【平家物語】アニメ9話最新話の見逃し配信・動画の無料視聴方法!これまでのネタバレ

フジテレビで放送されているアニメ「平家物語」9話最新話のあらすじやネタバレ、キャスト・原作情報や無料動画や見逃し配信の無料視聴方法などについて紹介したいと思います。

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アニメ「平家物語」9話のあらすじ・ネタバレ

「平家流るる」

京を捨てて西に逃れる平家一門。入れ替わりで源氏の白旗がはためく京に戻ってきたびわは、静御前らとともに丹後をめざす。
後白河法皇が後鳥羽天皇を擁し、かつて重盛に仕えていた者たちも次々と源氏側に寝返っていく。
福原を落ち、大宰府からも拒否され、疲弊しながら歩き続ける一門は、とうとう海まで追いやられる。

解説コラム「海と平家」とは
平家はなぜ海をさまよい、海で滅びたのでしょう。

平清盛は父・忠盛とともに西国の海賊討伐で功績をあげました。こうして平家は海との関係を深めながら、海外の国と「貿易」ビジネスをはじめ、海の戦いを得意とする「水軍」を作り、平家と海との関係ができあがりました。

源義仲の入京を目前に平家は京の都を捨てて福原(現在の神戸市兵庫区付近)へ移動します。福原は日宋貿易の拠点として清盛が心血を注いで改修した港「大輪田泊(おおわだのとまり)」のすぐ近くでした。ここに清盛は都を造営して、安徳天皇の住まいとして、京都に代わる新しい都「福原京」として京都の都から遷都します。しかし源氏の挙兵とともにまた京の都へと都を戻し、わずか数か月で夢のように終わった都でした。しかし、大宰府へ移動する際、平家自ら火を放ち、その後、義仲らも火を放ち、福原京は灰燼に帰します。

大宰府は九州の諸国の行政管理や海外からの使節・渡来人の対応などをつかさどる役所で、特に朝廷と諸外国との窓口でした。そして、大宰府は清盛が若いころ大宰少弐(ださいのしょうに)という職に就いた場所でした。平家はその時の清盛の部下・緒方惟義を頼りつつ、この地で都を建設し、再起をはかります。しかし、惟義は「今は今、昔は昔」と応え、大宰府からの退去を伝えます。ここから平家滅亡のカウントダウンが始まります。

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アニメ「平家物語」のこれまでのあらすじ・ネタバレ

アニメ「平家物語」1話のあらすじ・ネタバレ

「平家にあらざれば人にあらず」

平安末期の京都。平家一門は、権力・武力・財力、あらゆる面で栄華を極めようとしていた。
天皇をもしのぐ勢いで野心を募らせる父・平清盛を危うく感じる長男の重盛はある夜、邸内で琵琶法師の少女・びわと出会い、平家の滅亡を予言される。
重盛とびわには、ともに見えないものが見える「目」を持つという共通点があった。

解説コラム「太政大臣」とは
平清盛は、伊勢平氏を率いる武家の棟梁として、天皇と上皇、貴族・藤原氏の仲間割れ、源氏とのあらそいに巻き込まれつつも最終的に勝ち残り、朝廷での権力を得ていきました。そして、武士としては日本史上初めて、1167年、朝廷の最高の官職・太政大臣(だいじょうだいじん)になりました。太政大臣の官職は、本来、貴族社会の藤原氏などが独占していたのですが、清盛はこの座につくことで朝廷・貴族社会の頂点に君臨することとなります。

しかし、清盛はこの太政大臣をわずか三か月でやめてしまいます。清盛は太政大臣になったという事実だけが大切で、その3か月で平氏の人々が朝廷の高官になれるよう後押しをし、一方で日宋貿易の拠点として大輪田泊(現兵庫県・現神戸港西側)の大改修に心血を注ぎました。

平氏が権力を得るまでの武士は朝廷・貴族らの「番犬」として、戦争の道具として、低い立場として扱われていたのが、清盛によって完全にひっくり返されました。日本の支配者が朝廷や貴族から武士に代わる古代から中世への大転換がはじまったのです。本作品は、こうして清盛が平家と自らが得た栄華の頂点から紐解かれます。

太政大臣になったとき、きっと清盛は一族の前で言ったとおもいます。「おもしろかろう?」と。おそらくは太政大臣をやめたときも。

アニメ「平家物語」2話のあらすじ・ネタバレ

「娑婆の栄華は夢のゆめ」

資盛が天皇の摂政に無礼を働いて制裁を受け、それに清盛が報復したことで、平家に対する批判が噴出する。
重盛は資盛を伊勢に謹慎させ、自身も職を辞することで少しでも批判を治めようとするが、それがおもしろくない清盛。
そんな中、徳子が後白河法皇の息子・高倉天皇に入内することが決まる。

