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気になる番組は何回も見たいし、TVer(ティーバー)やGYAO!(ギャオ)、加入者の多いHulu(フールー)やNetflix(ネットフリックス)など、どういったサービスで観れるんだろう?って気になりますよね?
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目次
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「WBC(ワールドベースボールクラシック)」2023日本×チェコ
2023ワールドベースボールクラシック 1次ラウンド 日本×チェコ
14年ぶりの王座奪還へ!大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希ら史上最強メンバーが集結!予選を勝ち抜いてきたダークホース・チェコに挑む!
▽大谷翔平(エンゼルス)、ダルビッシュ有(パドレス)、吉田正尚(レッドソックス)、ヌートバー(カージナルス)のメジャーリーガーに加え、“令和の怪物”佐々木朗希(ロッテ)、史上最年少三冠王の村上宗隆(ヤクルト)ら最強メンバー!
▽相手は予選を勝ち抜いてきたダークホース・チェコ!仕事と野球を両立する二刀流軍団が、世界の野球に革命を起こす!
◇出場予定選手
ダルビッシュ有(パドレス)
戸郷翔征(巨人)
松井裕樹(楽天)
佐々木朗希(ロッテ)
大勢(巨人)
大谷翔平(エンゼルス)
伊藤大海(日本ハム)
山本由伸(オリックス)
栗林良吏(広島)
今永昇太(DeNA)
湯浅京己(阪神)
宇田川優希(オリックス)
髙橋宏斗(中日)
宮城大弥(オリックス)
高橋奎二(ヤクルト)
甲斐拓也(ソフトバンク)
大城卓三(巨人)
中村悠平(ヤクルト)
山田哲人(ヤクルト)
源田壮亮(西武)
牧秀悟(DeNA)
牧原大成(ソフトバンク)
中野拓夢(阪神)
岡本和真(巨人)
山川穂高(西武)
村上宗隆(ヤクルト)
近藤健介(ソフトバンク)
周東佑京(ソフトバンク)
ラーズ・ヌートバー(カージナルス)
吉田正尚(レッドソックス)
「WBC(ワールドベースボールクラシック)」の出演者
【侍ジャパン公認サポートキャプテン】中居正広
【解説】古田敦也、松坂大輔
【実況】清水俊輔(テレビ朝日アナウンサー)
【リポーター】三上大樹(テレビ朝日アナウンサー)
※DAZNで配信可能性あり
「中居正広」について
「中居正広」は、日本の男性タレント、司会者、俳優、歌手、慈善活動家。男性アイドルグループSMAP全活動期のメンバー(1988年 – 2016年)。神奈川県藤沢市出身。芸能事務所のんびりなかい代表取締役社長。
神奈川県藤沢市生まれ。1986年、14歳の時にジャニーズ事務所に入所。同年の後楽園球場でのジャニーズ野球大会が初仕事である。その後、ジャニーズJr.内グループ『スケートボーイズ』のメンバーとなる。1988年4月、同グループから木村拓哉、稲垣吾郎、森且行(現・オートレース選手)、草彅剛、香取慎吾とともに選ばれ、男性アイドルグループ『SMAP』を結成。グループの中では最年長で、リーダーを務める。
1989年、TBSドラマ『時間ですよ 平成元年』において俳優デビュー。
1994年、フジテレビ『笑っていいとも!』のレギュラーとなり、2014年3月の番組終了まで20年間出演。
1995年、『味いちもんめ』において連続ドラマ初主演。テレビ朝日『サンデージャングル』においてスポーツキャスターを初担当。
1997年『第48回NHK紅白歌合戦』において、白組司会に抜擢される。25歳での白組司会は番組最年少記録となった。その後、通算6回司会を担当。2007年『第58回NHK紅白歌合戦』では紅組司会を担当。
1998年からフジテレビ『FNS27時間テレビ』の総合司会を3年連続で担当し、その後もナインティナインと共にを含め、通算8回総合司会を担当。2016年は司会者リレー方式で該当番組部で担当。
2000年3月31日、東京ドームにおいて行われた巨人の開幕戦(対戦相手は広島)にて、試合開始前の開幕セレモニーでの国歌「君が代」独唱を担当。
2004年、TBSのオリンピックキャスターを務め、2006年以降のオリンピック時も同局のキャスターを担当。
2009年、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、テレビ朝日の「日本代表サポートキャプテン」に就任。
