑いが悲鳴を凌駕するエネルギーを秘めているのだと知ったことが原因で、実際、エネルギーの供給は以前の10倍となり、会社の業績は安定し、エネルギー不足にも改善の兆しが見えていた。
社員も子供も笑う最高の会社を作り上げるも、サリーはブーのことを忘れられず、いつもブーが描いた絵とドアの破片を眺めていた。ある日、サリーはマイクに連れられて会社の研修室へ訪れる。そこには壊されたはずのブーのドアがあった。確かに細々に破砕されたドアはマイクによって、長い時間と労力を懸けて修復されたのだった。サリーが持っていた最後の一片をはめこむことで、ドアは完全に修復され、ブーの部屋と繋がった。サリーがドアを開けてブーを呼ぶと、彼を呼ぶ声が返ってきた。それは聞き慣れた人間の女の子の声だった。
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映画「モンスターズ・インク」の主な登場キャラクター
サリー (Sulley)
本作の主人公。本名:ジェームズ・フィル・サリバン (James Phil. Sullivan)。
モンスターズ・インク社内一の怖がらせ屋で悲鳴エネルギー獲得量はいつもトップ。身長240センチの巨体に2本の角、紫斑点のある水色と青緑の毛むくじゃらの姿が特徴。外見は恐ろしげだが、性格は温厚かつ謙虚で社員やモンスター・シティ市民からも慕われている。毎日の筋トレを欠かさず、その吠え声は今やウォーターヌース社長すらも驚かせるほどで、怖がらせ屋初期の頃に直々に怖がらせ屋として見込まれていた。本質の優しさもある為か、当初はブーを見て怖がるなど怖がりな部分があり、『モンスターズ・ユニバーシティ』でもその事を語っていた。一人称は「俺」。自分達の世界に入り込んだ少女に出会ってからは、当初はただ彼女を怖がるだけであったが、過ごしていくうちに情が移って彼女を「ブー」と名付け、今まで誰も犯したことのなかった「人間の子供を愛してはいけない」という掟を破ってしまう。そして彼女を元の世界に戻すため、徐々にマイクをも引きずり込んでの大騒動に発展する。物語の中盤でウォーターヌースの命令で誤ってブーの目の前で吠えたことでブーを怖がらせてしまい、自分自身に罪悪感を感じ、さらにウォーターヌースによってヒマラヤに追放されるも過去に同じくして追放されていたイエティの協力で帰還し、救出の際に和解した。
事件解決後はウォーターヌースがCDA(Child Detection Agency、子供検疫局)に逮捕されたことを機に4代目の社長に就任。ブーとの冒険とマイクとの会話で笑い声が悲鳴の10倍ほどのエネルギーを持つことを突き止め、子供を笑わせてエネルギーを供給するシステムでモンスターズ・インクを再始動させた。そして、ラストでマイクが修復したドアを通り、ブーと再会した。後日談である『キングダム ハーツIII』などで現在も交流を深めている。
サリーのママ
電話をかけたマイクが「お前のママから電話だ」と言う台詞のみの登場。サリーやマイクとは別の町に住んでいるらしく、彼らのCMを「家族全員で見た」と話していた。
マイク (Mike)
本名:マイク・ワゾウスキ(Michael Wazowski)。
サリーの親友であり、仕事のアシスタントでもある。外見は一つ目に黄緑のボールから手足が生えたような体つきが特徴。サリーと同じく、一人称は「俺」。お調子者で頭の回転が速くよく喋るが、短気でそそっかしい性格。社内の受付嬢セリアと熱愛中。同居しているサリーには仕事中のサポート以外にも毎朝怖がらせのトレーニングをコーチしており、敏腕アシスタントぶりも発揮している。しかし書類の整理ができないため、事務担当のロズが大の苦手で、よく心にもないお世辞を言って機嫌を取ろうとするが毎回見抜かれている。小柄であることが災いして、最前列でサリーとモンスターズ・インクのCMに出演していたものの会社のマークで隠れてしまったり、サリーと雑誌の表紙を飾った際もバーコードに隠れてしまったりするなど身長のせいで不憫な役回りを担うことがしばしばあるが、本人は写っているので気にしていない様子。
