【私たちはどうかしている】10巻11巻ネタバレ!光月庵の呪縛と椿の苦悩

ドラマ化が予定されている漫画「私たちはどうかしている」の10巻と11巻のネタバレや感想を紹介していきたいと思います。

10巻には46話、47話、48話、49話、11巻には50話、51話、52話、53話が収録されています。

この10巻と11巻では、七桜と椿にとって大変大きな動きがあります。

と言っても、この物語は毎巻大きく物事が動くので、本当にドラマ化にはもってこない物語です。

この10巻と11巻で物語がどのように動くのか、紹介していきたいと思います。



「私たちはどうかしている」のネタバレ一覧

ここから、記事を全て読んでいただくのも嬉しい限りですが、記事が何分長いので、気になるところにジャンプ出来るように、それぞれのネタバレなどを項目ごとに用意しました!

気になる箇所をクリックしてみてくださいませ!

・ドラマのキャスト、全話のネタバレはこちら

・10巻のネタバレはこちら

・11巻のネタバレはこちら

・続きの12巻のネタバレはこちら

・七桜の母殺しの犯人が明らかに?衝撃の話はこちら

「私たちはどうかしている」10巻46話のネタバレ

栞は椿の部屋で、

「妊娠している」

と告げると椿の母は大喜び。

光月庵の跡取りとなる子を身ごもっているのなら、すぐに結婚式を挙げなければと進言する。

嬉しそうに出て行く椿の母とは裏腹に、黒い気持ちでいっぱいになる栞。

もう2度と失いたくない・・・あきらめられないと強い思いを抱く。

和倉温泉では、椿の背に隠れるよう身を小さく屈める七桜。

今にものぼせそうなほど。

別の入浴客も出払ったため、椿が他の客が来ないようにするから、少ししたらおまえも出ろ・・・と勧める。

素直にお礼を言う七桜。

椿が出た後に、そっと露天風呂から出てくると、仲居が待っており、七桜が恐縮するほど謝り倒してくれる。

脇では本当に椿が見守っていてくれていた。

部屋に戻った七桜は、湯あたりのせいか椿のせいか身体がまだ熱くて落ち着かない。

場所を変え、夜の海が見えるところで涼むことにした。

すると女将さんが通りかかり、海について話し始める。

海は穏やかにみえても、数時間後には獣のようにうなり声をあげ、牙をむく。

そして自分の父は海で亡くなったことを告げる。

すると椿の

「海はやめたほうがいい」

という助言にハッとする七桜・・・。

部屋に戻ろうとすると、部屋の前に椿がいた。

ヘアピンが落ちていたのを拾ってくれていたのだ。

そして実際に温泉に来てみて、非日常を欲すると、夕飯時に言っていた“楽しいお菓子”も悪くないとだけ伝えたかったようだ。

七桜は女将さんにもらった梅酒が、椿の分もあるからと渡す。

すると椿から部屋で一緒に飲むか?との提案される。

この思惑に何があるか解からないものの、七桜は提案を受け入れることにする。

部屋で飲み始めると、七桜は女将さんのお父さんのことを聞く。

すると椿は、女将の想いを知りたく旅館の歴史を調べたから知っていた・・・とのこと。

それでもやっぱり彼女たちの人生の一部となっている、海をモチーフにした和菓子を作りたい・・・と望む七桜。

七桜の思いを汲み取った椿は、どんな海がいいのか尋ねる。

「朝日も夕日も月光も、どれもいいけど・・・」

と悩んでいると、目の前の盃のお酒に月が写り込んでいた。

「こんな風に海を収められたらいいのに」

という七桜の一言で、2人はどんどんアイデアが出てきた。

盛り上がってハッと気付くと、七桜の目の前には椿の顔が!

