【ミステリと言う勿れ】11話の見逃し配信・動画無料視聴方法!これまでのネタバレ

フジテレビの月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」の11話のあらすじやネタバレ、キャスト情報や無料動画や見逃し配信の無料視聴方法などについて紹介したいと思います。

この「ミステリと言う勿れ」は田村由美先生の漫画原作の実写ドラマ化作品なのですが、ドラマ化決定から、そして1話が放送され更に話題になっています!

それでは先ずは「ミステリと言う勿れ」の動画配信のことから紹介したいと思います。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」の無料動画や見逃し配信の視聴方法

先ず、見逃し配信と言えば「TVer」が一般的なのですが、「TVer」では最新のドラマが見逃し配信として一週間しか配信されません。

今回ご紹介するフジテレビ月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」も例外ではありません。

では、どうすれば見逃してしまった「ミステリと言う勿れ」を見ることが出来るのか、またもう一度1話や2話、見逃してしまった3話や4話が見たい場合に、「ミステリと言う勿れ」をどうすれば見ることができるのか・・・「ミステリと言う勿れ」の動画配信を見る方法は一つだけあります。

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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」11話のあらすじ・ネタバレ

久能整(菅田将暉)が、犬堂我路(永山瑛太)から教わった大阪で開催される美術展に行くことを考えていた頃、大隣警察署には新たに発生した連続殺人事件の応援要請が来ていた。青砥成昭(筒井道隆)に指名された風呂光聖子(伊藤沙莉)は捜査本部へと向かう。

すでに三人の犠牲者を出していたこの犯罪は、遺体を交差点の真ん中に磔のように遺棄する猟奇的な事件だ。さらに、三人目の遺体の傷口から被害者本人のものではない血液が検出される。血液はDNA鑑定で22年前に殺害された被害者と一致。羽喰玄斗による連続婦女暴行殺人事件の17人目の被害者、辻十岐子だ。18件目の殺人を犯して以来、姿を消していた羽喰がまた殺害を始めたのかと捜査本部はいろめき立つ。だが、備前島操警部(船越英一郎)は羽喰の犯行ではないと言う。部下の猫田十朱(松本若菜)も羽喰の事件とは様相が違うと賛同。会話を聞いていた風呂光は猫田とバディを組むよう備前島に指示された。

一方、我路は愛珠(白石麻衣)の死の真相を求めて、ジュートという人物を追っていた。すると、愛珠が生前、タクシーで頻繁に倉庫街に通っていたことを知る。そこでは、不定期で闇カジノが開かれていた。カジノに潜入した我路は横田留美(夏子)と知り合い、愛珠がカジノで働いていた事を知らされる。
捜査本部では遺体が一時的に折り畳まれて運ばれた可能性が上がった。風呂光と聞き込みをしていた猫田は遺棄現場付近でスーツケースを押しながら歩く少女が目撃されていると報告。そんな時、風呂光に匿名の人物から事件のタレ込み電話が入った。

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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」これまでのあらすじ・ネタバレ

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」1話のあらすじ・ネタバレ

大学生の久能整(菅田将暉)は、朝から自宅アパートでカレーを作っていた。そこに、アパートの大家が大隣警察署の刑事、薮鑑造(遠藤憲一)と池本優人(尾上松也)を連れて現れる。昨夜10時の行動を薮に問われた整は1人でカレーを作っていたと答えた。すると、薮は付近の公園で寒河江健(藤枝喜輝)の遺体が発見されたことを整に伝え、警察署へ任意同行を求めた。

整は薮、そして青砥成昭(筒井道隆)の聴取を受ける。公園で殺害された寒河江は整と同じ高校の出身で同じ大学に通っていた。さらに、寒河江が殺害された時刻に整と争っているのを見た目撃者もいる。そのため、整は容疑者となっていたのだ。だが、薮たちの追求に整は淡々と無実を訴える。目撃情報もはっきりと自分だと言えるのかと理屈を並べて返して行く。

夜になると、整は明日も取調べに応じるという条件で解放された。刑事の風呂光聖子(伊藤沙莉)に預けていた携帯電話を返してもらいに行った整は、彼女がペットロスであることを知る。また、池本が間もなく父親になるという話も整の耳に入った。

翌日、整が警察署に行くと、薮から指紋を採るよう命じられた風呂光と池本が取調室にいる。整は風呂光のペットロスを言葉で癒し、池本にも間もなく出産を迎える妻への労りをアドバイスした。薮はそんな整が犯人に違いないと青砥に告げる。

取調べ三日目、整は署内での立ち位置に悩む風呂光に希望を与えた。そこに藪が来て、寒河江を殺害した果物ナイフが見つかり、整の指紋が検出されたと伝える。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」1話のネタバレ・感想

菅田将暉が主演するドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。

本作は、天然パーマがトレードマークの主人公が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。原作は、累計発行部数1300万部突破の、田村由美氏の同名コミックス。

カレーをこよなく愛する大学生、久能整(菅田)のアパートに、大隣警察署の刑事、薮鑑造(遠藤憲一)と池本優人(尾上松也)がやって来る。

薮から、昨夜10時の行動を問われた整は一人でカレーを作っていたと答えた。すると薮は付近の公園で、大学生の寒河江健(藤枝喜輝)の遺体が発見されたことを伝え、任意同行を求めた。

整は、警察署で刑事の青砥成昭(筒井道隆)から聴取を受ける。公園で殺害された寒河江は、整と同じ高校の出身で、同じ大学に通っていた上、寒河江が殺害された時刻に整と争っているのを見た目撃者がいるという。

刑事たちは整を容疑者として追及するが、整は殺害を否定し、警察の矛盾点をズバズバと突いていった。

放送終了後、SNS上には、「面白い! 菅田将暉はハマったな」「ストーリーが原作に忠実でとてもよかった」「再現度高め! 青砥さんぴったり」「初回放送は圧倒的だった!」などの感想が寄せられた。

また、「菅田将暉さんの演技いいなー、 どの役をやっても引かれるものがある」「さすがの演技力、素晴らしいせりふ回し」「整役のキャストが発表された時は正直『あ~そっち行くか~』と思ったけれどさすが。見事に菅田整だった」と、菅田の演技を絶賛する声も多数集まった。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」2話のあらすじ・ネタバレ

美術館に行くため久能整(菅田将暉)が乗った路線バスがジャックされた。乗客に名前を尋ねる犯人に、整は逆にバスジャックの目的と名前を聞く。すると犯人は犬堂オトヤ(阿部亮平)と名乗るが、目的はそのうちわかると教えなかった。

その頃、大隣警察署には連続殺人事件の捜査本部が立っていた。朝には新たに4体目の遺体が発見されている。被害者に共通点はなく、容疑者の目星すらつかない状態だ。青砥成昭(筒井道隆)や池本優人(尾上松也)らが忙しく動く中、風呂光聖子(伊藤沙莉)は捜査に加わらせてもらえない。そんな時、風呂光は後輩警官からバスジャックの通報があったと報された。だが、付近の路線バスや観光バスは問題なく運行している。風呂光は青砥たちに話すが、ただのイタズラだと一蹴されてしまった。