サリーに協力してもらい、セリアの為に最高のデートを企画するが、モンスター界にやってきたブーの出現により最悪なデートになってしまう。現実主義ゆえに騒動を引き起こしたサリーに八つ当たりするが、サリーやブーのことを放っておけず最後まで協力した。事件解決後、モンスターズ・インクがサリーにより再運営された後は、子供を笑わせるための鉄板ジョーク(子供には大すべり)として、子供の頃は、幼稚園があまりにも楽しすぎて留年したと話し、スポーツはドッジボールが得意で負けたことがない(ボール役だったから)と語っていた。他にも飲み込んだ物をゲップで吐き出すという離れ業も見せる(こちらは大笑いを誘った)等、子供を笑わせる社員として勤務しており、前日談である『モンスターズ・ユニバーシティ』での夢であったアシスタントとしてではなく社員として働く夢を叶えた。『キングダム ハーツIII』によると現在社員ではトップらしい。
EDのNG集ではその場を誤魔化すために出任せに言った『とにかくそれを送り返そう、さもないと』を本当に劇場化し、内容も自分を主役にして多少美化している。ラストには彼と瓜二つのママが登場した。また、『ファインディング・ニモ』のエンドロールにカメオ出演しており、海中をシュノーケリング姿で泳いでいる。
ミセス・ワゾウスキ
マイクのママ。息子の『とにかくそれを送り返そう、さもないと』の劇場におけるゲストとして登場し、息子の晴れ姿を喜んでいた。息子に瓜二つで髪型はロズに似ている。
リトル・マイキー
マイクが子供の頃から持っていたクマのぬいぐるみ。一つ目で4本の足を生やしたような姿をしている。ブーも気に入っており、そのぬいぐるみを抱きしめているのを見たマイクがブーから取り上げるが、逆に取り上げられたショックでブーを泣かせてしまう。
ブー (Boo)
本名:メアリー・ギブス (Mary Gibbs)。
ひょんなことからモンスターの世界へ入り込んでしまった女の子。クローゼットのドアは白地に花柄があしらわれた物。
幼い故、好奇心旺盛で目を離すとすぐにいなくなってしまい、まだ言葉を上手く話せないが、サリーを「にゃんにゃん(Kitty)」と呼んで懐き、マイクのフルネームも覚えてしまう。初対面のサリーを恐れなかったり、社内保育の保母や生徒たちともすぐに打ち解けていた一方、ランドールのことを恐れていたが、サリーが窮地に陥った際にその恐怖心を克服し、ランドールに掴み掛かり、体を張ってサリーを守った。サリー達に連れられて再び会社へ向かう際にはサリーが徹夜で作成した椅子の生地で造った胴体、モップの髪、電球の目玉のモンスターの着ぐるみを着用している。
ウォーターヌースらの陰謀により危険な目に遭うがサリーに助けられ、サリーとマイクの協力により無事に人間の世界へと戻っていった。2人と別れた後、ブーのドアはドア・シュレッダーによって処分されてしまったが、マイクの手によって修復され、サリーが持っていたドアの破片をはめたことにより再会を果たし、現在も交流を深めている。『キングダム ハーツIII』では日本語版も海外版も映画で使われたボイスを流用している。
モデルはスタッフのロブ・ギブスの娘で当時2歳のメアリー・ギブス。ブーのお部屋には『ファインディング・ニモ』のニモ人形や、『トイ・ストーリー2』のジェシーの人形がある。
セリア(Celia Mae)
モンスターズ・インクの受付レディ。マイクと熱愛中。一つ目で5本の髪の毛全てが蛇、手足は触手、スレンダーボディの外見の持ち主。一人称は「私」。マイクは彼女を「ハニー」(日本語版では「セリりん」)と呼び、彼女はマイクを「(かわいい)ギョロ目ちゃん」と呼んでいる。
実はブーがモンスター界に来た日はセリアの誕生日デートだったが、ブーの出現で台無しにされる。その後、CDAの消毒を受けた事で、マイクを見損ね、一時は破局寸前となったが、真相を知ったことで和解し、ブーを元の世界に返す協力をしてくれた。その後は元の熱愛関係に戻っている。
ロズ(Roz)
モンスターズ・インクで事務・怖がらせ屋が脅かす担当の子供達の管理を担当するナメクジの様な体に纏まって逆立った白髪、つり上がった眼鏡が特徴のおばさんモンスター。無愛想でスローな口調が特徴だが、仕事の鬼であり、書類の不備が多いマイクに常に目を光らせている。前日談のユニバーシティの時点で終盤マイクとすでに出会っており、「ずっと二人(マイクとサリー)を見ている」と一目置いていた。