2009年、自身の私服を集めた写真集『私服だらけの中居正広増刊号 〜輝いて〜』が発売。同年のオリコン年間”本”ランキングのタレント本部門で1位を獲得するヒットとなった。以後、シリーズ化され第4弾まで発売。シリーズ累計で75万部を売り上げた(オリコン調べ)。
2009年、ドキュメンタリー映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』(10月28日公開)のワールドプレミア(開催は米・ロサンゼルスで10月27日)に、日本で唯一のゲストとして招待を受け参加。
2013年、第3回ワールド・ベースボール・クラシックにおいて、日本野球機構により日本プロ野球史上初の公認サポーターである「WBC 侍ジャパン公認サポーター」に就任し、テレビ朝日とTBSのWBC中継番組にも出演。
2015年6月上旬、喉の腫瘍手術を行った。
2016年12月31日をもってSMAPが解散となったことに伴い、ソロタレントとなる。
2017年、第4回ワールド・ベースボール・クラシックにおいて、2大会連続で「侍ジャパン公認サポートキャプテン」に就任。
2020年2月21日、記者会見を開き、3月31日をもってジャニーズ事務所を退所し、4月から個人事務所「株式会社のんびりなかい」に所属することを発表。同事務所は、父の命日となる2月19日に設立している。
神奈川県出身ではあるが、自身のルーツは北海道であり、父・正志が北海道岩内町出身。婚期を逃し続ける中居を嘆いていたこともあった。2015年2月に喉頭癌のため死去。
三兄弟の末っ子である。
倹約家として知られ「ガムテープで補強された椅子を使い続けている」「セロハンテープで蓋を閉めた炊飯器を愛用していた」といったエピソードがある。また、父の正志も物欲がなく、父の日のお祝いを「俺を父親にしてくれた子供たちに感謝する日なんだから、お祝いはいらない」と言って断ったとされる。
好きな色は赤、真紅で、赤を絶賛している。
レギュラー番組の年内最後の収録ではスタッフや共演者に叙々苑などの比較的高価な弁当を差し入れする事が恒例となっている。
大食いであり、番組のロケ収録後に炒飯8人前と固焼きそば8人前を平らげたことがあったり、朝から炒飯や餃子を食べている。好きな食べ物は、卵かけご飯、生姜焼き定食、餃子、ラーメン、つけ麺、固焼きそば、炒飯、カツカレー、エビパン、鍋、豚軟骨のツミレ、クラムチャウダー、ハンバーグ、ベーコンエッグ、豚団子、刺身(特にマグロの赤身)、焼鮭、かしらの塩焼き、焼肉、イカ納豆、えのき、ピーマンの天ぷら、キュウリ、焼きそば、お好み焼き。
自身の歌唱力の不足に関しては度々自虐ネタにして笑いを誘っている。ただし、斉藤和義からは「ショーケンさん(萩原健一)とかそっち系の歌い方」「自信持った方がいいと思います」、出川哲朗からは「コレ言うと超怒るんだけどホントに怒るんだけど、ガチで歌ったら超うまいんですよ、それをテレビじゃ絶対やらないの」と肯定的な評価もなされている。
司会業で多くの人と接する上での処世術として「好きな人を作ってしまうと、苦手な人ができてしまう。そうなると苦手な人が来るとやり難くなる」という理由で「好きな人も作らないようにしている」と語っており「何か相性が合うなって言う人を作らないように気を付けていたら、いつの間にか嫌いな人がいなくなりました」とも述べている。
NHK『連続テレビ小説』への出演願望があることを明かしている。
自身が選択した大手芸能事務所からの独立に関しては安易に他人には推奨しないと語っている。特に独立直後には新型コロナウイルス感染症の世界的流行が発生したため、それに関連する苦労もあったことを言及している。
前述の通り、中居は2015年6月に喉の腫瘍を摘出する手術をしている。腫瘍が発見された際、主治医から「悪性だった場合は喉頭癌(の可能性もある)」と言われたため、上記の理由で父は死去したことから「すごいDNAだなと思った」と振り返っている。しかし、のちに他の番組にて医師の見解によると、良性のポリープでDNAは関係なく、喉頭癌の原因はDNAよりも加齢や飲酒、喫煙だという。
違法薬物の存在や薬物乱用について「やってはいけないことはやってはいけない。その1つに限るんじゃないでしょうか」「もし捕まったら(違約金を)払わないといけないと分かっていても、やめられないのがドラッグなのかなと思います」「10億も、20億も、違約金を想定しても、使いたいと思うのは、悪魔の薬なんでしょう」と批判的に語っている。