整の乗ったバスは公園に停まり、オトヤは乗客たちを1人づつトイレに行かせる。真っ先にトイレに向かわされた整は外部に連絡する方法を考える。出がけ前に池本から連絡先を知らされていた整はメモ用紙に現状を書いて、犯人に見つからなさそうな場所に置いた。
再びバスが走り出すと、整がオトヤを理詰めにして怒らせてしまう。逆上したオトヤはナイフで切りかかるが、乗客の熊田翔(永山瑛太)が整をかばった。さらに、乗客の坂本正雄(久保田悠来)がオトヤを殴り倒す。乗客たちは安堵するが、坂本は落ちたナイフを乗客たちに向け…。その後、バスは犯人の指示で、ある屋敷にたどり着く。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」2話のネタバレ・感想

思いもよらぬ事件が、さらに思いもよらぬ事件へと繋がっていく。第2話は、整(菅田将暉)が巻き込まれたバスジャックの意外な展開と、風呂光(伊藤沙莉)の活躍に目を奪われた。

美術館に行くはずだった整は、バスジャックに巻き込まれてしまう。そこには金髪姿のミステリアスな青年・熊田翔(永山瑛太)も乗り合わせていた。整と乗客らはジャックされたまま、犬堂家の屋敷へと連行される。一方、一係では連続殺人事件の捜査で慌ただしい中、風呂光が現場に参加できずにいたが、一念発起し積極的に捜査に加担しようと聞き込みにまわっていた。そこで明るみになったのは、一貫性がないと思われていた連続殺人の被害者が同じバスの路線を使っていたということ。そしてバスジャックをしている犬堂兄弟の妹の愛珠(白石麻衣)がこの連続殺人事件の1人目の被害者であったことだ。これをきっかけに、うやむやになっていたバスジャック事件の真相に迫ることになる。

男社会の中でなんとか居場所を見つけようと奮闘する風呂光は、ついに現場に呼ばれるまでに成長。体当たりで聞き込みに挑んだ姿勢が青砥(筒井道隆)に評価されたのだった。第1話で整に励まされ、なんとか辞表の提出を取りやめた風呂光は、今や刑事として一歩ずつ前進している。風呂光を演じる伊藤沙莉は、これまで勝ち気で積極的な役が多かったが、今回はかなり控えめなキャラクターに挑戦し新境地を切り拓く。さりげない視線や首の傾げ方で、内向的な風呂光が徐々に前を向うと奮闘する“変化”の兆しを繊細に表現した。整の言葉に救われる立場だった風呂光は、第2話にして一転、バスジャックにあった整の居場所を突き止め、助けに向かうまでに急成長。今後の整との関わりにも注目していきたい。

さらに今回も整の淡々とした語り口は健在。バスに乗り合わせた乗客は皆、心に小さな痛みを抱えていた。そんな人々の苦しみや社会への不満を、整は掬い上げる。いじめに苦しんだ淡路一平(森永悠希)には、カウンセリングを受けるべきは被害者ではなく加害者だと説き、「虐めているほうが病んでいる、そういう考え方にみんながなればいい」とそっと受け止めた。さらにジャーナリストだと嘘の職業を名乗った露木リラ(ヒコロヒー)にはコツコツ働くことはつまらないことではないと話す。自身の自虐も交えながら、整なりの“働くことの意味”を述べる。加えて子供ができないことで家族から疎んじられているという柏(佐津川愛美)の心にも、整はそっと寄り添った。テレビの中の話だけではなく、現代社会に暮らす誰もが一度は感じるだろう疎外感や、不甲斐なさ、心に積もる“モヤッ”とした影を、そっと取り除いてくれるのだ。

惜しくも事件解決を前に終わってしまった第2話だが、既に犬堂家の屋敷には「犯人にしか知り得ない事実」を知っている者が混じっているようだ。何気ない会話の中で「知りえない事実」を話してしまった者こそが犯人なのではないだろうか。次回明らかになる真相から目が離せない。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」3話のあらすじ・ネタバレ

久能整(菅田将暉)たちが監禁された犬堂邸に、いち早く気づいた風呂光聖子(伊藤沙莉)と青砥成昭(筒井道隆)、池本優人(尾上松也)たち大隣警察署・強行犯一係が急ぐ。その頃、邸内では犯人に促された乗客たちによる“これまでに自分が犯した一番重い罪”の告白が続いていた。露木リラ(ヒコロヒー)、柏めぐみ(佐津川愛美)、淡路一平(森永悠希)の次に話したのは、奈良崎幸仁(金田明夫)。部下に自殺された奈良崎は、遺族から自分のせいだと突きつけられて悩んでいる。話を聞いた整はリラたち同様、言葉で奈良崎の心を癒してゆく。

奈良崎の話が終わると、犬堂ガロ(久保田悠来)、オトヤ(阿部亮平)犯人兄弟ではなく、乗客の1人、熊田翔(永山瑛太)が運転手の煙草森誠(森下能幸)にも告白するよう指名した。驚く煙草森だが、幼い頃、親が飼っていた金魚をうっかり死なせてしまい思わず隠してしまったと話す。そんな時に、SATを先頭にした風呂光たちが飛び込んで来た。

警官隊の突入に、犯人は抵抗するものと思われたが、ガロとオトヤは素直にバスジャックを認めた。警察は連続殺人事件の最初の被害者の遺族だと分かったからここに来たのだろうとガロが告げると、整はこの中に連続殺人犯がいると後に続いた。整は今まで観察して来た乗客たちの行動から、連続殺人事件の犯人が誰なのかの特定を始める。しかしその前に、整はバスジャック犯の犬堂兄弟について話し出した。ガロは家に飾られた絵を自分が描いたと言ったが、整は彼が本物のガロではないと言い出した。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」3話のネタバレ・感想

熊田翔(永山瑛太)の正体が明らかになり、愛珠(白石麻衣)を取り巻く事件は新たなミステリに飲み込まれていった。

第3話では、整(菅田将暉)がバスジャックの真相を明かし、連続殺人事件の犯人まで明らかに。しかし問題はここでは終わらない。“普通の大学生”のはずの整は引き返せないところまで来てしまったように感じた。

バスジャックにあい、犬堂家に集められた人物の中に実は犬堂兄弟の仲間がもう1人いた。整に「熊田翔」と名乗った男こそが愛珠の真の兄であり、本当の犬堂我路(永山瑛太)だったのだ。さらに、整は連続殺人犯の犯人が煙草森(森下能幸)であることも暴く。愛珠の殺人事件は苦しく胸をえぐるような結末で幕を閉じた……かのように思われたのだが、後日整の元に「我路の手」を模した煙草森の手が冷凍宅配便で届けられるという、さらにショッキングな出来事が。これは我路が愛珠への償いのために煙草森を“処分”したことを示唆していた。そして物語は大きく動く。逃亡していた我路は、愛珠が普段からバスを使うような人ではなかったことを気にかけ、やがて彼女が遺した遺書とも思えるハガキへと辿り着く。そこには「ジュート」という謎の人物の名前が記されていたのだ。