急いで離れる七桜。

七桜は気まずくなった空気を変えようとするのが、椿から3年前の茶会の話しが持ち出された。

「あの夜も 嘘だったのか?」

そう聞くと、七桜の頬に手を当て、ジッと目を見つめてくる。

「確かめてみたら?」

という挑戦的な七桜。

椿はキスをしようとするが、唇が触れる直前で止めてしまう。

そして七桜に、

「部屋に戻って寝ろ」

と促すが、その直後、眩暈とともに膝から崩れてしまった。

目が見えないことを問う七桜、椿は誤魔化すが、選定会のときに出会っていたのに、七桜のことが見えていなかったことを追及する。

目の治療を促す七桜。

しかし椿は園遊会を無事に終わらせるまでは無理だ・・・と言う。

そのころ、多喜川は電話を受けていた。

相手は和倉温泉の仲居のよう。

多喜川が椿と七桜を2人きりにしてほしいと頼んでいたのだ。

お仏壇の前で手を合わす彼は、嬉しそうに

「さて、どんな答えを出すのかな。七桜ちゃんは・・・」

と一人呟くのだった。

七桜は椿を襲うかのように押し倒す格好で

「私は光月庵を自分のものにすることをあきらめないから」

と椿に宣言する。

そしてそっとキスをする。

「椿を光月庵の呪いから解放する・・・」

と思う七桜だった。

「私たちはどうかしている」10巻47話のネタバレ

キスをされた椿の第一声は

「ずいぶん冷たいキスだな」

七桜からキスされたのに、何にも気持ちの入っていない誰にでもできるようなキスだった。

「それが答えなのか」

と問う椿に、七桜は

「母の潔白を証明し、母の残したものを自分のものにすることが望みだ」

と言い切る。

七桜は椿の部屋を出て行ったあと、あふれ出てくる涙を押し込め、新たな決意をするのだった。

場所は代わり、長谷屋。

栞は椿の母と実家に報告に来ていた。

栞の父があらわれるのを待つ間、椿の母は両家にとっての初孫を迎えることが本当にうれしそうにしている。

そんな椿の母を目の前に、自分のついた嘘の本当の事が言えなくなってしまう栞。

そこへ栞の父が入室してきた。

冷たく怒っているのか、喜んでいるのかも解からない無表情な父に、栞の緊張が増す。

椿の母は、意気揚々に栞が妊娠したことを伝え、椿の嫁として高月家に迎えたいことを申し出る。

そして、昔のいざこざは水に流すようお願いした。

その報告を聞いた栞の父は、出て行った栞のことに口を出すつもりはないことだけ伝え、娘の栞に何も声をかけず、仕事があると退席してしまう。

栞はそんな父に失望しながらも帰り支度をしていると、母がやってくる。

母からは身体を気遣う言葉と、そしてくるみをもらった。

そのくるみは父が朝から市場に行って買ってきたものなのだそうだ。

実は、父は内心はうれしく、昨夜からそわそわしていたそうだと告げられる。

栞の父は照れながらも、子どもが生まれたら顔を見せるように言い、喜んでいる気持ちを見せるの。

一連のやりとりを見ていた椿の母は、

「子供ってほんとに偉大よね。一瞬ですべてを変えてくれるの。どんな状況でもね」

と栞を労う。

この言葉に決意を固める栞。

光月庵に戻り、さっそく“こみち”の仕事の試作の準備を始めようとする。

椿は昨夜の七桜の言葉が脳裏にこびり付き、18年前の出来事への疑心が募っていく・・・。

そこへ母がやってくると、仕事よりも栞との結婚への準備を進めるよう進言する。

何のことか分からない椿は淡々と相手をしていると、栞が妊娠していることを伝えられる。

