朝ドラ「エール」の第1週のあらすじと、ネタバレ、感想を紹介していきたいと思います。
「エール」は前期の朝ドラ「スカーレット」からバトンタッチして始まったのですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、人が密集する通例の第1週試写会&会見は行われず、キャストの登壇なしで参加者10人程度の小規模試写会に変更し、計6回実施されました。
恒例の“バトンタッチセレモニー”も、報道陣を入れない“無観客セレモニー”となりました。
新型コロナウイルスの影響を多大に受けている「エール」は、第1週、1話の冒頭でも賛否両論ありました。
脚本は『コード・ブルー』シリーズ、『ハゲタカ』などを手掛けた林宏司の担当が予定されていましたが、収録開始に先立ち「制作上の都合」により清水友佳子、嶋田うれ葉の2人による共同脚本へ異例の変更となり、収録開始後の2019年11月5日付で交代が発表されました。
第1週から第3週については「原作 林宏司」のみのクレジット表記となり、第1回冒頭には林の発案による、紀元前1万年前の狩猟時代から現代のフラッシュモブに至るまで
「はるか昔から音楽がいかに人生の中に存在しているか」
を描いた異色の導入部が採用されました。
第4週以降のクレジット表記については「検討中」になっています。
それでは、色々と問題もあった「エール」の第1週について紹介していきたいと思います。
朝ドラ「エール」第1週「初めてのエール」のあらすじ
主人公・ヒロインの初登場シーンは、まさかの原始時代!
衝撃的な第1回放送のお2人のお写真です🐟公式インスタにはメイキング動画も🌋#朝ドラエール#窪田正孝 #二階堂ふみ pic.twitter.com/FnmD67DnIu
— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) April 4, 2020
大正時代。
福島の老舗呉服屋の長男・古山裕一(石田星空)は不器用で内気な少年で、いじめられがち。
しかし担任の藤堂先生(森山直太朗)の勧めで作曲を始めると、秘めた才能を発揮する。
一方、父の三郎(唐沢寿明)と母のまさ(菊池桃子)は店の経営に行き詰まっていた。
そこに裕一の伯父・権藤茂兵衛(風間杜夫)からある申し出があり・・・。
ある日、音楽家を夢見る裕一は、ガキ大将の村野鉄男(込江大牙)の秘密を知ってしまい!?
朝ドラ「エール」第1週ネタバレ「初めてのエール」
古山裕一・音夫婦のオフショットをお届けします!
この日初めて役衣装で会ったお2人でしたが、すでに長年連れ添った夫婦のようでした🙌#朝ドラエール#窪田正孝 #二階堂ふみ pic.twitter.com/wrPmXYvUX7— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) April 5, 2020
日本初のオリンピックが開催された1964(昭和39)年10月10日。
東京の国立競技場で古山音(二階堂ふみ)は夫・古山裕一(窪田正孝)を探していた。
裕一は、自らが作曲した『オリンピック・マーチ』が開会式で演奏される緊張に耐えかねて、トイレに1人閉じこもっていた。
裕一を見つけた音は、裕一を優しく励まします。
警備員にも「先生の曲に生きる希望をもらった」と声を掛けられ、夫婦は大観衆があふれる開会式の会場へと足を踏み出した・・・。
時はさかのぼり、1909(明治42)年8月。
古山裕一は、福島市の老舗呉服店「喜多一」の四代目店主・古山三郎(唐沢寿明)と古山まさ(菊池桃子)の長男として生まれた。
子宝に恵まれず、悩んでいた中でできた子供だっただけに、両親は大変喜び。
2年後には、弟・古山浩二(潤浩)も生まれ、古山家は4人家族となった。
1919(大正8)年、両親の愛情を受け、裕一(石田星空)は優しい少年に成長していた。
しかし、運動が苦手で言葉はどもりがち、性格は内気だったため、いじめっ子にからかわれることもあった。
そんな裕一を心配し、
「夢中になれるものを探しなさい」
と声を掛ける父・三郎。
三郎が居間で蓄音機に新しいレコードをかけると、流れてくる『威風堂々』のメロディーに全神経を奪われる裕一の姿があった。
小学校の運動会の練習で、運動が苦手な裕一は騎馬戦でヘマばかり繰り返し、体育教師に酷く叱りつけられる。
そんな窮地を救ってくれたのが、音楽教育に情熱をかたむける教師・藤堂清晴(森山直太朗)だった。
藤堂先生との出会いで、作曲の才能を開花させた裕一🎵✨
裕一作「をがわ」五線譜の前で📷#朝ドラエール#森山直太朗#石田星空 pic.twitter.com/9wtLfcws14— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) April 2, 2020
運動会当日。
徒競走で転び、笑いものになる裕一。
すると、失意の裕一の耳にハーモニカのメロディーが流れ込む。
それは、藤堂先生が指揮をし、生徒たちが演奏するものだった。
生まれてはじめて聞いた「自分へのエール」に包まれ、裕一は懸命にゴールするのだった。
1920(大正9)年、裕一は小学5年生。
同じ組に金持ちの息子・佐藤久志(山口太幹)がいる。
担任は藤堂先生で、生徒たちには北原白秋の詩に曲を付けるという課題を出す。
そんな中、裕一は母親のまさに連れられ、川俣に出かける。
川俣はまさの実家・権藤家があります。
教会の前を通りかかり、歌声が聞こえたので入ってみる2人。
裕一は聖歌を歌う1人の少女に釘付けになる。
その少女こそ、8歳の関内音(清水香帆)。
父の出張に同行してきていたのだった。
教会で運命の出会いを果たしていた裕一と音。
忘れられない日になりました😌#朝ドラエール#光石研#石田星空#清水香帆 pic.twitter.com/vS6SbF10mJ— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) April 1, 2020
作曲の課題に悩んでいた裕一は、藤堂先生の助言に従い、学校のオルガンを鳴らしてみる事にする。
すると、川俣での思い出が脳裏に巡り、突如メロディーが湧いてくる。
黒板に書き連ねられた音符を見て、裕一の音楽の才能に驚愕する藤堂先生。
すぐに喜多一を訪問して両親に伝え、裕一にも
「得意なものにしがみつけ」
とアドバイスをする。
裕一の才能は学校中の噂になり、曲を作って欲しいという生徒の間で引っ張りだこになる程だった。
そしてある日、学校一の悪童、ガキ大将の村野鉄男(入江大牙)が客ともめ、突き飛ばされているのを裕一は目撃する。
鉄男は父・善治を手伝い、魚を売り歩いていたのだった。
後日、鉄男が落としていった『古今和歌集』を届けようと村野家を訪問すると、善治と鉄男が大喧嘩していた・・・。
朝ドラ「エール」第1週「初めてのエール」の感想・今後のネタバレ
正直、第1週では5話まで放送されたのですが、6話も第1週のつもりで制作されたんじゃないかな?という作りでした。
「スカーレット」までは月曜日から土曜日まで放送されていた朝ドラですが、今回の「エール」から月曜日から金曜日までに変更されました。
土曜日は振り返りを放送しています。
この事が決まったのは「スカーレット」が放送されている途中だった気がするので、既に「エール」の撮影をしていた段階での発表だったのかな?という感じがします。
何故なら、第1週の鉄男との話が中途半端に終わっているからです。
6話で、鉄男との話が完結しているので、何だか中途半端な感じですね。
なので、第2週のあらすじでは、音の話がメインで、鉄男の話は触れられていません。
鉄男の話の続きは、第2週のネタバレで紹介していきたいと思います。
【第2週のネタバレはこちら】
【全週のネタバレはこちら】
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