実は事務担当は表の顔で、その正体はウォーターヌースの悪事を暴くために物語の2年半前より派遣されたCDAの隊長だった。
NG集では、本編で登場しないはずの場面に突然登場し、出演者を驚かすなど普段の態度から想像できないほどイタズラ好きでお茶目な一面を見せた。
イエティ (Yeti)
ヒマラヤで暮らす気の良い雪男。一人称は「俺」。過去に何らかの理由でモンスターシティから追放されるが、今の暮らしを楽しんでいる。前日談のユニバーシティではモンスターズ・インクの郵便局員だった。雪玉でできたレモン味のスノー・アイスを作っている。巨体と強面に似合わず、明朗快活な性格で、本人は「恐怖の雪男」という異名を快く思っておらず、「愉快な雪男」もしくは「可愛い雪男」のほうが良いと思っている。彼の話では前までビッグフットと一緒だったらしい。なお、マイクによるとネッシーも追放されたようである。雪山で遭難したサリーとマイクを助けて歓迎し、彼らを元いた場所に返すよう協力した。
ランドール
本名:ランドール・ボッグス(Randall Boggs)。本作のディズニー・ヴィランズ。外見は8本の手足を持つ紫色のトカゲのようなモンスター。陰湿かつ狡猾な性格。一人称は「俺」。カメレオンのように体色を周囲の風景と同化させ、まるでその場から消え去ったかのように見せる能力を持つ。温厚で誰にでも社交的なサリーとは異なり性格の起伏が激しく、あまり社交的ではない。社内ではサリーに次ぐ第2位の怖がらせ屋で、1位のサリーを常にライバル視しているが、ユニバーシティの大学時代にルームメイトであったマイクに対してはサリーほど嫌っていないようで、ふざけて脅かしたり、マイクの出任せを何の疑いもなく信じている。しかし、悲鳴吸引機でブーの居場所を吐き出させるため容赦無くマイクに機械を向けた。
怖がらせ屋としての実力は高いが業績を上げるためなら手段を選ばないという冷徹な一面を持ち、社長のウォーターヌースに陰謀の協力を任されているものの「お前はサリバンの足元にも及ばない」と目の前で言われるなど信頼されていない。終盤にはサリーとマイクによりドアの向こうの世界へ放り込まれて人間の世界に追放され、人間の世界ではワニに間違われ退治された。
ちなみに、彼が送り込まれた家は『バグズ・ライフ』に登場したものであり、家の軒下にて昆虫たちが集まっていた。
家の隣にある車はトイ・ストーリーに初登場したピザ・プラネットの車が置かれている。
前日談にあたる『モンスターズ・ユニバーシティ』では性格が異なり、今のサリーのような温厚な性格であったが後に現在の性格になる経緯が描かれている。
ファンガス
本名:ジェフ・ファンガス(Jeff Fungus)。本作のランドールと同じくディズニー・ヴィランズではあるが命令されてやっているだけでランドールやウォーターヌースほどの悪人ではない。赤い体と三つ目に眼鏡をかけたランドールのアシスタント。悪気はないものの気弱な性格で、ランドールの命令には従順である。また、機械に詳しい一面を持っており、ランドールが担当しているドアの周辺機器の不具合を指摘したり、悲鳴吸引機の操作や調整を行っていた。悲鳴吸引機をマイクに向けようとしたが、スキを付かれマイクは開放され、彼が吸い取り機の犠牲となっていた。事件解決後はランドールの代わりに仕事を行い、爆笑フロアで子供達を笑わせるために日々腕を磨いており、ランドールがいなくなったこともあり、今の仕事を楽しんでいる。
ウォーターヌース
本名:ヘンリー・J・ウォーターヌース三世(Henry J. Waternoose III)。上半身はスーツを着た人間形だが、目が5個あり、下半身はカニのような多足型モンスター。一人称は「私」。現モンスターズインク社長で、彼の祖父が起業した会社を受け継いだ3代目。サリーに怖がらせ屋として手ほどきをしたのも彼である。サリーに期待と信頼を寄せる一方、エネルギー需要の伸び悩みによる業績不振・後身の育成に悩んでいる。