解説コラム「白拍子」とは
白拍子は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて流行した歌と舞のことで、これを演じた人々の呼び名です。もともと白拍子は男性が踊る舞であったので、女性が男装をして舞い、仏や神と人のかかわりや縁を歌いました。白拍子が生まれたのは「平家物語」の舞台となった時代より少し前の事といわれていますから、清盛のころはそれこそ最先端のエンターテインメントで、都で名をあげるものも少なくなかったようです。人々の集まる場所で、神社の神楽のようなにぎやかな伴奏で歌舞を披露し、人々と交流し、大変な人気を得ていました。

そんな白拍子を時の権力者たちが見過ごすわけはありません。朝廷や院、貴族たちはこぞって白拍子を自らの邸宅に招き、その歌舞を披露させました。この物語の第一話に出ていた祇王もそんな一人でした。一足早く清盛の寵愛をうけていた祇王・祇女によっていざなわれ、清盛の前で当時の流行歌であった今様を歌い、さらにその場の機転でアドリブの今様を歌い、アドリブの舞を披露し、清盛にたいそう気に入られ寵愛されることとなりました。

祇王・祇女や仏御前は平清盛という後ろ盾を得たものの、自由な上演や人々と接する機会が減り、もしかすると自由な創作の心を失っていった、心の自由を失ってしまったのかもしれません。

アニメ「平家物語」3話のあらすじ・ネタバレ

「鹿ケ谷の陰謀」

維盛・資盛・清経らとともに、厳島神社に赴くびわ。
入内して6年になるが子を授かる気配のない徳子のために、一行は厳島神社に祈願の舞を捧げる。
一方、重盛は藤原氏と延暦寺のいさかい、これをもてあます後白河法皇に頭を悩ませていた。
さらにその裏では、源氏の力を借りて平家を討つ密議が交わされようとしていた。

解説コラム「厳島神社」とは
厳島神社は広島湾の厳島(宮島)にある神社です。日本三景の一つ、「安芸の宮島」とはこの厳島のことです。平清盛をはじめとする平氏の人々はこの神社に篤く信仰をよせていました。海に立つ大鳥居の風景といえば、「ああ、あそこか」と思うでしょう。潮の満ち引きにより変わる風景の中に鎮座する厳島神社の赤く塗られた社殿は青い海に映えます。本作品でも維盛らの少年時代、びわとともに干潮で海の引いた大鳥居のあたりで遊ぶ姿が描かれていますよね。またストーリーの重要な節目ではかならず平家の人々とこの神社が描かれます。

清盛らの信仰は大変なもので、神主の佐伯景弘を援助し、1168年に社殿の大改築をおこないました。現在の社殿は1571年に戦国大名の毛利氏が造営したものです。本作品に描かれる社殿は鎌倉時代末期の国宝「一遍聖絵」に描かれたものを用いており、現在とは異なるものです。また、この神社には清盛が奉納した「平家納経」や工芸品、武具・甲冑などが大切にまもられ現在に伝えられています。そうしたもののなかの甲冑なども本作品の随所に出てくる武士たちの甲冑のモデルになっていたりもするのです。

清盛や平家の人々はこの神社を訪れ、何を想い、どんな願いをかけたのでしょうね。

アニメ「平家物語」4話のあらすじ・ネタバレ

「無文の沙汰」

待望の御子を授かったにもかかわらず、病床に臥せってしまった徳子。
見舞いにきた重盛が片目で周囲を見ると、密議の陰謀で処分された者たちの怨霊が蠢いていた。
恩赦によって流罪になった者たちが解放され、徳子の息子が無事産まれるが、平家の立場はいっそう難しいものとなっていた。

解説コラム「小烏丸」とは
第四話「無文の沙汰」で、重盛は息子の維盛を呼び太刀を贈ります。それをみるや維盛は「これは、もしや代々平家に伝わる名刀、小烏ですか…?」と重盛に問います。刀は無文の大刀でしたが、重盛の維盛に対する遺言を伝える重要なシーンです。

平安時代以来、武士や貴族の家々には、現代「宝刀」と呼ぶ、その家々に深い由縁のある刀剣が大切に受け継がれていました。

現在、宮内庁に「大和国天国(あまくに)御太刀(小烏丸)」といわれる太刀が伝えられています。平安時代中期ころの作であまり反りがきつくなく、日本で作られた平安時代以降の刀剣は片刃であるのに対して、この太刀は刀身のなかほどまでが両刃の特徴的な太刀です。これが本当に平家の小烏丸かどうかはわかりませんが、存在感のある素晴らしい太刀です。維盛の言う「小烏丸」は、平安時代の初めの桓武天皇が天照大神につかえる三本足の神鳥、八咫烏からさずかったというもので、これが名前の由縁です。このあと、東国で起きた平将門の乱の鎮圧時に平貞盛(清盛たちの先祖)が朝廷からいただき、のち、平家が保管していました。「平家物語」によると源氏に勝った平治の乱のとき、重盛がこの小烏丸を持っていたとあり、同じく維盛の手に渡ったようです。しかし維盛が那智の沖合で入水するとき、平家に伝わった甲冑「唐皮(からかわ)」とともに資盛に託されますが、小烏丸と唐皮の鎧は三種の神器とともに海中に没したとも言われています。