多喜川が店に戻ると、七桜が帰ってきていた。

七桜は多喜川が調べた溝口議員の政務活動費の調査書を読んでいるところだった。

その中には異様に多い贈答品の項目があった。

しかも、ほとんどが光月庵で切られた領収書だったのだ。

七桜の様子から、何も気持ちが変わらなかったが、和倉温泉で何かあったことを言いあてる多喜川。

「力を貸すにはすべてを知らないと出来ない」

と言う多喜川に、七桜は椿の目のことを話す。

七桜が椿に一刻も早く治療をしてもらうために、光月庵を自分のものにするという意思を目の前に、多喜川は椿が羨ましくも思うのだった。

椿は部屋に戻り栞を探している。

部屋には誰もいる気配がなく、栞もいないのかと思っていた。

しかしその背後から、栞は着ている物を脱ぎ一糸まとわぬ姿で椿の目の前に現れ

「抱いて欲しい」

と願い出る。

どうしても椿との子が欲しいと、涙ながらにお願いするのだった。

「私たちはどうかしている」10巻48話のネタバレ

一糸まとわぬ姿で椿に抱きつき、ずっと好きだったと告白。

「お願いです・・・」

と捨て身の懇願をする栞に、椿はそっと栞の首元へ自分の手を添え

「俺のなにが好きなんだ?」

と冷たい目で栞を見つめる。

首元の手に力が入ってくるのを感じると、ふと思い出すのは

「見たことないだろ あんたには優しいもんな」

という城島の言葉。

椿の本性に触れた栞は、怖くなって思わず顔を背け、床に座り込んでしまう。

「以前の自分なら躊躇なく栞を抱けたかもしれない。でもいまの俺は、絶対に無理です」

栞をはっきりと拒絶したのだった。

12月に入り、すでに雪がちらつき始めている。

光月庵に来たお客さんに“なんきん”というお菓子はないかと聞かれた栞は、答えられずにいた。

すると城島が

「それは“かぼちゃまんじゅう”だ」

と教えてくれる。

冬至に“ん”のつくものを食べると、運気が上がると言われるため、冬の間は“なんきん”という菓銘になると説明する。

一番助けられたくない人に助けられてしまったことに戸惑う栞。

裏で城島にお詫びをする。

すると城島からは妊娠している気遣いの言葉をかけられ、さらには以前に

「椿はあんたのものにはならない」

と言ったことに頭を下げるのだった。

深々と頭を下げる城島に、逆に恐縮してしまう栞は、張り詰めていた気持ちの糸が切れ、涙があふれ出てくる。

いつも姉妹でも自分だけが蔑ろにされ、ただ認められ、愛されたかっただけなのに・・・。

そして、自分が妊娠していないことを告白する。

多喜川家の茶会。

御茶菓子を担当した七桜もあいさつに出席している。

お茶会も無事に終わり、多喜川は先生に

「和菓子屋は道楽のつもりだったが、少し本気になってみようかと思う」

と話すのだった。

溝口の帰りを待ちぶせる七桜。

カバンにはボイスレコーダーを忍ばせ、光月庵と共謀している話しを聞きだそうとしている。

すると、逆に溝口は七桜と光月庵の関係を知りたがり、七桜の本心を探り出そうとしてくる。

さらに、光月庵の大旦那がもう長くないと口を滑らしてしまう。

溝口は七桜の腰に手を回し、下心をあらわにしたとき、いきなり水を浴びせかけられる。

多喜川はとぼけたフリをして謝り、七桜を助けたのだった。

椿の母は、溝口からの電話を受け、七桜が自分達のことを知っていることを聞かされる。

急いで大旦那の入院する病院へ向かうと、自分のしたことを大旦那が記憶を戻す前に、手元に置いておかなければならない・・・とすぐに退院させようとする。