モジャモジャ頭の黒髪とサラサラのブロンド。広くもないアパートに住む普通の大学生と大きな屋敷を持つ謎多き男。正反対に見える2人だが、整と我路はいつの間にか強く惹かれあっていた。その理由として、我路は整が人の癖をいつの間にか真似てしまうことを指摘し「小さい整くんは誰の気を引きたかったんだろうね」と深く理解している様子を示し、一方の整も「我路くん、僕のことをうざいって言わない珍しい人」と呟いており、まさにこの点で整と我路は通じ合っていたのだろう。

第1話から2話までで、他者を観察しながら独自の視点で物事を解釈していくスタイルを見せてきた整。時にその言葉は事実と密接に絡み合い事件を解決へと導いてきた。同じように我路もまた、多くのことを見透かすように他者と接する。整との違いは、素直に指摘しながら紐解いていくのではなく、淡路一平(森永悠希)に隠し事を暴露させた時のように人を試したり、観察するために小細工するところだ。しかし2人は本質的な部分で共鳴しあっているように見える。整は我路がたとえ犯罪者であったとしても、“こっそり”会いたいと願っていた。そして我路もまた整のことを強く意識しているのである。

今回、整を魅了する美しき我路に扮した永山瑛太は、2021年4月期ドラマ『リコカツ』(TBS系)で恋愛に不器用だが真っ直ぐな自衛官・緒原紘一をコミカル且つチャーミングに演じ、その姿は今なお目に焼き付いている。だが今回は一転、クールであまり感情が顔に出ない我路を淡々と演じる。妹の死に、驚くでもなく、苦しむでもなく、ただただエンジェライトに「許しをこう」想いを乗せるような繊細な男。サラサラとした金髪が太陽に照らされる姿からは神々しささえ感じられ、犬堂家の屋敷で愛珠と語り合う回想シーンでは、白石麻衣の透き通るような美しさも相まって荘厳なオーラを放つ。強烈な存在感を示しつつも芝居自体には癖をつけないという難しいバランスを保ち、我路の持つ魅力を最大限に魅せている。今後、菅田との掛け合いの中で様々な表情が引き出されていくのだろうか、2人の化学反応も楽しみである。

ジュートという新たな人物の存在が示唆されたが、その物語の結末はしばらく知ることはできない様子。どうやら整はさらなる新事件に足を踏み入れることになりそうだ。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」4話のあらすじ・ネタバレ

久能整(菅田将暉)がカレー作りを楽しんでいると、スマホに風呂光聖子(伊藤沙莉)から着信。イヤな予感を覚えながらも応答した整に、風呂光は案の定、事件の謎解明を手助けしてほしいという。それは、闇サイトにアップされた爆破予告場所の特定だ。予告にはアルファベットの暗号文が付記されているが警察官たちは解明出来ない。昨日は品川に仕掛けたとアップされたが、幸い予告に書かれてたビルが特定されたため爆弾が発見されて未遂に終わる。だが、再度予告があり、今回は大隣署管内に仕掛けられたため、池本優人(尾上松也)が整に協力を求めようと風呂光を向かわせたのだ。

風呂光の迎えで、整はまたしても取調室へ。民間人への捜査協力は青砥成昭(筒井道隆)たちに知られるわけにはいかないからだ。整は昨日の暗号文の謎を解く。そんな時、二つ目の爆弾が発見されたと知らせが入る。整は風呂光に暗号解読力を褒められるが、何かが引っかかる。そんな中、闇サイトへの投稿アドレスから容疑者が割り出され、被疑者が取調べを受けるが犯行を否定。池本と風呂光は容疑者を、ほぼ黒だと確信するが、青砥はアドレスが簡単に特定出来たため、ぬれぎぬではないかと疑う。

次の日、青砥の懸念通りに3度目の予告がアップされた。そんなことを知らない整は雨の中を食事に出かける。すると、見知らぬ男(柄本佑)に声をかけられた。しばらく会話を交わした整は、男が記憶を失っていることに気づく。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」4話のネタバレ・感想

文学作品や言葉を巧みに利用したトリックが光る第4話。整(菅田将暉)と三船(柄本佑)の珠玉の会話劇が雨の公園に小気味よく響いていたものの、そこにはとんでもない結末が隠されていた。

暗号を使った犯行予告が届いたことで、風呂光(伊藤沙莉)は整にアドバイスをもらおうと連絡をとる。ここで整は2件の予告に「文学作品」と「作家」にまつわる共通点があることを見つけだした。しかしその後、整は偶然通りかかった公園で件の爆弾魔と出会ってしまう。はじめは正体も分らぬまま「山賊の歌」に惹かれあう2人だが、話をするうちにその男・三船は記憶喪失になって爆弾を仕掛けた場所すら忘れてしまったことが明らかに。整は男との会話の中から爆弾の置き場所を、そして犯行の動機を探り当てるのであった。

第4話は柄本佑の怪演が光る回となった。ほとんどは公園のベンチに座って雨宿りをしたまま、菅田将暉と言葉のキャッチボールを楽しむような芝居を繰り広げる。だが淡々と進む会話の中には、後に明らかになる秘密のキーワードが無数に散りばめられていた。そして会話劇の最後にはそれらの全てが回収され、事件があざやかに解決へと導かれることでスッと胸のつかえが取れる。菅田の表現するチャーミングさを持ち合わせた整と、柄本が生み出した“狂気”の眼を持つ三船が、まさに一触即発のスリリングな緊張感の中で融合する芝居に唸らせられる。

三船の抱えていた苦しみや憎しみさえ、整はそっと受け止める。美しく、時に恐ろしく、実は暖かい2人の関係に魅了されているうちに、あれよあれよと爆弾は回収されていくのであった。

柄本は月10『ドクターホワイト』(カンテレ・フジテレビ系)にもレギュラー出演しているため、奇しくもこの日は2時間連続、同局の作品で異なる役をこなす彼の姿を見ることとなる。『ドクターホワイト』では雪村白夜(浜辺美波)を公園で“見つけた”男が、『ミステリと言う勿れ』では公園で“見つけられた”男を演じ、大きく表情を変えた柄本の芝居を堪能できるたまらない夜となった。

さらに本エピソードでは、爆弾魔の母との記憶を通し、整自身も母親との記憶を思い出すことに。整は第1話でも青砥(筒井道隆)から父親との確執を指摘されており、その後は犬堂我路(永山瑛太)からも同様に、幼い整が“誰か”の気をひこうとしていたことを見破られる。こうした経緯からも、幼少期の整が親に対して何か特別な感情を抱いていたであろうことは伝わってくる。

毎話、豪華ゲストが登場し複雑な事件を解き明かすエピソードと並行し、少しずつ整の正体や価値観が明かされていくことにも注目したい本作。整が多くの人と出会い、対話をすることで、我々は間接的に整の内なる声に耳を傾けられるのだ。彼の“まだ発せられぬ声”は、どこにあるのだろう。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」5話のあらすじ・ネタバレ