薬物乱用による逮捕者にミュージシャンが多いことに対する憤りも吐露しており、松本人志の「結局、何がアカンってすごくベタで申し訳ないけど、覚醒剤って人に迷惑かけるから、自分で勝手に楽しんで勝手に野垂れ死ぬ分には知らんけど、酒乱もそうなんですけど、人に迷惑かけるのは本当にやめてほしい」という発言にも「分かる」と同意した。
2020年7月22日に放送された水曜日のダウンタウンの「古今東西 日本人知名度ランキング」では、7位(93.2%)にランクインした。存命の60歳以下の人物としては、唯一のTOP10のランクインだった。
身長は本人によると「168㎝」であり、これは笑っていいともで行われた身長測定での168.5㎝と合致する。
インターネットショッピングを一度もした事がないという。
チャリティー活動
1995年3月に第67回選抜高等学校野球大会の開会式を中継したラジオ番組に電話出演。『被災地の人を勇気づけられるよう、一生懸命頑張ってください』という高校球児に向けたメッセージを送り、この日の出演料を全額ラジオ局の義援金係に寄付した。
2011年の東日本大震災発災後は友人たちと福島県を訪れてがれきの撤去や炊き出しに協力した。当時中居はこれについて「偽善と言われることに不安もあったけれど、今はそんなことを言っている場合じゃない」といった考えを語っていた。
東日本大震災発生後の3カ月で、SMAPのメンバー5人が日本赤十字社に寄付した義援金は少なくとも総額4億円以上であり、その内の2億円が中居によるものと報じたメディアもあった。現在も毎年3月11日の前後には義援金を寄付しているという。また、継続的に義援金を呼びかけていた『SMAP×SMAP』(フジテレビ)の終了後は、自身のラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で呼びかけを続けている。
2016年の熊本地震では1回目は単身(4月25日)、2回目以降は笑福亭鶴瓶・岡村隆史(5月7日)や香取慎吾(5月15日)と共に避難所や学校を訪れてラーメンやチャーハンの炊き出しや、アイスクリームや携帯用ゲーム機などを配ったり、マッサージチェア1台と電動足もみ器3台や子供向けのおもちゃなどを贈呈するといった活動を行った。
2020年の新型コロナウイルス蔓延の現状を鑑み「東京コロナ医療支援基金」と「LOVE POCKET FUND(愛のポケット基金)」にそれぞれ1,000万円を寄付した。
新型コロナウイルスの治療に携わる医療従事者に叙々苑の弁当の差し入れを度々行った事が報じられている。
後述した2021年の紺綬褒章の受章は国や地方公共団体などに私財を500万円以上寄付したこと、賞杯と漆塗りの木製の杯の授与は1,500万円以上寄付したことが称えられたことによるものである。
野球関連
小学生の頃に少年野球チームに所属していたが、本人によると野球肘により野球の道を断念したとのこと。野球フリークであり、プロ野球では読売ジャイアンツと原辰徳のファンであるが、1992年の『プロ野球ai』においては、「巨人・原辰徳や、阪神・掛布雅之に憧れた世代」と発表。阪神ファンの機関紙『月刊タイガース』200号において「湘南出身なのにタイガースファンの中居です」とコメントを寄せていたことが『宝島』の投稿コーナー「VOW」にも取り上げられた。また、山本圭壱が監督を務める草野球チームに所属していたことがある。
2013年の第3回ワールド・ベースボール・クラシックから侍JAPAN公認サポートキャプテンに就任している。
中居の野球・巨人好きは球界関係者にも広く知られており、特に原辰徳からは「(爆笑問題の)田中さんと中居くんだけはジャイアンツの選手だと思ってる」と言われている。また、様々な選手のルーティーンを真似る事がある。
番組で共演した経験のある清原和博とはプライベートでの交流はないが「キヨさんから学んだこといっぱいある」としている。2016年の逮捕後も気にかけており、2018年には著書『清原和博 告白』を自ら購入し読んだ感想を語ったり、2020年には清原のサイン入りの著書『薬物依存症』を関係者を通じて貰ったりしている。
SMAP・ジャニーズ関連
好きなSMAPのシングル曲として「Mistake!」を挙げている。理由として好きになる基準は「まずメロディーが一番大事でしょ。次ね、振り付けが好きか嫌いか。で、次、衣装が自分の好きなものかどうか。あと平均的に5人がかっこいいかってのがある」と語っており、それに該当するのがこの曲であるとしている。