もし、壇ノ浦で海中に没したのだとしたらこの太刀は平家と命運をともにしたことになります。小烏丸は平家の繁栄を象徴するような太刀とも言えるかもしれません。

アニメ「平家物語」5話のあらすじ・ネタバレ

「橋合戦」

重盛の死を受け、「未来が見えても変えることはできない」と嘆くびわ。
その左目は、いつの間にか重盛の目と同じ色になっていた。
重盛に代わり弟の宗盛が平家の頭領になるが、後白河法皇は平家の勢力を削ごうと動き始める。
これに反発した清盛は、三種の神器とともに幼い安徳天皇の即位を急ぐ。

解説コラム「流罪・恩赦」とは
流罪は、すべての社会的地位を奪い、都から離れた遠国に強制移住させるものです。朝廷が定めた、笞(笞打ち)・杖(杖打ち)・徒(強制労働)・流(流罪)・死(死刑)とよばれる五刑の一つで、死罪の次に重い刑罰でしたが実質的には流罪がもっとも重い刑罰でした。

「平家物語」では、鹿ヶ谷の陰謀で流罪となった人々のうち、反平家のたくらみをくわだてた西光は死罪、後白河院近臣の藤原成親は備前国(岡山県)に子の成経や平康頼、俊寛らは九州の鬼界ヶ島に流罪となりました。

鹿ヶ谷の陰謀の事後処理がおわったのち、高倉天皇のもとに中宮として嫁いだ徳子が懐妊しますが、経過はよくなく、徳子の生命やおなかに宿した新たな命の先行きが危ぶまれてきました。そんなおり、西光や流刑地で食事も与えられず死んだ成親を含め、今まで清盛の関わった事件などで命を落とした人々の怨念、悪霊、さらには鬼界ヶ島で流刑に服す鹿ヶ谷の陰謀にかかわった人々の生霊までもが、物の怪として徳子に取り付いていることがわかります。鬼界ヶ島の流人たちの恩赦(罪を赦すこと)こそが、徳子の出産を無事に終える最善の策であると人々は考えました。そして恩赦がおこなわれたのです。恩赦は「非常赦」と呼ばれ、流罪の人々にはしばしば行われるものでした。

鹿ヶ谷の陰謀にたいする清盛の怒りはすさまじく、娘・徳子のために恩赦をおこないながらも、俊寛はただ一人、海中の孤島に残され生涯を終えます。恩赦で都へ帰る人々を見送る俊寛の無念や絶望感は並大抵のものではなかったでしょう。清盛の俊寛に対する追い打ちのような仕打ち、清盛が武士であることを思い出させるエピソードでもあるのです。

アニメ「平家物語」6話のあらすじ・ネタバレ

「都遷り」

平家への風当たりが強まるなか、京からの遷都が決まり、慌ただしく引っ越しの準備をする資盛・清経・びわ。
たどり着いた福原の海岸で、兄弟たちはいとこ違いの敦盛と出会う。
月を見ながら笛を吹き、束の間の交流を楽しむびわたちだったが、清盛の邸では物の怪による変事が相次いでいた。

解説コラム「今様」とは
今様は「いまよう」と読み、「現代風」「最新流行の」という意味です。今様以前の和歌や漢詩などに対する新しい文芸で、「平家物語」の舞台となった時代より少し前ころから、都を中心にはやっていった歌です。

今様は仏への祈り、人々の心などあらゆるものをテーマとしています。和歌のような七五音4句が基本といわれますが、そうではないものや、長いもの、短いものなど色々な種類がある自由なものでした。貴族や僧侶などの都周辺の文化圏で生まれたものですが、地方ではやっていたものも都にもたらされ、混ざり合っていったようです。操り人形による寸劇などで生計を立てていた傀儡女(くぐつめ)や白拍子、遊女などが広めたともいわれています。本作品の後白河法皇は史実においても今様が大好きで、当時、都周辺ではやっていた今様をあつめた「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)」という本を作ったほどでした。宴会での出し物になったり、仕事をしながら気がついたら歌っていたり、それくらい当時の人々の身近な楽しみであったのです。しかし後白河法皇がすごいのは「今様合(いまようあわせ)」というゲームまで考案し、1174年9月に15日間にわたって法住寺殿でおこなったことでしょう。