爆弾魔事件で頭を打った久能整(菅田将暉)。外傷もなく、整も何ともないのだが、念のため大隣総合病院で検査入院をすることになってしまった。事情を知った池本優人(尾上松也)は青砥成昭(筒井道隆)に整は警察に協力したためなので入院費ぐらいこちらで持っても良いのではないかと進言。青砥が許可すると、風呂光聖子(伊藤沙莉)が手続のため病院に向かう。

売店で買い物をした整が病室に戻ると宛名と依頼主が自分の名前という小荷物が届いていた。身に覚えのない箱を開けると、中にはドライフラワーと手紙が入っている。手紙の文章から整は犬堂我路(永山瑛太)からのものだと気づき、また良からぬものが入っているのではと警戒しながら箱を改めると何かが落ちた。そこへ、整が探していると風呂光が来た。整が拾い上げた指輪に風呂光は動揺し、手続の用紙を渡してすぐに帰ってしまった。

その夜、整が寝ようとすると隣のベッドの老人から声をかけられる。老人は牛田悟郎(小日向文世)と名乗り、定年退職した刑事だと言う。そして、牛田は相棒の刑事、霜鳥信次(相島一之)と担当した事件を話し出した。牛田は事件の解決までは話さず、整に問題として謎を解かせる。嫌々ながらも整は2問目までを見事に正解した。
3問目は22年前に売春する女性が次々に殺害された未解決事件に関するもの。当時容疑者は羽喰玄斗と特定されるが逮捕には至らない。そんな時、羽喰に狙われているという女性から保護を求める連絡が警察に入った。牛田は霜島と女性に指定された場所へ向かうのだが…。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」5話のネタバレ・感想

三船の事件で頭を打った整は念のため大隣総合病院で検査入院をすることになる。入院した整のもとに身に覚えのない小荷物が届く。箱を開けると中にはドライフラワーと手紙が入っており、手紙の文章から整は犬堂我路(永山さん)からのものだと気づく。

その夜、整が寝ようとすると隣のベッドの老人から声をかけられる。老人は元刑事の牛田悟郎(小日向さん)だった。牛田は相棒の刑事、霜鳥信次(相島一之)と担当した事件について話し出し、それを整に問題として解かせる。整は2問目までを見事に正解。3問目は22年前、女性が次々に殺害された未解決事件に関するものだった。容疑者が凶悪犯の羽喰玄斗(千原ジュニア)と特定されるが逮捕には至らない。そんな時、羽喰に狙われているという女性から保護を求める連絡が警察に入る。牛田が10分遅れで現場に着くと女性は殺害され、霜鳥も刺され深手を負っていた。整は霜鳥が犯人である可能性を指摘。牛田も同じことを思っていて証拠も見つけていた…というのが5話のストーリー。

その後整は院内の貼り紙の漢字に書き間違いが多いことに気付く。間違った箇所を繋げると“温室三時招待”。ガロ(永山さん)からのメッセージだと思った整は、深夜に温室に行くとそこには金髪の女性がおり、自らをライカと名乗る…。

門脇麦演じるライカに「門脇麦さんのライカの雰囲気好きだな」「門脇麦さんのライカよかった。あのほんの少しの出番でしっくり来ちゃった」「喋り方が想像してたライカそのものだった」「この得体のしれなさはやっぱりライカだよなぁ、流石は門脇麦さん」などの反応が続くなか、「トドメの接吻、二重生活も見てたからなんか興奮した」「門脇麦ちゃんと菅田将暉くんが共演ってドラマ、トドメの接吻以来??」と、菅田さんと門脇さんの久々となる共演に喜びの声も上がる。

また牛田を演じた小日向さんにも「初め犯罪者の闇かと思った何かされそうな怖さ 生理的になんかこの人ヤバい危険って感じ 死者だった」「小日向さんはなんというかさすがすぎて…本当に本当にすごい俳優さんだなあと思う」など絶賛の声が送られている。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」6話のあらすじ・ネタバレ

大隣総合病院に検査入院している久能整(菅田将暉)は、退院を翌日に控えた夜、病院の掲示板に秘められた暗号に導かれて院内にある温室へ。そこで整は『自省録』のページや行を組み合わせた数字で言葉を伝えるライカ(門脇麦)と出会った。ライカは数字で、翌日午後3時に再び温室に来るよう整に指示して姿を消す。
翌日、退院手続きを済ませた整は、ライカが指定した時間まで昼飯を食べようと病院のレストランへ。すると、患者の下戸陸太(岡山天音)とぶつかってしまう。整は謝るのだが、陸太は難癖をつけて許さない。だが、冷静に理詰めで返す整に陸太は辟易して去った。

3時になり、整が温室へ行くと床に数字が書かれている。『自省録』で確認すると、ある場所の土の中となっていた。整がそこを掘ると、何かが入ったビニール袋が出てくる。その時、整を静止する女性の悲鳴が。温室を管理する梅津真波(阿南敦子)だ。ビニール袋は、事情があって真波が埋めたものだった。真波から事情を聞いて、整は悩みを解決する。真波と別れた整は、桜の幹にピンで止められた封筒を発見。中を見ろというライカの数字に整が開封すると、落書きが描かれた塀の写真が入っていた。落書きは炎を象ったようなマークに見える。写真の裏には住所が記されていた。

整が写真に書かれた住所に行くと、一軒家が全焼したようだ。整は消防官や警官、野次馬の中に陸太を見つけた。整に見られていると知った陸太は話をしていた井原香音人(早乙女太一)と姿を消した。すると、いつの間にか整の隣にライカがいて…。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」6話のネタバレ・感想

大隣総合病院に検査入院していた久能整は、退院前夜に病院の掲示板に記された暗号を見つけ、院内の温室でライカと出会う。ライカは数字で翌日午後3時に再び温室に来るよう指示して姿を消す。翌日、退院手続きを済ませた整は、ライカが指定した時間まで昼食を取るため病院のレストランへ。そこで患者の下戸陸太(岡山さん)とぶつかる。難癖をつけてくる陸太に、冷静に理詰めで返す整に陸太は辟易して去る。

その後整はライカからの手紙を見つける。中には炎のマークの写真が。その裏に書かれた住所に向かうと、そこは放火現場だった。現場で風呂光はお香のような香りを感じ、青砥は「まさかな…」とつぶやく。そして整は下戸を見かける。さらにライカも現場に現れ、放火され両親が死んで子どもだけが助かった事件があったことを伝える…というのが今回のストーリー。

虐待を受けている子どもが炎のマークを描くと、井原香音人(早乙女さん)が“天使”としてやってきて親を焼殺する…下戸もかつて香音人に“助けられていた”。真実に近づきつつあった整に危機感を感じる下戸に、香音人は「一緒に燃やしちゃえば」と告げる…。