まだ記憶の戻っていない、廃人のような義父を見てホッとする椿の母。

しかし、扉のむこうには七桜が・・・。

「私たちはどうかしている」10巻49話のネタバレ

大旦那のいる病室に来た七桜に驚く女将。

溝口議員との癒着をほのめかす七桜に動ぜず、女将は栞が妊娠したと話す。

これは長谷屋とより深い関係になれば、小さな噂などもみ消せる・・・と暗に示したかたちだ。

それでも七桜は自分が樹の本当の子どもだと言いのけると、女将に

「あの女と同じ目にあわせてやる」

とすごまれた。

光月庵で椿は、大旦那を急に連れ帰った女将に驚く。

昔の面影を感じられない大旦那の姿に、なにかを思う椿・・・。

七桜はなんとしてでも大旦那に会わないと、母親の夢も椿を自由にすることもかなわない・・・。

と椿に“こみち”の作品を持って行く約束を取り付ける。

厨房の休みの日、光月庵に来た七桜は懐かしさに心が痛む。

お菓子の確認をする2人。

出来ばえは悪くなく、問題ないと判断すると、椿の元に電話がくる。

この電話は、多喜川が

「頃合いをみて電話をするから」

といったものだった。

帰るふりをして七桜は大旦那のいる母屋へと忍び込む。

そっと母屋へ入ると、新しくはなっているものの、間取りは以前と同じ。

大旦那と話しても解からないかもしれない・・・と不安を抱えながらも、急いで探しているところで、栞にバッタリと会ってしまった。

“こみち”の打ち合わせで・・・と咄嗟にウソをつき、何とかやり過ごす。

栞は特に何も疑問ももたず

「お疲れさまです」

と通り過ぎて行こうとするが、七桜は栞に椿に目の治療をするようにお願いする。

椿の目のことを知らなかった栞は、以前のおかしな振る舞いを思い出し、やっと気づくのだった。

「私じゃ無理なんです。」

「でも栞さんなら、椿さんの子どもを産む栞さんが説得するなら、きっと聞いてくれる」

と必死にお願いする。

ウソを付いている身の栞は、

「無理です・・・」

としか七桜に答えられず、顔を背けるだけ。

それ以上は何も言えず、七桜も謝ってその場を去る。

栞は椿の目のことを気づいた七桜が、今でも椿を想っていることを感じ取るが、なぜなのかそれ以上のことは解からなかった。

すると、城島が栞に食べて欲しいものがある、とおまんじゅうを差し出す。

食べてみると“餡”のない“軽羹(かるかん)”だった。

小さな子供には、虫歯に注意するよう“餡”なしを選ぶ人も多いと、城島は説明する。

そして、栞が昔父親からもらったまんじゅうは本当に“外れ”だったのか?と問いかける。

「そとから見ただけじゃわからないもんだよ。中にどんな愛情がつまってても」

と言う城島の言葉に、七桜の必死な言葉を思い出す栞。

自分にもまだ好きな人のために出来ることがあるかもしれない・・・と、椿に3年前の火事のことを話す。

大旦那のいる部屋へたどり着いた七桜。

話しかけようと近寄ると、大旦那が口を開き

「さくらなのか?おまえが、ほんとう・・・に・・・樹の・・・子供なのか?」

と言い、倒れてしまう。

思わず大声で大旦那を呼びかけるが、大旦那はもう息をしていない・・・。

別の部屋では、女将が不敵な笑みをもらしていた・・・。

それではここからは11巻のネタバレです!

「私たちはどうかしている」11巻50話のネタバレ

声を聞きつけた椿が部屋に来たとき、倒れた大旦那さまの横には七桜が・・・。

驚く二人。

しかし、驚いてる場合ではない!