後白河法皇という人を考えるとき、今様は切っても切れないものであり、この時代の空気や雰囲気を考えるうえでも大切な事柄なのです。なにより、歴史には残りにくい名もなき人々の心を、現代に我々に伝えてくれることは見逃せません。

アニメ「平家物語」7話のあらすじ・ネタバレ

「清盛、死す」

源頼朝が、遂に後白河法皇の院宣を受けて挙兵。維盛率いる平家の兵は富士川の戦いであえなく敗走する。
半年とおかず福原から京に戻ってきた平家一門は南都の僧たちからも朝廷からも警戒され、ますます孤立していく。
年が明け、高倉上皇が危篤状態に陥る。清盛は徳子に今後の身の振り方を提案するが……。

解説コラム「南都」とは
南都とは、平安京の北嶺(比叡山延暦寺)と相対する意味での大和国・南都興福寺を指します。本作品にも出てくる貴族・藤原氏代々の信仰を得た氏寺(一族の祈願所としてある寺院)でした。平安時代には藤原氏の信仰と援助を背景に付近の諸寺を支配下に入れ、周囲に収入源である荘園と呼ばれる私有地を多数所有しました。藤原氏の強大な政治権力を背景に大和国における有力な政治的地位を得て、興福寺のすることには誰も口出しができないほどでした。それだけの規模の大きな寺院で、周囲の人々とトラブルが起きることも多く、当時の人々に「悪僧」(悪いの意味ではなく強いの意)と呼ばれた、僧兵(武装した僧侶)を持つようになります。その軍事力は寺院という宗教・信仰というだれも非難や口出しのしづらい宗教的権威を助けとして、どんどん強大なものとなっていきます。こうした僧兵は都の比叡山延暦寺にもいて、「平家物語」でも都の中に押しかけてきて朝廷に自分たちの要求を認めさせようとし、清盛や重盛が軍勢を率いて鎮圧します。

本作品では、清盛以下の人々が南都ばかりではなく北嶺にもとても気を遣う様子が描かれています。しかし、清盛は南都や北嶺に敬意をはらいつつも、政治にまで寺院が宗教的な権威や僧兵という軍事力をふりかざして口出しすることに、武士の本領である武力で徹底的に対抗します。この後の時代の源頼朝による鎌倉幕府は禅宗などのように僧兵などをもたない宗派を厚く信仰したことからも、清盛の判断はけっして誤りでなかったのです。

アニメ「平家物語」8話のあらすじ・ネタバレ

「都落ち」

清盛の死を受けて動揺する一門を離れ、母探しの旅に出たびわは、各地で平家と源氏の戦の状況を耳にする。
奮闘する知盛や重衡らを尻目に、頭領の宗盛は京で宴三昧の日々を送っていた。
源氏側につく者が増えるなか、維盛は木曽義仲に大敗を喫し、引き返せないほど精神的に追い詰められていく。

解説コラム「源氏の勃興」とは
平安時代を通じて、源氏と平家はさまざまな地方の兵乱の鎮圧で功績をあげます。ところが、源頼朝の祖父にあたる為義の時代、1156年保元の乱が起こります。天皇家の跡目争いに貴族や源氏・平家も巻き込まれ、さらに、3年後の平治の乱では義朝・頼朝父子は清盛と戦い、敗北しました。義朝は逃げた先で討たれ、頼朝は捕らえられ、伊豆に流されます。平清盛はこの戦いの勝利を機に朝廷での権力を高めました。平氏は、院・上皇と近い関係を築き、日宋貿易によって富を得て、朝廷の高官を一族で独占し、娘・徳子を高倉天皇の中宮として入内、その権力は頂点に達します。

この作品で描かれる平家と源氏の戦いの原点は、平家、というよりも清盛とその強引な政治手腕への反感にあったようです。また、平家の栄華は自らの氏の繁栄のみを望むもので、武士たちすべてにとって住みやすい世の中を作ろうとするものでなかった点が、平家が武士たちの支持を得られなかった最大の理由です。頼朝は伊豆に流され、周囲の武士たちの協力を得て再起し、鎌倉幕府を開く過程で、東国武士たちの協力を得ていきます。頼朝が目指したのは、朝廷や院を越えることではなく、武士たちのための政権をつくり、政治をおこなうことでした。このことが平家に不満をもつ武士たちにも届き、次々に源氏方へ寝返っていくきっかけとなりました。

平家は、当時の朝廷の政治に武士が積極的にかかわるきっかけをつくり、それをさらに発展させて、武士自身のためによりよい世の中を作ろうとしたのが源氏と考えるといいのかもしれません。ですから、この作品で描かれる15年間は本当に日本の歴史の大転換点であったのです。

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