今回のエピソードのゲストとなる早乙女さんに「早乙女太一さんの香音人の、声と話し方がものすごくハマっていて、ゾクッとしました。」「天使が天使だった…美しいけど、既に切ないオーラがダダ漏れなのよ」「早乙女太一、猫を抱いてる美しい天使みがえぐい」といった反応が。

また岡山さんにも「岡山天音くんがカエル役やるの、すごく合ってるし勿論上手いしうれしい」「岡山天音くんいいなあほんとに……カエルにしか見えない……」「岡山天音くんの演技が良かったし雰囲気も良き」などの声が寄せられる。

またこれまではカレーを作り食べようとするも、電話がかかってきて外出する…といった展開が多かった整だが、今回はカレーを作り終え、ちゃんと食べるまでが描かれ、視聴者からも「整くんやっとカレー食べる所見れてよかった」「整くんがカレーを堪能できて本当に良かった」「整くんちゃんと食べられて良かったね」などの反応が続々と送られていた。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」7話のあらすじ・ネタバレ

ライカ(門脇麦)に導かれて、久能整(菅田将暉)は奇妙な放火殺人事件を調べ始めた。すると、放火された住居の家族は、親が死亡し子供だけが助かっている。また、風呂光聖子(伊藤沙莉)たち警察などの情報から、整は虐待された子供が親の殺害を依頼するという“炎の天使”に関する都市伝説サイトがあることを確認。そして、整は下戸陸太(岡山天音)も放火による火災で両親を亡くした事を知った。しかし、クリスマスイブの夜、大隣総合病院で行われるイベントの手伝いをして欲しいと陸太に呼ばれて倉庫に向かった整は襲われてしまう。倉庫には、入院している虐待疑いがある子供の両親も拘束されていた。

それより二日前。放火殺人事件を捜査する青砥成昭(筒井道隆)たち大隣警察署強行犯一係は、現場に残された炎のマークから、3年前に起きた同様の事件で証拠不十分で逮捕出来なかった井原香音人(早乙女太一)を洗うことになった。香音人は結局ボヤ程度の放火で逮捕され、医療少年院に服役後、半年前に釈放されたのだが、その後の足取りがつかめない。だが、イブの夜、青砥たちは放火犯“炎の天使”を扱う都市伝説サイトの管理人、鷲見翼(今井悠貴)も放火殺人事件で生き残った子供だった事を突き止めて事情を聞きに向かう。

その頃、整は陸太の弱点をついて形勢逆転に成功。“炎の天使”ではないかと問う整に、陸太は自分ではなく先輩だと答えた。整が先輩に会わせて欲しいと頼むと、陸太はとあるビルの一室へと連れて行き、香音人に引き合わせた。整は陸太と香音人の関係、放火殺人事件の真相を聞くことになる。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」7話のネタバレ・感想

イブの夜、大隣総合病院で行われるイベントの手伝いをして欲しいと陸太に頼まれた整だが、陸太によって倉庫に監禁されてしまう。一方、その2日前、青砥たちは放火殺人事件で香音人を洗うことに。イブの夜、青砥たちは放火犯“炎の天使”を扱う都市伝説サイトの管理人、鷲見翼(今井悠貴)も放火殺人事件で生き残った子供だった事を突き止め。事情を聞きに向かう。捕われた整も陸太の弱点をついて形勢逆転に成功。整は香音人と会い放火殺人事件の真相を聞くことになる…というのが今回のストーリー。

陸太に連れられ香音人の部屋で、2人から話を聞く整。こっそり風呂光に電話し会話を聞かせるのだが、風呂光は会話に奇妙な点を感じる。整は陸太に「あなたは香音人さんを殺したんですか」と問いかけ「僕は1度も香音人さんって人をみていません」と続け、以前火事の現場で陸太を見かけた際も1人だったことを指摘する。“天使”を辞めると言い出した香音人に見捨てられると思った陸太は、彼を刺殺。その後は自分の理想の香音人が生きていると思い込んでいたのだ。

衝撃展開に「まさかのイマジナリーフレンド」「ここめっちゃ原作鳥肌立ったとこ」「演出が最高にやばい…すご…うわ…漫画読んでるのに寒気がした」などの声が上がるなか、陸太を演じた岡本さんに改めて「岡山天音天才すぎるのう」「岡山天音くんがすごいことは分かった、、さすがだ…」といった反応も多数。

そこに現れるライカ。ライカは香音人の遺体を見ると最近の“天使”の仕事は雑で香音人のものとは思わなかったとつぶやき、何かを祈り出す。続いて青砥たちが突入してくる。するとライカは姿を消す…「ライカは、存在しない!?」「え?生きてるの?蛙の人の幻覚天使みたいにもう死んでるの?」「小日向文世さんが幽霊役だったから、もう一人いるんだろうな、とは思ってたけど、やっぱり」など、ライカの“正体”にも驚きの声が広がる。

また回想シーンで幼い整のもとに現れた女性役で水川あさみが登場。「水川あさみも出るんか!!結構豪華だな!」「出る情報出てた???急に出てきてびっくりしてんけど…」など、こちらにもざわめきが広がっている。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」8話のあらすじ・ネタバレ

久能整(菅田将暉)は美吉喜和(水川あさみ)の墓参りに行く。すると、そこには天達春生(鈴木浩介)がいて、かつて天達のパートナーだった喜和の命日を忘れないでいてくれたと整に礼を言う。そんな天達は、整に高校時代の同級生とゲストを呼んで、別荘でミステリー会を開くので来て欲しいと頼む。また、自分の講演会に風呂光聖子(伊藤沙莉)が来たことを話し、そこで風呂光から、整が警察に協力をしていることを聞いたので、ミステリー会で謎解きの腕前を披露して欲しいと言うのだ。整が答えに困っていると、天達はただ荷物運びや食事の片付けの手伝いのアルバイトだと安心させる。そして、ひとつだけ頼みがあるとある事を付け加えた。

約束の朝、整が待ち合わせ場所に行くと天達が車で迎えに来た。車に乗っている風呂光を見て整は驚く。風呂光が勉強熱心だったので誘ったと言う天達は、彼女が刑事だということは会に集まる人には教えないようにしようと二人に話した。

雪の中を走る天達の車は、蔦に覆われた山荘にたどり着く。天達曰く“アイビーハウスと”呼ばれているそうだ。天達や整たちを玄関で迎えたのは橘高勝(佐々木蔵之介)。他にも山荘内には、主人の蔦薫平(池内万作)が待っていた。天達と橘高、蔦は高校の同級生だ。蔦はミステリー会のゲストだとデラ(田口浩正)、パン(渋谷謙人)も招いている。
部屋割り振りなどを済ませ、夜になるとミステリー会が始まる。蔦は別荘の以前のオーナー夫人がバルコニーから転落して亡くなったことを話し始めた。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」9話のあらすじ・ネタバレ