七桜は心臓マッサージを始めると、椿は

「自分がやるから救急車を呼んでくれ!」

と七桜に頼む。

「絶対に死なせない・・・」

鬼気迫る椿。

そこへ女将がやってきて、七桜がそこに居ることから

「警察を呼べ!」

と家の者に呼びかける。

しかしその時、ちょうど大旦那さまが息を吹き返した。

そして警察を呼ぶことを止めさせ、騒ぎたてないように苦しそうに願い出る。

その時、女将は七桜が持っていた母親からの手紙を見つけ、勝手に読み、すぐさま七桜の目の前でビリビリに破ってしまった。

そして、大旦那さまを労わりながら声をかける。

しかし大旦那さまは

「七桜と二人きりにして欲しい」

と言う。

椿はすぐに部屋を出るが、なかなか出て行かない女将に大旦那さまは

「おまえも出て行け」

と冷たく言い放ち、やっと女将も部屋をあとにした。

「いつから?!」

大旦那さまの意識が戻っていることに動揺する女将。

すると、椿から今度は何をしたのかと問われる。

3年前の火事の事や、いままで自分の思い通りにしてきたであろうことと問いただす。

しかし女将は

「光月庵のためにしてきただけだ」

とあやふやに答えるだけ。

そして椿は

「間違いなく樹の子だ」

と、ハッキリ言いきり、立ち去ってしまう。

椿は3年前の火事の真実を栞に聞いていた。

それは自分が火事の現場から

「代々受け継がれた家の道具」

を守ったと聞いていたが、それは女将が持ち出していたもので、彼女は椿のために真実を変えていたのだ。

椿は家事の時の記憶は全くなかったため、無意識に自分が持ち出していた・・・と疑いもしなかったのだ。

いまさら真実を知って、七桜との未来が変わっただろうか・・・

いや、自分たちの間はそんな簡単ではない。

このことを椿はまた思い知る。

大旦那さまと二人になった七桜。

大旦那さまに

「さくらなのか?」

と問われる。

しかし、母からの手紙を失ったいま、証拠になるものは何もない。

そこで七桜は自分の作ったお菓子を食べてもらう事にする。

お菓子を口にすると、樹の姿を思い浮かべる大旦那さま。

そして、樹が七桜の母親を想っていることを知っていたと告白する。

この世界は家同士のつながりで、結婚をすることが常識。

しかし、樹がいつも自分のこと店のこと、自分の立場と彼女のことなど気にかけ、苦しんでいたことを気にかけていたのだ。

そして、大旦那さまは七桜に問う。

「私を許せるのか?」

と。

「許せない・・・」

けれど、七桜は母の気持ち、自分を救ってくれた多喜川の気持ちを思い出し、

「光月庵でお菓子をつくりたい」

と伝える。

大旦那さまは

「椿のもとへ連れて行ってくれ」

と七桜に頼む。

そして、七桜と椿の2人を前にして、大旦那さまは・・・。

「私たちはどうかしている」11巻51話のネタバレ

先代の遺影の後ろに隠しておいた遺言書を取り出し、燃やしてしまう大旦那様。

自分がした決定事項は、先代たちの意思に反するもの。

申し訳ないと思いながらも、自分の発言を覆すことのない決意に、仏壇を前に土下座をして謝罪をする。

この光景を見ていた椿は、いったい何を思うのか・・・。

花がすみの厨房では、七桜がお菓子を作っているが、多喜川は店が閉まったままのことに心配の言葉をかける。

除夜祭までに時間がなく、営業することもできないことを伝える七桜。

絶対に勝たなくてはいけないと焦りは募る。

光月庵の母屋では、女将が大旦那さまに食事の用意をしていた。

しかし女将の用意したものに、口をつけることはしないと宣言し、女将に部屋から出て行くよう指示する。

大旦那さまの口ぶりに呆気にとられながらも、

「七桜は樹の命を奪った女の娘だ」

と申し立てるが、大旦那さまは

「自分の決定を変えるつもりはない」

とハッキリ言いきるのだった。

顔面蒼白になりながら、部屋を出て行く女将。

これまでの自分の費やした時間や、人生を台無しにしたくない女将は、どうにかして七桜を勝たせないようにしなければ・・・と企む。

そんな女将のもとへ栞がやってきた。

栞の顔を見るなり、長谷屋さんがバックにいることを思い出し安堵する女将。

女将は結婚式を早く挙げようと栞に持ちかけるが、栞は

「椿と結婚はできない・・・」

と伝える。

理由を言いよどむ栞に、本当は妊娠をしていないことを知っている・・・と女将は事実を告げる。

知られていたと青ざめる栞に、女将は

「誰の子でもいいから妊娠してしまえば事情は変わる、子どもがいれば幸せになるし、私が栞を守るから・・・」

と栞を巻き込もうとする女将。

イヤだと拒否する栞に、なおも食い下がる女将。

そんな女将を止めたのは椿だった。

栞を店番に向かわせ、女将と対峙する椿。

そこでハッキリと

「他の人を巻き込むな」

と言い放った。

興奮し、樹が亡くなる前の話を始める女将。

樹と七桜の母との情事を聞いてしまっていた女将は、二人が心中覚悟だったことを話す。

椿はそんな自分の母親に、自分が必ず勝つから何も手出しをするなと言いきったのだった。

今日も花がすみは休み。

お客さんたちもガッカリして帰っていく。

厨房で試作を重ねる七桜。

しかしどれも気に入らず、すべてが破棄されていく。

悩みすぎての心労と、疲れのため厨房で倒れてしまう。

そんな七桜は多喜川に発見され、抱き起こされ、「一旦休もう」と進言されるが、何もできていない焦りから手を止めることができない・・・。

どんなお菓子を作っていいのか解からない・・・と不安を吐露する七桜。

すると多喜川は七桜を抱きかかえ、目を瞑るように指示する。

呼吸を整える七桜の鼻に感じる香りはみかん。

いい香りに少し落ち着きを取り戻した七桜は、多喜川にどうしたらいいのか解からず、怖いと打ち明けた。

それを聞いた多喜川は、

「七桜も普通の人間で安心した」

と笑ってみせた。

そして多喜川の想う七桜の姿を言い表す・・・。

「私たちはどうかしている」11巻52話のネタバレ

「僕と結婚して欲しい・・・」

多喜川は七桜に結婚を申し込む。

「この3年間ずっと七桜と共に過ごすうちに、七桜なしの生活を想像できなくなっている・・・」

と語る多喜川。

多喜川の思いもよらない告白に、七桜は驚きを隠せない!