表向きは信頼と安全をモットーにしているが、実は本作のディズニー・ヴィランズで全ての事件の黒幕。同じ悪知恵のランドールとその助手のファンガスを雇い、悲鳴吸引機を開発させ地下室で誘拐した子供から強引に悲鳴エネルギーを蓄えようとした。後に自身の邪魔をしたサリーとマイクをネパールのヒマラヤ山脈の吹雪の中に追放するも、自力で帰還した二人の策略によって、シミュレーションルームにて「会社を救うためなら、千人だって誘拐してやる」と発言した事で、CDAに利益最優先の本性を暴露してしまい、社長の権限を剥奪されると同時に逮捕された。連行の際、悪足掻きとして今まで信頼したサリーを手の平を返すように散々罵倒するという社長らしからぬ情けない姿を晒していた。
CDA(Child Detection Agency)
子供検疫局の隊員たち。合図番号は「2319」。全員が黄色の防護服を着ている。人間の子供を敵だと考え、怖がらせ屋が誤って持ち出した靴下などを処分し、消毒するのが彼らの仕事である。一時期はサリーらを捕まえようとするが、事件の真犯人がウォーターヌースだと知ると彼らに敬意を払ったり、サリーの大ファンで彼にサインをもらったり、NG集で開いていない窓にぶつかりドジを踏んだりなどのお茶目な場面も見られ、劇場の案内役もしていた。ウォーターヌース逮捕後、ブーのドアをドア・シュレッダーで処分したがマイクによって修復された。
ジェリー (Jerry Slugworth)
絶叫フロアのマネージャー。作業開始のカウントダウンを行う。指が7本あるためカウントダウンは7から行う。掛け声は「本番7秒前」。
ジョージ
本名:ジョージ・サンダーソン(George Sanderson)。モンスタースケアラー(怖がらせ屋)の一員。業績は8位。頭の一本角と、全身を覆うオレンジの体毛が特徴的だが、勤務中に運悪く子供の靴下を体につけたまま帰還したためCDAに全て毛を剃られ消毒されてしまい、その後もサリーの体に付いた人間世界の物を空けたままの彼のロッカーに突っ込まれるなどの不運体質により何度もCDAの世話になる羽目に。事件解決後はチャームポイントのオレンジの体毛は全て生え変わっていた。
チャーリー(Charlie)
ナメクジとイカを足したような姿に水色の体をしたジョージのアシスタント。普段は人間界の仲良し兄弟のような仲だが、劇中で何度もCDAの世話になるジョージにドアから人間の世界に放り込まれるハメになった。ただし、ウォーターヌースが逮捕された後は、ちゃっかり元の世界に戻っている。玩具「スケアリーフィギュア」では名前が「レイ」だった。
スミッティとニードルマン (Smitty and Needleman)
会社の掃除係。また、ゴミをダスト・シュートに捨てる係や不用品のドアを始末する係も彼らの仕事である。背の高く角が生えてるほうがニードルマンで、背が低く歯を矯正しているほうがスミッティ。一人称は二人とも「俺」。サリーとマイクの大ファンで、彼らを尊敬している。
漫才コンビのような会話をよく繰り広げている(主にスミッティがボケ担当、ニードルマンがツッコミ担当)。NGシーン集ではサリーの名前の「サリバンさん」を「ソロモンさん」と言い間違えて漫才のようなやり取りをしたり、作動させたドアシュレッダーが暴走して惨事を起こしており、劇場ではニードルマンがランドール役、スミッティはファンガス役をやっていた。
タデウス・バイル(Thaddeus Bile)
新入りの怖がらせ屋。あだ名は「フレム (Phlegm)」。青い体に4本の手を生やしている。間抜けで練習でも失敗ばかりだが、事件後はそのおっちょこちょいなところが笑いに繋がったためか採用され働いていた。
フリント(Flint)
新人の教育係。ウォーターヌース同様、上半身はスーツを着た人間系だが、下半身はヘビのような姿をしている。
新人研究者
まだ怖がらせ屋になれない、新入りのモンスターたち。それぞれ三つ目で角を生やしたモンスター、一つ目のモンスター、手が4本のモンスター。サリーの手本を見せてもらったことで、怖がらせ屋として学んだ。
チョルビー (Chalooby)
ニードルマンやスミッティ同様、会社の掃除係。だが歩くと液体が出るので、結局いつも汚してしまう。
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