整は、天達春生(鈴木浩介)に招かれ参加したミステリー会が行われている山荘で、かつて美吉喜和(水川あさみ)がストーカーに殺害されたという事実を知る。喜和だけでなく、ストーカーも暖炉にくべられた夾竹桃(きょうちくとう)の毒性の煙で死んでいる。最近、都内でもストーカーによる連続殺人が発生していると言う風呂光に、整は山荘に来る前、天達から「参加者の中に一人だけ嘘をつく人物がいるので見ていて欲しい」と頼まれたことを話す。すると、風呂光は天達から逆に「嘘をつかない人を見ていて欲しい」と言われたと言うではないか。整と風呂光は喜和の事件に何か裏があるのではないかと考え始める。

翌朝、目覚めた参加者たちは雪かきをする。整が天達に、喜和の事件に関して尋ねると、天達は第三者の進入の形跡はなかったが、ずっと事件について違和感があったと答えた。そして天達は整に、「とにかく会の状況を先入観なしに見て欲しい」と頼む。そんな時、風呂光は夾竹桃の枝が数本折れている事に気づいた。

雪かきを終え、整と風呂光がガレージで道具を片付けていると停電が発生し、電動シャッターが開かなくなり閉じ込められてしまう。整は橘高勝(佐々木蔵之介)がガレージに張ったテントの中から懐中電灯を持ち出す。整たちは山荘につながるドアを天達に開けてもらい解放される。停電の原因は送電線が雪の重みで切れてしまったためだった。復旧は夕方までかかりそうとのことでとりあえず昼飯を食べることになり、整はカレー作りを頼まれてしまう。参加者を観察する整は、ある事に気がついた。

月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」10話のあらすじ・ネタバレ

久能整(菅田将暉)とライカ(門脇麦)が大隣総合病院の温室で足湯を楽しんでいると、梅津真波(阿南敦子)が来て正月の過ごし方の話になる。病院に来る途中、神社を見かけた整が初詣に行かないかとライカを誘うと、真波も二人で行ってみたら良いと勧めた。ライカも承諾したので、整は元日午前3時に行こうと約束する。

二人きりの小イベントに整は大晦日からソワソワしながら過ごし、約束の時間に神社でライカと合流。お互いに初めての初詣に戸惑いながらもお参りをして、おみくじを引き、屋台のたこ焼きを頬張って楽しむ整とライカ。そんな二人を風呂光聖子(伊藤沙莉)と池本優人(尾上松也)が見かける。二人は年始のパトロールに駆り出されていたのだ。ライカを見た池本は何かに気がつくが、風呂光に二人の邪魔をしてはいけないと促されパトロールに戻る。

神社から出ると、ライカは焼肉を食べようと整を誘う。元日のこんな時間に空いている店はないと整は言うのだが、すでにライカが灯りの点いている焼肉店を見つけていた。整が店内をのぞくと、店主らしき浦部沢邦夫(堀部圭亮)と店員の沙也加(志田未来)がいる。整がまだ営業中か尋ねると、邦夫は閉めようとしていたと言う。ところが、沙也加は年明け早々の客を返してはダメだと邦夫をたしなめて、整とライカを迎え入れた。沙也加の言葉から、邦夫とは父娘の関係らしい。席に着くとライカが数字の暗号で整に何かを伝える。めんどくさがりながら『自省録』で確認する整。焼肉を食べ始めると、ライカは整に妹の千夜子の話をする。

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月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」のキャスト

久能整(くのう・ととのう) 演:菅田将暉

天然パーマにコンプレックスを持つ、友だちも彼女もひとりもいない、カレーをこよなく愛する大学生。

社会で「当たり前のこと」として流されていることに常に疑問を持ち、とことん考え抜く性格で、膨大な知識と独自の価値観による持論をあざやかに展開します。

たとえ周囲で何が起きていようとも喋らずにはいられないため、「うざい、面倒くさい」と言われ続けて生きて来た青年です。

菅田将暉のコメント

ドラマ『ミステリと言う勿れ』久能整役を演じます。

原作を読んだ時、衝撃でした。とにかく話が面白い。

会話劇。文化、価値観、哲学。人間、人間、人間。

日々見落としがちな寂しさを優しくすくい取っていく彼の生き様に一瞬で魅了されました。

同じ魚座のA型、uの音で終わる名前という類似点もあり、勝手ながら運命を感じながら、一つ一つ丁寧に演じさせて頂きました。

しかし、難役でした。彼の髪型のように僕の脳みそが爆発する毎日でした。

ですが彼の思考は、きっと今この世界を豊かにしてくれると信じています。

どうか少しでも皆さまの心が温かくなりますように。

彼の少し長いおしゃべりに耳を傾けてもらえますように。

風呂光聖子(ふろみつ・せいこ) 演:伊藤沙莉

整を事件捜査に巻き込む新人刑事。もともとは強い信念を持って警察官になった風呂光でしたが、男社会の警察組織の中でいつまで経っても刑事として独り立ちできず、心が折れそうな日々を送っていました。

一時は退職も考えていたのですが、とある事件をきっかけに整と出会い、その鋭い洞察力と観察力に強い感銘を受けます。

そして整との出会いによって、警察官への自分の信念に改めて気づき、刑事として成長していきます。

伊藤沙莉のコメント

『ミステリと言う勿れ』への出演が決まった時のご感想は?
「私は刑事という役を演じたことがなくて、刑事だけでなく職業に就いている役をずっと演じたいと思っていたので、まずそれがシンプルに嬉しかったです。そして、“こういう役をやるかもしれない”と聞いて、原作や台本を読ませていただいたら本当に興奮するぐらい面白かったのが素直な感想です。風呂光という役で、今回の作品に携われることがとても幸せだと感じて、早くクランクインしたいなと思いました。」

原作、台本の面白さ、どのようなところに惹かれましたか?
「物語で描かれる事件そのものも珍しいことが起きたりして、それを探偵でも刑事でもないただの大学生の久能整(菅田将暉)が解決してしまうのは面白いですね。また、整の目線で事件を追うからかもしれないのですが、心底邪悪な人物が実はあんまり出て来ないんですよ…これは犯人を含めてです。でも、それはきっと整のフィルターがかかっていないとそうは見えなくて、ただ人を殺害した悪い人になってしまいそう。整の見方、捉え方を周囲の人間が聞くことで、風呂光もそうですが、演じている私も“この人は、こういう事があったから、こういう人間になってしまったんだ”とか“こういう考え方だから、こういう行為に至ってしまったんだ”となるんです。整は淡々としているようで、さらっと人に寄り添っているような感じがしてしまうところも魅力的に思えます。」

風呂光はどのように演じようと思いましたか?
「イメージかもしれませんが、気が強い役をいただくことが多いんです。気が強いというか、オドオドしたところがあんまり無い役かな?立ち位置的に今回の風呂光のような役をいただいても、本当に仕事が出来ないポンコツやおバカさんキャラクターが多かったんです。風呂光は仕事に一生懸命向き合おうとしているのに、そのステージに立たせてもらえないのに踏ん張っています。だから、風呂光のような女性を演じさせていただけるのはすごく嬉しかったです。1話から終盤に向けて、風呂光は“気が強く”というよりも“芯が強く”なって行きます。その様がしっかりと演じられていたら良いなと思っています。」