多喜川は答えを迫らず、

「ただ自分の気持ちを知って欲しかった」

と七桜の肩に毛布をかけると、ゆっくり休むように言い、部屋から出て行く。

多喜川の気持ちに戸惑いながらも、結婚という言葉で椿を思い出す七桜。

自分の気持ちは、まだ消化し切れていないことに気づくのだった・・・。

そして翌日。

店の準備をしながら、七桜は花がすみを出店するために多喜川に大変苦労をさせたことを思い出す。

いつも何も言わずに自分に寄り添って支えてくれる。

そんな多喜川からプロポーズされたことを実感するのだった。

光月庵では椿が試作を重ねている。

ときおり痛む目に苦しみながら・・・。

栞はじっとしていられず、手を貸そうかと厨房に行くが、職人たちの邪魔になるだけだと咎められてしまう。

彼らもまた辛いのだが、この勝負を見守ることしかできないと諭すのだった。

その夜、花がすみに城島がやってくる。

城島の来店に驚きを隠せない七桜。

城島は店内で七桜の御菓子を食べながら、七桜の御菓子は不思議だと七桜に話しかける。

「食べると次も欲しくなる。」

と。

そして城島は、椿と栞の本当の関係を七桜に話す。

驚く七桜に、なおも城島は続ける。

光月庵から出て行ったあと、楽しく自分の御菓子を作っていると思っていたこと。

七桜の生い立ちも少しは知っていること。

そして、除夜祭に負けたらどうするのか、と問いかける。

そして一生、光月庵を恨み続けるのか?とも問われる。

城島は七桜に食べて欲しいと、自分の作った御菓子を手渡す。

城島が帰った後で、七桜は一口食べるだけで感じ取るものがった。

いろいろあった城島も、今は前を向いてお菓子と向き合っていること・・・。

自分はどうしたいのか・・・。

椿は尾山神社に祈祷に向かう。

拝殿の前で手を合わせ、お願いしていると、隣に七桜が。

七桜は今晩の椿の時間が欲しいと話し、21時によろづ楼で待っていると言い帰って行った。

長町の旅館での待ち合わせに、その意味を考える椿。

よろづ楼の部屋で椿を待つ七桜。

そこへ椿が現れる。

外の雪景色に、月を見たかったと残念がる七桜。

そして、小さかった頃の自分は、本当に椿が好きだったと告白する。

しかし、事件の時に、椿が母を指さした光景が忘れられない。

醜い感情に支配されることもあると続ける。

好きだけど許せない相手。

七桜は椿に最後に抱いて欲しい・・・とお願いする。

除夜祭を迎えれば、2人は一緒にいられない・・・。

椿は

「ズルい奴だ」

と言いながら七桜の帯をほどく。

最後だけ、一人の女として愛する人と一緒にいたい・・・抱かれたい・・・。

幸せなあたたかい御菓子を作りたいと思う七桜。

椿は優しく、しかし熱っぽく七桜を抱くのだった。

この時だけは、2人の想いが一つになる・・・。

まだ夜が明けない時間だが、七桜は身支度を整え椿にキスをして一人出て行くのだった。

運命の日は翌日・・・。

「私たちはどうかしている」11巻53話のネタバレ

除夜祭の夜。

光月庵の前では城島と栞が行灯の用意をしていた。

神様の通り道となる除夜行灯つけに緊張していた栞。

全ての準備ができたことでホッとしている。

今夜、光月庵の跡取りをかけた勝負が始まる。

そう思うと、椿の未来を案じる栞に、城島は椿が負けることはないと断言する。

店の脇で2人の話しを聞いている女将。

するとすぐ後ろから多喜川が声をかけてきた。

驚く女将は険しい顔になると、それを茶化すように、ただ七桜を送ってきただけだと話す。

そして続けざまに、女将が七桜に何も邪魔しなかったことを訝しげに尋ねる多喜川。

女将は椿の忠告を思い出しながら、ただ息子を信じているとあしらうのだった。