2013年4月放送の『SMAP×SMAP SMAPはじめての5人旅スペシャル』にて兵衛向陽閣のカラオケスナックを貸し切り各メンバーがSMAPの曲を合計24曲歌い、最後の曲となったBEST FRIENDを聞いた際には感極まって号泣し「おれ100人だったら相手できる」「10人が突っかかってきても、おれ絶対SMAPを守れるよ」と発言した。
2013年、後輩グループ・Kis-My-Ft2の横尾渉・宮田俊哉・二階堂高嗣・千賀健永による派生ユニット・舞祭組をプロデュースし、『なかいさん』名義において作詞・作曲・振付を担当。
「ワールド・ベースボール・クラシック」について
「ワールド・ベースボール・クラシック」は、、メジャーリーグベースボール(MLB)機構とMLB選手会により立ち上げられたワールド・ベースボール・クラシック・インク(WBCI)が主催する、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)公認の野球の世界一決定戦。
開催経緯
1990年代後半頃からメジャーリーグベースボール(MLB)では、東アジアや北中米カリブ海諸国の選手を中心にMLBの国際化が進み、彼らの様なアメリカ合衆国以外の国籍を持つMLB選手による活躍が著しくなった。また、2000年代初頭からメキシコや日本等のアメリカ合衆国内以外でMLB開幕戦を開催するなどして、本格的なMLBの世界進出(グローバル化戦略)によるMLB拡大と野球マーケットの拡大、それに伴う収益の拡大を目指していたMLB機構のバド・セリグコミッショナーは「野球の世界一決定戦」の開催を提唱。関係各所で国際野球連盟(IBAF)主催の大会に出場していないメジャーリーグ選手を中心とした各国のプロ・アマ野球リーグ選手による国別世界一を決める国際大会の開催へ向けて協議がなされてきた。
2005年5月にMLB機構が翌年3月に野球の世界大会を開催する事を発表。7月12日にMLBオールスターゲーム開催地のデトロイトで、参加が確定していなかった日本とキューバを除く14か国の代表が出席して開催発表記者会見が行われ、大会の正式名称“World Baseball Classic”が発表された。記者会見にはセリグ・コミッショナーの他、各国の選手代表としてドントレル・ウィリス(アメリカ合衆国)、カルロス・ベルトラン(プエルトリコ)、カルロス・リー(パナマ)、アンドリュー・ジョーンズ(オランダ)、崔熙涉(韓国)、ミゲル・テハダ(ドミニカ共和国)、ジェイソン・ベイ(カナダ)、ジャスティン・ヒューバー(オーストラリア)が出席した。WBC開催を記念して、同年のオールスターゲームでは前日に行われる恒例のホームランダービーが異例の国別対抗形式となった。
当初、日本(NPB)はMLB側の一方的な開催通告やMLB中心の利益配分に反発し、参加を保留。日本プロ野球選手会も開催時期の問題から参加に反対し、2005年(平成17年)7月22日の選手会総会で不参加を決議した。しかし、MLB機構は参加を保留するNPBに対し、改めて参加を要求し、もし日本の不参加によりWBCが失敗に終わった場合、日本に経済的補償を要求することを通達。更に、WBCへの不参加は「日本の国際的な孤立を招くだろう」と警告した。これを受けて、日本プロ野球選手会は不参加の方針を撤回。最終的に同年9月16日に選手会の古田敦也会長がNPB機構に参加の意向を伝え、日本の参加が決まった。
その結果、2006年3月にMLB機構が選抜した16か国・地域が参加する第1回大会が開催された。なお、MLB機構はこの大会を夏季オリンピックの野球競技に代わる国際大会として育てたい意向である。
年表
2005年5月 – ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1回大会を2006年3月に開催することをMLB機構が発表。
2006年3月 – 16か国招待による第1回大会を開催。
2009年3月 – 第2回大会を開催。これ以降は4年ごとに開催。
2011年6月 – 第3回大会から参加国・地域の数を28か国に増やし、新たに予選を導入することが発表された。
2011年12月 – 国際野球連盟(IBAF)のリカルド・フラッカーリ会長がWBC主催者と話しあった結果、第3回大会から予選を行う条件で、IBAFがWBCを世界一決定戦として公認することになったと発表された。
2012年9月・11月 – 初の予選大会を開催。