風呂光は整から影響を受けますね?
「はい。風呂光は整に人間としての魅力を感じているでしょうし、それはきっと整が自分には無いもの、考え方や言葉を持っているからで、風呂光には勉強になっていると思うんです。風呂光は刑事という職業にやり甲斐を感じているし、それを強く感じたいとも思っています。風呂光の方が年齢は上ですが、若干ですけど整を師匠のように思っていそうなところもあるので…師弟関係?よくわからないんですが(笑)。そういう視点から、風呂光は整に好意を持っているのだろうな?と思います。」

菅田さんが演じる整はいかがですか?
「菅田さんは原作にすごく忠実に向き合っている印象があります。原作の絵として描かれる整も素敵なのですが、菅田さんが演じられることで“整という人間がそこにいる”というイメージになります。菅田さんご自身は原作のイメージを崩したく無いと考えられていると感じますが、その上に少し違う彩りが良い意味で加わっているので流石だなと思います。」

収録現場の雰囲気は?
「基本的にすごく楽しいです。私がゲラというのもありますが、面白いことがたくさん起こるのでずっと笑っています(笑)。和気藹々とした良い現場だと思います。例えば、今回は台本が先に出来ていて、シーンを台本順に撮らずに前後バラバラに撮影しているので、もうとっくに撮影が終わったと思っていたゲスト出演の方に久しぶりにお会いして、“まだ終わってなかったんだ!”というだけで、みんなで大笑いしたり。いつもワイワイしています。」

最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
「風呂光は応援して欲しいです。風呂光はやる気はあるんですが、最初は少しウジウジしたり一歩踏み出せないところがあって“ハッキリしろよ!”と思われるみなさんもいらっしゃるんじゃないかな?でも、1話での整との出会いから、どんどん明るくなりますし、やり甲斐、生き甲斐も次々に見つけて行きます。あちこち必死に駆けずり回る風呂光はいじらしいというか、良い子だなと私は思うので、そんな姿を応援してください。物語は残酷な事件が起きますが、その裏に温かいものがたくさんあって…。整の言葉は特に、ドラマをご覧になって救われる人や改めて考えさせられる方がたくさんいらっしゃると思います。そんなセリフの一言、一言を大切に聞いて、見ていただくと沁みる作品です。もちろん、全ての事件がハッピーエンドにはなりませんが、ものの捉え方を少し変えることで視野が広がったり、心が豊かになると思いますので、そういう面を感じながら作品に寄り添っていただけたら嬉しいです。」

池本優人(いけもと・ゆうと) 演:尾上松也

大隣署所属の若手巡査。お調子者で署内のムードメーカー的存在。

プライベートでは第1子出産を控えてナーバスになっている妻の扱いに手を焼いています。

事件の解明もさることながら、整の多岐に渡る知識や既成概念を覆す独自の思考によって家庭不和まで改善され、その後も公私に渡って整にアドバイスを求めるようになります。

尾上松也のコメント

『ミステリと言う勿れ』への出演が決まった時のお気持ちはいかがでしたか?
「原作が人気作品ということもありますし、今まで共演したことのないみなさんとのお仕事ということもあってワクワクしました。菅田(将暉)さん、筒井(道隆)さん、伊藤(沙莉)さんも初めての共演だったんです。そのような環境でお仕事をさせていただけるのは、とてもやり甲斐があると思いました。」

今作の原作、台本を読まれていかがでしたか?
「すごく独特の世界観というか…。特にドラマは、今回の出演者、スタッフにしか出来ないような空気感があります。脚本も原作同様、胸にぐっとくる話が多いです。整(菅田)の事件の解決の仕方は知的で個性的で、とても見応えのある作品になっていると感じました。」

池本は、どのように演じようと思われましたか?
「物語の構成から考えると、池本はどちらかと言えばムードメーカーのような?明るい刑事ですね。原作でも、結構無神経な面があったり、突拍子もないことを言ったり、おかしな場所から急に出てきたりするひょうきんなキャラクターです。ドラマの池本にも、そのイメージは残しつつ演じようと思っていましたが、刑事としての真っ直ぐさというところは表現しようと。決していい加減な仕事をしているのではないという、そこにひとつの芯が通っているキャラクターとして演じようと思いました。それは、整や風呂光(伊藤)との関係値や、青砥(筒井)たち先輩刑事をきちんとリスペクトしている面との違いで感じていただけるのではないでしょうか。おちゃらけているだけではなく、意外としっかりしているところを随所に持たせたいと考えながら演じました。同時に、人としての優しさも持ち合わせているキャラクターです。」

収録現場の雰囲気はいかがですか?
「僕は刑事役のみなさんと一緒のシーンにしかほとんどいなかったので、犯人側の方たちとは、ほぼご一緒していないんです。菅田さん、筒井さん、伊藤さんとずっと一緒にいる感じで、撮影自体はすごく楽しませていただきました。もちろん、シーンによっては現場がピリピリしていることもありますが、本番以外の僕たちは笑って過ごしているような感じです。刑事役チームはいつも平和な雰囲気で、スタッフのみなさんの声が大きくなるような緊張感の中でも、僕たちは爆笑しているような?(笑)筒井さんと伊藤さんが、本当によく笑っているので、僕はとても癒されました。」

菅田さんの印象は?
「菅田さんは僕より若いですが、とてもしっかりされている方ですね。このドラマに対する思いと責任感をとても感じました。整を演じることに向けた熱量ですね。僕自身は初共演になるのですが、演じていてとてもやりやすいというか、ストレスを感じることが全くない方です。収録の合間には、笑いの輪に入っているのですが、ふと気がつくと菅田さんは監督ととても真剣に話し合っていて…。そういう切り替えもサッと出来てしまうのもすごいと思いました。」

最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
「サスペンス要素も多いのですが、この作品の良さは、そこに人の心情や感情に訴えかける展開がたくさん詰まっていて考えさせられる面もたくさんあるところだと思います。そこが、既存のミステリー作品や探偵作品とは一味違うところです。また、非常に個性的なキャラクターたちの競演も楽しんでいただきたいです。そして、整の独特な空気感とテンポが醸し出す物語に、ぜひ惹き込まれてください。」

青砥成昭(あおと・なりあき) 演:筒井道隆

大隣署所属の警部。冷静沈着で頭が切れ、部下からの信頼も厚い青砥ですが、実は過去に誤認逮捕によるえん罪事件を起こした過去があります。

整と関わったことでこれまで正しいと信じてきた自身の考えに疑問を持ち、今一度過去の事件と向き合うことになるのです。

筒井道隆のコメント

『ミステリと言う勿れ』への出演オファーを受けられた時のご感想は?
「いただいた台本がすごく面白く、また原作も興味深い作品でしたので、これはぜひ出演させていただきたいとお受けしました。僕も整(菅田将暉)のように論理立てて考えたり、論破するのも好きなので…好きって言うのも変ですけど、そういう思考の人間なので、すごく共感出来ました。」