帰っていく多喜川を見つけた栞は、不思議に思う。

城島に多喜川のことを聞かれるも、ちょっと・・・と。

午後10時30分。

大旦那さまの部屋にお菓子とともに待つ椿。

そこへ七桜が現れた。

七桜は頭を下げて部屋に入ると、今日は椿と目を合わさない・・・と心に決める。

大旦那さまは正座する2人の前で、まずはさくら(七桜)のお菓子からもらう、と七桜に促す。

七桜の風呂敷を開けた中からは一つの椀が。

お菓子勝負で椀が出てくるとは思わなかった椿は、少し面を食らう。

大旦那さまが椀を開けた瞬間、

ふわりと香る柚子のかおり。

中には柚子を形取った上生菓子が一つ。

大旦那さまは、黒文字で切って一口頬張ると、口の中に広がる柚子の香りに驚く。

刻んで餡と、混ぜるだけならよくみかけるが、七桜は小さな柚子の中に丸ごと餡を包み込むように入れてあったのだ。

柚子の皮はやわらかく、口の中で溶けるようで、餡の邪魔もしない。

わざわざ椀に入れて香りを逃がさないようにも工夫してあったのだ。

大旦那さまにも、七桜の和菓子が大好きだという気持ちがお菓子を通じて伝わる。

大旦那さまは、一言

「あたたかい菓子だ。」

と表現すると、七桜はさみしくならないお菓子作りを母と約束したことを思い出す。

次に椿の番がやってくる。

椿が作ったのは「つばき餅」。

日本の和菓子の起源ともいわれるお菓子で、椿の葉で道明寺を挟んだもの。

七桜は、なぜそんなにシンプルなお菓子なのか・・・と驚くが、細部にまでこだわった様子が解かるお菓子に、ただただ綺麗だと感じるのだった。

大旦那さまは一口食べると、驚きで声にもならない。

そして、

「なぜこの味を椿が作れるのか?!」

と椿に問いかける。

椿は父に初めて教わったものだと答えると、大旦那さまの脳裏には、自分が息子に教え伝えた思い出が浮かび上がってくるのだった。

椿が教わったのも、とても小さかった頃だった。

大旦那さまは、それなのになぜ覚えているのか?と聞くと

「絶対に忘れない大切な味」

と答える椿。

受け継がれる味とともに、一緒に思い出される優しい思い出。

それが代々光月庵で受け継がれてきたものだと。

椿のお菓子に涙がこぼれる大旦那さま。

すると、じっくり考えるから正面にある2つの部屋に、各々待っていて欲しいと伝えた。

選んだ菓子の方の扉を開ける・・・と。

大旦那さまは廊下で聞き耳を立てている女将の元へ行き、

「チャンスを与える」

と2人の菓子を食べさせる。

跡継ぎにふさわしい菓子を選べ、という大旦那さま。

女将は椿の作った方を選べばいいだけ、とほくそ笑む。

除夜の鐘が鳴り始めた頃。

大旦那さまは扉を開ける。

女将が決めた菓子とは・・・!

※続きの12巻のネタバレはこちらから

私たちはどうかしている12巻ネタバレ!クライマックスは近い?
 

「私たちはどうかしている」10巻、11巻の感想

【私たちはどうかしている】10巻11巻ネタバレ!光月庵の呪縛と椿の苦悩

この漫画「私たちはどうかしている」を読んでいると、本当に和菓子が食べたくなってくるんですよ。

餡子が食べたくなってくるんです。

餡子を食べながらこの物語を読みたくなってきてしまうんですよ。

この11巻では光月庵の運命の時です。

大旦那さまは女将にお菓子を選ばせるんですけど、女将が選んだお菓子とは!!

これはもう12巻が楽しみで仕方ないですね!

 
【続きはこちらから】

私たちはどうかしている12巻ネタバレ!クライマックスは近い?

 
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