2013年3月 – 第3回大会を開催。
2015年11月 – IBAFに代わる新たな野球・ソフトボールの国際組織である世界野球ソフトボール連盟(WBSC)主催の新しい国際大会「WBSCプレミア12」を開催。WBSCプレミア12は4年に1度、WBCの中間年(=夏季オリンピック・パラリンピック前年)に開催される。
2016年2月・3月・11月 – 第4回大会予選を開催。
2017年3月 – 第4回大会を開催。
2020年1月 – 第5回大会より本選出場枠が20か国に拡大されることが発表された。全体の招待国数に変更はないため、予選枠は12か国に縮小された。
2020年2月 – 第5回大会の本選出場枠拡大による大会フォーマットの変更が発表された。これまでの3ラウンド制(第1ラウンド、第2ラウンド、決勝トーナメント)から2ラウンド制(第1ラウンド、決勝トーナメント)となる。
2020年3月 – 第5回大会予選が新型コロナウイルス感染症の流行のため開催延期。
2020年8月 – 第5回大会は新型コロナウイルス感染症の流行のため、2023年まで開催されない見込みであることが報道される。
2022年3月 – 新たに締結されたMLB労使協定より、WBCは2023年と2026年に開催予定であることが明らかとなった。
試合形式
大会規定は毎回異なり、大会実績を反映させて毎回改良されている。
第1回大会(2006年)
第1回大会では第1ラウンド・第2ラウンドでリーグ戦方式が採用された。第1ラウンドでは、16の参加国・地域を4チームずつ4組に分け、別々の開催地でそれぞれの組内で総当りリーグ戦を行う。各組の上位2チーム・合計8チームがアメリカで行われる第2次ラウンドに進出し、4チームずつの2組に分かれて第1次ラウンド同様に戦う。各組の上位2チーム・合計4チームが決勝トーナメントに進出し、その4チームでトーナメント方式の準決勝と決勝を行い優勝を決める。シーズン前の投手の故障防止のため、投球数制限が設けられた。その他細かいルールについては2006 ワールド・ベースボール・クラシックを参照のこと。
第2回大会(2009年)
第2回大会では第1ラウンド・第2ラウンドでダブルイリミネーション方式が採用され、各組上位2チームが次のラウンドに進む。第2ラウンドを勝ち抜けた4チームが、決勝トーナメントに進み、準決勝と決勝を行い優勝を決める。延長13回からタイブレーク制度が採用された。その他細かいルールについては2009 ワールド・ベースボール・クラシックを参照のこと。
第3回大会(2013年)
第3回大会では新たに予選が設定され、本選と予選で計28チームが参加した。予選では、第2回大会での下位4チームと野球新興国の12チームの計16チームが4組に分かれてダブルイリミネーション方式で戦い、各組の1位が本選への出場権を得る。そして、予選を1位で通過した4チームと第2回大会の上位12チームの合わせて16チームで本選を行う。本選第1ラウンドは第1回大会と同様のリーグ方式、本選第2ラウンドは第2回大会と同様のダブルイリミネーション方式で行われた。この方式は、第1・第2ラウンド共にダブルイリミネーション方式を採用した第2回大会で、日韓対戦が5回にも及んだことを是正し、上位チームの試合数が過大になる可能性を排除するために導入された。また、本選第1ラウンドのリーグ戦で同一勝敗数だった場合の勝ちぬけ基準が第1回大会から変更されている。投球数制限等にも変更が加えられている。その他細かいルールについては2013 ワールド・ベースボール・クラシックを参照のこと。
第4回大会(2017年)
第4回大会では第1回大会の方式に戻り、第1ラウンド・第2ラウンドでリーグ戦方式が採用された。これに加えてリーグ戦において3チームの勝敗が並んだ場合に「ボーナス“プレーオフ”ゲーム」としてワンゲームプレーオフが採用された(勝敗が並んだ3チームのうち、順位決定ルールにより1位チームもしくは4位チームを確定した後に、残りの2チームが2位通過を賭けて対戦する)。他に新ルールとして「予備投手枠」の創設、またMLBで2014年からビデオ判定の適用拡大とチャレンジ制度の導入もあって、WBCにおいても一部制限はあったものの適用拡大されたビデオ判定が導入された。詳細は2017 ワールド・ベースボール・クラシックを参照のこと。
第5回大会(2023年)