今作の面白さはどこに感じましたか?
「現在の人は、当たり前と思われる事をそのままスルーしてしまい、あまり深く考えることがないような気がします。この作品は、そんなスルーしてしまいがちな事を、キチンと噛み砕いて“これってこういう意味なんだよね?”と提示します。例えば、イジメ問題に関しても海外の事象に紐づけたりしながら、良い意味で平面的にならずに疑問点を説明していくんです。こういう視点の作品は、何気にあまり多くはないんです。日常の出来事へのちょっとした気づきのようなものがたくさんあるんです。しかも、繊細な話にもなっています。」

ミステリーですが、全体的に優しさもあるかと…。
「そうですね。大雑把な話ではなく、細かな機微が重要になってくるので、とても演じ甲斐があります。深いストーリーになっています。」

青砥はどのように演じようと思われましたか?
「まず、原作の通りのキャラクターにしようと思いました。その上で、整とのキャラクターの住み分けというか、色の違いを明確に出すことですね。そのために心がけたのは、頭の固そうなイメージの警察官をキチンと演じることです。そうすれば、自ずと整うとの違いが分かっていただけるのではないでしょうか?これは青砥だけでなく、キャラクターは違いますが池本(尾上松也)や風呂光(伊藤沙莉)にも言えることで、警察という組織の中で、今までは当たり前だと思っている仕事をこなしている。そこに、整が来て“ここはおかしくないですか?”という疑問を投げることで、ドラマを見ているみなさんもハッとしていただきたいですから。」

整を演じる菅田さんの印象は?
「すごい方だと思いました。収録初日にお会いした時は、菅田くんは風貌から原作の整のイメージ通りで“あっ、こういうストイックなアプローチで演じるのか”と。また、繊細なストーリーにアジャストしてくるセンスも感じました。僕は菅田くんとは初共演で、存在は知っていたのですが、キチンと作品を見たことがなかったのですが、改めてしっかりした方だと思ったんです。整はステレオタイプには語れないキャラクターなので、同じ感性を持っていないと演じるのは難しいかもしれません。その点、菅田くんはそれを持っていて、演じることで具現化していると思います。」

最後に視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
「昨年から続くコロナ禍で、僕自身は大丈夫だと思っていたのですが、さすがにここまで続くと疲れのようなものを感じてしまいます。そんな中で、一見ホワッとした感じの整の言葉、繊細な分析や気づきに共感出来ると思います。イジメや虐待についての難しい問題などもストーリーに出て来るんですが、整のグローバルな考え方から違う視点に“気づくこと”の大切さを、ぜひ感じていただきたいです。」

薮鑑造(やぶ・かんぞう) 演:遠藤憲一

大隣署の警部補。家族やプライベートよりも仕事を第一優先に生きて来た薮は、署内では仕事の鬼、刑事の鑑(かがみ)と呼ばれています。

妻と一人息子を事故で亡くしていますが、その際も捜査現場を離れられず、みとることができなかったという悲しい過去をもっています。

薮もまた、整と出会ったことで、人生が大きく変わっていくのですが…。

遠藤憲一のコメント

『ミステリと言う勿れ』への出演オファーを聞かれた時のご感想は?
「このドラマは2022年の1月からの放送ですが、僕はその前、2021年10月スタートの『ラジエーションハウスII』にも出演しているんですよ。ですので、同じ月ドラに続けて出演するのも面白いなと思ったのが最初の印象です(笑)。もちろん、役柄はまるで違うんですけど、フジテレビさんも面白いこと考えるな?と。」

原作や台本を最初に読まれた時はいかがでしたか?
「原作には触れたことがなかったので、最初にいただいた台本を読んだのですがビックリしました。全てのト書きや『・・・』、隅々までちゃんと意味がある、相当高度な台本だったので、まずそこに感動して、ぜひ出演したいと思ったんです。原作は、その後に読ませていただきました。台本にも通じるんですけど、主人公の久能整が話す一言、一言が胸にズキンとくる…家族との向き合い方とか、自分にもそういうところがあるのかなぁ?と、かなり突き刺さりました。整が普段の僕たちが見過ごしがちで、考えたこともなかったような心の中を見透かして来るような?これは視聴者の方にも、きっと共感していただけるのではないかと思います。」

薮は、どのように演じようと思われましたか?
「なるべく、2回見ても楽しんでいただけるように演じたいと思ったのですが、ストーリー自体がそういう作りになっているんです。見ていただいた後、『あれ?薮って最初はどういう考え方してたんだろう?』となるような?これは、みなさんに2回見ていただこうという意図があるわけではなく、原作も脚本も薮はそうなっているんです。その深みを僕が演じる薮にも出したいと思いました。その芝居に追いつくのは本当に大変なのですが、それだけ演じ甲斐もあります。」

薮はどのようなキャラクターですか?
「刑事という仕事に一生懸命な、とても普通の人間だと思います。でも、ある出来事で“たがが外れてしまう”というか、自分でも気づいていなかったものがどんどんあぶり出されてしまう典型のような?とにかく、特別な人ではないんですよ。みなさんもご自身に当てはめて考えると、仕事ばかりに突っ走って見失っていたことあるとか、家族との向き合い方がどこか間違っていたとか…。そういうものを知らせてくれるきっかけにはなるんじゃないでしょうか?僕は考えさせられちゃいました(笑)。僕にとっては、演じたことのない新しい刑事役になりました。」

収録現場の雰囲気はいかがでしたか?
「菅田(将暉)くんとは『民王』(テレビ朝日系)で父親役を演じて以来の共演になります。『民王』の直前には『ちゃんぽん食べたか』でも、菅田くんの父親役をやっていて…父親役しか演じていなかったので、まさか今作のような関係性での共演になるとは思っていませんでした。現場はとても刺激的です。難しい作品でもあるので、監督たちとはデリケートな意見交換をたくさんさせてもらいました。菅田くんもスタッフと意見交換をしていると思うんですけど、出演シーンが違っても、みんなでひとつの作品を作っていることを実感出来ました。」

共演されたみなさんの印象は?
「菅田くんは、心がとてもデリケートだということが体から滲み出すような人ですね。だからこそ、芝居でも歌でも国民的スターになっちゃう、本当に稀有な存在なんだと思います。僕は父親のような気分で『がんばってるなぁ』と菅田くんを見ていました。筒井(道隆)くんや、(伊藤)沙莉ちゃんとも共演していて…沙莉ちゃんとの共演は忘れていたのですが『以前、娘役をやっていたんですよ』と言われて、一気に思い出しました(笑)。ですので、刑事役のみなさんと演じるのは楽しかったです。」

最後に視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
「今までにない映像が仕上がると思います。まだ僕は、出来上がったものを見たわけではなく、どんな音楽がつくかもわかりませんけど、きっと新しい空気を醸し出す作品になると思うのですが…。僕が言うまでもなく、きっとみなさんはご覧になるんじゃないかな?(笑)。まずは、第1話からお楽しみいただければ嬉しいです。」

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