第5回大会では本選出場枠が20チームに拡大されることになり、第1ラウンドは各組5チームによるリーグ戦方式が採用された。これまで行われてきた第2ラウンドは廃止され、第1ラウンド後から各組上位2チーム・計8チームによる決勝トーナメントが行われる方式へと変更された。なお大会全体の招待国数に変更はないため、予選は12チームに縮小された。予選は12チームが2組に分かれてダブルイリミネーション方式で対戦し、各組の1位と敗者復活1位が本選の出場権を得る。
出場資格
どの国に属するかはオリンピック憲章のように明確には決められておらず、アレックス・ロドリゲスなど複数国で代表資格を持つ選手が多い。例をあげると、日系ブラジル人の佐藤二朗は2003年に日本へ帰化しているが、WBCにはブラジル代表で出場している。
ドミニカ共和国出身選手は米国市民権を得るためにドミニカ国籍を放棄しなければならず、オリンピック憲章をそのまま適用すれば、ドミニカ代表でプレーできないドミニカ出身選手もいる。また、イタリア代表にはイタリア系アメリカ人が多く選ばれているが、これはイタリアがイタリア系の外国人に容易に市民権を与えるためにそれを利用した結果であり「アメリカ人をルーツに当たる国の代表に選んでいる」とするのは誤解である。
第3回大会予選へと出場したイスラエルもイタリアと同様にユダヤ系の外国人に容易に市民権を与えるため、イタリア代表と同様、イスラエル代表チームも主にイスラエル系アメリカ人により構成された。しかし第4回大会ではイスラエル代表27人中イスラエル国籍の選手は1人だけであったため、あるゴシップ系の書籍では「ユダヤ教に改宗すれば世界中の誰でもイスラエル代表になれる」などという書き立て方がされていた。
薬物規定
国際野球連盟(IBAF)によれば、WBCでドーピング検査を実施するのは世界アンチ・ドーピング機構(WADA)で、メジャーリーグの規定よりも禁止薬物の範囲が広い国際ルールが適用されるはずであった。しかし、実際にはWADAが正式な意見書を提出するほどにWBCでの禁止薬物規定は少なかった。検査はWBC開催前と開催中に実施され、開催中は任意の試合で各チーム2選手を選び出し、試合後に検査を行う。メジャーリーグの組織に属する選手には合計108回の検査が行われる予定で、リーグ機構と同選手会はこれに同意している(2006年の大会ではIBAFの発表によると全出場選手の 22.5% が検査を受ける事になるという)。アテネ五輪予選では1度目の違反で即刻出場取り消し、さらに2年間の出場停止が科されたが、WBCでも同様の罰則が科される。この場合、2回目の違反で国際試合から永久追放となる。ただし、メジャーリーガーがWBCの検査で陽性の判定を受けても、メジャーリーグにおける薬物規定の罰則は適用されない。
利益分配
WBCでは、各国から得られたスポンサー料や放映権料、ロイヤルティーなどの大会収益は一括にWBCの大会運営会社に集められてから各チームへ再分配する事になっている。
主催者側は公式に発表していないが、2006年大会では、収益が出た場合、その 47% が賞金に、53% が各組織に分配され、大会収益が出ない場合はMLBが赤字分を負担することになっていたという。なお、賞金の内訳は、優勝チームが 10%、準優勝チームが 7%、準決勝敗退の2チームが 5%、2次リーグ敗退の4チームが 3%、1次リーグ敗退の8チームが 1% である。また、各組織の内訳は、大リーグ機構(MLB)が 17.5%、大リーグ選手会が 17.5%、日本野球機構(NPB)が 7%、韓国野球委員会と国際野球連盟が 5%、その他が 1% という順とされている。2009年も主催者からの公式発表はないが、MLBと大リーグ選手会が 66%、NPBが 13% だったという。
ちなみに、第2回大会の賞金内訳は優勝が270万USドル、準優勝は170万USドル、準決勝敗退は120万USドル、2次ラウンド敗退は70万USドル、1次ラウンド敗退で30万USドルとなっている。この他にも、各会場の1次ラウンド1位通過には30万USドル、各会場の2次ラウンド1位通過には40万USドルの賞与が支給された。また、国際野球連盟(IBAF)には野球振興の目的で100万USドルが寄付された。なお、第2回大会の賞金総額は1400万USドルで、この額は780万USドルだった前回大会の約2倍である。
第5回大会では各代表チームが初めてユニフォームのデザイン・製造を担当し、WBCIを通じて一般向けに販売したレプリカの売上収益の一部を得ることができるようになる。
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